BWV988さんのマイ★ベストレストラン 2018

BWV988のレストランガイド

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BWV988 (40代後半・男性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

今年は、福岡の美味しいお店が多くランクインしました。旅風情要素を取り除いても美味しかったと思います。
2019年も美味しいもので心を満たされたいですね。

マイ★ベストレストラン

1位

Crony (乃木坂、広尾、六本木 / フレンチ、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/05訪問 2018/05/22

ホッとするイノベーション。

週末の夜に訪問。
数週間前にネットから予約して伺いました。
予約日が近くなると、リコンファームのメールが何回か送られてきます。
電話での確認もありましたので、抜かりがないです。


場所は、あまり最寄りの駅というものがありませんが、西麻布の交差点からすぐと言えば分かりやすいでしょうか。
ちなみに私たちは、千代田線の乃木坂駅から歩きました。約10分くらいかかりますね。


お店はビルの半地下にあります。
通りからも入り口のドアが遠目に確認できますね。


中に入ると、ライティングが薄暗くいい雰囲気です。
すぐにスタッフさんが出迎えに来てくれました。
店内は木目の家具が多く使われていて、確かに北欧のエッセンスを感じることができます。
テーブルにクロスも引いてないので、カジュアルさがありますね。


手前側左手に個室があるようでした。
そして奥の方がメインダイニングになっています。
スクウェアのテーブル席に続いて、ラウンドのテーブル席がいくつかあります。
私たちはこのテーブル席に案内されました。
さらに奥にはオープンキッチンがあり、シェフたちの動きをつぶさに見ることができます。
そのキッチンに沿って、カウンター席が5〜6席ありました。


今回は「お任せコース」(12,000円)ということでお願いしていました。
というわけで特にメニューの事前開示はなく、ドリンクだけ個別にオーダーしました。


ドキドキしながら待っていると、すぐに前菜の4品がサーヴされました。合計では12品になります。


一皿目は、Cronyのある種シグニチャーディッシュと言っていいかもしれません。
小石の前菜です。写真でよく見るやつですね。
ちょっと冗談めかしての登場でした。
食べてみると、それは温かくサクサクで美味でした。期待が高まるスターターです。


次に出てきたのが、コーンに卵黄のパウダーがかかっている前菜その2。
一口でいただくのですが、甘いコーンがとても印象的でした。


3番目に出てきたのは、たこ焼きのような見た目のスポンジケーキ風ノルウェー郷土料理。
中には、新タマネギ、イカ、インゲンが入ってるとのこと。
確かに、ふわっとした中に素材の甘さを感じることができました。特にインゲンが多く入っていたのがサプライズです。


次は、ロワールから来たホワイトアスパラガス。
とても熱いのですが香り高く、柔らかかったです。チーズも香ばしくて良かったですね。


5番目は、まず見た目が大変美しい。
グリーンピースを茹でたものと焼いたもの、加えてボタンエビとインゲンを細かく刻んだものが合わさっています。
グリーンピースは苦手の人も多いと思いますが、青臭さが一切なく、野菜本来が持つ甘みが引き立てられていて、本当に美味でした。


次は、フキとレバー(?)にフォアグラがかかっているディッシュ。
このフォアグラがすごくて、まずフォアグラをテリーヌにするそうです。
それを瞬間冷凍したあとに、スライスしたものがかかっているのです。
野菜の肉の熱でフォアグラが溶けるような仕組みになっていました。
今日出てきた料理の中では、最も香りが強く、味も濃いものでしたが、フキとレバー、ファグラのマリアージュは大変美味で、印象に残りました。


ここで、パンがホイップバターとともに登場です。
バターには少量の塩がかかっていました。
スタッフさんによると、こちらのパンはカリフォルニアからの酵母を用いて作られているそうで、モチモチ感と香りの高さが特徴的でした。
またホイップバターは、ヨーグルトが多く入っているそうなので、罪悪感を強く感じることなく、たっぷり付けて食べてもOKとのことでした。


さて、いよいよメインディッシュです。
まずは魚で、本日は金目鯛。
見るからに美しい焼き色で、火入れが完璧なことをうかがわせます。
食べてみると、身が柔らかすぎ固すぎず、やはり完璧。
ソースは、焼き茄子エッセンスと本物焼き茄子。
エッセンスが香ばしさを加え、金目鯛とともに食べるとさらなる高みへ連れて行くシナジーでした。


