【あべの・天王寺】とんこつラーメンのお店【濃厚・淡麗】

出典:kurodaさん

【あべの・天王寺】とんこつラーメンのお店【濃厚・淡麗】

豚の骨を長時間煮込みむことにより、骨髄からでる旨味成分をベースとした豚骨スープ。これに醤油タレと極細麺を合わせたのが「とんこつラーメン」です。あべの・天王寺周辺で、とんこつラーメンの名店をピックアップ。独特の味と風味を楽しんでみませんか?

更新日:2022/11/14 (2018/12/16作成)

5655view

このまとめ記事は食べログレビュアーによる1296の口コミを参考にまとめました。

独特の味と風味を醸す豚骨

 豚の骨を長時間煮込みむことにより、骨髄からでる旨味成分をベースとした豚骨スープ。これを醤油タレと極細麺に合わせることにより、とんこつラーメンとして、特に九州地方において人気のラーメンとなります。
 豚骨独特の臭いをさまざまな工夫でコントロールすることにより、淡白ながらも旨みの強いスープになることもあれば、敢えて臭みを出して独特の癖を楽しむこともあります。
 あべの・天王寺周辺で、とんこつラーメンの名店をピックアップ。独特の味と風味を楽しんでみませんか?

らーめん 亀王 天王寺駅前店

らーめん 亀王 天王寺駅前店

 各線・天王寺駅、および近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅のすぐ近く。あべのQsモール北側一角を占めるViaあべのWalkの地下1階にあるラーメン店です。
 店内は厨房に接したカウンター席と、その背後の対面式のカウンター席が主体。時節柄、各席が密接しないように配慮がされているとともに、注文はタブレットを使い、支払いもセルフレジでという、この時期に開業されるからこそのシステムとなっています。

オペレーションがユニークな最新の亀王

らーめん 亀王 天王寺駅前店

 「濃厚とんこつ昔味黒」(690円)と「とろ玉」(+130円)は、とんこつにしてはやや黒っぽいスープにシナチク、ゴマ、ネギが散らされ、叉焼と海苔が存在をアピール。とろ玉はその大部分がスープに沈んでいます。
 まずはスープを啜ってみる…さらっとした口当たりのスープは豚骨の旨みが凝縮された感じで、特有の獣臭さは皆無。独特の甘みを感じさせるなか、かなりニンニクを利かせていてパンチがあります。

らーめん 亀王 天王寺駅前店

 麺は極細のストレート。しこしこした食感とともに程よいコシを持ち、力強いスープとの絡みも上々です。
 叉焼は、これこそ亀王らしさを感じさせるバラ叉焼。トロっととろけるような食感で、肉の味も良好。とろ玉はやや硬めに仕上がっています。

伝伝ラーメン

伝伝ラーメン

 JR大阪環状線・寺田町駅の北口を出て、西方向にすぐのところにあるラーメン店です。
 店内はL字型のカウンターがあるだけの全11席。初老の店主おひとりで営業されています。

ライト豚骨のノスタルジックなラーメン

伝伝ラーメン

 「伝伝らーめん」(650円)は、白濁したスープに、煮卵、ネギ、モヤシ、チャーシュー、シナチクと意外に具沢山。
 スープは豚骨ながらややライトな口当たり。乳化も軽めで豚骨臭もないあっさりとした仕上がりです。カウンターに置いてある唐辛子ニラを浮かべると一気にジャンキーな味になります。
 叉焼は小ぶりな豚バラが4枚も載せられていて、意外に柔らかく上質な出来栄え。さらにハードボイルドの煮玉子が載せられているので、ノーマルでこれならお得感があります。

伝伝ラーメン

 麺は中太のストレートで、ほんの少しかんすい臭が感じられるオーソドックスな麺です。少しモチモチした風合いで、昔ながらの屋台っぽい麺です。
 カウンターに置いてある紅ショウガを投入すると軽やかな味に変わり、唐辛子ニラを浮かべると一気にジャンキーな味になります。

熊五郎 アポロ店

らーめん 熊五郎 アポロ店

 あべのハルカスの西側、阿倍野アポロビルの地下にあるお店です。
 店内はカウンター代わりの大きなテーブル席が中央に居座り、その両側に2人がけ、4人がけのテーブル席が並ぶ、全部で40席ぐらいの収容です。

好きな人には堪らん匂いの濃厚とんこつ

らーめん 熊五郎 アポロ店

 「とんこつ醤油」(円)は、ラーメンが近づいてきただけで豚骨の匂いが漂ってきます。スープを啜ると、味はさらっとしたあっさり軽めの風味ながら、やはり豚骨独特の風味が顕著です。これは好きな人には堪らん匂いなんだと思います。

