ミヤマヤさんのマイ★ベストレストラン 2017

酒がなくても ご飯はおいしい

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

おいしいうなぎが3店で食べられて、満足。
地元荻窪においしい店を見つけたのも、良かった。

マイ★ベストレストラン

1位

鰻禅 (本所吾妻橋、とうきょうスカイツリー、押上 / うなぎ)

1回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2017/01訪問 2017/01/18

やっと巡り合えた 満足のいくうなぎ

一月も半ばになると、なんだか寒いなあ。
新年会シーズンで、またまた浅草。
手袋をして毛糸の帽子で耳まで隠して出かけてきた。

新年会は午後からの集まりで、昼は食べてきてということだった。
それならまだ食べていない店で浅草のうなぎを食べようと考えるのは、当然のなりゆきだ。
浅草はうなぎ屋が沢山あって、前川初小川色川という三川の他にも鍋茶屋つるやうな鐡やっ古なんていう店もある。
おいらは まだ、さんしょ小柳でしか食べていない。
で、食べログを見るとこの界隈で一番評価が高いのが鰻禅という店。
浅草では断トツ一位なのだ。
せっかくなので、今日は鰻禅でうなぎを食べてから行こうと、前の晩に決めたのだ。

予約は出来ないようなので並ぶのは覚悟、開店の11:00前に行けば1回転くらい待てば入れるだろう。
土曜日だから混んでそうだけど、この寒い時期だから少しは客が少ないのを期待しよう。

浅草駅から歩いて行って、開店10分前の10:50に店に着いた。
隅田川を渡らなければならないので、厳密には浅草とは言えないかもしれない。
沢山並んでいるだろうと思ったのに、店の前には二人立っているだけだった。
???
そんなはずはないだろう。

扉の横を見ると、「只今 営業中 です」という札が下がっている。
あれ、もう開いてるんだ。
で、確かめに中へ。

勢いのいい大将の声で迎えられる。
今だと1時間は待つことになるとの説明があり、近くで待つなら携帯に連絡する、店内で待つなら二階へどうぞと言われた。
ということは、1時間待てば食べられるんだ。(良かった、良かった)
この寒いのに一人でうろうろしたくないので、二階で待たせてもらうことにした。
陽気が良ければ浅草寺へお参りしてくると、いい時間になるかもしれない。

店内はカウンターを含めて14人くらいがかけられるようだが、もちろん満席だった。
当然まだ誰も食べてはいなかった。

奥の階段で二階に上がると、卓が二つある小部屋で、人はいなかった。
ここで持参の本を読んで待つ。
うなぎを焼くにおいが立ち込めて来て、思わず鼻孔を広げてしまう。
いいにおい。
うなぎを焼くにおいは、最近あまり嗅ぐことが出来ない。

奥さんが熱々のお茶を出してくれる。
特上のうな重3500円を注文。
上は3000円で、あとは二段重6500円になる。

ちょうど1時間で下に下りるように呼ばれる。
カウンター席が二つ空いていたので、大将の前の席に落ち着く。
ビルの1階で、狭いがきれいな空間。
きっと建て替える前は古い家でやっていたんだろうな。

目の前の厨房で、大将が一人でうなぎをさばいている。
串打ちから蒸し、焼きの行程が全部目の前。
ここは特等席だ。
話し好きなようで、隣の客といろいろ話していた。
奥さんとも掛け合い漫才のような会話を交わしてる。

うなぎは15分ほどで出てきた。
おお、待ち兼ねた。

重箱の蓋をとると、きれいなうなぎ。
でも、思っていたより少し小さい。
左右にご飯が大きく顔を出している。
ま、いいか。

焼き加減は、特に深くはない。
裏側なんか、ほとんど焦げ目も無い。

まず一口。
あれ、なんだ、この香り。
そう、久しぶりにいい香りのうなぎだった。
しかも、おいしーい。

あとは、夢中でかきこむ。
いやはや、本当においしい。
何が違うんだろう。

コンロは炭ではなく電気だし、焼きは少し甘いって感じだし、口に入れるまではこれほどおいしいうなぎだとは考えられなかった。
だけど、脂の乗った素晴らしいうなぎだった。

タレはすっきりあっさり。
でも、おいしい。
よく蒸されているが、特に柔らかいわけではなく、かといって歯ごたえがあるほどでもない。
特に厚みのあるうなぎではない。
でも、おいしい。

ごはんはいい炊き加減。
お新香はたっぷりめだが、特筆すべきものではない。
肝吸も、悪くはないが特にとりたてていうようなものではない。
でも、うなぎは最高だった。

おいらには西荻の田川のうなぎが一番だったのだが、それに匹敵するおいしいうなぎだった。
これはまたぜひ食べたい。
今後、浅草に来ることがあったら必ず来てみたい。
多分混んでいて入れないってことが多いかも知れないけど、待てば食べられるのであれば、待つしかない。

  • 特上うな重 3,500円
  • 特上うな重 3,500円
  • 特上うな重 3,500円

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2位

うなぎ今井 (蕨、戸田、戸田公園 / うなぎ、丼)

2回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2023/12訪問 2023/12/06

●良く焼けた、濃いめのタレの新仔うなぎ

6年ぶりの蕨市にある今井のうなぎ。
友達の家に行くついでに、一緒に食べに行った。
店は新しく建て替えられていた。
二人だと予約は出来ないので、11時20分に着く。
横に5・6台車が停められる。
以前来た時はかなり混んでいたが、今日は我々が一番だった。

今日は寒かったので、中に入って待っていてもいいかと聞いてみた。
もちろんどうぞということで、中に入って待つ。
建替えられたので、すべてが新しく気持ちいい。
変な飾りのない、シンプルな内装。

