『コンビニ、驚愕の事実。』みつごとうさんさんの日記

みつごとうさんの、うれし恥ずかし食日記

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みつごとうさん (男性) 認証済

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突然ですが、コンビニに年齢ボタンがあるのは御存じでしょうか。

レジの金額入力の列の隣りに10、20、30、40、50とあるはずです。
これは市場調査の為、バーコードで読みとった商品が、
どんな年齢層に購買されるのか、
店員がお客の年齢を推測して(つまり見た目で)
10代か20代か30代か、40代か、50代以上かを打つのです。
意外と知らない方は割と多いんじゃないでしょうか。
私はこれを知ってから
お勘定する度に、覗きこむことはできないですから、
顔は極力正面を向き、
目線は出来るだけ必死に年齢ボタンを見るという、
まあ、その顔を見ると多分恐ろしげな顔じゃないかと思われるぐらい
メチャクチャ注視しています。

大体、自分で言うのもなんですが、
実年齢は50代後半なのですが
年齢ボタンは必ず40を押されるという、
ちょっと嬉しい(実は激しく喜びを味わう)瞬間であります。

ところが、あるコンビニにいらっしゃる20代と思われる女性店員さんが、
私の年齢を必ず30と押す人がいます。
やはりこの年齢になると、
若干の冷静さを持ちあわすもので、
ニヤニヤしながら、待てよ、なんらかの陰謀があって、
ある日、その女性から声を掛けられ、
何かを売りつけられるんじゃないか、
とか疑心暗鬼に陥ったこともありました。
しかし、やっぱり気分の高揚は隠せるはずもなく、
その店員さんのレジが終わると、
一日いいことがあった気になったりしていました。

ところが先日、ある雑誌で年齢確認の事に触れていて
店員さんによっては年齢判断が面倒臭いので
必ず一定のボタンを押すのだ、という事実を知りました。
この記事を見た瞬間、私は軽い脳震盪を起こした感がありました。
人生、やはりうまい話ばかりではありません。

やはり食べログでお世話になっているのですから、
レビュアーの皆さまの中で
かけ離れた年齢ボタンに有頂天になっている哀れな方がいらっしゃったら、
それは悲しい罠であるという事実をお教えしなければ、
という社会正義に燃え、
ここに大きな使命感に駆られ、書いてみました。

人生、ところどころに狡猾な落とし穴があります(>_<)
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