さて、お次のメインディッシュはお肉。
「しんしん」という部位のお肉で、薄くスライスしたカブが載っています。
こちらも全く文句のつけどころがない完璧な火入れで、最高の状態。
肉がとても柔らかく、美味しさが存分に引き出されていました。
あまりに美味しくて永遠に食べ続けたいほどでした。


口休めで、ゴルゴンゾーラチーズが入ったチップスを挟み、次はデザートが2品。


一つ目がフローズンチーズケーキでした。
ケーキと言っても、一つのブロック(塊)になっているのではなく、細かく砕かれていて、例えて言うならばポップコーンのようなサイズ感。
これらが柔らかい層と、半冷凍の層に分かれていて、違いを楽しむことができます。
味も濃すぎず非常に美味。
加えてレモンのジュレが下の方に入っており、インパクトも残してくれました。
これはコンビニとかで商品化して欲しいくらい美味しかったですね。

二品目のデザートが、おこげのアイス。
「え?なんのアイスっておっしゃいました?」と聞き直してしまいました。
お味はキャラメルに似てるのですが、おこげでアイスを作ろうという発想力に驚かされるばかりです。


最後に出て来たコーヒーまで、トップクオリティで全く抜かりがありません。
春田シェフの独創力にただひたすら驚かされ、圧倒されながら時が進みました。
しかしとかくイノベーティブなものを提供されると、奇をてらっていたりとかで、多少落ち着かないような気持ちを覚えることがあります。
春田シェフの料理はイノベーティブなのに、そういうところがないんですね。
シンプルな提示で、かつどこかホッとさせてくれるような心地よさを感じることができます。
またスタッフさんもユーモラスかつプロフェッショナルな対応で素晴らしかったです。
最後にはシェフまで外に出て見送りに来てくださり、嬉しかったですね。


二人で32,000円ほどだったので、そんなにしょっちゅう来られる場所ではありませんが、何かのお祝いの際には必ず再訪したいと思います。
本当に素晴らしい食体験をさせていただきました。
ごちそうさまでした。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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2位

(大濠公園、赤坂 / 水炊き、鳥料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2018/05訪問 2018/05/12

文句なしに美味しい水炊きのお店。

ゴールデンウィーク中に初訪問。
数週間前に電話予約してから伺いました。

場所は、大濠公園駅からほど近く、家庭裁判所などもすぐそばです。
かなり落ち着いたエリアだと思います。


お店もとても落ち着いた雰囲気で、好印象。
店内は壁の両側にテーブル席があり、奥にもふた席ほど。
非常にゆったりとしたスペースが取られており、リラックスして食事ができる環境です。
また余計な装飾もなく、なにもかもがシンプルなのも気に入りました。


私たちは早めに電話予約をしておいたからか、一番奥まった席へ案内されました。
ここもとてもゆったりとしていて、6人くらい座れそうなところに2人でした。


メニューを見て、私たちは以下をお願いしました。


・水炊きx2人前(3,100円x2)
・唐揚げ 4個(1個150円)


本当はシメの雑炊か素麺も行きたかったのですが、この後二件目も控えていたので自重しました。


まず給仕された付け出し。
鳥の胸肉だと思いますが、味噌と胡麻で和えたものが出てきました。
これが柔らかく美味いんです。否が応でもメインの水炊きへの期待が高まります。


いよいよ水炊きの鍋が登場。
スタッフさんが卓について、準備をしてくれるので、出来上がるタイミングなどの心配は無用です。

まずはスープからいただきます。
とても奥深く、しっかりと出汁が出ています。濃厚です。


次に鶏肉を2つずつ、順にいただきます。
もも、すね、胸、手羽の順番です。


鳥がとても柔らかくシルクのようでいて、かつプリプリとしていて弾力があります。
もうこれは抜群の美味さです。後ろにひっくり返るかと思いました。


スタッフさんに聞くと、こちらでは朝の5時半に近郊のファームで育った鶏をしめているそうです。
隣にある焼き鳥屋さん(同系列でキッチンも同じとのこと)と必要な部位を分け合い、一羽まるまる無駄なく食べているとのこと。
鶏肉への思いには並々ならぬものを感じさせてくれます。


