レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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2位
1回
2013/04訪問 2013/04/29
久し振りの盛岡の街。車の中からすき焼きが頭の中を廻る。どうしてもそれが食べたい時が有る(いつもか)。
懐かしい入り口を入ると親方と若い女性の声あれメガネ掛けてたっけ?違う女性だ。
カウンターに御邪魔して、いつもの汲み上げ豆腐の餡かけをあてにエビスを流し込む。
お勧めを見て居る内に愉しみは後からと、山菜とモッツアレラの天麩羅に浮気する。男って・・・
黒鷲がストッカーに見えたのでモッキリでお願いする。行者にんにく・しどけ・タラの芽・蕗の薹・モッツアレラが到着。
良い苦味が酒を進める。チーズ以外は軽く塩で頂く。チーズは少し溶けて好ましい感じ。
食べながら白金豚の唐揚げに目が留まり思わず頼んでしまう。黒鷲お替り頂きます。
しばし独酌(注ぐわけじゃ無いから独酌はおかしいか)の後唐揚げ登場。
ここから親方と料理談義開始です。白金豚・馬刺しから生食の食品管理・目利きの話。
飲食店の経営と経営者の考え方に依るお店の有り方の違いを語りつつめちゃめちゃ美味しい唐揚げ。
唐揚げの下拵えや仕込みの話がTTPと御米に飛び 上喜元の梅酒を頂く。
御米からご飯の炊き方で米研ぎ後ざるで水切りは米が乾いて割れるてしまう話で盛り上がります。
家のご飯食べて見るかと聞かれ恐縮ですが、ご馳走に成ります。勿論何も入れない塩結び。
掌ではきちっとして居るのに頬張るとほろっと崩れる・・・まさにお結び おにぎりじゃ無い。
ここまで来て何か作ろうかと親方ふと時間を見ると閉店時間をとうに過ぎています。
次回の冷麺の予約をしながらこの日は御暇しました。
それから1週間が経ち、1年ぶりの(当たり前か)御誕生日のお祝いの2次回で麻衣ちゃんと訪問です。
豆腐・エビス・天麩羅・すき焼き・馬刺しを頂いた所で麻衣ちゃんダウン。それぞれ美味しいとご満足頂きました。
(彼女の名誉の為にお伝へしますが夜勤明けの寝不足です)
梅酒とよもに唐揚げと、冷麺ミニを一人で頂ました。
冷麺澄んだスープで、辛さを追求する物とは1味違う冷麺の道(先代の食○園)を想いました。
また親方に迷惑を掛けてしまいました。印象深い客に成ってしまいましたね。
でもまた伺います。ご馳走様でした。
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二週間も前なのに何て事だ。 来週は半年前から予約入れている去年もクリスマスにお邪魔したあのお店。
そんな事も有って、今週は和食にしたい所です。ウーンどうしよう困ったぞ。こんな時こそレビュアー諸先輩に縋ってしまおう。
おお有りましたこんな所にこんなお店が・・・早速電話してギリギリセーフです。テーブル席が取れました。
親方とお話出来るのでレビュアー様はカウンターがお勧めでしたが贅沢は言って居れません。
小雨の中それでも雪が溶けて幾らか歩き易く成った道を到着です。左カウンターで右テーブルです。
相方の好きなキリン生で乾杯です。 お造り3種盛とホヤの酒盗を頼んで、お通しに箸を付けます。
汲み上げ豆腐の蕎麦の実餡かけです。面白い食感です豆腐はツルンとのどをすべり蕎麦の実がアクセントに成ります。
もうちょっと味濃くても良いかなと思ったけど美味しいのでこれだけで御酒が御代わり成りそうなのでこの位で。
お造りが出て、平目・アイナメ・馬刺しです。折り返し前沢牛イチボのすき焼きと厚焼き玉子をオーダー。
ここで相方は黒角ハイボール・私は秋鹿を貰います。グラスは基より受けの枡まで表面張力です。
平目・アイナメは鮮度は勿論捌きも見事です。更に馬刺しに辛味噌は酒進みます。
店内超満席で厨房の親方と客席の女性(奥様)が飛ぶ様に動き回ります。とてもカウンターでもお話処じゃ有りません。
