『最近増えてますよね』大型経理マンさんの日記

食いしん坊の独り言

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大型経理マン (50代前半・男性・大阪府) 認証済

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 本当に最近お寒うございます、体調を崩していませんか?
風邪をひいたら、仕事が~とか言わず無理せず休んでください。
それが最終的には自身にも周りにもいいことですよ。
 
 さて、今日のテーマですが、タイトルだけでは何のことか判りませんね(罠)
マイレビュアーさまのレビューから思いつき、今日も長文で
「メインのステーキかハンバーグ+サラダバー他もろもろがセルフバイキング業態」
のことを書いてみようと思います。

いつものように長文ですので、最初に結論を書きます。
「比較的安価でお腹一杯になるこの業態、ただステーキに期待すると痛い目を見る、どうしても行きたければハンバーグの方がリスクが少ない」

ここまで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m

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↓ここからは、どうしても最後まで付き合ってやる!という方のみお進みください↓

 まず、トップを切ったのが2006年創業の「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」(以下けん)
バブル期に作られたファミレスの撤退店舗を居抜きで出店することで、
設備投資を抑え、比較的低価格で商品を提供されています。
デフレが続いていることなどから、ブランド、雰囲気(居抜きなので、内装は店舗によってバラバラ)に
こだわらなくなったファミリー層の取り込みに成功。
(ちなみに和食のさ○の居抜き店舗まである)
対象となるファミレスの撤退店舗も多数あることから、大きく規模を伸ばしました。

 ちなみに運営されているエムグランドフードサービスは、
わずか5年目の2010年3月期で売上166億円という外食ではとんでもない成長企業です。

 これで面白くないのは、撤退店舗を抱える既存のファミレス。
そりゃそうです、これでは「けん」の為に投資をしているようなものですから。
中には居抜きで使われたくないために、費用をかけて建物を壊して撤退するファミレスも出てきました。
でも、流石に大手は違います。「けん」を丸々パクって、いやお手本にして自社の不採算店舗を
ブランド変更により「けん」のライバル店としてオープンするようになりました。
小生が知っているだけでも
すかいらーく → ステーキガスト
ロイヤルホスト → カウボーイ家族
フレンドリー → ハッピーコング
とあり、中でもステーキガストはすかいらーく自身の再建という目的もあって、
どんどんお店が増えていっています。

 ここで一つ疑問が。この業態というのは特に「けん」が最初というわけではなく、
「ビッグボーイ」や「フォルクス」などは以前から存在していたワケで・・・
ここで「けん」が注目したのはファミリー層の中でも、その日の食事するお店の決定権を握る「子供」
安い出店費用を生かして、子供が喜ぶ仕掛けで差別化に成功したということです。
一例を挙げれば、「カレー」「ソフトクリーム」「ドリンク」などなど。
答えを聞くと「ああ、そんなもんか」と思うかもしれませんが、
それに気づき、取り入れた点はすごい、と思います。

 子供が喜んで、お財布には以前よりも優しくて(独身の小生にはクウォリティーの割りには高く感じますが)
お腹一杯になって、そこそこおいしい。これが現在流行っている秘訣だと思います。
ただ、これが20年続くか?といえばノーなのですが、時流を掴むというのは
「60日変わらなければ停滞し、90日変わらなければ後退する」と言われるファミレス業態にとって
とても大事なことなんだと思います。

 ただ、この業態は「そこそこの味で、比較的安価ではちきれるほどお腹一杯になるお店」であって、
冒頭の結論にも書きましたが、この価格でステーキに期待してはいけません。
この肩ロースという部位自体は硬いわけではないのですが、
この業態で出されている肩ロースはとにかく硬い、例えると「ゴム板」のようでアゴにはよさそう。
小生初めて行ったお店で、「よーし、ステーキ300食べちゃうぞ~」と思ったのですが、
「初めてのお店で冒険しちゃいけない」との意識が働き、ステーキとハンバーグのセットにしたのですが、
正解でした、そしてこの業態のお店に来るときはハンバーグと決めたのです。

 時代の変化から自己変革を迫られているファミレス業界に今後も注目です。

 ここまで書きましたが、なんかグダグダですね。
独り言的日記ということで、ご勘弁くださいましm(__)m
もっと精進します。駄文のお付き合いいただきありがとうございました。
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