また鶏から野菜へと鍋の中身が移行していくわけですが、その都度スープをいただくシステムになっています。
すると、スープの味がどんどん変化していくんですね。
最後にはポタージュスープのような濃さになっており、こちらも絶品。
このスープの展開は、他ではなかなか味わえません。


最高に満足して、お店を後にすることができました。
料理、お店の雰囲気は素晴らしく、そしてスタッフさんもとても気さくで大変気持ちの良い対応をしていただきました。
こんなお店が家の近くにあったら、毎週来ちゃいますね。
福岡に来たら、こちらのお店は必ず再訪するとともに、隣の焼き鳥屋さんも立ち寄りたいと思います。
ごちそうさまでした。

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3位

たんか 清川本店 (渡辺通、西鉄平尾、薬院 / 牛タン、居酒屋、焼肉)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2018/04訪問 2018/05/06

極上の牛タンに完全ノックアウト。

ゴールデンウィーク中の夜に訪問。

この夜の二軒目として、当日でしたが事前に電話予約しました。22時頃しか予約が取れず、「ちょっと遅いなぁ」と思っていたところ、一軒目で食べてる間にお店から電話が来て、予約時間を少し早めにしていただくことができました。大変助かりました。


一軒目のところから徒歩で15分ほどで、こちらのお店に到着。
駅で言えば、最寄りは渡辺通か薬院になるでしょうか。
お店の近くに来たら、すでに肉を焼くにおいが漂ってきてました。
食欲を掻き立てられますね。


お店はそれほど広くはないのですが、2階も席があるようでした。
私たちは1階のカウンター席に案内されました。
目の前がオープンキッチンのようになっています。
座り心地は悪くありません。


すでに2軒目でしたが、メニューを見ていると美味しそうなものばかりなので、結構ガッツリ頼んでしまいました。
今回オーダーした料理は以下になります。


・牛タン刺し(1,480円)
・たんかの牛タン焼き(1,430円)
・たんかの牛サガリ焼き(1,430円)
・豚足の唐揚げ(500円)


正直今まで、福岡に牛タンのイメージは全然ありませんでした。
しかし、それが今回完全に覆りましたね。


まず最初に出てきた「牛タン刺し」にひっくり返りました。
牛タンの刺身なんて初めて食べたのですが、まあ美味いこと。
甘さすら感じるんですね。ワサビを多めにつけても、脂で辛くない。
肉の味をダイレクトに感じることができて、これは本当に美味しかったです。
最高級の大トロのようでした。


次に出てきた「牛タン焼き」も参りました。
3種類の薬味(わさび、マスタード、辛子)を付けて食べるのですが、噛むと肉汁が出てきて、柔らかく大変に美味。
噛みしめるほど美味しさが口の中に広がります。


さらに「牛サガリ焼き」。
これはとにかく肉の旨味を全面的に感じられるお肉です。
ジューシーで柔らかく甘いんです。まるで口の中でとろけるよう。
肉好きにはたまらないお味です。


どれもこれもがあまりにも美味しかったので、旅程を再検討し、なんとか行けそうな最終日の夜にもう一度その場で予約を入れました。

ここは本当に美味しかったです。家の近くにできないかなと思います。
もはや私の中では、牛タンと言えば福岡ですね。
いやはや参りました。

ちなみにこのお店以外にも、天神と博多に支店があるそうです。
いずれにしても予約はマストだと思います。

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4位

きはるの胡麻鯖や (天神南、西鉄福岡(天神)、中洲川端 / 居酒屋、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2018/05訪問 2018/05/08

総じてクオリティが高い海鮮居酒屋さん。

ゴールデンウィーク中に訪問。
数週間前に電話予約をしてから伺いました。
やはり非常に混んでいましたね。
予約なしのお客さんが滞在中何組も来ていたのですが、全て撃沈だったと思います。
週末や連休中は予約マストのお店なんだと思います。