奥様の華麗な無駄の無い動きを見て、山海の彼女と双璧だなどとニヤついてはいけません。対面に相方が居ます。
すき焼き鍋と厚焼きが登場し鍋に火が入りました。厚焼き大きくてふわふわです。おろしに醤油で良い感じです。
すき焼きぐつぐつで先ずお肉を・・・柔らかい~~割り下がしもって堪りません。玉子に漬けるとよりマイルドに。
相方ハイボール御代わりで私は香川の御酒 凱陣を。オーダーのタイミングを皆さん計って居るので流れがスムーズです。
鍋突きながら、薄衣の湯葉揚げを追加します。ここで写メ取って居ると親方が寄って来てその炉は写真の橋が材料だよと。
お手ずから湯葉揚げを持って来て下さいました。この後のお二人の人心地着いた安堵の笑顔が素晴らしい。
さくっと揚がった湯葉の中心の生湯葉の感触を残した逸品を、最後に頂いてお暇しました。
ご馳走様でした。再訪必至ですね。
3位
3回
2022/01訪問 2022/01/24
歳も明けて初詣後の蟹政宗を除けば、姫との新たな腹ペコ旅の始まりです。
ランチタイムに何とかキャンセル待ちで訪問と相成りました。
何時も通り、ランチメニューで無く飲み物べつ一人壱万円でのお任せでお願いしました。
二戸のホワイトアスパラや八幡平の寒締めホウレン草や田野畑の雪下黄色人参と、県産食材の逸品の発掘にも余念が無い。
蝦夷鹿と県産牛との対比も異なる調理法で真に秀逸でした。
今回特筆すべきは、コキュールの帆立の絶妙な火入れの加減です。生でも無く、帆立の繊維があきらかに判別出来る程の過ぎたる加熱で無いグラティネの妙技。毎回こちらに伺う度に勉強に成ります。
前から思って居た事ですが、野菜 のずれ止めと言うか土台と言うかにマッシュポテトが点々と置いてあります。そのマッシュポテトがなまら美味。
シェフ曰く「基本ですから、ミルクとポテトに特にきを配って仕上げて居ます」との事でした。
美味しいパンを3回お代りして満腹に。
あっと言う間に2時間の楽しい時間が過ぎました。
美味しかったです。
またお邪魔させて頂きます。
日頃お世話に成って居る姫のお輿入れが決まりお祝いの宴を設えました。
やはりこう言う時は、こちらにお願いするのが良いでしょう。
フロアーのホスピタリティやスマーなサーブが、お店の格を数段押し上げた感が有ります。
シャンパーニュの祝杯で幕を開けた本日のメニューは、下記のラインナップです。
夏野菜ラタトゥイユのムース
(グラス仕立ての冷たい )
グリーンアスパラ・黒毛和牛のリエット・若鶏の低温調理(細めだけど香りの良いアスパラとパンとの相性の良いリエット、そして臭みの無いジューシーな若鶏)
大和しじみ・ソイのサラダ仕立て翡翠ソース
(しじみもソイも鮮度抜群)
ビスクのスープ
(濃厚なオマールの旨味)
真鯛のサフラン菜花とバジルのピューレ
(皮目ぱりぱりで身はふっくら)
お祝いのクロカンムッシュ
(ウェディング祝のプチシュー)
スイカのグラニテ(写真無し)
(季節は西瓜の季節ですね)
岩手短角牛のポワレ ルビーポルトソース
(厚みが気に成ら無い抜群の焼き加減)
メロンのコンジュレ 桃のシュゼットソース
(果汁滴るフルーツに酸味を添えるソース)
カプチーノをゆっくり楽しみます。
お料理各にワインをセレクトして頂き、マリアージュを堪能させて頂きました。
シェフの業の冴えが光るお料理と、居心地の良いおもてなしに酔いしれました。
御馳走様でした。またお邪魔します。
再訪 いつも御世話に成って居るお店の方々と遅いランチに伺いました。
可愛らしい女性の誕生日祝いも兼ねて。今回も素晴らしいお料理でした。
シェフと同じトウールダルジャン出身のソムリエさんが入ったのでお料理各にグラスワインをお勧め頂きました。
お料理に更に奥行きが深く成った様で嬉しいです。誕生祝いにクロカンブッシュとデザートも若干プラスされて居た様です。記念写真も帰りにお土産に。
長時間おもてなし頂き凝縮でした。お見送り頂きお暇致しました。
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クリスマスの予約を已む無くキャンセルして以来の再訪です。写真18枚追加
