ミヤマヤさんのマイ★ベストレストラン 2015

酒がなくても ご飯はおいしい

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

尾花 (南千住、三ノ輪橋、三ノ輪 / うなぎ)

2回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2018/12訪問 2018/12/15

今年の締めを飾るうなぎは 尾花にした

今月のうなぎ屋巡りは、今年の締めということで南千住の尾花に行った。
何回か食べているが、今回は久しぶり。
予約はとれないので、朝の開店前に行って並ぶ。

日比谷線南千住には10:40に着いた。
友達とは改札で待ち合わせだが、どんな様子か見に行ってみた。
徒歩3・4分なのでとても近い。

線路際を歩いて行くと、すでに10人くらい並んでいた。
これは今並んでしまった方がいいと思い、そのまま列の後ろに並んで友達にはメールした。

友達もそう遅れることなく数分で到着。
11:00の時点で行列は16人くらいになっていた。
我々のように先に来て並んで待っている人もいるため、見た目よりも多くが並んでいる感じ。

やがて店の女性が出てきて、一組ずつ何人かを確認する。
そして、1回目に入れるのがここまでと決まったようで、それより後ろの人には1回目には入れないということを伝えている。
我々とはほんの20数分の差だ。

以前来た時は、一度に40人くらいは入れると思っていたので意外に少ないと思った。
聞いてみると、1回目に入れるのは最大22人だとのこと。
どうやら席の数が減ったらしい。
10月から変わったとのことだった。

ということで、午前中の1回目に店内に入るためには、少なくとも11時前には来て並ばないとならないようだ。
今日は寒かったので人が少なかったのではないかと思うと、もっと早くに来なければならないのかもしれない。

シャッターを開けて中に入れてくれるのが11:25だった。
それまでは店の前の道路で待たないとならない。
年配の客などには、かなり厳しいね。

靴を預けて、やっと座敷に上がることが出来た。
広いL字型の和室で、座席はテーブルと椅子になっていた。
以前は畳に座って20卓くらいあったのが、11卓になっていた。
それだけ入れる人数が減ったということだ。
その分、テーブル間の余裕が出来てゆったりと座れる。

でも、椅子よりは直に畳に座る方が趣はあったなあ。
広い空間の壁には神棚があって、雰囲気がある。

4名くらいの女性がお茶を出し、行きかいして順番に注文を聞いている。
まずは飲み物の注文だけを聞かれる。
やっと料理の注文を聞きに来て、うな重6300円(税別)と肝吸400円をお願いした。

うな重は5300円と6300円の2種類だけ。
メニューに並とか上とは書いてなかったのだが、レシートを見たら「うな重 大」となっていた。

調理場は隣の部屋にあり、ガラス越しに中の様子が見える。
4人の板前さんが立ち働いている。
ビールを飲みながら待つ間に焼かれていくようだ。

最初の客のうな重が運ばれ始めたのは、12:10過ぎだった。
我々のものは、12:25に到着した。
店に入ってから55分が経過していた。

こうして、並び始めてからうなぎが出るまで1時間40分経ったということになる。
尾花のうなぎを食べるのは、大変だ。

きれいな塗りの重箱の二重を取ると、隙間なく一杯に広がったうなぎ。
きれいな焼き色。
焦げ目などはない。
うなぎのいい香りが立ちのぼる。

箸で持ち上げると、ふにゃふにゃ崩れるようなことはなく、身はしっかりしている。
裏側も良く焼けているのだが、焦げ目はほとんどない。
身はしっかり厚みがある。
適度な固さが残っていて、とろけるような柔らかいうなぎではないのがいい。

品のいい脂がおいしい。
甘すぎず、辛くもないタレ。
むしろ、濃い味の好きなおいらには物足りないくらいの味。
でも、おいしい。

うなぎが大きく厚いので、一度に口に運ぶ量がそう多くはない。
少しずつ崩して食べていくという感じになる。

肝吸の味も、いい出汁が出てる。
まあ、肝そのものはそんなにうまいものじゃないけどね。

ご飯の炊き加減も、申し分ない。
新香は、白菜漬けと沢庵。
え、沢庵? と思ったが、薄味の上品なものだった。

カニを食べると黙ってしまうというが、うなぎも黙ってしまう。
ただ、黙々と箸を進める。

待つ間は長いが、食べる時間はあっという間。
勘定を済ませて外に出ると、待合にはまだ沢山の人が待っていた。
しかし、出口の所には「本日 お昼の販売分 売切れ」と書かれた札が出ていた。
知らずに来て、食べられなかった人も多いのだろう。

ともあれ、今年最後のうなぎをここにして、正解だった。
まさに口福を感じた1食だった。
うなぎ屋として東京のトップに君臨する尾花。
昔 会社の同僚と食べに行ったことはあったが、評価をするようになってからはまだ行ってなかった。

