又 三 郎さんが投稿した黒船亭(東京/上野広小路)の口コミ詳細

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黒船亭京成上野、上野御徒町、上野広小路/洋食、ヨーロッパ料理、ダイニングバー

1

  • 昼の点数:4.1

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.1
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.6
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2023/12 訪問

  • 昼の点数:4.1

    • [ 料理・味4.1
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.6
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

明治創業の老舗洋食店のまろやかで優しい味わいと、心地よい雰囲気をゆっくりと楽しませて頂きました♪

明治35年(1902年)に上野公園下にて料亭「鳥鍋」をはじめたのが創業の「黒船亭」さん。その後、関東大震災や東京大空襲で焼失しながらも不屈の復活を果たし、現在の老舗洋食店に繋がる歴史あるお店です。

黒船亭さんは、上野恩賜公園・不忍の池のすぐ近く。ビルの4階にあります。個人的には20歳そこそこの若い頃から知っていますが、中々手が出なかったお店。是非一度は行ってみたいと思い、開店時間に合わせて11:30に予約をして伺いました。

開店15分前にエレベーターで4階に上がると、接客担当の女性の方いらっしゃいます。予約の名前を告げると、開店まで座ってお待ち下さいと丁寧に挨拶してくれ、先にコートを預かってくれました。

開店時間になると、2人掛けのテーブル席に案内して頂きました。すぐに水とメニューを持ってきてくれ、「ご注文がお決まりの頃伺います」との事。

暫しメニューと睨めっこをし、

「サッポロ黒ラベル(生)」@800
「小エビのフライ(小)」@800
「ビーフシチュー」@4800
「Bセット(ライス・サラダ・コーヒー)」@1200

をお願いしました。やはりビーフシチューは洋食店の看板メニューと言う事もありますが、1979年にジョンレノンとオノヨーコ夫妻が黒船亭に来られた時に食べたと言うメニューです。折角なので同じメニューを食べてみたいですね。

間もなくサッポロ黒生ビールとセットのサラダが到着。磨き上げられた綺麗なグラスで早速頂きます。一応クリスマスイブですから、「メリークリスマス♪」。ジョンの「Happy Christmas (War is Over)」が頭の中に美しく響きます。平和な世界が訪れますように。

早速グビリとサッポロ黒生を、、、え〜、めっちゃ美味い!いきなり生ビールの美味さにプチ感動。幸せですね〜。周りのお客さんは殆どワインですが、生ビールも最高ですよ(笑)

サラダも新鮮でシャキシャキの野菜が使われています。ドレッシングはビネガーの酸味が効いた爽やかな味わいです。

途中でビールのアテに注文した「小エビのフライ(小)」が到着。(小)は、通常メニューのハーフサイズ。カレーポットが2つ用意されて、ウスターソースとタルタルソースがたっぷりと入っています。さすが、何とも丁寧です。

先ずは何も付けずに小エビのフライをそのまま頂きます。薄くてパリッと軽い衣が付いた揚げたての「小エビのフライ」は、サイズ的には小さいのですが、身がギュッと締まっていてエビの旨みがたっぷり。しかもカリカリのエビの尻尾も芳ばしくて激ウマ!これはビックリでした。

小エビのフライでこれだけの美味しさとは、、、老舗洋食店の実力の高さを改めて知ったという感じです。フライのメニューは色々ありますが、きっと何を食べても美味しいでしょうね〜。

残りの2尾はそれぞれタルタルソースとウスターソースを掛けて頂きました。やはりエビにはタルタルソースが合いますね。

続いてメインの「ビーフシチュー」が到着。お皿に盛ってあって、シチューソースはやや少なめですが、牛肉はかなりのボリューム(300g)があります。

何でも、1週間じっくり煮込んでは漉(こ)して…を繰り返し作る黒船亭伝統のデミグラスソースを使った「ビーフシチュー」、改めて頂きます♪

ナイフで切って食べてみると、脂肪の周辺はトロトロですが、肉の部分は柔らかいながら歯応えがしっかりしていて、牛肉の旨みがとても濃厚です。ただ、デミグラスソースは意外にサラリとした味と食感。旨み、コク、塩味、酸味、など尖った部分が全く無く、まろやかでバランスの取れた上品な味わいです。

やはりこの位のなろやかな味の方が牛肉の旨みをしっかりと味わうことが出来るものと思います。美味い料理というのは、こういったものだと改めて感じました。

しかし、300gの牛肉はかなりのボリューム。美味しいご飯と一緒に最後まで美味しく頂きました。

最後はB セットのホットコーヒー。淹れたてのコーヒーは、テーブルに持ってきた段階でとてもイイ香りが立ち上ります。このコーヒーもビーフシチューと同じように甘味、苦味、酸味がまろやかにブレンドされていて、かと言って薄い訳でもなく、スッキリと美味しいコーヒーでした。

最初の生ビールから料理、コーヒーに至るまで全てが充実した美味しさでした。

あくまで下町のカジュアルな洋食メニューですから、カレー、ハヤシライス、カニクリームコロッケ等等、食べてみたいメニューが沢山あります。是非また伺いたいと思います。

ご馳走様でした〜。ちなみに最後はエレベーターに乗るまで丁寧に感謝のご挨拶をして頂きました。接客もとても気持ちのいいものでした。

なお、お店を出た後は、散歩を兼ねて上野の西郷隆盛像と吾妻橋近くの勝海舟像、洗足池の勝海舟の墓などを回り、幕末の英雄2人に想いを馳せて参りました。

  • 「サッポロ黒ラベル(生)」800、Bセットのサラダ

  • 「小エビのフライ(小)」@800

  • タルタルソースを付けて頂きました

  • 「ビーフシチュー」@4800と「Bセット(ライス・サラダ・コーヒー)」@1200のライス

  • 1週間じっくり煮込んでは漉(こ)して…を繰り返し作る黒船亭伝統のデミグラスソースを使った「ビーフシチュー」

  • 牛肉は300gとボリュームたっぷり

  • 小エビのフライ用のウスターソースとタルタルソース

  • 食後は、Bセットのホットコーヒー

  • 黒船亭 食材へのこだわり

  • メニュー1

  • メニュー2

  • メニュー3

  • メニュー4

  • メニュー5

  • メニュー6

  • メニュー7

  • メニュー8

  • メニュー9

  • メニュー10

  • メニュー11

  • メニュー12

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  • メニュー14

  • メニュー15

  • メニュー16

  • メニュー17

  • メニュー18

  • 1979年にジョンレノンとオノヨーコが来店した時の写真が壁に貼ってあります。

  • 内観1

  • 内観2

  • 黒船亭のすぐ裏手は、不忍の池

  • 上野恩賜公園、西郷隆盛(南洲)の像

  • 隅田川に架かる吾妻橋からの1枚

  • 吾妻橋近く、「勝海舟の像」 

  • 慶応4年(1868)の3月13日から翌日にかけて、勝海舟と西郷隆盛の会談が行われ、「江戸無血開城」を実現させた。「江戸開城談判」の画。

2023/12/26 更新

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