らーめん 熊五郎 アポロ店

 麺はやや太めのストレート。多加水のツルツルした弾力のある麺で、上質な仕上がりです。
 具は豚バラ肉の軽いチャーシューと、もやし、ネギなど。スタンダードだと、やや寂しいので、煮玉子を追加した方がいいのかもしれません。

一蘭 あべの店

一蘭 あべの店

 近鉄・大阪阿部野橋駅および、各線天王寺駅のすぐ近く。あべのハルカスの南側にある巴通り商店街にある、博多発祥で、今や国外にまで店舗を広げているラーメン店です。
 秘密のアジトのような客席は、櫛型のカウンターになっていて、投票所のように席ごとに仕切られている特殊なスタイル。これが噂の「味集中カウンター」か…

クセや雑味を排除した豚骨スープ

一蘭 あべの店

 ラーメン(790円)は、黒い器に白濁したスープが満たされ、麺とチャーシュー、少量のネギ。そして中央の赤いのが「秘伝のたれ」だそうです。
 まずはスープを一口。意外なほどサラッとしていて、とんこつの旨みは残しつつ、クセや雑味はとことん排除した上質の風合いです。また中央部の唐辛子などを調合した赤い秘伝のたれを溶かしこむと、辛味と風味が増します。

一蘭 あべの店

 麺は博多発祥のラーメンらしい極細のストレート麺で、適度なコシを持ちつつ歯切れのいい仕上がりです。スープがサラッとしている分、絡みは弱いですね。
 具は叉焼とネギのみのきわ めてシンプルな組み合わせ。叉焼は小ぶりな豚肩ロースが2枚で、スライサーによると思われる薄切りです。具はこれだけなので追加トッピングが無ければやや寂しい感があります。

麺屋 たにぐち

麺屋 たにぐち

 あべのキューズタウン北側一角を占めるViaあべのWalkの、阿倍野ルシアスに面した1階にある汁なし担々麺のお店です。
 店内はカウンター席のみの10席。やや薄暗い照明で、カウンターテーブルにスポットライトが当たるようになっています。

クリアーな味わいの豚骨スープ

麺屋 たにぐち

 豚骨清湯の「特製豚塩らーめん」(1,050円)は、コニーデ火山をひっくり返したような形の白い器に澄んだスープが満たされ、2種の叉焼と各種具材が賑々しく盛り付けられています。
 ほんのり柚子の香る軽い塩味の清湯スープで、旨みとコクのバランスが良好で、切れ味のいいクリアーな味わい。こんなさっぱりした味なのに豚骨というのはいささかの驚愕を憶えます。

麺屋 たにぐち

 麺はこのスープにお薦めの「こだわりストレート細麺」。しなやかで歯切れのいい仕上りです。適度にコシを持たせ小麦の風味が豊かな仕上りです。
 2種の叉焼は炙ったバラ肉とレアチャーシューの3枚づつ、肉の旨みが堪能できます。味玉は適度に味が滲ゅんでいて、黄身がいい具合に蕩けています。
 その他、穂先メンマ、アーリーレッド、スプラウト、九条葱、白髪葱。それぞれが味と食感を主張してきます。

らーめん 極 本店

らーめん 極 本店

 各線天王寺駅から国道25号線を西へ7分ほど歩いたところにあるラーメン店です。オープンは2003年というから、この地ではやや古株になりつつあるお店です。
 店内は両側に壁に面したカウンター席9席のみで、その奥が厨房。かなり暗めの照明となっています。

適度にコントロールされた豚骨臭を持つ「白とんこつ」

らーめん 極 本店

 「白とんこつ」(750円+煮玉子100円)は、金属製の器に白濁したスープが満たされ、その中に麺が横たわっています。上面には叉焼、ネギ、キクラゲ、そして煮玉子が浮かんでいます。
 スープは豚骨ベースの醤油味で、程よい乳化具合。カエシと背脂によるコク深い味わいで、豚骨臭は適度にコントロールされています。

らーめん 極 本店

 麺は極細のストレート麺。九州ラーメン系の歯切れのいい質感で、濃厚なスープとの絡みも良好です。
 叉焼は肩ロースかな?薄切りながらもしっかりとした味わいで存在感がある。煮玉子は柔らかく煮上がっており醤油がよく滲ゅんでいます。また、たっぷりのキクラゲも食感のアクセントになっています。

※本記事は、2022/11/14に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