予約は出来ず待たされるということと、入れ込みの大部屋ということで、一人ではなかなか行きにくかった。
友達に声をかけたら、3人が一緒に行くとのことで、平日の午前11時に南千住の改札口で待ち合わせて行ってきた。

店の前には11時10分着。
炎天下で列の最後尾に並ぶ。
正確に11時30分にシャッターが開いたが、前に40人以上が並んでいて1回目で入れるかどうか、はなはだ微妙。
我々の前の3人組までが案内されて、我々はそのまま待たされた。
やがて、「次の4名様までお入りいただけます」・・・ということで、ギリギリ1回目の客として案内されたのは、11時45分だった。
もしこれで入れないとまた1時間くらい待たなければならないと思っていたので、正直ほっとした。

靴を脱いで座敷に上がると、左手が広い厨房で、右手がこれまた広い畳敷きの入れ込みの客席。
小さな二人用の座卓を動かして、何人のグループでも対応出来るようになっている。
畳敷きなので足の悪い人には、かなりきついかも。
そういう人用に、低い椅子が用意されている。

うな重は2種類。
4,300円(税込4,644円)のものと、5,300円(税込5,724円)の2種類だけ。
肝吸は432円(税込)で、別に注文しなければならない。

せっかく来たのだからと、5,300円のうな重に肝吸をつけて注文した。
昼なのでビールは控える。
おなかをすかせて、うな重を待ちたいというこころ構えである。

30分くらい経った頃から他のテーブルに料理が運ばれ始め、順調にいけばあと20分かななんて話しながら待つ。

しかし、そううまくはいかなかった。
中居のトップと思しきお姐さんがやってきて、ちょっと不手際があったので申し訳ないがあと20分くらいお待ちいただいてもよろしいか・・・と。
そりゃ、仕方がないでしょうね。

結局 注文してから1時間10分待たされて、やっとうな重到着。

蓋をとると、鼻腔をくすぐるうなぎの香り。
まことに美しく焼けた、蒲焼きでした。
焦げ目などは一切無く、かといって万遍なくきれいに焼けている。
大きさも重箱一杯に広がっていて、申し分ない。
いや、焦げ目はあってもいいんだけどね。

早速一口食べてみる。
うん、おいしい。
長く待たされた不平・不満はどこへやら。

非常にいい塩梅の味加減。
身はさして厚くはないが、外はしっかりと、中はふっくらと素晴らしい焼き加減だ。
ほんのちょっと甘さが感じられるが、からさも同じように感じられる。
とてもいい味のタレなのだ。

次々に口に運ぶが、全くあきのこない味。
いや、最後までおいしさが口に広がる。
さすがに江戸一番のうなぎだけのことはある。

ご飯はどちらかというとやや柔らかい。
でも、このうなぎに合っていて、問題のない範囲だ。

肝吸の味も、上品でおいしい。
肝の処理も悪くない。

お新香は、他の店の方がいいモノが多いかもしれない。
悪くはないが、尾花としてはもう少しいいモノが出せるのではないかと思う。

ともかく、食べながら「さすがに江戸で評判のうなぎだけのことはある」と感心した。
1時20分、勘定を済ませて外に出るとまだ20人近い人が待っていたが、「昼は閉店」との看板が出ていた。

炎天下行列をして待ち、店に入ってからも長く待たされた。
そして、うな重としては別格の高値。
そういった不満を差し引いても、おいしいうなぎ。
あれだけの人が 並んでも待たされても、そして高くても食べたいと思ううなぎ。
尾花には、それがあった。

蛇足:
この炎天下の舗装道路に客を待たせるのは、考えもの。
少なくとも中庭の暖簾の前までは、もっと早くに入れるように配慮してもいいのではないかと思う。
外と中庭の温度は3度くらいは違うように感じられた。
これもサービスだと思うが、どうだろう。

  • うな重 大 6300円
  • うな重 大
  • 裏皮

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2位

鰻専門店 愛川 (高田馬場、西早稲田、面影橋 / うなぎ、海鮮、日本料理)

2回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2018/12訪問 2018/12/30

東京で 関西風地焼きのうな重

久しぶりに高田馬場の愛川へ行った。
もう3年ぶりになる。
こちらでは、頼めば関西風地焼きが食べられるのでもう一度ぜひ行きたかったのだ。
前日に電話したら、11:30で予約がとれた。

馬場駅からバス通りを東へ5分ほど歩き、右へ曲がった路地の途中にある。
うなぎ屋さんというより、飲み屋さんという雰囲気の店だ。

友達と二人で11:10くらいに店に着いた。
格子戸を開けて中に入る。
前客は2組で、それほど混んではいなかった。
他の席も予約なのかと思ったら、そうではなく、その後次々とフリの客が来て埋まっていった。

