レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2014/02訪問 2016/07/11
こちらは猪苗代駅前にあります
昭和の雰囲気を色濃く残した かくだい食堂
昔、猪苗代町でスキーのインストラクターをしていた頃から
通っていたような記憶が・・・(笑)
以前は、うどん・蕎麦など結構メニューがありましたが
現在は・・・
【ラーメンとカツ丼の2本立て!! 】
「どうしてメニュー減ったんですか?」とお聞きしたら
「いろいろあっても上手く作れないし、
たくさんあると面倒くさいからね~ もう止めたんだ」との答え
・・・なんて、男らしい
・・・そして、なんて職人気質な
「じゃ、今はラーメンとカツ、2種類で勝負しているのですね!」と激励したら
「カツは煮込みと、ソースがあるから2種類じゃない、3種類なんだ!」との答え
しゅ・・・しゅみましぇ~ん(汗)
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
こちらの食堂、大型液晶TVの前に
アンパンマンやトイストーリー等、たくさんのオモチャがありまして・・・
「ママ、欲しいよ~」
それを見て、欲しがることも達・・・
おいおい、これ全部買ったら幾らすると思っているんだい
焦る母親・・・(汗)
「ママ、欲しいよ~ ママ、ママ・・・」
さらに悲哀の眼差しで、すがるこども達・・・
うーん、仕方がないなぁ~
ビビビビビビ
ビビビビビビ
ビビビ・・・ビ・ビビビビビ・・・
マダムヤンビィィィィィィィィーーーーッム!!
久しぶりにさく裂させた
「秘儀、物欲しそうな眼差し」は切れ味がするどく
もう、親父さんメロメロだね(o^-')b
・・・結果・・・・
かくだい食堂のおもちゃは
ごっそりテレ娘が貰っていっちゃいました~ .。゚+.(´▽`)゚+.゚イェ~イ
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
【 後 日 談 】
先日、かくだい食堂をブログにUPしたら
閉店したみたいだよ・・・と、お友達から連絡が。
食べログでも【閉 店】になっています。
最後、閉店するからメニューを2つに絞られたのですね。
店主様、具合が悪かったのかな。
お店のオモチャを貰ったときも
遠慮する私に
「いや、もういいんだ・・・誰かに貰われた方が、
このおもちゃも喜んでいると思うよ」と仰って、渡してくださいましたね。
あー、私って、鈍感だな。
店主様の思いに、全然気が付きませんでした。
お店の中で店主様と一緒に時を刻み
たくさんのお客さんを見てきたであろうオモチャ類は
ずっとずっと大切に使わせていただきます。
閉店する寂しさを微塵もみせず
最後まで笑顔で対応して下さった店主様に感謝です。
また、どんな形であれ再開して下さることを切に願っております。
ありがとう・・・かくだい食堂。
最後の最後、小娘たちにも食べさせることが出来て良かったな。。。
また一つ、福島県から昭和の灯が消えてしまいました・・・。
もう一度・・・本当にありがとう。とっても美味しかったです。
2位
1回
2014/03訪問 2016/07/11
東日本大震災・・・
あの日から早いもので3年が経ちました。
もっとも、あの日から時間が止まっている方々の苦悩を想うと
「あれから3年」と言っていること自体が
恐ろしいくらい他人事なのかもしれません。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
青春時代を過ごした福島市・・・
多くの友人が「自主避難」として去って行きましたが
恋愛、友情、部活、就職、結婚・・・
たくさんの大切な思い出が詰まっていてる街。
その福島市のシンボル、信夫山
・・・そして阿武隈川
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
・・・で、いただいたのは
2013年誕生した 福島市の新ご当地B級グルメ
ふくしま阿武隈焼きそば(350円)
福島市に馴染みのある食材
「鮭、イクラ、柚子」を使った新しいグルメ
・・・とのキャッチコピーですが
これが・・・
マズイ訳ではないんだけれど
お世辞にも美味しいとはいえない微妙な一品。
具体的な味わいと言えば
まずベースは「めんつゆ」らしいけど
ソースの味もするかな?
