『カバー写真の思い出~安直楼での出来事』AGE♪MAKIさんの日記

悪態の初音

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今から4年前の3月27日、ちょうどお吉祭りの日。
小学生の時から参加している奉納舞台を終え、たまたましていた斉藤きち(唐人お吉)のしていた料亭「安直楼」の一般公開を見に行った。

中をぐるっと見学して、さて帰ろと思ったら・・・???
かくかくしかじかこういう訳で、お吉さん役をしてもらえないか、と言うお話しが。

これも主(あるじ)だったお吉姐さんのお導きかと、引き受けさせていただいた。

そして・・・いきなり撮影(笑)
ヘアメイク?・・・頭は高校の時の先輩の美容室で結ってもらったのだし化粧は何時ものささっとメイク。あ、後ろ姿だけだから大丈夫ナンですか。
衣装?もともとウチにあった着物、そもそもお吉祭り用に自分で着たやつ(爆笑)
テレビ(しかも歴史番組)これで良いの?真面目に全部自前だけど良いの?
・・・良いんですね、はい、撮影開始。

何度も繰り返した入店シーン。
番組ナビゲーター・作家の泉英樹先生直々の「お吉らしい暖簾のくぐりかた」の熱血演技指導のおかげで無事撮影終了。「泉英樹の歴史を歩く・唐人お吉の幕末維新」として程なく放送された。
泉先生からたくさんの著書をいただいた・・・仕事の資料として勉強させていただいている。

おそらくこんなこと、一生のうちこの一度くらいだろう。私の良運はこれで使い果たしたかもしれない。

「唐人お吉」として、さまざまな謂れを残した「斉藤きち」。
私と故郷を同じくして
幕末の時代の中で、波乱万丈の人生を生きた女性。

これは偶然だったのか必然だったのか。
それ以来、私の不器用な生き方をお吉姐さんが見守ってくれているような気がして
少なからず、心強い。

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