小上がりの席に案内される。
接客は若い女性だった。
うな重特上 4000円(税別)を関西風でお願いした。
関西風の場合は100円増しとなる。
友達は関東風で。

以前関東風を食べた時に、良く焼いた焼き具合やタレの加減など、自分好みで感激した覚えがある。
果たして関西風ではどうなんだろうか。

出されたお茶は、熱々。
まるで熱湯のように熱い。
こんなに熱いお茶は、なかなかお目にかかれない。
私は、ぬるいより熱い方が好きだ。
湯呑が熱くて、持てないくらいの熱さなのだ。
いいねえ。

やがて着重。
やや小ぶりに見えるお重の蓋を取る。
そこには少し小さめに見えるうなちゃんが横たわっていた。
特上なら、お重いっぱいになるような大きめのうなぎが望ましいけど・・・

見た目、蒸された関東風のものとは違う。
しっかりした質感が感じられる。
そして、大きな違いはあらかじめ切ってあるところ。
蒸しがない無い分固いから、箸では切りにくいということであらかじめ包丁が入っているのだ。
でも、私は固くても切ってない方がいいなあ。

早速いただく。
なるほど、蒸しの入った関東風とは違う。
うなぎの身にもしっかりした歯ごたえがある。
表面もぶにょぶにょしていない。

皮目も良く焼かれていて、歯ごたえがある。
これぞ関西風ではあるが、パリパリとまではいかない。
タレはやや薄味。
関西風でも、決して甘くはない。
以前食べた時とは、かなり感じが違う。
前はもっと濃い味だった。

身の厚さはまあまあ。
脂の乗りはあまり感じない。
やはり関東風の蒸したものとは全然違うものではある。

後で分かったことだが、この店は去年代替わりしたのだそうだ。
同じものを食べたわけではないが、やはり味が変わった感じがする。
先代のおやじさんは引退されたってことなのだろうか。
あのうなぎは、うまかった。

うまいけれど、まあこんなものかな。
東京で関西風が食べられる店は多くない。
こちらはそんな中で、おいしい方だと思う。
刻みネギを加えて食べてみてと言われたが、それはやめておいた。
普通に食べるのが、いい。

ご飯は良く炊けている。
肝吸も、薄味でおいしい。
肝が大きいがちょっと生っぽいので、ひと手間かけて炙るともっとおいしいだろう。
新香は、各種刻んだものが混ざって出てきた。

サービスの女性は愛想よくこまめに動いていた。
何度替えてもらっても、熱々のお茶だった。

今度は関東風を食べて、かつてのおやじさんの味と食べ比べてみよう。
今年はまだうなぎを食べていないということに気づいた。
さてどこへ行って食べようか。
家から近い店にするか、それともまだ行ってない店にしようかとちょっと迷って、馬場の愛川に行きたいと思いながらまだ行ってなかったことを思い出した。
奥さんに聞いたら一緒に行くというので、電話して昼に予約した。

東西線を使って高田馬場まで歩きも入れてほぼ30分、遠くはない。
一番前の出口から出ると、店までは3分とかからない。
いかにもって感じの店構え、なんだか昭和に逆戻りしたような外観のうなぎ屋さんだ。
決してきれいでもなく、いい雰囲気でもない。
むしろ飲み屋街に似合う庶民的な感じだ。

店の中も同じ、テーブルが二つと小上りにも座卓が二つ。
まるで居酒屋さんの雰囲気だった。

どうやら常連さんが多いようで、大将と息の合った会話をしている。

うな重は6種類もラインナップされている。
竹 2,700円
梅 2,900円
菊 3,100円
葵 4,100円
鶴 4,700円
亀 5,100円

竹・梅・菊はそれぞれ1匹を使用。
大きさに差があるってこと。
葵は、1匹半を使用。
鶴と亀は2匹を使うと説明してくれた。
分かりやすい。

私は菊を、奥さんは梅を注文。
値段の差は200円だから、大した差ではない。

待つこと20分余り30分未満。
つい期待して蓋を開ける。
焦げ目の残る見事な焼き加減。
嬉しくなってしまう。
やはりうなぎはこれくらい良く焼かなくっちゃ。
裏返すと、皮もよく焼いてある。

箸を入れると少し抵抗がある。
フワトロじゃあないってことだ。
身も厚いし、素材は言うことなし。

タレは辛めの江戸前と来た。
うん、これぞおいらの好みのうなぎだ。
今は閉店してしまった西荻窪の「田川」のうなぎに近い。

12時半には暖簾を下ろしていた。
今日はもうお仕舞ということらしい。
この店は予約をして行かないと、食べられないことがあるかもしれない。

ものも言わずにかきこむ。
うん、うまい、うまい。
途中に箸休めとして香の物をつまむけど、これはそれほどほめるような代物ではなかった。
肝吸も普通。
この辺りがちょっと残念と言えば残念かな。

うなぎは十分に大きいし厚みもある。
これで3,100円は安い。

お勘定を払う時に、おやじさんが「どうでした?」ってみんなに聞いている。
私のようにここの店の味が好みなら聞かれてもいいけど、そうでない人もいるかもしれない。
その場合は、こう面と向かって聞かれるのは困るかもしれない。