なかなか予約が難しく成って来たかもしれません。何度目かのトライで漸く席を設えて頂きました。
今回はランチで御邪魔しましたが、相方も飲まないとの事でノンアルシャンパーニュとオレンジジュースです。
個々のお料理が美味しかったのは勿論ですが、今回はアイナメのポアレが絶品でした。(料理名は写真に付記)
パンも其々温かく供され4個も頂きました。5個目を勧められ流石に辞退致しましたが美味しかったです。
奥の個室でゆったり過ごせました。皆さんで御見送り頂き恐縮で御座いました。また伺いたいと存じます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 下書きも溜まっていて居ます。月跨ぎに成りそうですが良いお店に引き合わせて頂きました。
飛び越えてレビューをアップされて頂きます。loro様と根菜屋様有難う御座います。
バスセンターの前の通りの一本裏の細い小路にそのお店は有りました。
出来て間も無いので新しい感は有りますが、さっぱりした外観で好感が持てます。
予約を名乗ると四人丸テーブルに案内頂きました。相方の自信の横顔が見れる左に座りました。
お料理シェアするのに便利そうです。通路確保の為の配置ですね。
先ずはシャンパーニュで乾杯。斜めにカットされたフルリュートグラスのフォルムが素敵です。
まだ新しいお店なので木の香が香ります。 店内の間接照明で埋め込み棚の上のラベンダーの花瓶で和みます。
店内の撮影をしながら観察して居ると、名物の木製の球形の器が運ばれて来ました。
中には小振りなシューが有り、どんこのムースのシューだそうです。
1口で頬張ってしまいましたがあっと言う間に無くなりました。
ここでワインをお願いします。グラスワインも豊富に提供されて居る様です。辛口の白をお願いします。
次に運ばれて来たのは、長めの皿にメレンゲの様なジュレに包まれた3種の食材です。
右からウニ・インゲン・鮭でその順で食べ進むと味の記憶が重なり、得も言われぬ酸味の心地良さです。
ホッキと蛸にトマトのテリーヌ添えは、特に炙ったホッキが良いお味です。ワイン進みますね。胡麻パンも進みます。
グリーンピースと枝豆の冷製スープはスープの癖の無いグリーンピースと歯応えの良い枝豆が目にも嬉しい。
スイカがクテルグラスで供され中休みです。ワインも赤に変えて重みの程々の爽やかな飲み口です。
ここでメインで、私は真鯛のグリルで相方は短角牛のロースト・佐助豚のグリルを頂きます。
真鯛は皮目ぱりぱりで身はふっくらしています。シンプルですがシェフの腕が冴えます。
短角牛は肉の旨味が凝縮され佐助豚は脂身では無くお肉の質の良さを引き出した逸品でした。
くるみのパンとの相性も良いですね。グラスに入った桃のソースで頂くアイス・リンゴ・シューも嬉しいです。
コーヒーを頂ながら、クリスマスの予約をさせて頂きました。予約取り難く成りそうな予感です。
奥の個室には小学生位のお子さんを伴った御家族もお見えでした。
まだ落ち着いた雰囲気は醸し出されては居ませんがホールが余裕が出て来ると盛岡の名店間違い無しですね。
クリスマスにまた伺います。ご馳走様でした。
4位
1回
2012/12訪問 2012/12/20
雪の降りしきる中足を踏み入れたジャズの殿堂。なかなか夜はお邪魔出来ずに居りました。
前にコーヒーだけの慌しい訪問が有りましたが今夜はゆっくりとお邪魔しました。
雪の中先客が6人です。ボックス席の一番後ろの席に陣取って居られます。お仲間同士らしい雰囲気です。
私はスピーカーの正面2番目の4人掛けボックスを占領です。一番前は重低音の直撃を喰らいますので。
今もって従業員なのか奥様なのか分からない女性にバーボンを御願いしました。その間もスピ-カーから流れるペットの独奏。
バーボンのロックとかきピーが運ばれやっと感触を取り戻して来た体を深々とソファーに沈めジャズの波間に漂います。
いつしかレコードが掛け替えられサックスの切ないうめく様な忍び音が空間を支配して行く。