テーブルが8卓かな。
奥に小上りが2卓。
以前より多くの人が座れる。
2階に座敷もあるようで、大勢の客は2階に案内されていた。

11時30分で5宅が埋まった。
そして、お茶が運ばれて注文が聞かれる。
その後も次々と客が来る。
こんな寒い平日だというのに、まだまだ人気なんだと分かる。

うな重の大(3,800円)を注文。
肝吸いは別に頼まなくてもついてくるそうだ。
それにしても、いまだに大が3,800円とは安いなあ。

待たされるかと思ったら、15分くらいで出てきた。
早いな。
今日は宮崎の新仔うなぎを使っていると表示されている。
以前来た時も同じだった。

実は新仔うなぎというのを、それと知って食べたのは以前ここへ来た時が初めてだった。
そして、新仔うなぎがすごくおいしかったという思い出と共に、この店も記憶に残っている。
今回もそうだといいなと思って来たのだが、そうと知って嬉しかった。

うなぎは中くらいのものが1匹、お重の9割近くの面積を覆っていた。
いい色に焼けている。

早速食べてみる。
少し甘めで濃いめのタレ。
この程よい味加減が好みだ。
これだこれだ。
何も変わっていなかった。

身が厚く、やわらかなうなぎがおいしい。
やはり焼き加減が絶妙だ。
ご飯にかかったタレの量が絶妙で、炊き加減もいい。
本当においしいうなぎだ。

肝吸いの肝が大きい。
汁はほんの少し濃いめに出来ている。
これがこの店の味なんだろう。

お新香はキャベツとキュウリで、ごくシンプル。
いい加減に漬かっていておいしい。

うなぎは人それぞれ好みがある。
柔らかいの・歯ごたえのあるの、濃い味・あっさり味。
人によっては違うというかも知れないけど、ここのうなぎは私の好みなのだ。
こんなにおいしいうなぎが今時3,800円で食べられるなんて、ここの近くに住みたい。

久しぶりに大満足なうなぎだった。
埼玉県戸田の、友達の家に遊びに行くことになった。
ついでだから近くにある蕨のうなぎを食べてから行くと伝えると、一緒に行きたいという。
家が近いのに行ったことが無いんだって。

これが決まってから、テレビでのアド町で蕨がとり上げられて、今井のうなぎも映ってしまった。
あちゃー、これじゃあ客が増えちゃうなあと思った。
電話したら予約は3人以上から受けると言われたので、開店と同時に行って並ぶのだ。
行列が少ない方がいいのに、テレビのせいで増えちゃうんじゃないかと心配をしたということだ。

おいらは東京からバイクで出かける。
寒いけれど、いい天気で良かった。
約1時間、決して近くはない。

国道17号の蕨駅入口の交差点から入ってすぐ、旧中山道沿いにある。
店の前で11:20に待合せたのだが、少し遅れて30分になってしまった。
店の中に入ると、そこから見えるテーブルはすべて埋まっていた。
まだ食べている人はおらず、どうやらみんな座ったばかりという感じ。
我々より早く来て並んでいた人がかなりいたのだと分かる。

他にも立って待っている人たちが数人いたが、予約で2階へ上がる人たちだった。
つまり、我々が2順目の先頭ということだと分かった。

店はかなりの年季が入ってる。
柱や壁はいい色に煤けて、いかにも老舗という感じ。
太い大黒柱には、「大黒柱に感謝」という意味の言葉が貼ってある。

店は奥へ細長く、その先は厨房になっている。
その狭い通路の両側に、ごく細い小上りがしつらえられている。
そして、小さな二人掛けの卓が、右に3卓、左に2卓。
ということは、1階の定員は10名かな。
決して広くは無い。

座って待っている人たちはすでに注文を終えたようで、うなぎの登場を待っている。
我々は入口の横の床几に座って、それを見ているという図になる。
この店の料理提供までの時間はどれほどだろうか。
まあ、1時間近く待つのは覚悟しないといけないかなと思った。

造りが古いからか、隙間風が入るからか、かなり寒い。
見ると店の一番奥に石油ストーブが一つあるだけなので、これでは寒い訳だ。

最初のうなぎが出てきたのは20分後だった。
そして、その20分後には食べ終わって卓が一つ空いた。
まあ、これくらいなら早い方かな。

最初に空いた一番手前の卓に落ち着く。
小上りの幅も狭く、ゆったり感はない。

メニューを見て、うな重大(3200円)を注文する。
並は2800円、上が4100円、特2段が5600円。
入口に、今日のうなぎは宮崎産の新仔うなぎと書いてあった。
宮崎のうな重大に、期待大。

看板には、創業二百数十年と書いてあったが、箸袋にはこの街道で400年と書いてある。
いずれにせよ、かなりの歴史がある店だ。

壁のメニューには、いろんな形で提供することが出来ると書いてある。
いかだ、
おひつ、
白焼き、
紅白焼き、
中入れ丼、
地焼き、
半蒸し半地焼き

バリエーションが豊富な店なのだが、おいらはうな重一途なのだ。
白焼きもいらないし、中入れは好みではない。
でも、おいしい地焼きは食べてみたいなあ。
またいつか食べに来ようかな。
いかだが名物のようで、何人かが注文して食べていた。

20分ほど待って、うな重登場。
この店は家族と、若い女性とでやっているようで、親父さんも女将さんも時々顔を出すし、若い女性がうなぎを運んで来た。

待ち兼ねて、蓋をとる。
意外にも、うなぎは横でなく縦に並んでいた。
新仔うなぎだから短いのだろう。
1匹と4分の1。
ご飯は隠れてしまっている。
これはうれしい量だ。

いい色に焼けている。
所々に焦げ目もあって、なんとも好ましい姿だ。
早速口へ運ぶ。
うま~い。

これはおいしい。
おいらの好みに ど・ストライク。
濃いめのタレは、少し甘め。
おいらは甘めとか辛めにはこだわりはない。
濃いめが好きなのだ。

しっかりとした歯ごたえ。
ふわとろじゃなく、皮はパリッと身はほろりと。
いい味なのだ。

うーん、たまらない。
一昨日もうなぎを食べたばかりだが、ちょっともの足りなかった。
今日のは、いい。
やはり数を食べているうちには、こうして好みのうなぎに出会えるんだと感激した。