場所は、天神南駅から徒歩で6分ほど。
飲食店が多く立ち並ぶエリアにあるビルの2階にあります。
細い階段を上っていくと引き戸があり、そこが入り口になっています。


中はまずカウンター席が横にズラリとあり、私たちはそこへ案内されました。
カウンター席の奥の方にはお座敷のテーブル席があるようでした。
人数の多いお客さんはそちらの方に案内されていたようです。


こちらのお店はとにかくサバが美味しいという評判です。
というわけで、以下をオーダーしてみました。


・泳ぎサバ刺し(900円)
・炙り穴子刺し(880円)
・イカ一夜干し(550円)
・とうもろこしの素揚げ(660円)
・サバ白子の天ぷら(750円)
・焼きサバチャーハン(600円)


いきなりサバ刺しから出てきました。
五島列島からの直送ということで、やはり鮮度がたいへん素晴らしいです。
ぷりっとしていて、少し前まで生きていた感じがする美味しさ。
なるほど、これは人気になるわけです。
やはりここのお店に来たら、食べておきたい刺身でしょう。


しかし、そのサバ刺しを個人的に上回ったのが、対馬の炙り穴子の方。
塩もしくはポン酢でいただくのですが、これがまた美味い。
こちらの身もプリップリで、甘さを感じることができます。
これは本当におススメですね。何度来ても毎回オーダーしたくなるような料理でした。


あと個人的にイカの一夜干しが美味しかった。
こんなにも柔らかくて、味がしっかりしてるイカの一夜干しを食べたのは生まれて初めてです。
今後もこれ以上のものに出会えるのか全く自信がないというくらい美味しかったですね。


加えて、とうもろこしの素揚げもかなり美味。
とてもシンプルな料理ですが、アツアツの状態で出てきて、とうもろこしの甘さを感じることができました。
相方もとても気に入ってました。


全体的にボリュームが少なめなので、CP的にどうかというところはありますが、とにかく味の良さが抜群でした。
次、また福岡に来た時も必ず予約して再訪すると思います。
自信持ってオススメできる居酒屋さんです。
アクセスもいいですよ。

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5位

火鍋 三田 (白金高輪、三田、田町 / 火鍋、四川料理、中華料理)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2018/02訪問 2018/02/12

白湯が絶品すぎて悶絶です。

金曜日の夜に初訪問。
3週間ほど前に電話予約をしたうえで訪問しました。
ちなみに、予約日前日にリコンファームの電話もかかってきました。きちんとした対応でした。

ここは「趙楊」さんの火鍋専門店。
言わずもがなですが、新橋にあるお店は、食べログでも☆4.60と、中華の最高峰と言えるお店です。


場所は、三田のあたり。慶応女子と接してる立地です。
しかしアクセスはいまいちですかね。。。
白金高輪・田町・麻布十番、どの駅からも徒歩で10分超ほどかかります。
私たちは白金高輪から向かいましたが、天候不順ならタクシーの方がいいかもしれないですね。


お店は住宅街の中にあります。
マンションの半地下のようなところにあり、階段を少し降りてお店に入ります。


中に入ってみると、まずコートを預かってくれます。
店内は、各テーブルに仕切りがあり、プライベート空間が保たれます(ただし声は聞こえます)。
仕切りのせいで、奥の方まで見通せなかったので、お店の広さがよく分かりませんでした。


メニューはあるのですが、電話予約時にどのコースにするか聞かれます。
私たちは、7,500円の「正宗四川二色火鍋」をオーダーしていました。
内容としては、

・本日の前菜
・火鍋食材30品(特選食材)
・本日のデザート

になっています。
ちなみに、この他に前菜がなく、火鍋食材が特選ではない25品のコース(5,500円)と、要予約の「三色火鍋コース」(スープ以外は同じで、9,500円)があります。
また「火鍋趙楊コース」(要予約)もありました。これは希望の予算に合わせて、コースを作ってくれるようです。


まずは前菜から。
円形の飾り棚のようなものに、小皿が5種類のって登場です。
チャーシューや海老、ピータンなどが出てきましたが、一部はなかなか辛めです。
四川料理らしい、舌がしびれるような辛さですね。
個人的には辛くない海老が一番美味しかったように思いました。


