給料の全てをレストランに注ぎこむ(最近は子連れ可能な店しかいけない)TOMITのレストランガイドです
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| 店名 | ル・ジュー・ドゥ・ラシエット (Le jeu de l’assiette ラシェット) [HP] |
|---|---|
| 最寄駅 | 代官山 |
| ジャンル | フレンチ |
| 住所 | 東京都渋谷区恵比寿西2-17-5 サンビレッジ代官山 2F (地図を見る) |
| TEL | 03-6415-5100 |
| 営業時間 | 11:30~13:30(L.O) 18:00~21:00(L.O) |
| 備考 | ・「ミシュランガイド東京」(2008年度版)で一ツ星。 |
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シェフは、ルブルギニオン、ミシェル・ブラスそしてフランスのトロワグロ等を経た下野氏。サービスは、びっくりしたことに、オーグードゥジュールの岡部さんの後任として、ルブルギニオンの支配人をしていた中村氏。彼は、こちらの斜め向かいにあるラブレーにもいらした方だ。
オコションローズ時代は、まるで喫茶店のような内装だった記憶しかなかったが、びっくりするほど様変わりしていた。趣味の良いシャンデリアに、落ち着いた床材、奥には4人用の個室、そしてセンターには8人用の個室があり、かつサービスしやすいように鏡を多用して死角をなくすよう考えられており、オーグードゥジュールグループの中では、最も高級感溢れる店になっている。
ランチは3500円(前菜、魚、肉、デザート)と5500円(前菜2品、魚、肉、デザート2品)の2種類と他のオーグードゥジュールグループの店よりワンランク上の価格帯になっているだけでなく他のオーグードゥジュールグループの店と異なりサービス料もチャージされる。
オーグードゥジュールグループの店の料理は、会話を邪魔しない美味すぎない料理に特徴があると思うのだが、その点でもこの店は異なり、ル・ジュー・ドゥ・ラシエットの料理は食べ手を真剣にさせる料理だと思う。
私は3500円のコースにした。食べたものは以下の通り。
前菜:アスパラガスの冷製クルヴェットグリーズのジュレを添えて(ジュレの美味さ、甲殻類のソースともに完璧な清々しい料理)
魚:スズキのポワレ 豚の背脂風味 人参ソース(スズキの火加減もよろしく、パリパリの皮の上に薄くスライスした豚の背脂が乗せられている。甘い人参のピュレ仕立てのソースと一緒に食べるのだが、いかにも今フランスで流行っていそうな構成だ)
肉:ゆっくり火を入れた鶏胸肉のソテー くるみバターソース(しっとりと仕上がった鶏胸肉に、ガーニッシュには中国野菜が添えられていたりする)
デザート:インカのめざめのミルクレープとオリーブオイルのグラス(インカのめざめと言うのはジャガイモの品種らしいのだが、サツマイモのような甘さのあるものだった。優しい味わい)
オーグードゥジュールグループの他店との店と異なり、真剣に食べさせる料理という表現はわかりにくいかと思うが、オーグードゥジュールやメルヴェイユの料理は、シンプルな美味さに特徴があると思っている。それに比べル・ジュー・ドゥ・ラシエットの料理は香りの重ね方を初めとして、繊細かつ複雑な味わいに特徴があると思う。その意味では、良くも悪くも食べ手に緊張感を強いるように思える。それ故、料理を口にした瞬間に、一瞬会話を中断させるように思えるのだ。女性を対象としたオーグードゥジュールグループの他の店と異なり、ちょっとマニアックなプロ向きの料理の印象を受けた。私は好きだけど。
夜は、8,000円(9皿)と12,000円(12皿)のコースが中心だそうだが、オープンして1ヶ月以上経って落ち着きアラカルトも始めたそうで、奥の個室では、子連れでもOKだそうだ。今のフランスを感じさせる店として純粋に料理を楽しみに来たい。