そして柚子・・・
大きめの刻み柚子がダイレクトにインしているので
柚子の主張が強すぎです・・・(((=ω=)))
鮭が鮭フレーク。。。って、ところは
阿武隈焼きそばのルールらしいので仕方なし^^
でも、イクラはちゃんとしたイクラですよ♫
・・・ま、焼きそばに合うかどうかは別問題ですが・・・
しかも、麺の上で刻み海苔がバリバリにへばりついちゃって
食べにくいことこの上なし・・・(≧ω≦)
これでは100年経っても郡山には勝てないな・・・ってところが
不器用な福島市民らしくて、
とっても素敵で、とっても愛おしくなる一品。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
まぁ、はっきり言って
普通のソース焼きそばの方が美味しいとは思いますが
テレ娘的に
こちらの「ふくしま阿武隈焼きそば」を、お勧めするポイントとしては
福島市が大好きということ以外に・・・
(1)柔軟さのない安易な発想の詰め合わせ
(2)美味しくも不味くもない見事なまでに無難な味わい
(3)地元ではたいして有名じゃないものを「特産」としてねじ込む
・・・・と、見事なまでに
「ご当地B級グルメ」の基準に、適合しているところでしょうか^^
3位
1回
2014/06訪問 2016/07/11
始めにお断りしておきますが
こちらのお店、写真がないと、その素晴らしさが全く伝わりません。
残念ながら、現在は
【 写 真 撮 影 厳 禁 】となっておりますので
まずは、食べログで先にレビューをUPしております
逢坂様のブログ(→こちら)の
野間食堂の写真をご覧になりながらお読みください。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
・・・さて、野間食堂・・・
絶好調の時に行った方が良いと噂では聞いていたので
今回、1週間前から節制の生活を送り
体調をベストのコンディションに整えて
・・・いざ、参戦(o^-')b
店内を覗くと、おば様お二人が談笑中。
唯一空いているカウンター席に座ろうとするが
「あなたは、あっちで食べてね」と、
バロック?のように見えなくもない
道路を挟んだ謎の館に行くように命じられる
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
・・・で、いただいたのは ラーメン(200円)
料理も写真撮影禁止なので
これも先にUPしている逢坂様のレビューでご確認して下さい。
http://tabelog.com/fukushima/A0704/A070401/7000174/dtlphotolst/P24241466/?ityp=1
いたってシンプルなラーメン。
麺は細ちじれ麺で、太さや長さにばらつきがあるので
もしかしたら手打ち?
・・・って思うほど、ナチュラルな食感。
具材は
チャーシューが一枚、なるとも一枚、ほうれん草とネギが少々
・・・こちらも基本的な具材。
・・・で
チャーシューを一口食べた瞬間・・・私は悟る。
悟りを開いた私は、
チャーシュー、なると、ほうれん草は見なかったことにして
私の記憶から消し去り
ひたすら麺だけをすすりきる・・・。
いやぁ~なかなか味わい深い麺ですね♪
チュルチュルっとした食感はないけれど
ラーメンの奥深さを感じさせてくる
この店、独特の味わいの麺です(^-^)
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
・・・で・・・
部屋に入るとドドーンと目に飛び込むのが
昭和の遺物「 テ レ ビ デ オ 」
おそるおそる
テーブルにあるリモコンを押してみると・・・
何と!テレビデオの上に液晶テレビが乗っていて
そちらが大音量で再生され、かなり焦る・・・
あまりにもテレビデオのインパクトが強すぎて
その上の液晶テレビに気が付きませんでした・・・(≧ω≦)フカク
言われてみればリモコンも最新仕様です^^
ま、それだけ動揺していたということかな(笑)
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
・・・なお、・・・
アベノミクスの波は
まだ野間食堂までは届いていないようで
消費税 据え置きの200円のままでした♫
増税著しい昨今、嬉しい価格ですねっ!
