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'06/07/26 ('06/07訪問)
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コメント(4件)
'06/07/26
>「酒を呑ませる装置としての蕎麦屋」としてのありよう、というのが完成されている:
いや全く!
普通の蕎麦屋とも異なるし、飲み屋とも異なる、一寸異質な空間ですよね。前回は余所で呑んだ後〆でコロッケ蕎麦を戴いただけなんですが、昔風の女店員さん達を含めて優れた装置だと思います。今時なんとかダイニングなんかより遥かに上でしょう。
>酒肴以外には、なりようのないものの品書きばかりが、所狭しと:
既に出来上がっていたのが惜しまれるような酒肴の数々でした。あの文字がまた流麗。
いや全く!
普通の蕎麦屋とも異なるし、飲み屋とも異なる、一寸異質な空間ですよね。前回は余所で呑んだ後〆でコロッケ蕎麦を戴いただけなんですが、昔風の女店員さん達を含めて優れた装置だと思います。今時なんとかダイニングなんかより遥かに上でしょう。
>酒肴以外には、なりようのないものの品書きばかりが、所狭しと:
既に出来上がっていたのが惜しまれるような酒肴の数々でした。あの文字がまた流麗。
'06/07/26
>酔狂老人卍どの
そうなんです、当店、老舗に間違いないのでしょうが、「蕎麦屋として」というより、なんとも言えない「ふた昔ほど前の銀座の酒場として」のニオイが、強く残っている気がするのです。
「お菜」につきましては、季節柄「穴子てんぷらそば」の「ヌキ」を、強く推奨いたします(笑 当店のおつゆって、揚げ油の香りと、ふやけた「衣」の食感に、妙に調和するんですよねぇ。
そうなんです、当店、老舗に間違いないのでしょうが、「蕎麦屋として」というより、なんとも言えない「ふた昔ほど前の銀座の酒場として」のニオイが、強く残っている気がするのです。
「お菜」につきましては、季節柄「穴子てんぷらそば」の「ヌキ」を、強く推奨いたします(笑 当店のおつゆって、揚げ油の香りと、ふやけた「衣」の食感に、妙に調和するんですよねぇ。
'06/08/05
>ミスタTオカ
>飲み屋ねぇ・・・、そう考えたことが無かったなぁ。
当地で生活(ショーバイを含む)をされている向きには、当然だと思います。
でもさ、当店って、酒を呑む時間じゃないと、なんだか店内の空気は停滞してるし、定食屋さんみたいにテレビなんかついてて、美味そうな感じがしないし、お運びさんはそっけないしで、面白くないんじゃないでしょうか?
やっぱり、呑み屋さんのカテゴリとして括ったほうが、(精神衛生上)ラクチンだと思いますよ。
>ヨシ!今度夜行ってみよう。
ゼヒお試しください。
>飲み屋ねぇ・・・、そう考えたことが無かったなぁ。
当地で生活(ショーバイを含む)をされている向きには、当然だと思います。
でもさ、当店って、酒を呑む時間じゃないと、なんだか店内の空気は停滞してるし、定食屋さんみたいにテレビなんかついてて、美味そうな感じがしないし、お運びさんはそっけないしで、面白くないんじゃないでしょうか?