バーボンを2フィンガーで御代わりしたあたりでマスターの菅原氏の興が乗ってドラムセットの前に・・・空気が変わる。
マスターの囁く様なシンバルを聴きながらバーボンの熱さで喉を焦す。ポイント各でアクセントを入れながらドラムオン。
身体が一緒にスィングし始め、酔いが廻り始めたのか火照ってくる。室が暑いせいでは無く空気が熱いせいに違いない。
ソファーに包まれながら重低音に揺れるランプシェッドを見つめる。グラスの冷たさのみが現実を謳う。
ライヴレコードにあわせて14と4つの手が拍手を惜しまない。グラスを手の中で回しながら一息つく。
ここで観客6名退出です。どうやらマスターが復興支援の尽力された返礼で沿岸からみえた方々だった様です。
ここから一人巨大ウーハーの前に対峙する。マスターも張り切った疲れが出たか小休止。
3個めのグラスを甞めながら刻がゆっくり流れるのを傍観する様に、更に惚けた様に闇に佇む。
いつの間にかグラスが軽い・・・・潮時だ。舫いを解き放ち雪の街に船出の時が来た。
素敵な刻を過ごせました。また碇をおろしに来ます。
5位
1回
2013/02訪問 2013/02/22
定期的にお邪魔して居ます。1次会から〆の蕎麦まで揃っていて申し分なしです。
今回は鍋が食べたいとのリクエストに応えて、てっちりと鮟鱇鍋を各2人前お願いします。
先ずはビール(エビス生)で乾杯です。遅れて到着でしたので追いつかないと。
頼んで置いてくれた穴子の炙りが運ばれ、ほうれん草のおひたしがお通しで出されます。
何時も穴子の押し寿司を頂くのですが今日は鍋なので自重して居ます。炙りもツメと相まって美味しいですね。
牡蠣の昆布仕立てを頂きながら田酒を1杯お願いします。牡蠣がぷりぷりで昆布の旨味が広がります。
ここで、てっちりが用意されセルフでしつらえます。取り分けて食べると1人分が流石に少ない。
値段の割りに美味しいのだけど物足りない感じが・・・と思って居る所へ鮟鱇鍋が到着します。
胃に染渡る鮟鱇の旨味が堪りません。やはり腹ペコ3人に各3人前を頼めば良かったと後悔。
鍋に舌鼓を打ちながら、磐井鶏の唐揚げ・大間の鮪焼き・三陸牡蠣フライを次々に平らげながら杯を重ねます。
私は 鷲の尾を頂きそろそろこの場はお開きに。ご馳走様でしたまた近い内に。
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久々ここ一関で夜の街へ 以前一度だけ半分酔って伺った記憶が今回カウンターにたたずみながら朧げに蘇りました。
外観も内装も清潔感が有るスッキリしたお店です。 店内には水槽が有り豊富な魚貝類が目を愉しませます。
特に目を引かれたのは<しゃこ> 活きているのを生で見るのは初めてかも。
そんなこんなで刺身・焼き魚・天麩羅・珍味(あん肝や塩辛)・蟹・おにぎりやお茶漬けと食べるだけ食べて大満足でした。 刺身も角の立った新鮮さの際立ったもので、天麩羅もカラッと揚がっていて文句の無いものでした。 但一点残念なのは、照明が明る過ぎたため雰囲気がイマイチな感がした事でしょうか。
何れこの地では、随一の味と素材の良さ、そして遅くまでの営業時間も合わせてたびたびの訪問と成ると思われます。
6位
1回
2013/08訪問 2013/08/14
盛岡さんさの祭りの喧騒の宵の街をそぞろに歩く雪駄の後を下駄の小さな音が追いかける。
茹だる様な澱んだ空気を連れて浴衣の裾を風が揺らして追い越して行く。逸れるなよ。繋ぎ合う指と指。
などと言う事は全く無く、足早にエレベーターに乗り込んで5階に足を踏み入れる。そこは異空間の入り口。
予約の名前を告げ案内を請う。 お待ちして居ました。こちらへどうぞ。 カウンターの隅に席を占めます。
お料理はお任せして居ますので、先ずは喉を潤す為に恵比寿をグラスで頂きます。喉に染み渡ります。
先付けの夕顔のたいたんが冷やして有って有り難い。自然薯他も暑さに参った胃に優しい。味付けも上品だ。
ここで飲み物を選ぶが、季節に合った 鮎正宗 を御願いします。 う~ん爽やかな飲み口だ。