肝吸もおいしかったし、お新香も合格だった。
でもなんと言っても、うなぎが良かった。
新仔うなぎだからなんだろうか、宮崎産だったからだろうか、
いや、こちらの調理法がいいのだと思う。

本当に久しぶりに、好みのおいしいうなぎだった。
座席が狭いとか、暖房が効いてないとか、食べている後ろで待っている人が並んでいるとか、
そういうことはどうでも良くなる。

我々が食べている間に、客がどんどん入ってきて入口は人で一杯になった。
表には、「只今満席」の札が下げられた。
人気があるんだなあ。

こんな店が家の近くにあればなあ。
店を出た後に、思わず「ああうまかった」とつぶやいてしまった。
5年以上前に食べた西荻「田川」以来かもしれない。
これで3200円はとても安い。
満足、満足。

  • うな重 大
  • うな重 大
  • 裏皮

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3位

石ばし (江戸川橋、神楽坂、茗荷谷 / うなぎ)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2017/10訪問 2017/10/23

まさに口福!! うなぎ大好き!!

友達とうなぎを食べに行こうという話がまとまった。
まだ口コミを書いていない店で行きたい店というと、まず「石ばし」が考えられる。
ということで、3週間前に昼食を予約した。

予約時に注文を聞かれる。
と言っても、うな重は2種類。
香の物、肝吸付きで、
上  4000円
特上 5000円
しかない。

で、特上をお願いしておいた。

当日はあいにくの雨。
江戸川橋で待合せて、歩いて6・7分。
久しぶりの石ばし、レンガ造りの塀に囲まれた外観は全く変わっていなかった。
勤務先が神楽坂だったので、前はよく来たのだ。

軽いガラス戸をカラカラと開けて、中に入るとそこは玄関。
左手にテーブル席が3つほどあるが、今日は靴を脱いで座敷に案内される。
以前も何回か上がって食べているのだが、2階だったような気がしていたが1階だった。
古い民家のような造りで、縁側に面した細い廊下を歩いて、右側の大きな部屋に案内される。

8~10畳くらいあるだろうか、座卓がゆったりと3つ置かれた畳の部屋。
そう、個室ではなく入れ込みの和室なのだ。
テーブルは黒い漆塗りの落ち着いたもので、部屋の照明は明るく気持ちいい。
床の間には誰が描いたか、この店の絵がかけられてある。

大きなテーブルを前に座ると、ゆったりとした気分になる。
この落ち着いたゆったり感というのも、サービスの一部なんだろうね。
少し早めに着いたので、うなぎが出てくるまでには小1時間はある。
一人ではなかなか間がもてないかもしれない。

着物姿の女性が、丁寧な応対をしてくれる。
でも、一旦部屋を出て行くと、すぐにはやってこない。
もし用があるときは、大きな声で呼ぶんだろうか。

ビールを頼んで、のんびり待つ。
おいらは普段はほとんど飲まないが、ビールをコップ1杯であればおいしく飲めるのだ。
お通し的なちょっとした料理が出てくる。
これはうな重についているようだ。
今日は、暖かい豆腐と、前菜的な一皿だった。

蒲鉾、タイの昆布しめ、枝豆の3種。
こんなもの、食べようと思えば3分で食べてしまうけれど、ゆっくりと時間をかけて味わう。
蒲鉾には、大根おろしが添えられていた。
乗っけて食べてみたら、大根には醤油だけでなくわさびが一緒におろされていた。
なかなか心憎い。

タイの昆布しめもおいしい。
注文をうけてから作ったものなのだろうと思う。

おしゃべりしながら1時間と少々。
やっと うな重が出てきた。

立派なお重の蓋には牡丹が描かれてある。
蓋を開けると、ほんわりとうなぎの香りが立ちのぼる。
うなぎは、1匹と4分の1匹。
タテに並んでいる。
タテに並んだうな重は、久しぶりだ。

ご飯はほとんど隠れてしまって、見えない。
所々焦げ目も残り、何度もタレをかけまわされて焼かれたいい色合い。
しっとりと濡れたような感じが、いい。

裏側にも焦げ目が残り、よく焼かれているのが分かる。
持ち上げてみると、意外に柔らかい。

早速、いつものように手前左側から食べ始める。
箸でうなぎとご飯を切り取り、一気に口の中へ。
口の中がうなぎの香りと味で、満たされる。
まさに口福(コウフク)の一瞬だ。

甘さはあまり感じない、すっきりとしたタレ。
良く焼けているが、表面に歯ごたえのあるような固さは全くなく、柔らかい。
かといって、とろけてしまうようなフワトロではない。
柔らかいけれど、柔らか過ぎないというところだろうか。

うなぎと、タレの味があいまって、まさに天国。
ご飯がそれにからんで、なんという幸せ。
テーブルには山椒も置かれてあるが、うなぎに山椒をかけるなんて邪道。
きっと昔 天然もので生臭いものがあって、その時に使った名残なんだろうな。(多分)
きちんと水でくさみ抜きの処理をされたものには、全く必要ないものだ。

無言で食べ進める。
さすがに特上のうなぎは、量が多い。
おいらはもう少し少なくてもいいかな。

せっかくの肝吸、うなぎがおいしくって味があまり分からなかった。
品のいいお新香、箸休めにちょうどいい。
奈良漬がついているのが、いいね。
奈良漬が好きだということもあるのだろうが、うなぎには奈良漬が合うと思う。