次に、火鍋が登場。
2色のスープが綺麗です。
麻辣の方は、山椒が大量に入っていて、赤というよりやや濃いめのバイオレットのような色。
一方の白湯は、クリーミーな色合いでした。


食材としては、まずよく煮る必要があるレバーとハチノスから登場。早速鍋に投入します。
次に、ホタテ、海老、真鯛などの海鮮が出てきました。
海鮮に関しては、サイズがやや小さめの印象を受けました。
一番美味しかったのはホタテですが、それでも元々のサイズが小さめで、かつ鍋に投入するとシュリンクしてしまうので、食べごたえの点でやや残念さがありました。


次に出てきた肉は、反面なかなか豪華。
鳥取の大山鶏に、沖縄のあぐー豚のバラとガツ、牛肉はどこ産か失念してしまいましたが。。
鶏は初めに投入して、よく煮ますが、豚と牛はしゃぶしゃぶのようにしていただいてくださいとのこと。
どちらも脂がしっかりとしていて、舌の上で溶けるようでした。非常に美味。


これまで食材のことを書いてきましたが、最も大事なスープについて述べておきます。
というのも、ここで食べた白湯が本当に美味しかったのです。おそらく今までの中で一番でした。
私も本場に近いところで、ずいぶん火鍋は食べてきましたが、ここまで美味しいものは初めてです。
非常にコクがあり濃厚なのに、まろやかさがあります。
いくらでも飲めてしまうくらいの美味しさでした。

他方、麻辣については、事前にスタッフさんから「辛過ぎ注意報」が出ます。
「かなり辛いので、まずは白湯からいただいて、その後麻辣と混ぜて食べてみてください」とのこと。
そんなに辛いのか!とビビりながらでしたら、食べてみたら正直辛さはそうでもなかったです。
私くらいの辛さ耐久度(中級)くらいですと、現地の麻辣の辛さは暴力的に近く、元の食材の味がよく分かりません。。
こちらの麻辣は、食材の味も生かせる程度の辛さになっており、その点安心感がありました。
ちなみに、辛さを足すための「趙楊特製オイル」もあるので、物足りない方はこちらをお願いしてみてください。
私もちょっといただきましたが、こちらは間違いなく辛いです。


さて、食材の続きですが、野菜と豆腐が出てきました。
青野菜に加え、茸類が豊富に入っています。
火鍋にオクラは初めてでしたが、思いのほか美味しかったですね。

最後に海老団子と練り物が出てきて、火鍋は終了。
デザートには、杏仁豆腐とプーアル茶。
量的にちょっと少ないかなと初めは思っていましたが、終わってみるとお腹パンパンです。
十分以上のボリュームですね。


スタッフさんのサービスは行き届いており、とても丁寧かつフレンドリーでした。
サービス料10%も当然です。

お会計は2万円弱くらい。
例えば、海底捞小肥羊に比べて、2倍くらいの価格ですが、食材のクオリティやサービスから考えたら妥当だと思います。
また白湯の美味しさは特筆ものですので、それだけでも食べに行く価値があるというものです。
ここはおススメできるお店ですね。
ごちそうさまでした。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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6位

中華そば いづる (大門、浜松町、芝公園 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.2
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2019/01訪問 2019/01/11

まさに煮干し汁!大人気ラーメン店。

平日のお昼に初訪問。

場所は、都営三田線もしくは大江戸線の大門駅から徒歩で2分くらいのところ。
大通りに面しておらず、食べログの地図を見ながら行ったら少し迷いました。
裏手に回り込んだところにあります。


私が到着したのが、11時13分。
すでに店前の券売機のところに人が2人いました。
私の目前の方まで中に通されました。
残念ながら1巡目をギリギリで逃したようです。


道の反対側に列をなすのが決まりのようで、その先頭で待っていました。
すぐに入れるだろうと思って待つこと13分。
ようやく入店できました。
この頃には列には15人ほどがすでに並んでいました。

ちなみに、中から人が出てきても勝手に入店してはいけません。中から店主の方が声をかけてくれるまで待ちましょう。
ただし顔を見せてくれるわけではなく、店の中から大声で呼びかけてくるので、待っている時にイヤホンをしているとおそらく全く聞こえないのでご注意を。