本もずくの酢の物がカクテルグラスでお目見栄です。普通のもずくより力強く観じられ酢も良い塩梅です。
お造りは鮪中トロと鯛の昆布〆が歯応えも適度でお酒が進みます。ここで佐賀の夏純を追加します。
入れ替わりに海老・蟹・青菜の逸品が運ばれバランスの良いお料理に唸ってしまいました。
さらに銀鱈の素材と仕事の見事な焼き物のプリプリ感を愉しみながら、秋田の夏のしずくを発注します。
鰈の唐揚げの餡かけの、皮目パリパリ餡がしっとりで身がぷりぷりで最高です。
1品位お料理飛ばしたかもですが〆の焼きお結びと素麺が登場し相方がギブアップです。
浴衣の帯が厳しいので、田澤さんに量少なめで御願いして置きましたがさすがに〆に手が出ません。
1人で焼きお結び2個と素麺1.7を軽く退治します。素麺に浮んだ酢橘が素敵なアクセントで1口は相方も。
デザートの抹茶スフレも1口です。甘い物は別腹でスフレはOKな様です。
でも視覚で捕らえるとその分空けようと前の食べた物を送る動き胃がするのを医学番組で見ました。
さすが田澤さん、何を頂いてもため息の出そうな仕事です。ゆったりと愉しい刻を過ごさせて頂きました。
ご馳走様でした。またお邪魔します。次回は食べられる格好で。
7位
1回
2013/03訪問 2013/04/05
盛岡市大館町裏に有った しまかさん。 あちらが今やって居らしゃら無いので探しました。
しまか で引っかかりました、中央通り?あれここって天信さんだった場所でした。先ずはランチでも・・・
お昼は開いて無い様でランチ難民の憂き目に有ってしまいましたが、おかげで良い寿司屋さんに行き会いました。
今回は相方との食事が和食のタイミングでしたので、美味しいお魚が有るんだけど・・・と口説いて訪問です。
予約時点で結構混んで居る様でしたが、2人でカウンターならと滑り込みです。早い時間に到着18:30です。
座卓4卓の内3卓は埋まって居て、カウンターも10席位中5席にお客様が居らっしゃいますがゆとりの着座です。
私達はコ型の1辺に収まりました。先ずはビールで乾杯し、突き出しの鱈の霙煮で人心地をつきます。
何はともあれお魚メニューの品定めです。刺盛と山田の保谷(初物)とあわしの揚げ蒲鉾を御願いします。
鮪・カンパチ・海老・赤海鼠・生タコの綺麗なお造りです。どれを取っても、とっても美味しい。
流石魚屋さん素材が良いのと大将・・・おっと女将さんの腕が冴えます。気風の良い女将さんです。
相方はお魚大好き(何でも大好きな気もする)なので目を細めて口に運びます。一瞬目を見開いて指差します。
何事かと見てみると生タコが絶品だと3度指を振ります。成る程こりゃ~美味いや♪♪鮮度(生タコ)良いし歯応え抜群。
堅くてグニグニのタコとは違いサクっと噛んだ感じが堪りません。
続いて保谷の登場です。オレンジの色も鮮やかですが、臭みの全く無い甘さを感じるものでした。
独特の味等のファンには不評かも知れませんが間違いなく美味しいです。二人で話しもせずにもくもくと頂きました。
恵方巻きじゃ無いんだから・・・途中 吾妻峰中摂り(蔵に行って特別に詰めて貰ったらしい)を頂きます。
いわしの揚げ蒲鉾はネーミングとは裏腹にさんまのみりん干しの様な胡麻の香ばしい柔らかな食感です。
お酒すすんで一迫の綿屋の院殿を追加しながら牡蠣の蒸焼き・キンキの煮付けを発注します。帆立フライも。
黒鷲の文字をメニューに発見しひょっとして鷲の尾・・・黒って(辛口の表示)すっきりしてるけど甘口の鷲の尾。
先ほどからお酒の相談して居るこちらの息子さんらしいナイスガイにこれって鷲の尾?って聞くと、大きく頷く。
早速1杯貰って利き酒宜しく味比べ。辛口だ~~刈穂の超辛口並みです。これはイケル。
ここで相方はノンアルに切り替え気に成っていた おさむさんちの蜜柑の雫です。
蜜柑40個分絞ったまんまの果汁らしいです。んまいです活活とした蜜柑(正に蜜柑)のテイストです。
蜜柑本来の甘さのみなので、ベタベタしない爽やかな逸品です。飲み物担当凄いぞ!!
