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おすすめ!!
背中の青いおさかな各種
| 店名 | おけい寿司 八重洲店 (おけい寿し おけいすし) |
|---|---|
| 最寄駅 | 東京 |
| ジャンル | 寿司 |
| 住所 | 東京都中央区八重洲1-8-11 (地図を見る) |
| TEL | 03-3271-9928 |
| 営業時間 | 12:00~14:00 17:00~21:00 |
'06/05/03 ('06/04訪問)
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- :料理・味、
- :サービス、
- :雰囲気、
- :使った金額(夜)/1人
- :使った金額(昼)/1人
- :おすすめシチュエーション








「2006年5月追記」
ちかごろは、夕方の早い時間に伺っても、満席になっていたりする事が多い。
当店の主要顧客層である、中年、というよりむしろ「壮年」の、比較的時間が自由になる方々の「懐ぐあい」がよくなっているのかもしれない。
これぞ「景気回復の萌芽」であろうか?
2006年4月末に出てきた「しなもの」のなかでは、薄い皮をざっと炙った、上等のお餅みたいな、肌理の細かい歯ざわりの「かつを」、お酢で〆た鯵などが印象的。
当店の場合、「鯵」は時期により、こうして「酢〆」にする事と、ナマの奴をさっと「酢あらい」して出してくる事がある。
こういうどって事ない場面で、「季節」を感じられると、チョッと得をしたような気になる。
「以下、2005年10月登録」
若い頃から、なぜか -たぶん週刊誌の食味案内かなにかで見かけたのだろう- 名前だけ知っていて、ただま、いちげんで、というのもなんとなく気が引け、長い間、前を通ることがあっても、暖簾をくぐることはしないでいた。
初めて店に入ったのは、確か三年前。私事ながら「前厄」の年であった。
当時、なにかと鬱屈させられる事が少なくなく、幾分くたびれており、すこし自分に「ほうび」をやりたいような気分になり、思い切って引き戸を開いた、と記憶する。
時間は夕方。東京での仕事をやっつけ、新幹線で帰郷する前に軽く…と、「夜の部」開始直後の頃合であったためか、ごくしずかな店内にほかにお客の姿はなく、「つけば」に立つ主人ひとりに迎えられた。
「ん、飲み物どうする? おサケ、飲むの? じゃおつまみね。」
この声を聞いた途端、背中に張り付いていた、さまざまな疲労由来の「こわばり」が、不思議に「ふっと」軽くなった…ような気がした。
「かん症」もちのわたくし、中年の声を聞いたと言うのにけっこう人見知りが激しいのだが、当店の主人とは初対面のときから、こうして「リズムが合って」しまい、以降
「や、ひさしぶり。いま来たとこ? それとも帰るところ? 」
なんて声を掛けられる程度に、訪問を繰り返している。
何回か出入りしているうちに、初手と「おかわり」の酒以外、注文をする必要がなくなった。主人が、こちらのペース(と、ふところ具合)を計って適当に出してくれる酒肴やお寿司を喰い、呑んでいればよくなったからだ。
それに「背中の青いさかな」と「煮たり蒸したりしたもの」が好物で、硬めで甘みを感じさせない「めし」と、同じく甘みが前面に出ていない「しょうが」を好むわたくしに、当店の「出し物」が調和しない「わけがなく」安心していられる。
喰っていて「わぁご馳走だなぁ! 」と驚かされる事はないが、「滋味」というか「妙味」というか、心身に溜まった「澱」を、サラリと流してくれるような「柔らかい味わい」が心地いい。
店内やカウンタに、余計なものや、コレミヨガシなものが置いていないのも、わたくしには合っている。
酒食を済ませ、お茶をもらって店を出るまで一時間足らず。わたくしの「晩酌予算」としては、いささか、いや、かなりオーバー気味であるが、「こころの充実度」は非常に高い。
「美食行脚」「美味探求」「食通修行」とは、まったくかけ離れた店。お疲れ気味のオトウサンに。オススメ。