さて、入店しましたが、まずは中待ちがありました。
カウンター席の後ろを抜けて、一番奥に二つイスが置いてあり、そこで待ちます。
5分ほどでカウンター席に座ることができました。なので20分待ちくらいでしたでしょうか。


周りを見ると、みなさん食べているのが「濃厚な煮干しそば」(880円)。
私は一番スタンダードと思われた「煮干しそば」(770円)の方のチケットを買っていました。
そしてみなさん必ず追加オーダーされてたのが、「和え玉」(200円)。
超濃厚なポタージュのような煮干しスープの中に、つけ麺の要領でいただいてました。
だからなかなか席が空かないんですね。
食べ終わってからも替え玉をするので、お一人の滞在時間が比較的長めなのです。


「こっちだったかぁ」と思いつつも、とりあえずラーメンを待ちました。
数分で出てきた煮干しラーメンのスープは、それでも見た目は非常に濃く見えます。
スープの上には、チャーシューと鶏が両方載っており豪華な感じ。
またネギと刻み海苔、なるとが載っていました。


スープを飲んでみると、なるほど濃い。
完全に「煮干し汁」です。
ですが、深みがあって、これが旨い。
麺との絡みもいいですね。
なるほど、これは人気が出るわけだ。

私としては珍しくスープを飲み干しました。
とても美味しかったですね。


店主1人でやられているので、とても忙しそうでした。今はお昼しか営業されてないとか。
ランチタイムはとても混むので、なるべく早く時間帯での訪問をオススメします。
次は「濃厚」を食べてみたいと思います。
ごちそうさまでした。

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7位

オーセンティック (赤坂、溜池山王、六本木一丁目 / ハンバーガー、サンドイッチ)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/07訪問 2018/07/11

百名店の名に恥じぬバーガー店。

平日のランチタイムに初訪問。

場所は東京メトロ南北線の六本木一丁目駅からアークヒルズ方面に進み、首都高の下をくぐって反対側の小道を100メートルほど先に進んだ右側にあります。
ちょっと分かりづらいところにあるので、スマホの地図を頼りに行くのがいいでしょう。
私は六本木一丁目方面から行ったのですが、最寄駅は溜池山王か赤坂のようですね。


私がお店に着いたのは、13時過ぎ。
ランチタイムのピークがもう過ぎており、また地理的な遠さや分かりづらさがありながら、店内はほぼ満席でした。
さすがの人気店ですね。
ブラリとたまたま立ち寄るような場所じゃないので、みなさんお目当てを目指してきているのでしょう。
他のレビュアーさんも書かれていますが、ランチタイムのピーク時には列ができるのも頷けます。


そして店内もあまり広くなく、カウンター・テーブル席合わせて20席程度でしょうか。
こじんまりですが、コージーな雰囲気で落ち着くことができます。
よくある「オシャレバーガー店」のような浮つきがないのが好印象です。


私はメニューから「ベーコンチーズバーガー」(1,306円)をオーダー。
フレンチフライがセットになっていたので、あとはドリンクを追加注文しました。
いろんな種類のバーガーがありましたが、値段のレンジはだいたい1,000円から1,500円ほどですね。


10分ほどして、バーガーのセットが登場。
細めのフレンチフライがいいですね。

早速ポテトから食べてみると、これがなかなかレベル高め。
ほどよい塩加減と、細めならではのサクサク感がとても良いです。


そしてバーガーに取り掛かります。
まずはバーガーを付属の紙パックに入れてから、かぶりつきます。

食べてみると、バンズが中はしっとりとしながら外側は張りがあり、香ばしさも感じられます。

パティもしっかりとした肉感があって、噛むと旨味があふれ出ます。これは美味い。

チーズとベーコンも存在をしっかりと主張しながら、肉やレタスとハーモナイズされている絶妙なバランス感。


こちらのお店も当然食べログの「百名店」に選ばれていますが、例えば寿司やフレンチなどの百名店と比べて、バーガーカテゴリーはそもそも店数が圧倒的に少ないので(マクドナルドなどのチェーン除く)、名店にエントリーされていてもクオリティに相当バラつきがあるように思います。
バーガーそっちのけで、雰囲気だけで選ばれてるような店もあるような気すらします。