やっぱり、呑み屋さんのカテゴリとして括ったほうが、(精神衛生上)ラクチンだと思いますよ。
>ヨシ!今度夜行ってみよう。
ゼヒお試しください。
- :料理・味、
- :サービス、
- :雰囲気、
- :使った金額(夜)/1人
- :使った金額(昼)/1人
- :おすすめシチュエーション








いわゆる「立ち喰い」ではない蕎麦屋さんというのは、「酒を呑みに行くところ」「時間をつぶしに行くところ」だと心得ている。
言い換えれば、「食事だけ」のために、蕎麦屋さんの暖簾をくぐる事など、ない。
つまり、蕎麦屋さんというのは、食堂、定食屋、ラーメン屋などより、居酒屋、喫茶店、酒場といったカテゴリに、(わたくしにとっては)より近いお店、なのである。
と、いうか、諸方にある「昔からの日本蕎麦屋」で提供される、「もりかけ」なり「種もの」なりというのは、これ一品を食事とするには、一杯あたりの「量」が不適切(少ない、という意味)だし、勘定だって、普段づかいで、ハラをふくらますには「高すぎる」
「費用対効果」「費用対ナミナミ」という点では、まったくイカさないのが「蕎麦屋のそば」という奴なのであって、こういうものは、ある種のお菓子や酒同様、「趣味の食品」「嗜好品」であると決め付けていたほうが、(根底に「吝嗇」という性質を持ち合わせるわたくしには)精神衛生上、具合がよろしい。
と、いう訳で…などと、前置きを置くのもバカバカしくなるほど、当店の場合、「酒を呑ませる装置としての蕎麦屋」としてのありよう、というのが完成されている。
店内の灯りは、いちにちどの時間に伺っても、「食事にはちと薄暗いが、酒を呑むのにはちょうどいい」照度に調整?されているし、壁には「たらちり」「かつをたたき」「このわた」「穴子てんぷら」…といった、酒肴以外には、なりようのないものの品書きばかりが、所狭しと張り出されている。
店全体の「空気」もどこか、「老舗蕎麦屋」というより、酒場特有の、よく言えば「くだけた」、元も子もなく言ってしまえば「ダラシない」感が強い。
店に入ってくる顧客諸君(圧倒的に、近隣にお勤めの、背広族である! )も、十人中九人、席に着くなり「酒! 」「麦酒! 」と、「歯を使わずにすむもの」を、お運びさんに、聞かれもしないのに注文する、という次第。
これで呑まなきゃ、どうかしている。
酒はキクマサ(の樽酒) 徳利に同社が、お店用にオマケでつける「業務用」のそれを採用しているのだが、これがちっちゃい。 本体を満タンにしても、たぶん七石入らないであろうところに、九割がたしか注いでこないから、一本とっても、せいぜい六石程度。
銚子一本の値段をうんぬんするつもりはないが、それより、呑み始めると、すぐ空になってしまい、結果、のべつまくなし「おかわり」をお願いしているような状態になり、なんだか落ち着いていられない点は、チと残念。
「つきだし」は、多くの蕎麦屋さんが出してくる「蕎麦味噌」ではなく、おさかなを煮付けた奴に、大根おろしを添えたのが、小皿に(これも)ほんのチョッと盛られて出てくる。
酒肴のほうは、「はしらわさび」「たまごやき」「いたわさ」といった「伝統的東京蕎麦屋流」のものから、「お刺身各種」「竜田揚げ」「鍋物」と、結構本格的なものまで、いろいろ。 品書きに値段の書いていないものが多いし、実際、単価は決して安くないものが多いが、「一皿に乗ってくる量」は、同業他店舗の倍、とは言わないものの、五割増しくらいはあるから、「ひとり一品」で十分。
居酒屋のつもりであれもこれもと取ると、逆に「〆のそば」にたどり着く前に、満腹してしまう。
そして蕎麦。これも「東京蕎麦屋流」のしょっぱいつゆであることに間違いはないが、「藪」の系列のそれにくらべれば、やや「おだやか目」 蕎麦自体はとくに香りが強いわけでも、コシが強いわけでもない、中庸なもの。 「もりかけ」より、むしろ「種もの」に調和するような気がする。 いやもしかすると、当店名物「コロッケそば」に合うよう、こういうふうに調整しているのかもしれない。
量は…ま、こんなモンであろう。
酒を三本、標準的な酒肴をひとつ、仕上げに「てんぷらそば」なりをとって、勘定お一人様4,500円内外。高いといえば高いが、小一時間、一席を占領し、晩酌のつもりでいると、いつのまにやら、腹もくちくなっている…という風に考えれば、ま、我慢できなくもない。
「食事処」としてではなく、「晩酌の場」「時間を切り取る場所」として。オススメ。