褒めたらこんなのも有るよと 葡萄ジュース・・・これも美味い。勝沼醸造所・・・ワインに成るの横取りです。
冬の名残の牡蠣・キンキの煮付けは申し分無し、帆立は予想通り頑張っても3口位の大物のフライです。
お酒もお料理も堪能してお会計御願いするとメッチャ安いんです。前のお店のレビューで知っては居ましたが。
女将さんのお料理と確かな飲み物の品揃え。良いお店です、またお邪魔します。ご馳走様でした。
8位
1回
2013/02訪問 2013/03/19
やっと念願の根菜屋さんに訪問です。小学校の校庭の向こう、周りに何も無い辺りにポツリと灯りが見えます。
日陰の裏通りなので足元滑るので恐る恐る目指して歩き、ようやく入り口に到着です。
1階の一番奥のテーブルに案内され早速ビールを御願いして乾杯です。奴の南蛮味噌を頂きながらグラスの底が・・
御揚げさんと野菜のたいたんが出されます。南蛮味噌のきりっとした辛味と御揚げに滲みた御出汁が堪りません。
お通し2品なのですね。1品1品が考えられた逸品です。
お勧めのおでん盛り合わせとタコのルイベを、日本酒(月の輪オリジナル)とオーダーしてビールを空にします。
仕込み水を頂きながら、おでんに箸を。大根は味がしゅんで居ますが歯応えがしっかりした煮込み具合で好みです。
卵・凍豆腐・つみれ・牛蒡巻き・こぶとどれも良い出汁加減です。暖まって良い感じに酔いが廻ります。
タコのルイベも良いアクセントに成ります。 牛すじのポン酢と爆弾を御願いする頃には、お酒が無くなります。
ひろき特別純米(紫波の辛口)を御願いしポン酢ですっきり、爆弾で顔を見合わせ互いに皿を指差しました。
結構お腹一杯なのに、タウリンがタップリのシジミとラフテーを頂きます。噛まずに口の中崩れるラフテー。
取り皿やお醤油まで吟味され、お子さん含みの宴会もされる良いお店です。
大満足でお会計・・・安い!!まるで、1人分のお会計みたいです。
Myレビュアー様と約束した会員カードを頂き、お見送り頂きお暇いたします。
次回お通しサービス分までさらに愉しみたいと思います。ご馳走様でした。
9位
1回
2013/05訪問 2013/06/11
麻衣ちゃんのお誕生日のお祝いに今まで一緒に行ったお店をピックアップして見ましたが、今年は彼女の知らない隠れ家に。
燈弥の白金豚の唐揚げと前沢牛のすき焼きを連食予定でしたので、お肉以外中心でお願いしたお任せコースです。
奥の間接照明の良い雰囲気のテーブルに通されます。髭のイケメンに、先ずはシャンパーニュをお願いして乾杯です。
普段なら生ジョッキですが、今日はしゅわしゅわが喉に心地良いです。
宮古産うにと茄子・空豆の○○・・・(久々の麻衣ちゃんに見とれていて聞き逃しました)が出され冷えたスープが美味しい。
アスパラ・海老・椎茸のコロッケとマスカルポーネのラビオリが運ばれて、ワインをオーダー最初は白で。