そんな中、こちらのお店は別格です。
店名がいかにもオーバーだと行くまでは思いましたが、その名に恥じぬ本物ぶりでした。

今度は週末か夜にも行ってみたいと思います。
ごちそうさまでした。

  • (説明なし)
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8位

元祖 本吉屋 本店 (矢加部、西鉄柳川 / うなぎ)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2018/05訪問 2018/05/07

「観光地クオリティ」を超えた場所。

ゴールデンウィークの福岡トリップ。
今日は西鉄大牟田線で柳川市までやってきました。

みなさんは柳川と聞いて、何を連想されるでしょう?
阪神ファンの私としては、真弓明信元監督ですかね。
あとは名門テニス部。かの松岡修造も慶応高校から編入しています。


さて、まず川下りからするか、先にランチを食べてしまうか相談したところ、まずは食べようということになりました。
柳川駅前はやや寂しい感じで特にご飯屋さんは見当たりません。
ということで、川下りの乗船場もほど近いこちらの鰻の名店までやってきました。
ちなみに駅からでも全然徒歩圏内です。
のんびり歩いて15分といったところでしょうか。


こちらのお店に近づいていくと、鰻を焼いた煙の匂いがしてきます。
お店はかなり大きく茅葺き屋根がいい雰囲気を醸し出していますね。

引き戸を開けて店内に入ると、まず玄関で靴を脱いで左側の下駄箱に履物を入れます。
スリッパを履いて、いざ入店。
スタッフさんが店内奥のお座敷へ案内してくれました。
まだ多少早い時間帯だったためか(11時40分くらい)すんなり入ることができました。

客席の全体像が分からないのですが、どうやら大部屋があるわけでなく、中部屋がいくつかある感じでしょうか。

私たちは緑が綺麗に見えるお部屋の奥に通されました。
とてもゆったりとしたスペースが確保されており、広々としていました。
また庭木がとてもいいですね。リラックス効果満点です。


さて、早速メニューを拝見。
構成として、まずトップに「南風定食」(6,700円)というものがあり、これだと特せいろに白焼やフルーツまで付きます。
この次が「特せいろ蒸し定食」(5,000円)で、「せいろ蒸し定食」(4,400円)と続きます。
せいろ定食と同額で「蒲焼定食」もあります。
これらから「酢のもの」を除いたセットもあり、それぞれ「特せいろ」が4,100円、「せいろ」が3,700円、「蒲焼」が3,800円となっていました。

私たちは酢のものにそんなに関心がなかったので、「特せいろ蒸し」をお願いすることにしました。


20分ほどして、いよいよせいろ蒸しが登場。
店員さんによってお重の蓋が取られると、湯気とともにウナギが姿を現しました。
なかなかの壮観です。
錦糸卵がアクセントになってますね。


早速いただきます。
箸を入れるとウナギの身からしっかりとした弾力を感じます。
口に運ぶと、本当にふっくらした食感で美味しいです。
またスゴイのが、ウナギが上に乗ってるだけでなく、ご飯の中にも一枚仕込んであるのです。
どこをいただいても、ふっくらとしたウナギに当たるという夢のような仕組みになってます。

タレを含んだご飯も美味しいですね。
これは鉄板です。


客席からの景色の良さや、お店の雰囲気、そして鰻の美味しさと文句のつけどころがありません。
柳川はやはり観光地なので、本当に美味しいかどうか正直不安がありましたが、ここは間違いなかったです。
おススメできるお店です。

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9位

きなり (早稲田(メトロ)、早稲田(都電)、若松河田 / 焼き鳥)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2018/12訪問 2018/12/22

落ち着いた雰囲気の焼鳥割烹。

平日の夜に初訪問。

場所は、東京メトロ東西線の早稲田駅から徒歩で1〜2分のところにあります。
馬場下町交差点から近く、牛丼の「松屋」が入るビルの地下になりますね。
右隣には「あゆみbooks」(文禄堂としてリニューアル済)、左隣には「オトボケ」があります。


階段を降りていき、引き戸を開けて明るい店内に入ります。
コートを預けて、カウンター席へ案内されました。
ちなみに入り口から見て左側に4人がけのテーブル席もありました。
また右手奥には、どれくらいの広さがあるか分かりませんが個室もあるようでした。