いや、久しぶりに好みのうなぎを食べられた。
探せばあるんだなあ。

  • 特上うな重 関西風 4100円
  • 特上うな重 関東風
  • 特上うな重 関西風 4100円

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3位

味噌中華そば ムタヒロ (西国分寺 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2015/10訪問 2015/10/25

駅近に、元気でおいしいお店が出来た。

国分寺にムタヒロという人気のラーメン店があることは知っていた。
いつか行こうと思いながら、なかなか行けなかった。

いつも行く西国分寺にも味噌ラーメン専門の、ムタヒロが出店してきた。
これは行かなくてはと思いつつ行けてなかったのだが、やっと行くことができた。
先日5:30過ぎに来た時は、6:00からの開店ということで、あきらめて他の店に行った。
今日は6時前に着くように行った。

駅を出てほんの1・2分。
ほとんど商店街のない西国分寺で、唯一飲食店の連なる線路際の路地にある。
派手な色の大きな提灯や、電飾の看板、なかなかにぎやかな外観の店だ。

平日の夕方、開店と同時に入店。
でも4番目だった。
券売機で、みそ中華そば780円を購入。
若い男性店員が愛想よく迎えてくれて、買ったばかりのチケットを受け取ってくれた。

カウンターのみ、10人くらいが座れる。
開店したばかりで、きれいな店内だが、青・赤・黄・緑の原色が目につく。
外の看板などの色もみんなこの4色で、にぎにぎしい。
なんだか保育園か幼稚園みたいな雰囲気だ。

ちょっと落ち着かない店内ではあるが、二人の男性店員は明るく気持ちよく接客している。
紙エプロンが用意されているとのことで、必要か聞いてくれる。
目の前の箸立てには、よそでは見たことのない竹を削った箸が。
胡椒とか、酢にも工夫がされている。

ほどなくラーメンが出てきた。
見た目はみそっぽくない。
少し濃い目の醤油ラーメンのような感じ。

細長いチャーシューが2枚。
青菜と穂先メンマ。
鶏肉のそぼろと刻みネギなどが乗っている。

麺は細めで、ゆで加減はちょっと柔らかめだった。
それがこのラーメンには合っていた。

スープをすすってみると、確かに味噌の香りはするが、それほど濃くはない。
食べているうちに、味噌という感じはなくなり、醤油味のような感じになってきた。
やさしい味わいのスープで、なかなかおいしい。
最近食べたラーメンの中では一番おいしい。

チャーシューはあぶっているようだが、あまりそれを感じられない。
もう少しボリュームがあってもいい。
穂先メンマは柔らかくて、おいしい。
ともかく、スープがおいしい。
やさしい味でいて、最後まで飽きない。

うまいなあと思いながら食べ進め、スープも全部飲んでしまった。
体に良くないからと言われ、最近はスープは残すようにしていたのになあ。

駅から近く、分かりやすい。
味がいい。
店員の応対が気持ちいい。
きっとこれから人気の店になることだろう。

  • ミソソみそ中華そば 780円
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

京つけもの きたの (北野白梅町、円町、等持院・立命館大学衣笠キャンパス前 / その他)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2015/02訪問 2015/02/03

くせになるおいしさ、京都の手作り漬物

年2回、京都の従姉が漬物を送ってくれる。
この漬物がおいしいので毎回楽しみにしている。

京都といえば漬物が有名だが、いまやいつでも東京でも買える。
しかし、この店の漬物は一味違う。
まさに漬けたてで、樽から出したばかりのように新鮮なのだ。

北野天満宮の近くにある、「きたの」という店である。
当然食べログに載っていると思ったら、無かった。
だから、新規に登録した。

年末にも送ってもらった。
ここの漬物はなんの奇もてらわずに、ただ素直に漬けただけ。
素材の味が生きていて、それでいてとてもおいしい。
こんぶが沢山使われているようで、こんぶの出汁が効いている。

素材も普通の漬物の素材が多い。
大根・蕪・白菜・キュウリなど、普通の野菜が使われている。
見た目も、無着色で野菜そのままの色だ。

私が特に好きなのは、かぶ・ダイコン・白菜など。
きっといい野菜を仕入れているのだろう、とてもやわらかい。
ほどよい塩加減で、しょう油などはかけずにいただく。
これさえあればご飯はいくらでも食べられる。

年2回が待ちきれず、通販で取り寄せてしまった。
詰め合わせが1500円~4000円で買える。
ああ、また食べたくなってしまった。

  • かぶ
  • からしな
  • だいこん

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5位

やまぎし (西荻窪 / 食堂、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.2
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.2
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ~¥999