ご飯の炊き加減も絶妙。
ちょっと固めで、うなぎを引き立てる。
なにもかもが、極上のうな重だと言える。

もちろん、特上と上の違いはうなぎの量なので、こんなになくてもいい人は上で十分に楽しめると思う。
特上だとおなかがいっぱいになる。
私は、もう少し少な目で良かったかと思った。

来た時は誰もいなかった部屋も、その後 後客が来て埋った。
すべて予約の客だった。
平日でも予約は必須だと思う。
いや、玄関脇のテーブル席で良ければ、運のいい時には予約なしで食べられるのかもしれない。

これで、一人約7000円。
安くはないが、納得の値段。
たまには、いや、年に一度でもいいから また食べたいうなぎである。

  • うな重 特上 5000円
  • うな重 特上 5000円
  • うな重 特上

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4位

皆吉 (勝沼ぶどう郷、東山梨、山梨市 / ほうとう、馬肉料理)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/05訪問 2017/06/20

山梨のご馳走、ほうとうを堪能する

山梨へ1泊でフィールド活動に行く。
昨日の夕方皆喜へ食べに寄ったら、今日は売り切れと断られた。
まだ5時だったので大丈夫だろうと思って行ったのだが、甘かった。
それで、今日は4時に行った。
店の横の駐車場が空いていたので、待たされることはないだろうと思った。
幸いすいていて、座ることが出来た。

大きな古い民家を改装して、店にしている。
広い座敷が3つ、それぞれに大きな座卓が置かれて、ゆったりとした時を過ごすことが出来る。
和室だけど椅子に座るテーブルの席もあり、足が痛かったのでそちらに座った。
庭にはちょうどツツジが咲き、目を楽しませてくれる。

メニューには、うどんもあるが、ほうとうだけで5種類書いてある。
野菜のほうとう 1200円 から、特製皆喜ほうとう 1850円まで。
ちょっと高めの設定だ。
とりあえず基本の、野菜のほうとうを注文する。
ほうとうは注文してから30分待つと書いてあるので、そのつもりでゆっくり待つ。

晩春の夕方、庭をわたる心地よい風に、身も心ものんびりしてしまう。
なんだか東京とは別の時間が流れているような感じがする。

仲居のおねえさんたちもなんだか楽しそうに動いている。

やがて、大きめの鉄なべに入ったほうとうが出てきた。
大きく切られた野菜がゴロゴロと乗っかっている。
野菜をかき分けてほうとうを引っ張りだして食べる。
熱い。

やわらかなほうとうが、おいしい。
大きく切られた野菜はちゃんと煮込まれていて、柔らかい。
カボチャ、ニンジン、ダイコン、ジャガイモ、ハクサイ、ネギ・・・揚げなど、いろいろ沢山入ってる。
どれもおいしい。

味噌と出汁のつゆが、とてもおいしい。
最初はちょっと薄味に感じたけれど、食べているうちにちょうどいい加減だと気づく。

量が多い。
なんだか食べても減らないって感じ。
でも、最後までおいしく食べられた。
満足。

麺と野菜が無くなっても、出汁のきいた汁だけを最後まで飲みたくなった。
ほうとうって、特にうまいモノだとは思ってなかったのだが、なかなかどうして、これは
ご馳走だ。

  • 野菜のほうとう 1200円
  • (説明なし)
  • ほうとう麺

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5位

麺庵ちとせ (若松河田、曙橋、四谷三丁目 / ラーメン、担々麺、汁なし担々麺)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/08訪問 2017/08/16

たまたま入った店で、大当り。

予防接種を受けるために、若松河田にある国立国際医療センターへ行った。
病院を出ると、すでに11時だった。
他へ回ってから昼を食べるつもりだったが、病院で意外に時間をとられてしまって、この近くで食べた方がいいかなと、思った。

こういう時は、スマホで食べログが便利。
近くのラーメン屋さんを探した。
そして、一番評価の高いこちらの店に行くことにして、小雨降る中を歩き出した。
地図はのっているものの、よく分からない。
うろうろしながら手探りという感じで歩いて行く。
便利な場所じゃない。
表通りから一本裏に入った所に、ひっそりとある。

なんとか店のある路地に入り向かっていくと、やっとそれらしきテント屋根が見えた。
こういう時って、嬉しいねえ。
今回はたまたま見つけた店で、しかも定休日でもなく、開店時間にちょうど間に合う。
こんなにうまくいくことは珍しい。
これでおいしかったら、言うことはない。

ちょうど開店時間で、5人並んだ二人目として入店。
店内の券売機の前に立って、いつもならしょうゆラーメンにするところだが、なぜか担々麺という字が目に入った。
券売機に、限定D・・・担々麺と書いてあるのだ。
担々麺、いいなあ。
ということで、担々麺850円を注文。

担々麺、久しぶりだなあ。
こちらの店は何が推しなのか知らないので、担々麺を頼んでしまったのだが、どうやら醤油らーめんがおいしいらしい。
まあ、いいや。

ともかく、なんの予備知識もなく入ってしまった店なのだが、後で他の人の口コミを読むと、なかなかすごい店らしい。
まあ、それはさておいて・・・

カウンターに案内され、奥から二番目に座ると、目の前で若い店主が調理している姿が見られる。
きれいな調理場、ほとんどモノが置かれていないカウンター、店の中もすっきりとしている。
そうそう、暖簾を出しに出てきた女性店員がとても可愛いかった。
こんな目立たない場末?のラーメン屋に、こんな可愛い子がいるのってちょっと驚いた。
まさに看板娘だね。

その子が、汁アリの担々麺ということで、「紙エプロンは使いますか?」って聞いてくれる。
もちろん使わせていただきます。
つい先日、初めて紙エプロンを使って、その効果を実感したばかりなのだから。

すぐにカウンターは一杯になり、外にも待っているようだ。
たまたま、いいタイミングで来たらしい。
隣の人は塩ラーメンを、反対側の人は担々麺汁なしを頼んでいた。
どちらもおいしそうだった。