いや・・・もしかしたら
消費税ってものに気が付いていないのかも。
そのくらい昭和のかほり溢れる魅惑のお店でした♡
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
【 最 後 に、 ご 注 意 】
逢坂様の写真と同じ部屋でいただきましたので
逢坂様の写真と、基本 全く変わりはないのですが・・・
今現在はメニューの中に
「写真撮影禁止」・「携帯電話禁止」の札が貼ってあります。
残念ですが、仕方がないですね。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
4位
1回
2014/03訪問 2016/07/11
おばあちゃんが奏でる、泣く子も黙る子守唄。(遠刈田温泉ぶらり旅6)
★コメント欄開くの忘れちゃいました。ごめんなさい★
孫がおらのごと「ババァって呼ぶんだ・・・」
久しぶりにお邪魔した大本豆腐店のおばあちゃんは
お孫さんの話になると
目を細め嬉しそうに・・・そして饒舌に語りした。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
今回・・・遠刈田温泉に寄った一番の理由は
大本豆腐店のおばあちゃんに再会しに行くこと
どうしても会いたかったので
こちらのお店だけは「ぶらり旅チケット」ではなく
ニコニコ現金払いでいただきました(笑)
まず、お店に入ると、ドーンと目に入る大きな囲炉裏・・・
その囲炉裏を囲んでイートインが可能♫
・・・そして・・・
囲炉裏で巨大なお豆腐と格闘している間は
田舎特有のスーパースローな時間が流れ
おばあちゃんとの語らいのひと時・・・
ここでしか味わえない貴重な時間に触れることが出来るのです。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
・・・で、具体的に食べた食事とその感想ですが
いただいたのは寄せ豆腐
一番美味しい「青畑豆腐」が日祝限定なため
あおばたを狙って、日曜日に伺ったので
もちろん、日祝限定の青畑寄せ豆腐を注文、お値段は270円
270円のお豆腐と聞くと高く感じますが
大きさは普通の寄せ豆腐2.5倍くらいありますので
270円というのも納得のお値段(^-^)
もちろんイートイン可能なので
出来立てを店内でいただきますが
まずは、そのまま口へ・・・
味わいは濃厚。そして芳醇なあおばた豆の香り。
もはや
スーパーで売っている豆腐とは一線を画した新しい食べ物。
あおばた豆腐がまだ温かく
口に入れた時に広がる濃厚な豆腐の旨みは、絶品の極み。
そして、
お店に置いてある「大本豆腐店特製たれ」をかけて食べると
豆の匂いがマイルドに包まれて
訴えかけるようだった豆腐の旨みに、柔らかい深みがでます♪
伺ったところ、豆はもちろん地元産。
良質の豆を使っていて
混ざりものを排除し、丁寧に作られたお豆腐は
ただ単に舌で味わうのではなく、鼻で楽しむもの・・・
おばあちゃんの言葉には、ただただ頭が下がります
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
今回も囲炉裏でおばちゃんと
たくさんお話をさせていただきました。
うちの子と同じくらいの年齢のお孫さんがいること。
お孫さんが、可愛いくて仕方がないこと。
でも、豆腐作りのため保育園に入れているのが寂しいこと。
そして、冒頭の会話・・・
最近、お孫さんが保育園で「ババァ」って言葉を覚えてきて
自分のことをババァって呼ぶようになったこと・・・。
決して愚痴ではなく、
全部、楽しそうに
そして愛おしそうに話をされます。
・・・おばあちゃんは続けます・・・
孫はオラの事、「ババァ」っていうげれど
豆腐を食った時だけ「ババァ」じゃなく
「ばあちゃんの豆腐、美味しいって言うんだ・・・」
そう言って、ちょっぴりはにかんだ
おばあちゃんの横顔が
少女のようにキラキラ輝いて見えました。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
お孫さんにとって
おばちゃんの作る豆腐の味・・・
そして、豆腐を作っている おばあちゃんの後ろ姿は・・・
どんな教えよりも・・・純粋で尊い教科書で
どんな言葉よりも・・・心に染み入る子守唄なんだね。
ありがとう、おばあちゃん。・・・
うちの子が大きくなったとき、また会いに行くからね。
テレマーク娘のマイベストレストランは
ふるさと福島を
思いっきり贔屓してお届けしております^^