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| 店名 | 資生堂パーラー 銀座本店 (シセイドウパーラー) (HP) |
|---|---|
| 最寄駅 | 新橋 |
| ジャンル | 欧風料理、洋食、喫茶店 |
| 住所 | 東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル 4F・5F (地図を見る) |
| TEL | 03-5537-6241 |
| 営業時間 | 11:30~21:30 |
'05/12/28 ('05/11訪問)
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- :料理・味、
- :サービス、
- :雰囲気、
- :使った金額(夜)/1人
- :使った金額(昼)/1人
- :おすすめシチュエーション








本邦人のおおくに「わかりやすい高級」を、提供し続ける店。
数回に渡る建て直しを繰り返しながら、どこか懐かしさを感じさせるような「一歩引いた」店内のつくり。サモン・ピンクの内装。あるいはディナージャケツの、あるいはメイドカフェの上等みたいな(おいおい! )お仕着せをまとった給仕諸君。
クリストフル社謹製、業務用洋白のカトラリに、リーデル社風のクリスタルグラス。
窓をあまり大きくとらず、結果、下界とそこそこ隔絶されているようにしているのも、(たぶん)店内だけで「世界を完結」させようとしているのではないか? これは立替前の普請でも同様だった。
尚「吹き抜け」を使っているので、窓の小さなことによる「閉塞感」は、ない。
食事にしても、定食(コース料理)をとってみるとより明快だが、「概念としての高級西洋料理」である事に腐心しているように感じられる。
すなわち昔からの「シセイドー・スタイル(コロッケとかチキン・ライスとか)」同様、現代の世にある本格西洋料理の調理作法と「雰囲気」は取り入れながらも、けっしてやりすぎず、本邦の善男善女の最大公約数が「ああ、おいしいね」と感じるように出来上がっている。
最近の食味批評に出てくる「ぎりぎりを見切った」風味付けではなく、「行き過ぎないように留まる」が、方針なんじゃねえかナ? といった感じ。
「平和な味わい」と言ってもよいかもしれない。
(ゆえにたまに「ン、マズかないが、なんだかものたりねぇな? 」と感じることもある。)
こういう店内の空気とお料理だから、比較的高齢で、とは言え、和食や中華料理はチョッと…といった嗜好の方を会食にお招きするときなどに、当店、結構重宝する。
(ワイン、ビールのほか、清酒、焼酎が若干品揃えされているのも、この用途に調和する。)
言い換えれば、ともだち同士で「うまいものを食べに行きましょう」とか、恋人同士が連れ合って「記念日に」なんていうのは、店の性格上あまり馴染まない。
上記「目上の人をお招きしての会食」か、「すこし改まった、しかし格式ばり過ぎない行事としての会食」なんていうのが、一番具合が良いんだと思う。オススメ。
尚、昔の邦画や古い小説をあたっていると「資生堂パーラーでお見合い」というシーンがよく出てくる。
なるほどこの用途であれば当店、いまも「現役」である。ま、「お見合い」という行為自体が「現役」かどうかは別にして、ね。