これらの口コミは、やすんごさんの主観的なご意見・ご感想です。あくまでも一つの参考としてご活用ください。
また、おすすめメニューとその金額はやすんごさんが任意で登録したものです。お出かけ前は、必ず電話等でご確認ください。 詳しくはこちら...
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八ヶ岳の山麓は、水がよいこともあって多くの手打ちそば屋が開店している。これまでもいくつかの店をレビューしてきたが、ネットで調べると気になる店を見つけた。この店八ッ駒そばだ。
国道141号線沿い「高根の湯」の近くに、「手打ちそば」と大きな看板がある。「日本一の手打ちそば」と書いてある。かなり強気な表現だなと思ったら、すぐ下に小さな字で「を目指している」とある。いずれにしても、主人の本気度があらわれている。
10台ほど入る駐車場はほとんどいっぱいであり、人気店であることは間違いなさそうだ。店内には、8人ほど座れる大きなテーブルが4つ並んでいる。思ったより回転はよさそうだ。
ゴールデンウィーク中や夏季のメニューは、せいろそば、ごまだれそば、おろしそばの3種類に限定されている。僕はせいろそばの大盛り、連れはおろしそばを注文し、生ワサビ(200円)を追加した。
出てきたのは、平打ちのそばだ。きしめんとまでは言わないが、厚さは2ミリ程度で普通のそばの厚みなのだが、幅が5、6ミリと非常に広い。そして口に入れた時の食感は極めて固い。そばの挽いた粒がそばの中に透けて見える。香りもかなり強く感じられる。非常にユニークであり、どこのそばにも似ていない。あえて言えば、固いところは志な乃のそばに似ている。また、山形そばを代表するあらきそばまで黒くはないが、分厚い平打ちの加減が何となく山形そばを思い出すところがある。
そばつゆは、昆布や鰹節の味が強く感じられる。甘くないキリッとした基調は好ましい。ワサビは自分で鮫皮でおろして薬味として、残ったワサビはお持ち帰りできるシステムだ。
ただ、そばの量は少なめだ。大盛りを頼んだのだが、それほどの量はなかった。あっという間に完食し、そばつゆをそば湯でのばして飲み干した。
この店のそばは、更級のような洗練されたものではなく、粗挽きのそばを太く固く食べさせるという野趣あふれるものである。万人向きのそばではなく、人によってかなり好き嫌いが分かれるそばであると思うが、主人の思い入れは十分に感じられる。
■2008/5/3昼