コロッケを撮り忘れる位、余り普段白を飲まない彼女に白の美味しさを語っていました。ラビオリはなかなかの逸品です。
白ワイン辛口と鶏の胸肉のロースロと真鯛のポアレを頂きます。豚と牛を避けて、お料理出して頂きました。
細かい気使いが嬉しいです。フルボデイーの赤ワインとアサリの○○を頂きながら暫くぶりの四方山話。
そうこうする内に白海老と唐墨のパスタが運ばれて良い塩梅の味付けを棚しみます。
ドルチエのお皿がお洒落だと悦んで貰い大満足の宴でした。
雰囲気も良くグラスワインの懐の深いお料理の素敵な、CPも良いお店です。
また今度は違うコースでお邪魔します。ご馳走様でした。
10位
1回
2013/08訪問 2013/09/16
2013/8再訪 前回のカレーパンの冷凍在庫が無くなったとのお達しにより調達係り発進です。
菜の花からひまわりに花が移り変わって残暑が厳しい季節と成りました。と言いながら今は9月ですが。
早く着きすぎて到着待ちしばし。髭のオーナー到着と同時開口一番に、今日は何個と。12個頂きしばし歓談。
店内撮りながら、 写真良い? どうぞ。 それではパチリ。 ちょっとすまし顔です。 またお邪魔しますね。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 盛岡遠征中相方の、お買い物への仕度が出来る間暇が有ったのでちょっとお使いです。一寸じゃないか。
一本桜や乳製品で有名な小岩井農場の向こう、雫石スキー場の近く(田舎の感覚での近く)です。
雫石の町の方からも行けますが、景色の良いこちらからの道が好きなのでほとんどこちらを通ります。
沿道の耕草地に市街地より遅く満開に成った菜の花が咲き誇る中風を切って急ぐ。目指す先は1軒のパン屋さん。
このお店元はIターンでペンションをされて居たご主人が病高じてパン屋さんを始めてしまったお店です。
因みに電話はそちらに繋がりますので、当日の御取り置き予約はご主人の携帯に。でも公表して無いか。
なんせ早い日はカレーパン150個位が2時間持たずに売り切れも有りです。あそこまで行っての空振りは 簡便です。
今回も電話して予約して取って置いて貰いました。カレーパン4個。到着して写真撮ってる間にも2組入店です。
やはり日曜は出足が早いですね。写真を先客を避けながらレジに向かって進んで居るとほぼ完売近し。
そう言えばこちらのチーズケーキ未だ頂いた事が無い。移動中1パック2個を手に取り一緒にお会計です。
丁度後続が途切れたので県南のお蕎麦の話しで盛り上がって居ましたがどうやらお客様がお見えです。
数年前体調を崩され入院休業されて居た苦しい時を過ごされたあの頃が嘘の様な賑わいです。
帰りの車の中我慢仕切れず1個自分用に買ったカレーパンを頂きます。んまい~~~♪♪♪
ボリューム満点で数時間炒め続けた玉葱が効いた後から辛さの追いかける絶妙のカレーパン。唸るね!!