2015/09訪問 2015/09/09

時代劇に出てきそうな雰囲気の定食屋さん。刺身がおいしい

【再訪】2015/9
このところたて続けに行っている。
キンメの煮付なども食べてみたいのだが、刺身の魅力には勝てない。
毎回刺身盛合せ定食1300円を食べている。
その日の刺身定食の中から3点を盛って出してくれる。
毎回違うモノが出るが、どれもはずれたことは無かった。

特にマグロの刺身がいい。
別に中トロなんて言ってないのだが、これだけのマグロはなかなか食べられない。
ただ、マグロは一番人気のようで、夕方早いうちに品切れとなることが多いようだ。
2回続けて、我々が注文した後のお客は「売切れました」と断られていた。

女性の一人客も多いのは、入りやすいのだろう。
狭いし、きれいとも言いがたいのだが、すっかりお気に入りの店になってしまった。
今回評価を見直した。

【再訪】2015/8
いつの間にか1年近くが経ってしまったが、行ってきた。
刺身盛合せ定食1300円。

刺身盛り合わせは、スルメイカ、マコガレイ、マグロだった。
どれもとても新鮮なネタに見え、おいしそう。
量も十分。

早速いただくと、見た目にたがわず新鮮で本当においしい。
マグロは中トロとは言わないが、赤身でもなく脂が乗っていて、とてもおいしい。
イカも新鮮でやわらかく、おいしい。
マコガレイなんてあんまり食べないのだが、これまた、おいしい。

まさかこんなにおいしい刺身が食べられるとは思っていなかった。
奥さんも同様の感想で、連れてきた甲斐があった。

ご飯は多め、米は以前より良くなっていた。
味噌汁と漬物までは手が回らないのか、大したものではない。
小鉢もついている。

刺身はその辺のスーパーで買って来るよりはるかにいい。
魚が食べたくなったら、また来よう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以前から西荻にある魚料理の定食屋さん。
最近はずっと行ってなかったので、行ってみた。

商店街の途切れた線路際に小さな店がある。
看板も目立たないので、気づきにくい。

中はカウンターと二人掛けのテーブルで、満席になっても12人しか入れない。
無口な老夫婦が二人で切り盛りしている。
ビルの一室なので雰囲気は全く違うのだが、鬼平犯科帳にでも出てきそうな店である。

昼過ぎに入ったらほぼ満席で、カウンターがちょうど一つ空いたところだった。
今年はまださんまを食べてないので、迷わずさんまの塩焼き定食650円を注文。
650円は一番安いメニューだ。

後から来た人が刺身盛り合わせ定食1300円というのを頼んでいた。
これは外の看板には書いてなかったメニューだ。
次回はぜひ食べてみたい。

さんまをロースターに入れてから10分以上待った。
意外に時間をかけて焼いている。
出てきたさんまはきれいに焦げ目もついて、とてもいい具合に焼けていた。
もうこれを見ただけでうまいと分かる。

おいらにとっての今年の初物のさんまは、脂が乗ってうまかった。
ご飯はまあまあのものが使われていて、量は多め。
小付けのきんぴらごぼうがなかなかおいしい。
味噌汁も、合格。

これで650円は安い。
1300円の刺身盛合せといいうのは、どんなものなんだろう。
今度確かめてみたい。

  • (説明なし)
  • さんま塩焼き定食 650円
  • 小付け きんぴら

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6位

宇な米 (四谷三丁目、曙橋、四ツ谷 / うなぎ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2015/02訪問 2015/02/14

四谷荒木町の隠れた名店

四谷で夕食を食べなければならなくなり、前から気になっていた荒木町の「うな米」に一人で行ってみることにする。
平日の夕方なので、満席にはなっていないだろうとの読みで、5時40分くらいに着いた。
四谷3丁目で降りて、広い通りをしばらく行くと車力門通りの角に出る。
ここを入ると昔からのにぎやかな飲み屋街で、今に名残をとどめる感じのいい界隈に入る。

歩みを進めると、通りの中ほどに「宇な米」の看板を見つける。
小ぎれいな入口を入ると、奥に向かって4つほどのテーブルがあり、手前の卓には花が活けてある。
奥の席では会社帰りと思われる先客が盛り上がっていた。
一番奥が厨房になっていて、大将が焼いている姿が見える。
花を生けたテーブルに着席。
小ざっぱりとして、感じのいい店だ。