で、担々麺。
見た目、オーソドックスな感じ。
赤みのかかったスープに、肉のそぼろを乗せ、刻みネギたっぷりに、ゴマが乗っている。
麺は自家製らしいが、細くてちょっと黒みがあるストレート麺。
まるで日本そばのような見た目。

まずは麺から食べてみる。
程よい辛さと、ゴマのうまみ。
久しぶりにおいしい担々麺だ。
上に乗っているネギは、緑がきれいな九条ネギか。

甘辛く味付けられたひき肉が、おいしい。
いや、これはうまい。
なんだか一気に食べてしまうのが惜しいような気さえする。

辛すぎないが、それでもほどほどに辛い。
辛さと旨さとが微妙に口に残る。

思わずスープを全部飲んでしまった。
最近は完食しないように注意していたのに。

えーっ、なんだったんだろう。
たまたま入った、いわば通りすがりの店だった。
なのに、こんなに満足感を得られるなんて。

この店は、わざわざ来る価値のある店だ。
荻窪からここへ来るのは大変だけれど、きっとまた来よう。
店を出る時に、そう思った。

後で知ったのだが、夜はやってないんだ。
現在は、11:30~15:30しか開いてない。
食べるのが、なかなか難しい店だね。

しかし、ラーメンって安い食べ物だね。
こんなにおいしく満足できた担々麺が、850円。
ごちそうさま、そして ありがとう。

  • 担々麺汁アリ 850円
  • 担々麺汁アリ
  • 担々麺のトッピング

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6位

とん太 (高田馬場、学習院下、目白 / とんかつ)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2017/02訪問 2017/02/17

馬場で一番好みのトンカツ

久しぶりに友達と高田馬場で会って、おしゃべりをした。
夜は例によってトンカツを食べに行く。
馬場はトンカツの店が多い。

このとん太にも先日来たのだが、沢山並んでいて行列に負けて敗退したのだ。
成蔵・とん久・いちよしでは食べた。
次回は「とん太」で食べようと目論んでいた。

前回の轍を踏まないために、今日は夕方6時の開店前5:30には行った。
すると、意外や一人も並んではいなかった。
寒いからということもあるかもしれない。
ちょっと早すぎた。

15分前に次の客が並び、その後ほんの5分ほどで15・6人が並んでしまった。
今回の経験から、夕方は15分前にくれば1回転目に入れそうだ。

6時5分くらいになり、やっと中に入れてもらえた。
寒い中 これだけ沢山の客が並んで待っているのだから、少し早めに入れるくらいの配慮をしても良いと思うのだが、店の方針なのだろう。

順にカウンターの右手から席を埋めていく。
カウンターが埋ったら、小上りの席へ。
席が埋った時点で16人くらいが入っていただろうか。

注文が伝えられると、早速揚げにかかる。
カウンターの中に、店主と思えるお年の男性が一人で黙々と揚げている。

我々は、上と特とある定食で少し迷った。
その結果、両方を頼んでシェアするということにした。
上ロースかつ定食1550円、特ロースかつ定食2160円。
我々はヒレを頼むことはない。
トンカツはロースがうまいと決めているのだ。

小さなすり鉢に入れてゴマを出してくれる。
トンカツが揚がるまで、ゴマを摺りながら待つ。

注文して10分ほどで出されたトンカツは、なかなか美しい。
特は衣が白っぽい。
上は少しこんがりときつね色に揚がっている。

肉はきれいなピンク色をしていて、熱が通りきる一歩手前になっている。
なかなかの技術だと思う。
見ると、上と特とでは一目で違いが分かる。
特の肉はきれいなのだが、上はプツプツ切れ加減になっていた。

ひと口目はなにもつけずに食べてと書いてあるので、なにもつけずに食べてみた。
なるほど、肉のうまみが味わえておいしい。
全然しつこい感じはなく、さっぱりとしたおいしい肉だ。

肉が柔らかく、とろけるうまさ。
脂身もあまくておいしい。
上の方も、おいしい肉だ。
衣が薄く、軽い。

肉は普通の厚さで、普通の店より薄めに切られて出てくる。
だから、一切れはそれほど大きくない。
ひと口で一切れが食べられる。

肉の量は、200gくらいあるのだろうか。
なぜか途中でおなかが一杯になってしまった。
ご飯の量も多めなので、最初から少な目でお願いすれば良かったと悔やんだ。

細切りキャベツが山盛り。
特製ドレッシングをかけまわして、食べる。
レモンは4分の1あろうかと思う大きさのものがついてくる。
たっぷりとレモン汁をかける。

いつもなら、トンカツソースをたっぷりとつけて食べるのだが、こちらで用意されているのは薄いウスターソース。
すっぱめが好みの人は、ケチャップを混ぜてくれと書いてあるのだが、ケッチャップは苦手。
ウスターソースに、辛子をつけて食べた。

漬物は、上と特とで大変な差がある。
上の漬物は菜漬けが1種だけ。
特の漬物は、カブ・ダイコン・キュウリ・ニンジンなどいろどり豊か。
どうしてこんなに差をつけるのか、ちょっと首をかしげてしまう。

味噌汁は、トン汁・シジミ・ワカメから一つ選ぶ。
こちらは、上と特とでの差はない。
おいしいシジミ汁だった。

満足して店を出ると、外にはまだ10人近くが並んで待っていた。
寒い時期は待つのも大変だなあ。

これで馬場にある評判のトンカツ屋さん4軒を回ったことになる。
私としてはこちら「とん太」が一番の好みだった。
CPからいうと、「いちよし」が抜けていい。

  • 特ロースかつ
  • 上ロースかつ
  • 特ロースかつ

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7位

オギクボ ミオピッツァ (荻窪 / ピザ)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/02訪問 2017/02/01

荻窪に新しく出来た、小さいけど本物のピザ屋さん。ランチがお得!!

