食べログ グルメレビュアー
居心地を求めて
居酒屋・飲食店の価値は、如何にその店に居ることで寛ぎと安心感があるかで決まる。
< 前の口コミ
口コミ一覧 (284件)
次の口コミ >
これらの口コミは、徹っちゃんさんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
また、おすすめメニューとその金額は徹っちゃんさんが任意で登録したものです。お出かけ前は、必ず電話等でご確認ください。詳しくはこちら»
口コミ:8件
燗酒でじっくりと
'05/07/22 ('05/07 訪問)
4.5
| おすすめ用途
大塚と言う街は都電荒川線が南北に走り、昔は三業地でもあったように歴史が古い街である。当然のことながら古い飲食店も多く中華料理屋や日本料理の老舗も息を潜めるように点在している。大塚という駅は孤立するかのように東西に長く北側、南側がロータリーとなっている。「江戸一」は駅の南側、都電の走る向こう側左手の道路に面して店を構えている。かつては木造の極めて品の良い佇まいであったが、いつしかビルとはなったがその品の良さは変わらない。居酒屋は以前酒屋であったところがその酒の取引をベースに居酒屋に変わった店が多いが、この「江戸一」もそうした店の一つであって、そういう意味ではさらに歴史が古いことになる。店内に昔の面影を残す扁額が掲げられ、美しい内装に色を添える。店の入り口は白木の引き戸である。扉を開けると大きな逆コの字のカウンターが目に入るが、狭い通路を渡った裏側にテーブル席もあって、数名で利用する客は奥へ向かう。しかしながら基本的にはせいぜい二人までで利用することが中心の個人客を中心とした店で、その意味では昔ながらの本格的な居酒屋と言えるかもしれない。床が少し持ち上がったコの字カウンターの左手燗付け場には大女将が立っており、顔なじみの客とキレの良い東京弁で会話をするが、注文された酒の燗付けも間断することなく見事な手さばきを見せる。酒は薦被りの樽酒が「白鷹」と「泉正宗」の2種あり、その他一升瓶の日本酒が数十本床に林立していて、客はそのラベルを見ながら次の選択をする。昔から「越之寒梅」が廉価で飲めることもあったがやや昔ながらの品揃えではあるが申し分ない。そういった日本酒を江戸前のつまみで飲み続けることになるが、極めて居心地は良く、一人で酒を飲むことの快適さを誰もが実感する。大塚という場所のせいか、客層は東京最高、酔っ払う飲兵衛は一人もなく、静かに盃を傾ける紳士がほとんどで、静かな会話のざわめきが耳に響きぼぅっとした一時は最高である。
燗酒 (600円)
お新香
鯵酢など
※コメントの書き込みにはユーザー登録が必要です。口コミが一定件数未満の方はコメント機能をご利用いただけません。予めご了承ください。
食べログ会員に登録 / ログイン
※トラックバックスパム防止のため、このページへのリンクがないエントリのトラックバックは登録されません。
▲このページのトップへ
大塚と言う街は都電荒川線が南北に走り、昔は三業地でもあったように歴史が古い街である。
当然のことながら古い飲食店も多く中華料理屋や日本料理の老舗も息を潜めるように点在している。
大塚という駅は孤立するかのように東西に長く北側、南側がロータリーとなっている。
「江戸一」は駅の南側、都電の走る向こう側左手の道路に面して店を構えている。かつては木造の極めて品の良い佇まいであったが、いつしかビルとはなったがその品の良さは変わらない。
居酒屋は以前酒屋であったところがその酒の取引をベースに居酒屋に変わった店が多いが、この「江戸一」もそうした店の一つであって、そういう意味ではさらに歴史が古いことになる。店内に昔の面影を残す扁額が掲げられ、美しい内装に色を添える。
店の入り口は白木の引き戸である。扉を開けると大きな逆コの字のカウンターが目に入るが、狭い通路を渡った裏側にテーブル席もあって、数名で利用する客は奥へ向かう。しかしながら基本的にはせいぜい二人までで利用することが中心の個人客を中心とした店で、その意味では昔ながらの本格的な居酒屋と言えるかもしれない。
床が少し持ち上がったコの字カウンターの左手燗付け場には大女将が立っており、顔なじみの客とキレの良い東京弁で会話をするが、注文された酒の燗付けも間断することなく見事な手さばきを見せる。
酒は薦被りの樽酒が「白鷹」と「泉正宗」の2種あり、その他一升瓶の日本酒が数十本床に林立していて、客はそのラベルを見ながら次の選択をする。昔から「越之寒梅」が廉価で飲めることもあったがやや昔ながらの品揃えではあるが申し分ない。そういった日本酒を江戸前のつまみで飲み続けることになるが、極めて居心地は良く、一人で酒を飲むことの快適さを誰もが実感する。
大塚という場所のせいか、客層は東京最高、酔っ払う飲兵衛は一人もなく、静かに盃を傾ける紳士がほとんどで、静かな会話のざわめきが耳に響きぼぅっとした一時は最高である。