いずれにせよ、この日は金曜日ということもあってか、全て予約で満席とのことでしたので、事前予約はしていった方が良いと思います。


メニューは、コースとアラカルト両方あります。
コースは3,200円、4,200円、5,800円(水炊き)があります。


私たちはこのあとも考えて一番下のコースをオーダーすることにしました。


まずは小皿の前菜が6皿出てきました。
イワシやシラスおろし、なめろうなどです。
すでに出来上がってるものを配膳していただく感じですが、どれもレベルは高めですね。このあとへの期待が膨らみます。


次にやや普通なミニサラダが出てきます。
種類は多めに揃えていますが、なんとなく見た目は改善の余地がありそうですね。


その次に、いよいよ焼き鳥の串が登場。
どれも良い火加減で、美味しさがしっかりと中に閉じ込められています。
ハツやせせりがとても美味しかったですね。
合計5串ですか、もう少し食べたかったです。


茶碗蒸しを挟み、最後に鶏ガラのスープが出てきます。
これがまた美味い。鶏の旨みがこれでもかというくらい凝縮されています。
永遠に飲んでられるヤツです。


お酒は飲んでいませんが、これで2人で8,300円くらい。
サービス料5%込です。
とても落ち着いた店内で、いい雰囲気ですし、店員さんもよく気がついてくれます。
非常にリーズナブルだと感じました。

また機会があれば、是非再訪したいお店ですね。
ごちそうさまでした。

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10位

牛もつ鍋 おおいし 住吉店 (渡辺通、櫛田神社前、博多 / もつ鍋、郷土料理、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2018/04訪問 2018/05/05

専門店の生モツを堪能。

ゴールデンウィーク中の月曜に訪問。
2週間ほど前に電話予約してから行きました。

場所は筑前一宮住吉神社のほど近くになります。
博多駅からも徒歩で10分ほどで近いです。
というか、私たちは天神南のあたりからバスに乗ってきたのですが、15分強くらいで歩けます。
歩道も広くて歩きやすいですし、福岡はいいところですねぇ。


さて、お店に到着。
お店の構えがしっかりとしていて、高級感すら漂っています。
入店すると、まずは玄関で靴を脱ぎ、下駄箱に入れます。
すると、スタッフさんがお座敷の方へ案内してくれました。

お座敷はまずまず広く、そして綺麗です。
それぞれの客席を衝立で仕切ってあります。
仕切られた空間は面積的にはやや手狭な感じですが、特に圧迫感は感じません。
隣の話し声なんかは聞こえてくるので、あまり込み入った話をするには向いてないかもしれません。
それと、このお座敷は畳敷きで、掘りごたつのようにはなっていないので、少々足が疲れますね。


さて、メニューを確認。
もちろん私たちのお目当ては「もつ鍋」でした。
見てみると、もつ鍋はお味が3種類。
味噌に醤油、そして水炊き風です。
私たちは前の二つで迷ったのですが、ここは筆頭に書いてあった味噌にすることにしました。
1人前が1,350円で、2人前以上からのオーダーになります。

それと、博多と言えばということで、「辛子明太子」と白米も注文しました。


まず明太子から登場。
これを白米と一緒にいただきます。
一粒一粒がプチプチしてるようで、大変美味しいですね。
やはり博多の名物だけあります。お土産に買って帰ろうと思える美味しさでした。
しかしながら、ご飯がやや問題。
まずアツアツじゃないし、コメの粒も潰れてる…。
これではせっかく明太子が生かされません。


さて、次に主役のモツ鍋が登場。
思ったよりも浅めの鍋でした。
ここのモツはあくまで生にこだわっているらしく、食べてみるとプリっとしていて美味です。
私はモツが得意でなく避けてきたんですが、こういう美味しいモツなら大歓迎です。

ニラやゴボウなどの野菜も美味しいですが、スープがまた濃厚で美味しいですね。
ちなみにスープは追加で足していただけました。
モツの追加は、1人前と同額の1,350円のようでした。
追加したかったのですが、もう一軒ハシゴすることが決まっていたので自重。

大満足でお店を後にしました。

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