【再訪】
今日で6回目かな。
またランチを食べてきた。
食べたのは初めてのチチニエッリという聞きなれないピザ。
トマトソース・しらす・じゃがいも・ガーリック チーズなし
もちろん初めて食べた。

じゃがいもは細かいサイコロ。
しらすが沢山ちりばめられている。
やはりというか、しらすの味と匂いがまず口に広がる。
食べているうちに、気にならなくなる。
でもチーズのないピザはやはりピザらしくない。
おいしかったけれど、また食べることはないだろう。

これでランチのピザのうち、6種類を食べたことになる。
マルゲリータ、ミックス、サルシッチャ、ビスマルク、サラメ、チチニエッリ。
サラメは今はメニューにないけど。

今回もサラダがすごかった。
とてもランチのお添え物とは言えない。
今日のモノは色どりがとてもきれい。
数えたら、野菜が10種も使われていた。
素晴らしいサラダだ。

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いつも駅から帰る線路に沿った道沿いに、イタリアンの小さな店があった。
その店がいつの間にか無くなって、ピザ屋さんに変わった。
奥さんもおいらもピザが好きなのだが、最近食べていなかった。
新しい店が出来たよって話したら、行ってみようということになった。

荻窪駅の西口から線路沿いに歩いて、環8を越えて100mほど住宅街に入ったところにある。
住宅地に入った場所で、決して良い立地ではない。
店を改装している時に前を通ると、ガラス窓を通して大きなピザ窯が見えていたので、本格的に焼くんだなと思った。

果たしてもう開店しているかどうかと思いながら、昼に出かけて行った。
まだ若い店主が一人でやっていて、にこやかに迎えてくれる。
聞くと、一昨日開店したばかりだとのこと。

入ると、右にピザ窯のある厨房があり、その前が6席のカウンター。
奥に一つだけ小さな4人がけのテーブルもある。
カウンターに座り、メニューを見る。

マルゲリータが950円。
マリナーラ 750円。
クワトロフォルマッジ 1300円。
プロシュート 1500円。
店名を冠したミオ 1200円。

マルゲリータを二つ注文。
950円は安い。
我々は マルゲリータ以外は、どういうピザなのか知らないのだ。ハハハ

もし、おいしかったら、今後 追々別のモノも食べてみるのもいいかと思う。

当然 店内はまだピカピカに新しい。
カウンターや椅子の素材は、とてもしっかりしたいいものが使われている。
コンクリ打ちっぱなしの壁など、感じがいい。
目の前にきれいに磨かれたグラスが沢山ぶら下がっている。
MACARIOのサイダーなども、おしゃれに並んでいる。

真新しいピザ窯で焼かれた熱々のピザが登場。
目の前で焼かれるピザって、あまり食べた記憶がない。

さっそく 熱々をほおばる。
生地が薄く、ピースを持ち上げるとへなっと折れてしまうので、最初から折って食べた。
もう少し厚いといいとは思うのだが、最近のピザってどこもこんな厚さなんだよね。

何の問題もない、普通のマルゲリータだった。
味に もの足りなさは無かった。
パン生地もおいしい。
トマトとチーズの配分も、いい。
かなり大きいが、あっという間に完食。

最近ナポリピザを食べさせる店が増えているが、なかなか完璧な味は少ない。
このピザは問題なくおいしかった。
これなら、また来て食べようと思う。

マルゲリータ以外にも挑戦してみようかな。
お兄さん、頑張ってね。

再訪 2016年7月

また食べたくなったので、土曜日の昼に再訪。
奥さんはマルゲリータ オンリー。
おいらは、新しくメニューに加えられていたSalame 1100円を注文。
説明には、トマトソース、モッツアレラ、辛いナポリサラミ、黒こしょうと書いてある。

Salameに乗っているサラミは、かなり太いものをごく薄く切ったものだった。
辛いといっても、大したことはなかった。
このSalameは、とてもおいしかった。
マルゲリータ以外にもおいしいピザがあるんだと知った。(アホか)
まだ食べていないピザが沢山あるので、楽しみだ。

先日来た時に感じたより、おいしく感じた。
こういうことって、珍しい。
先日は客が我々だけだったのだが、今日は次々に入ってきて、最後の人は入れずに断られていた。
立地条件が悪いので、なかなか人が来ないのではないかと思っていたのだが、そんなことはないようだ。
いずれ、時間によっては入りにくい人気店になるのではないかと思う。

この2週間で、11時半だった開店時間が12時になり、休みが月曜日になり、ピザメニューが増え、値段も少し変わっていた。
まだ開店したばかりだから、これからも変わる要素はあるのだろう。
なんせ家から近いので、ちょくちょく来ることになりそうだ。

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8月にまたまた訪問

平日の昼に行ってみた。
新しく平日の昼限定という「ランチメニュー」が出来ていた。
900円で、ピザとサラダとルイボスティーがつく。
奥さんはいつものようにマルゲリータ。
おいらはビスマルク(トマトソース・モルタデッラハム・卵・モッツァレラ)というのを注文。

このビスマルクというのは、おいしかった。
更に、サラダが充実していた。
そして、聞いたことのないルイボスティー。
ピザが出るまでに少し飲んでみたが、ごくうすい味で、はっきりとしないものだった。
ところが、ピザを食べながら飲むと、口中がすっきりとしてなかなかいい。
このランチはとてもお得だ。

歩いて行ける場所にこんなにおいしいピザが、それも平日の昼ならお得に食べられる。
この店が出来て良かった。
・・・という訳で、評価を少し上げておく。

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【またまた行った】4回目。
ランチで選べるピザが8種類に増えていた。
そろそろ完成形なのだろう。

今日は本来のメニューにはない、ランチだけのメニューであるミックスを食べてみた。
トマトソース・ベーコン・マッシュルーム・ピーマン・ミックスチーズ・コーン
具が沢山で、おいしくて、満足。
確かにミックスというのはピザ本来の味とはちょっと違ってくるという感じはしたけど、おいしかった。