感じのいい若い女性がお茶を持ってきてくれる。
おしぼりは、ウエットティッシュの大きなボトルが各テーブルに置かれている。

うな重は、
竹  2900円
松  3600円
特上 4200円
と、なかなかいい値段だ。

他に、蒲焼と白焼きがあるが変わったメニューは無い。
完全なうなぎ専門店だ。

肝吸は松以上についている。
いつも通り、中庸の松をお願いする。

待つこと20分で、松のセットが到着。
蓋をとると、ほとんどご飯は見えず上をうなぎがおおっている。
なるほど、これならあの値段で納得。

とてもいい色に焼けている。
焼き加減は満点。
裏側も良く焼けている。
身も柔らか過ぎず、程よい固さを残している。

タレはさっぱりしているが、やや甘目。
ご飯の炊き加減もよく、なかなかのうなぎだ。
夢中で食べてしまう。

お新香が素晴らしい。
7点もの野菜が盛られていて、どれもいい加減に漬かっている。
見た目も美しい逸品だ。
肝吸も三つ葉をあしらった、上品な味。

お茶を何度も替えてくれて、サービス満点。

東京にはまだまだ隠れた名店が眠っているんだなあと感じた。

今回、私が良く焼いて欲しいと注文したので、おやじさんの不興を買ってしまった。
お陰で素晴らしい色に焼けたうなぎの写真をUPすることは出来ない。
職人気質のおやじさんは、自分の納得できる焼き加減のモノでないと世に出したくないという意地があったのだ。
それは分かるが、残念だ。
おやじさんの腕は本物だったよ。

  • (説明なし)
  • お新香
  • (説明なし)

もっと見る

7位

浅草 うなぎ さんしょ (浅草(つくばEXP)、田原町、浅草(東武・都営・メトロ) / うなぎ、どじょう)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2015/02訪問 2015/02/14

浅草でうなぎを食べるなら、混んだ有名店よりすているけどおいしいお店

浅草であった集まりが夕方に終わったので、友達とうなぎを食べに行く。
日曜の夜ということで、多分有名店はどこも一杯だろう。
ということで、前に見つけておいたうなぎ屋が浅草ビューホテルの裏手にあったことを思い出し、探しながら行ってみた。
ホテルの手前の信号を曲がって行ったところにあったと思って歩いて行ったが、なかなか見つけられなかった。
やっと左に曲がった所に「さんしょ」の看板を見つけたのは、6:30頃だった。
幸い店はすいていて、すぐに入れた。

小さな店だが感じのいい外観。
手で開けようとしたら、自動ドアだった。
小ぎれいな店内は、奥へ細長く4つくらいのテーブルが並んでいる。
先客は4人連れの一組で、空いていた手前の席に座る。
おかみさんがお茶とおしぼりを持ってきてくれる。

うな重は
もみじ  2700円
いちょう 3500円
うめ   4300円
と、なっている。
我々はいちょうをお願いした。

20分足らず待って、うな重登場。
下のご飯がほぼ隠れている、なかなかの大きさのうなぎだ。
しかも、焦げ目がついていい色に仕上がっている。
なんともおいしそうだ。

箸を入れると、少し固めだ。
中は柔らかいが表面はしっかりと焼けている。
裏側もかなりよく焼いてある。
良く焼きの好きな私には嬉しいことだ。
身も厚く、申し分ない。
早速ものも言わずにいただく。

タレは甘めであるが、食べ進むうちに気にならなくなる。
いい加減の味である。
ご飯がぱらぱらで、箸でまとめることができない。
タレのかけ過ぎかもしれない。

大きな三つ葉が散らされた吸物は、少し味が濃い目。
蒲鉾と切られた肝が入っていた。
よく漬かったお新香がおいしい。
特に白菜がいい。

うなぎがいいので、さんしょの出番はなし。

見た目よりうなぎが大きいようで、堪能した。
先客たちは常連さんか、おかみさんと楽しげに話している。
壁に大将とおかみさんの似顔絵が飾られている。
きっと、二人ともきさくで人気があるのだろう。
人のよさそうな大将は、70を超えているだろうか。

思わぬおいしいうなぎを食べることができた。
正直、そんなに期待はしていなかったのだ。
連れも、満足していた。
浅草でうなぎを食べるなら、有名店でなくてここでいいと思う。

  • いちょう 3500円
  • (説明なし)
  • 厚み

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8位

豆腐料理 松ヶ枝 (嵐山(京福)、嵐電嵯峨、嵐山(阪急) / 豆腐料理、日本料理、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2015/05訪問 2015/05/28

意外な穴場。雰囲気はいいし、CP最高の湯豆腐

初夏の京都。
嵐山でお昼に湯どうふを食べた。

そばの名店「よしむら」が同じ敷地内でやっているお店だ。
「よしむら」の方はとてもはやっていて、沢山の人が並んでいる。
客をさばくために、「松ヶ枝」の空いた座敷も解放して入れている。
だから、「よしむら」で待つと、時たま「松ヶ枝」の座敷に案内されるのだ。

実は昨日「よしむら」でそばを食べ、この「松ヶ枝」の座敷に案内されたのだ。
その時、メニューを見て湯豆腐が安いのに驚いた。
早速次の日の昼に来てみたのだ。

そばの客と同じ入れ込みでなく、今日はたまたま空いていた個室に案内された。
外の喧騒とは隔絶された、静かな落ち着いた空間だった。
数人いるお姐さんたちのおもてなしサービスも素晴らしい。

