給料の全てをレストランに注ぎこむ(最近は子連れ可能な店しかいけない)TOMITのレストランガイドです
TOMIT
(
HP
)
(40代後半・男性・東京都)
[携帯電話番号認証済]
標準点: 2.0
口コミ: 2,205件 / 34,120票 | 写真: 4,050枚 / 6,296票 | 読者: 1,317人 | 訪問者数: 1,883,889人
この口コミは、TOMITさんの主観的なご意見・ご感想であり、お店の価値を客観的に評価するものではありません。あくまでも一つの参考としてご活用ください。 また、この口コミは、TOMITさんが最後に訪問した '11/08当時のものです。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。 詳しくはこちら»
鬼才小林シェフから引き継いだトラットリアは、基本に忠実なトラットリアで、ランチは旨安
'11/08/24
('11/08 訪問)
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アンティーカ・トラットリーア・ノスタルジーカに業態を変えた時に、近いうちにこの店からは小林シェフはいなくなる予感がするとどこかに書いた記憶があるのだが、その予感は的中して、小林シェフは軽井沢にフォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナをオープンして、後輩にこちらの店をまかせるようになった。
小林シェフがいなくなってから初めての利用だ。ランチはどんな感じでやっているのかわからなかったので電話してみたら、ランチは前菜・パスタ・パンで1000円のワンメニューとの事。そしてビックリした事に、その1000円のランチでも予約できると言うのだ。前日に予約を入れて利用してみた。
店に入ったら、ビックリした事に見覚えがある顔のフロアスタッフが。トレフミヤモトの宮本シェフの以前の店であるクリニャンクールのフロアにいた比嘉氏が現在こちらのフロアにいたのだ。世の中は狭い。
前菜は、ラディッキオ、フリッタータ、豆の盛り合わせ。パスタはレンズ豆と豚、トマトソースのフリッジ。このパスタマジ旨い。トマトソースも奥深く、小林さんの味をちゃんと引き継いでいる。いやあ、こんなパスタがたった1000円で食べられるなんて、なんて幸せなんだろう。ボリューム感もしっかりあるし、自家製のパンも、フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナの小さな丸パンとは異なり、大きめ。コーヒーやドルチェは追加料金ではあるが、このクオリティのパスタは、この価格では普通は食べられない。
週末は、夏場はトラットリア業態になっているフォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナを手伝いに行っているそうで、こちらは休んでいたりするらしく、先週末も今週末も休みらしい。
以下は2010年6月のレビュー
約1年ぶりに利用した。フロアには、ラディーチェ時代に小林さんと一緒に働いていたと言う女性が入った。キッチンももう一人入ったのだそうだ。
7000円のコース以外にも、アラカルトも始めたそうだし、パスタランチも開始したのだそうだ。
とは言うものの、やはりコースにした。
出てきた料理は以下の通り。
・カポナータ(濃厚なカポナータは、旨すぎる)
・ホロホロ鳥(タタキ風に仕上げられたホロホロ鳥は、塩梅も良く旨い)
・子羊の7種類の内臓のコラテッラ(これも濃厚で旨い)
・フリッタータ(ズッキーニの入ったオムレツ風のフリッタータも旨い)
・ブカティーニ アマトリチャーナ(たっぷりのボリュームで旨い)
・豚肉(豚バラをじっくり焼いた感じの料理は、まるでデュカスの豚料理のよう。脂身の部分がねっとりとした食感で絶品)
・ババレーゼ(アベルナのソースとナッツ類の入ったババロアは大人の味)
やはり旨い。とっても旨い。奥さんの出産をきっかけにこの業態に変えたそうなのだが、小林さんの第二子も一歳になり、月に一日程度奥さんも厨房に立って、フォリオリーナスタイルの料理を出したりしているのだそうだ。是非その日にも食べに来たいと思う。
以下は2009年6月のレビュー
あのフォリオリーナ デッラポルタ フォルトゥーナが閉店・リニューアルして、6月15日よりアンティーカ トラットリーア ノスタルジーカとしてオープンした。フォリオリーナ デッラポルタ フォルトゥーナは、予約の電話も通じないし、もちろん予約も取れないし、で1年近く利用できないでいたのだが、リニューアルしたアンティーカ トラットリーア ノスタルジーカは、現状予約なしでも入れる。電話をすると、イタリア語のみにアナウンスの留守電なのでビックリするが、営業時間を避ければ電話には出てくれるそうだ。
厨房には小林シェフ以外に1名入っていて(奥さんではない)、メニューは7000円のコースのみ。メニューはその素材がなくなるまでは同じだそうで1週間程度で変わるイメージか。
内装は、フォリオリーナ デッラポルタ フォルトゥーナ時代はブロックの打ちっぱなしだったのだが、今は壁をクリーム色に塗り替え、席数は18席。テーブル1卓分は、ベンチシートになっていて、高さが子供にちょうど良いようになってる。子供連れOKとのこと。
ワインは、ハウスワインが赤白ともに500ml1500円、1L3000円、ボトルは赤白ともに2種類ずつで共に3000円台の手軽な価格。泡も2600円と4200円。ワイングラスも安い物。ミネラルウォーターはガス入りもガスなしも500ml300円。
料理は、基本を突き詰めた小林流クラシック料理という趣。フォリオリーナ デッラポルタ フォルトゥーナとは真逆ですっごいボリュームだ。しかも席には何種類かの皿が重ねて置かれていて、料理は大皿でサーブされ勝手に取り分けるスタイル。出てきた料理は以下の通り。
まず2品がテーブルに置かれている。
・いろいろな豆とトマトとバジルに赤ワインビネガー(絶妙の酸味で旨い お替りしてしまった)
・いろいろな野菜のグリル(シンプルにイタリア野菜をグリル)
次からは小林さんが順々に持ってきてくれ、軽く説明をしてくれる。
・熟成したペコリーノとサラミ(これも旨い)
・ほろほろの内蔵(砂肝心臓レバー)と玉葱ペペロンチーノ(奥深い味わいワインに合う)の炒め
・ローズマリーのパン
・ペンネアラビアータ(シンプルなのに奥深い味わい。旨い)
・羊をローストしてから黒オリーブと生アーティチョークで蒸し煮に(濃厚で、いかにも小林の世界。お替りも薦められたがお腹いっぱいで苦しくて断った)
・リコッタチーズとほろほろ鳥の卵とレモンの蜂蜜のカッサータ(独特の苦味と濃厚さのマリアージュ)
・エスプレッソ
アラビアータは辛いだろうと、娘用に辛くないペンネアラビアータを作ってくれてこれも旨い。娘は、チーズを3人分食べてしまったし、パスタもたっぷり食べていた。
トータルの料金は7000円X2、子供3500円、ハウスワイン赤500ml1500円、サンペレグリノ2本300円X2、トータルで19600円。ボリュームはフォリオリーナ デッラポルタ フォルトゥーナの3倍以上、価格は1/3で、予約も取りやすく使い勝手も良い。料理も、今まで小林ワールドを知らない人でもその凄さを感じられるようにオーソドックスな料理を彼が作るとこんなに深くなるのかと感じられる究極のトラットリアだ。