これに本格的なサラダとルイボスティーがついて、900円。
このサラダだけで400~500円はとれる。
すばらしいCPと言わざるをえない。
これからランチでいろいろなピザが食べられると思うと、本当に楽しみ。

今回初めて女性のアシスタントが来ていた。
奥さんだった。
昼だけ手伝っているとのことだった。

写真を追加して、評価をまた少し上げる。

【5回目】
確実に客が増えている(定着している)感じがある。
しかし、今日はおいら以外は全員女性だった。
女性にとって入りやすい店なのだろう。
平日ランチは、本当に安い。
今日食べたビスマルクは本来の値段は1200円。
それに、400円はするサラダと、300円はするルイボスティがつくのだ。
やっていけるのかって、心配してしまうが、とりあえず根付くのが先決なんだろう。
おいらにとって、近くにこんないい店が出来て、本当にありがたいことだ。
月一でしか行かないけど、これからもよろしく。

  • 毎回変わるサラダ
  • ランチメニューが新しくなった
  • 窯用のたきぎ

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8位

えだおね (荻窪 / パン、ケーキ、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/09訪問 2017/10/05

荻窪に本格的バインミーあり

荻窪駅南口、路地を入ったところにあるパン屋さん。
ちょっと分かりにくい場所にあるのに、いつも多くの人が来ている。
土曜日の昼に、食べに行ってみた。

ウッディな造りで、避暑地のカフェのような感じのいいエントランス。
店内は広く、イートインの場所も十分に確保されている。
入り口の横にもじゃれたテラス席がある。

席を確保してから注文してと言われた。
すぐに埋まってしまうからだろうか。
12時前だったので、幸いまだ席は空いていた。
バインミー600円と、あんバター130円を購入。
バインミーは作って席に持って来てくれる。

ベトナムへ何度も行っていて、昼はバインミーを買って食べることが多かった。
屋台で目の前で作ってくれて、どの店で食べてもおいしかった。
あんなおいしいバインミーが食べられるのかなあと、ちょっと不安を抱きつつちょっと期待して待つ。

出てきたパンは、結構大きい。
付け合せの野菜の量がとても多い。
十分に昼の一食分になる。

早速大口を開けてかぶりつく。
甘酸っぱい調味料の味。
あれ、本当にバインミーだ。
うわー、懐かしい。

自家製のパテがはさまっている。
おとなしい味で、自分を主張していない。
それがいいのか、おいしい。

パンがいい。
パリパリとした固さが心地いい。
そうか、荻窪でこんなにおいしいバインミーが食べられるのか。
今まで知らなかったのは、大失敗だった。

夢中で食べる。
特に目立った味はしないのだが、その控え目なところがいい。
変に個性的な味がしないのがいい。
日本人向けに品良くアレンジしてあるといえば、そうなんだろう。

あんバターも買ってしまったが、バインミーだけで十分だった。
おいらには、変なハンバーガーよりこっちの方がはるかにおいしい。

いや、予想以上においしかったからちょっと過大評価しているかも知れないなあ。
何度も食べたら、飽きるかも。

店内は清潔感あふれ、広くて明るい。
レジには常に人が並んでいて、食べている間に座席はみんな埋まってしまった。
若い人が多く、子供連れも多い。
とても活気のある店だが、ちょっと店員の数が少ないかも。
店の広さは数倍あるのに、西荻のソーセージの半分も居ないのだ。

また一つおいしい荻窪ランチのレパートリーが、増えた。

  • バインミー 600円
  • バインミー 600円
  • バインミー 600円

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9位

藤栗ホルモン (荻窪 / 焼肉、ホルモン、食堂)

2回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2019/01訪問 2019/01/06

焼肉うまし。我が家での株、上昇。

久しぶりに焼き肉が食べたいということで、奥さんと藤栗ホルモンのランチを食べに行った。
前に連れて行った時、量が少ないと不満を漏らしていたので、今回は贅沢ランチを注文。
カルビ定食は1200円、贅沢ランチは1780円なので、値段はほぼ1.5倍。
カルビランチにハラミが足されているという内容になる。

ご飯の量が選べるので、今回は小にせず中にした。

店の場所は荻窪駅の南、ホームに沿った道の一筋奥の路地にある。
駅からは近いが、知らないとちょっと入って行きにくい路地だ。

12時からなので12:15に店に着いたら、すでに奥のテーブル席はふさがってしまっていて、カウンター席に案内された。
もっと空いているかと思っていたので、意外。
もう少し早く来て、テーブルに座りたかった。

ランチの定食には、肉の他に ミニサラダ、スープ、そして少量だがナムル、キムチ、果物も付く。
それらが手際よくテーブルに並べられる。
氷水がジョッキに一杯、置かれる。

ガスのコンロに火がつけられ、肉が到着したら自分で焼いて食べる。

詳しくないので、どれがカルビかどれがハラミか分かっちゃいないのだが、いい肉だ。
焦がさない程度に焼いて食べるので、あまり乗せすぎないようにする。
火力が強くどんどん焼ける。

タレはあらかじめついているが、テーブルにあるタレを小皿に入れ、用意されている辛味調味料2種類を付けて食べる。
この調味料の辛さは、どちらも大したことはない。
肉は、柔らかくておいしい肉だ。
ご飯もおいしい。