湯豆腐のメニューは
雅     2,000円
宴     2,600円
松ヶ枝   3,500円
と、昨日食べた「竹むら」に比べるとはるかに安い。

どう見ても店の格はこちらの方が上である。
それなのに、こんなに安いのはなぜなんだろう。
昼ということで、雅を注文。

豆腐は湯豆腐だけでなく冷たいのも選べる。
今日は5月だというのに31度を超えて真夏日、ということで奥さんは冷たい豆腐を選んだ。

とうふは多分自家製で、そばどうふと抹茶どうふが出される。
白い豆腐を期待して行くと、あれ?っとなると思う。
豆腐の感触は、少し弾力のあるごま豆腐のような触感だ。
私は白い普通の豆腐が食べたかった。

でも、八寸や身欠き鰊、お新香、そしてちりめん山椒を沢山かけたご飯などの質がとても高い。
お汁の代わりに豆乳の冷たいのが出た。
まるでコンソメスープのようだった。

豆腐は、豆乳か出汁醤油のどちらかにつけて食べる。
豆乳なんてと思ったが、これが意外においしかった。

この店は17:00で閉店と夜には使えない。
それが残念だが、また来よう。
コストパフォーマンスは最高だし、なんといってもおいしい。
いつも嵐山に泊まるので、本当は夜に来たいところなのだ。
「よしむら」の影に隠れてちょっと損をしていると思う。
せめて入口を全く別にするというような策を講じれば、もっと人気は上がると思う。

  • 湯豆腐
  • 冷豆腐
  • 豆乳

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9位

ビストロ グラン ソレーユ (西荻窪 / フレンチ、ビストロ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2015/08訪問 2015/08/26

ランチメニューの「オムライス」が ともかく おいしい

【再訪】 2015年8月 

あのオムライスがまた食べたいと奥さんがいうので、平日の昼にまた行ってきた。

前回よりお客さんが増えていた。
ほとんどが女性。
年代はバラバラ。

ランチのオムライスは同じようにあったのだが、1300円が1500円に値上がりしていた。

でも、他のお客さんでオムライスを食べている人はいなかった。
皆さん 数種類あるコースを食べている。
コースは2000円からなので、割安感があるのだろう。

オムライスには、高級なイメージは無いかも知れない。
だけど、ここのオムライスは、オムライスとしては高級だと思う。
オムライスはもちろんおいしい。
トロトロの卵でくるまれて、とってもおいしいデミグラソーズの海に泳いでいる。

添えられている野菜が、15種類もあった。
どれも洗練されていて、おいしかった。

デザートの、、、チーズケーキかなあ?、、、これがメチャおいしかった。
コーヒーもついて、1500円か。
安くはないが、高いとは思わない。

おなか一杯になる。
満足感広がる。

このオムライスは、わざわざ食べに行く価値があると思う。
なので、再訪レポートを書いた。
写真も追加した。

総合点を少し上げた。

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年初の木曜日、久しぶりに「仙の孫」へ行ってみようと、昼に奥さんと出かけた。
でも、行ってみたらまだ正月休みのようでやっていなかった。
がっかりして、じゃあ「鞍馬」にでも行くかと思って歩いていたら、「キャロット」の近くに知らない店があった。
ビルの1階に通りに面して、ガラス張りのレストランだった。
はて、こんな店あったかなあと思い、外に出ているメニューを見てみた。

ランチコースがいろいろあるが、単品で「ふわふわオムライス」1300円というのがあった。
うん、これでいいや、これを食べてみようということで初めての店に入ってみた。

中に入ると意外に広い。
ゆとりのある空間にきれいにセットされたテーブルが、13くらい並んでいた。
ということは、26人くらいは入れるわけだ。
フロアには若めの男性が一人。
奥の厨房は何人でやっているのか、見えなかった。

先客は二組で、ご婦人たちの女子会と、夫婦連れ。
どちらもアルコール付きのコースで、ゆっくり食事しようという雰囲気がありあり。
我々はとりあえずサッと食べて帰ろうというつもり。
「お飲み物は?」って聞かれたけど、飲めない二人なのです。

昼からお酒って、きっといいんだろうなあ。
でも世の中には飲めない人もいるんです。

オムライスを二つと頼んだら、食後にコーヒーかデザートが付くというので、デザートでお願いした。
待っていると、まず出てきたのは大きなバターだった。
へー、パンが出るんだ。
それにしても、大きなバターだなあ。

やがて、フランスパンの焼きたてが出てきて、パンはお替りが出来るという。
二人ともパンが大好きなので、思わず目を見合わせてしまった。ラッキー・・・

このパンが、とってもおいしかった。
その辺のパン屋に売っているものだったら、買って帰りたい。
後で聞いてみたら、こちらで焼いているのだそうだ。

そして、メインのオムライス登場。
確かにフワフワ・トロトロの卵焼きがかかって、回りはデミグラスソースの海。
横には季節の野菜たちが、焼かれて、あるいは蒸されて、オムライスを囲んでいる。
なかなか豪勢なオムライスだった。
皿が大きいのでオムライスは小さめに見えたのだが、なかなかのボリュームだった。

