これらの口コミは、なぢらねさんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
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ガード下の呑み屋街に似合うもの。「立ち呑み」「串カツ」「おでん」「ラーメン」「焼きとり」…といったところであろうが、我らが振替納税推進の街(と、書いてある)「新梅田食道街」において、とり平と四つに組んで「焼き鳥の部」を担当しているのが、当「清元ほうずき」である。(これ、誤植ではない。鬼灯(ホオズキ)ではなく「ホウズキ」なのダ! )
当店、見た目は「いかにもガード下にありがち」なウラブレた佇まいを呈している。
すなわち、カウンター席だけ、店内は煙で煤けていて、カウンターの内側には、店主一人が入るのが精一杯で、そこに焼き鳥の「焼き場」や生ビールのサーバーや、グラスやお皿がゴチャゴチャと置いてあって…という具合。こと「居心地の良さ」という点で、特にアドバンテージとなるものは一切、ない。
しいて言えば、始終ニコニコと絶えない店主の「笑顔」と、大陸系(多分東北地区あたり? )のお姐さんの愛嬌くらいか? ま、コレがあるから「いちげん」でも、妙にシャッチョコばったりせず、だらりんと呑んでいられる、とは言えるかもしれない。
顧客層も、期待を裏切らぬ「お疲れ気味のオトウサン」諸兄。
皮やき一本110円、手羽先一本130円…ってな勘定体系であるし、熱源にしたところで、ごく普通のガス式の赤外線放射グリルだから、「感動の味」「瞠目すべき風味」を提供している訳ではないが、ま、それなりに楽しめる。
あえてあげれば、名物は「つくね」 よそのソレと違い、まるでハンペンかなにかのようにフワフワと柔らかく、これが辛めのタレと絡まると、チョッといいね! という気になる。
かくも全体にどって事ない店ではあるが、一杯500円~600円の根付けがされている「地酒」の中に「醸し人九平次純米吟醸(五百万石)」がしれっと載っていたり(勿論、冷蔵庫保管されている)、狭いカウンタの上に久米仙の古酒の甕が無造作に「ドン! 」と置いてあったりするところが、チョッとあなどれない。
同じ「食道街」での競合「とり平」が、「びんちょう焼き」を前面に出し、「ネオゴールドダイヤ」とか「ネオネオホルモン」とかと品書きに凝り、ホームページhttp://www.torihei.com/を充実させメンバーを募り、精力的にチェーン展開を図っているのに対し、当店の商い作法は、いかにも「そっけない」
が、「新梅田的」には、これぐらいのユルさが、却ってうっとうしくなくって助かる…ような気がする。
「焼き鳥通」ではなく、単に「焼き鳥で一杯」の好きなオトウサンがワン・フォー・ザ・ロードのために立ち寄るべき一軒。オススメ!