次々と焼く。
我々は生っぽいのは苦手なので、良く焼く。
かといって、あまり焦がすのも良くない。
いい具合に焼けたら、パクリ。
またパクリ。
うん、おいしい。

肉はカルビ定食のほぼ倍くらいあり、これなら少なくて寂しいという思いはしなくてもいい。
ご飯の量も並にして良かった。
満足。満足。

奥のテーブルの若い客たちは、肉を追加でオーダーしている。
奥さんに追加をするか?って聞いたら、もう十分だとのこと。
良かった。
これで、我が家における藤栗ホルモンの株も上がった。
少なくとも、荻窪の他の焼肉店(我々の経験した2店)よりはいいということに定まったのだ。
食べログに書くようになって5年近くが経つが、まだ焼肉って一度くらいしか行ってなかった。
焼肉が嫌いというわけではないが、特に食べたいということもない。
値段が高いので、それだけ出すならうなぎの方がいい・・・となってしまう。

本当に久しぶりに焼肉を食べに行った。
荻窪に安くておいしそうな店があることを知ったから。
ランチで1200円。
どんなものか一度行ってみようと思った。

荻窪の南口、駅裏の細い細い路地の中に有る。
すぐそばに、荻窪で一番評価の高い中華「北京遊膳」がある。
ランチをやめてしまったので、行ってない。

平日昼、開店の12時に合わせて行ったら、他には誰もいなかった。
中は暗い。
焼き肉屋さんってなんでこう暗いんだろう。
明るい方がいいんだけどなあ。
入ってすぐの、カウンター席に座る。

カウンター席は、2席に一つこんろが置かれている。
こんろのすぐ上に排気の太い筒があるので、煙はほとんど排出されてしまうようだ。
すぐに、若い男性がジョッキに氷水を一杯持って来てくれた。
もう一人、若い男性が中の厨房に立って迎えてくれた。

何を食べるのかは決まっていたのだが、一応メニューを見る。
ランチメニューから、カルビ定食1200円をオーダーする。
他に、ハラミ定食1100円、ロース定食1130円、贅沢ランチ1780円などが気になる。

肉が出る前に、スープ、サラダ、もやし、ダイコンのキムチ、デザートの果物まで出てきた。
ご飯は大中小が選べるので、中にした。

やがて肉がきた。
小さくカットされたものが7切れ。
こんろはすでに熱々になっているので、2切れずつ焼いていく。
こんろの形はどんどん進化しているようだ。
円形で、ガスで何かを強力に焼いている。
網は意外に薄い。

持ちやすいトングで網の上に並べると、瞬く間に焼ける気がする。
一応、小皿にタレを入れて待つ。
焦がしてしまわないように注意して、はい 焼きあがり。

すぐにタレにちょちょいとつけて、口へ運ぶ。
なななんだー、これは。
う う うまいー
肉ってこんなにおいしかったっけ。
やわらかいー

ご飯をかっこむ。
肉を焼いて、ちょちょいして食べる。
ご飯 かっこむ。

いやー、こんなにおいしい焼肉って、あまり記憶にない。
箸休めにスープや、キムチをいきながら、焼肉を続ける。

ああー ああー、もう無い。
なんで、なんで、こんなに少ないの。
こんなにうまいのに、もうおしまい?

ということで、久しぶりの焼肉ランチは瞬間終了。
瞬殺ランチ。

値段からするとこんなもんなのかなあ。
いや、いくらなんでも少ないだろう。
これじゃ、ヘビの生殺しだー

どう評価すればいいかなあ。
おいしい、でも大変に不満。

ランチとしての必要十分な量の肉を出すとしたら、いくらの値段設定になるんだろうか。
ちなみに贅沢ランチというのは、カルビの他にはらみがセットになっている。
きっと、量的には合わせるとまあまあの量があるんだろうな。
いつか試そう。
それにしても、カルビだけで今の倍の量のランチが食べたい。

こんなにおいしかったのに、こんなに不満の残る食事って、こまっちゃうなー

  • 贅沢ランチの肉
  • 贅沢ランチ 1780円
  • (説明なし)

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10位

力餅食堂 (鞍馬口、北大路、今出川 / 食堂)

1回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/03訪問 2017/04/01

町中のどうってことのない店だけど、安くておいしいうどん

京都町歩きで、鞍馬口あたりをぶらぶらした。
ちょうど時分どきになったので、漬物屋富屋さんの女将さんにうどん屋を教えてもらったら、こちらを紹介された。
昔からあるうどん屋さんだとのこと。

烏丸通から100mほど入ったところに、なんの変哲もないお店があった。
町の食堂といった外観で、特にうどん屋さんという感じではない。
看板には、めんるい・丼物と書いてある。

暖簾には前田商店と書いてあるが、店の名前とは思えない。
後で、外に出た時に見上げると、上の看板に力餅食堂と書いてあった。

中に入ると、結構狭い空間にぎちぎちにテーブルが並んでいて、人は沢山入っていた。
片隅に座り、メニューを探すがテーブル周辺には無かった。
メニューは壁に書かれていた。
観光で来た人らしき客は見当たらず、みんな近くの人って感じ。
ご近所になじみの店なんだろう。

うどんが食べたかったので、きつねうどんを注文。
外のガラスケースに並んでいた菓子がおいしそうだったので、さくら餅も一つお願いした。
きつねうどん 500円。
さくら餅 120円。

出てきたうどんは、関東のきつねと違って、油揚げが刻まれていた。
刻み油揚げと、同じ大きさに刻まれたネギ。
澄んだ出汁。

うどんはやわらかい、中細麺。
特に腰はない。
特筆すべきはお出汁のおいしさ。
からくなく、甘すぎず、やさしい味。
東京ではこういう味の出汁はなかなか食べられない。

もしかしたら免疫がないせいかも知れないが、本当にこの出汁つゆがおいしかった。
スープも全部飲み干した。
思わず顔がほころんでしまった。

そして、さくら餅がこれまたおいしかった。
東京の高級な和菓子の店のそれよりおいしいと感じた。
これも、旅先だからなんだろうか。
それとも、京都という町ではこれが普通なのだろうか。

地元の人にとってはこれが当たり前なんだろうけど、こんなに安くこんなに満足できる昼ごはんは、なかなか無い。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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