オムライスそのものは、特にとりたてていう程のものではなかった。
でも、添えられている野菜は10種を超え、どれも新鮮でおいしい。
デミグラスソースも、なかなかおいしい。
そして、見た目以上のボリュームだった。

それなのに、欲張りな二人はパンをお替りした。
同じフランスパンを期待していたのだが、お替りのパンはちょっと違うものだった。
フランスパンが良かったなあ。

デザートもムースとゼリーが出て、お添え物ではなかった。
これ、1300円は安い。
とっても、安いと思った。
なんせ、ボリュームがすごい。
二人ともおなかが一杯になって、苦しいほどだったのだ。
ランチでコースで無いのは、このオムライス1種類しかないが、お勧めできる。
行くならおなかをすかせて行ってね。

男性がドアの外まで出て、見送ってくれた。
丁寧なサービスの店だった。
メインはコース料理のようだが、きっと満足の出来るものが供されているのだろう。

カメラを持って行かなかったので、携帯で撮った小さな画像しかない。

  • ふわとろオムライス 1300円
  • (説明なし)
  • 添えられた野菜

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10位

呉さんの台湾料理 (荻窪 / 台湾料理)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2015/09訪問 2015/09/07

荻窪の穴場的存在。揚げパンがおいしい台湾料理店

【再訪】 2015/9 
書き込んでから10日も経っていないが、再訪。
おいしかった記憶が我ら夫婦の記憶にあり、また行こうとなった。

土曜日の夕刻に行ったのだが、とても空いていた。
ちょっと不思議に感じてしまう。
きっと、こういうのを穴場というのだろう。

まず出される突出しが、おいしい。
作り置きとも思えないほどレベルが高く、一品料理としても良さそう。

前回品切れだった黒酢の酢豚と、中華揚げパンを試す。
中華揚げパンは600円とこの店としては高いので、どんなものかかなり興味があった。
コッペパンのちょっと大きめくらいのもので、特別大きい訳ではない。
4つに切り分けられていて、中を見てびっくり。
生れて初めて見るパンだった。
ちょっと表現が難しい。
写真を見てください。

そして、この揚げパンのおいしいこと。
驚いた。
この店に来たら、この揚げパンを食べないと損をする。
このパンを食べるだけで、この店に来た価値があると思う。
よって、評価を0.1上げる。

そして、おなかはいっぱいになった。

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マイレビュアーさんの書き込みで知った、荻窪に出来た台湾料理のお店に奥さんと行ってみた。
寿通りを入ってすぐ右側にある、ガラス張りの店。

間口は広くないが、入ってみると意外に広く感じる店内。
長くて広めのカウンターが、意外に落ち着く。

店内を見渡せる入り口脇のカウンターに座る。
厨房に男性二人、年配のおじさんが呉さんかな。
フロアに女性が一人。
小人数で回しているようだ。

メニューがいろいろあり、ちょっと分かりにくい。
ドリンクメニュー以外でメインのメニュー(表裏2枚)を渡されたが、これがちょっと見にくいのだ。
これ以外に、壁の2ケ所にホワイトボードと黒板のメニューがあった。(これは内容は同じ)
メニューはもっと分りやすくするべきだと思う。
帰りがけに黒板を見て、デザートがあるのに気付いたが遅かった。

茄子の素揚げにんにくソースがけ 680円
エビチリソース 680円
焼き餃子  500円
台湾風焼きビーフン 780円
中華粥  500円
を注文。
珍しくビールまで頼んでしまった。

他にも食べてみたいようなメニューが沢山。
さすがに中華だなあ。
くらべるのは間違っているが、うなぎ屋にはこのように沢山の種類の料理は無い。

まず、紙のおしぼりと突出しが2点出てきた。
豚肉と玉ねぎの炒めもの、青唐辛子の煮びたしだったが、どちらもおいしい。
ついつい飲めないビールを気持ちよく飲んでしまった。

料理は、おいしいと、まあまあと、ちょっと?だなと、玉石混交。
そのあたりは、問題かもしれない。
茄子揚げは◎
海老チリは△
餃子は〇
ビーフンは〇
粥は △

味つけは薄味。
しつこくないし、やさしい感じ。
奥さんには大好評だった。
先日行った「まつもと」より、こっちの方がお気に入りとのことだった。

料理が次々に出されるので、我々のように食べるのが主の場合はこっちの方が優れていると言える。
ランチも試してみたいし、他にも食べてみたいものが沢山ある。
でも、なんせ、とても安いので非常に満足してしまう。
多少のことはいいじゃない・・・
また来よう。

  • 焼きビーフン
  • 海老チリ
  • 茄子揚げ

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