冷凍して置いて後から解凍して暖めても十分いけます。相方はユックリそうして愉しみます。序でにチーズケーキも摘み食いします。
だけど、さつま芋パンの方がお勧めかな。チーズケーキはフェアリーテールかおねーさんのチロルが良いかな。
お身体大事にされてパン創りに精進されて下さいませ。また伺います。癖に成る味です。
すみませんこのお店はもう存在しません。 2014年1月25日にて閉店されました。
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人見知りで控え目(誰がじゃ)な私は何か緊張すると饒舌に成りお酒の廻りも早い様なのです。
盛岡の松本さんのお店に伺った時は2回分3ケ月掛かりました。しかも長文。
今回も、初回は酔いも手伝ってお土産の鯖の棒寿司を持って帰るがやっとでしたので2回分纏めてUPです。
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翌日に最後の新年会を控えた土曜の夜、中間地点に前乗りと称してこっそり0次会を単独で開催です。
仕事を早仕舞いして北上の定宿にチエックインしてお店からの電話待ちです。予約で満席でしたので空き待ちです。
流石北上で一番勢いの有るお店です。ホテルでゆっくりしてからの出撃の予定でテレビを点けた瞬間携帯が。
早々とる物も取り合えずお店に参上しました。入り口二重ですが奥の個室までは靴のままで大丈夫です。
通路が曲がっていて入り口から見えないカウンターです。カウンターに一人なのを良い事に撮影を許して頂きました。
お料理8品で5000円で御任せ、お酒は別で御願いしました。帰りに鯖の棒寿司をついでに。
先行のレビュアー諸氏のお話を交えながら、お酒の話やら食材の話をちらほらとしてビールを待ちます。
奥の宴会用に手元の忙しい親方に合間を縫って突き出しにキャベツと御揚げさんの炊いたんを出して頂きました。
寒い中歩いて辿り着いたのにやはり最初はグラスのビールで喉を潤します。
付けで蟹豆腐のジュレ・玉子焼き・鮎の煮浸し・牡蠣の煮込み・たらこの醤油煮・和牛の黒胡椒焼きを出して頂きました。
ワインも有りますがここはじっくり日本酒をと、浦霞をお供に舌鼓を打って落ち着きました。
包丁の冴えるお造りと銀むつの西京焼き前沢牛?だったかなと野菜のソテーと続き会津の飛露喜を追加します。
この辺で空きっ腹にアルコールで始めてしまったので結構効いてきました。後2品程は写真も記憶も有りません。
ご飯物はどうするか聞かれた時点で会計・お土産・ホテルまでの帰着でカラータイマーが切れました。
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やや半月の刻が過ぎました。 思い立って再訪は遅い時間に予約無しで。
勝手知ったる他人のお家宜しく、どうも~♪♪とカウンター前に席を勧められお邪魔します。
前回の不甲斐無さを優しくお気遣い頂き、この前大丈夫でしたか と声を掛けて下さいました。
はい何とかホテルに辿り着き大丈夫でした。お土産も翌日ですが大変、美味しく頂きました。
厚顔無恥の私ですので、明日お魚を戴く予定なのでお造り以外でお願いします なんてお願いしたりして。
ビールを頂き先付けに、のれそれ を出して頂きます。この時期にのれそれ?でも旬の時期を知りません。
遅い時間からの開始なので5品程御任せで酒肴を御願いします。先付けとビールがあっと言う間に終了しました。
鮟肝ですが と出されたお皿は新鮮なチーズにナイフを入れた様な見た目です。口に運ぶと絶品です。
今まで戴いた物が一体何だったのだろうと唸ってしまいます。生臭さが微塵も無く仄かにネットリ口中に広がる甘み。
ここは絶対、日本酒ですね。山形米沢の雅山流(大吟醸)を頂きます。
燗よりひや、ひやより冷酒が好きなのできっちり冷えたところを御願いします。
鱈の唐墨掛けは淡白な白身を軽く湯通しして唐墨を摩り下ろして掛けて共されます。自家製でしょうか良い塩梅です。
磐井鶏と野菜のソテーを頂きながら山形鶴岡のばくれんをひやで追加しました。磐井鶏と野菜のソテーが連なります。
カウンターで知り合ったマダムと安比の春田シェフの話し等で盛り上がり2品程写真もお料理名も失念しました。
お腹大丈夫だったら、何か造りましょうかと出して頂いたのが蟹雑炊でした。滋味の賜物です。
愉快なそして素敵な刻を過ごさせて戴き至福の空間を満喫出来ました。
次回再訪が早そうな予感の佳店です。親方・奥様含め皆さんにお世話に成りました。また近々お邪魔します。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 2013・7 再訪 写真8枚追加
アクシデントで1回分飛ばしてUPです。何時もながら1品1品が出色の陣容です。
今回は山形赤湯の酒井ワイナリーさんのワインがお供です。タケダワイナリーも品揃えが有りましたが初見のこちらで。
鯛の白子の酢の物・鱧の炙り・アスパラの天婦羅をはじめ見た目も嬉しい設えでした。だが何と言っても喉黒の塩焼きでした。
今までも何度か喉黒に出会う機会は有りましたが、今回は皮目パリパリで身はふっくらの目を見張るお手並みが見事でした。
やはりこれは親方の腕の冴えが光ります。簡潔な料理は技量が如実に顕れます。またお邪魔します。ご馳走様でした。