いりぴぃさんのマイ★ベストレストラン 2018

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1位

ラトリエ ドゥ プレジール (祖師ケ谷大蔵、成城学園前 / パン)

10回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2024/01訪問 2024/05/22

五感が研ぎ澄まされる大人向けのパン『L'atelier de Plaisir』⑩

世田谷区砧にある大好きなパン屋さんです。

東京遠征の2日目の夕方、お店に予約をする為に訪問をしています。知人に車で送っていただいたので間に合いました。運がよく売れ残りがあり、2種類購入。

東京遠征3日目。代々木八幡で別行動をし、夫がこちらのお店へ足を運びます。13時半頃だったかな?

購入したもの
■季節のおすすめパン
■スペシャルROSE
■スタッフのおすすめパン
■パン オ フリュイ ルージュ 2022
■今週のアミティエ
※持ち帰り、スライスして冷凍保存をしています。

・・・・・・・・・・・・・・・
◆季節のおすすめパン:
ペーストにした紫芋を練りこみ、3種の栗、なると金時、黒豆とくるみ、ピーカンナッツ、サンマスカットレーズン、柚子ピール、黒ゴマを加えたパンです。白ゴマもトッピングされています。
黒ゴマやナッツ類の香ばしさが先行します。リベイクすると甘い香りが広がります。まるでパウンドケーキのような口当たり。3種の栗+2種の芋+黒豆。ほっこりする甘さ。瑞々しいサンマスカットレーズンと柚子ピールの爽やかな甘酸っぱさが合わさります。パウンドケーキみたいです。香りや風味だけでなく、フィリングの食感の差がたまりません。
2日目に購入したものを翌朝いただきました。冷凍保存もできるけれど、当日だったり翌日いただくとよりときめきが増します♪

◆スペシャルROSE:
エディブルローズ(食用の生バラ)から起こした発酵種を使い、エディブルローズを生地に加えています。エディブルローズ、いちご、りんご、ラズベリー、クランベリー入り。
食べる香水のようです。口の中に爽やかな風が広がり、優雅な気分になります。随分前の記憶だけれど、果実が多くなったような気がします。りんごのシャキシャキ感とベリーの甘酸っぱさがロースの香りを引き立てています。

◆スタッフのおすすめパン:
ライ麦を配合した生地にくるみ、ヘーゼルナッツ、ピーカンナッツ、マカダミアナッツ、マルコナアーモンド、カレンズ、サンマスカットレーズン、レッドレーズン、オレンジピール、グリュエドカカオを加えています。
ナッツ類がいっぱい。ナッツ好きにおススメです。他のものに比べると生地の加水率が低めかも。生地とフィリングの食感を近づけているのかも?どことなくビスコッティみたいな雰囲気もあり、和菓子みたいな感じでもあります。ザクザク感が楽しい。濃厚なナッティ感に、爽やかな甘酸っぱさがキュンとします。


◆パン オ フリュイ ルージュ 2022:
ぶどう果汁のみで練り上げた生地に8種のフルーツ、6種のナッツ、3種のピール、バニラビーンズを加えています。
いちじく、ゴールデンレーズン、カレンズ、クランベリー、サンマスカットレーズン、サルタナレーズン、レッドレーズン、グリーンレーズン、ピスタチオ、マカダミアナッツ、くるみ、ピーカンナッツ、カシューナッツ、マルコナアーモンド、オレンジピール、いよかんピール、柚子ピール
2日目に購入したものを夜いただきました。冷凍保存もできるけど、よりときめきます。瑞々しさが別次元です。ジューシーな果実感。バニラ感はそこまで感じません。だけどより果実の甘みや風味が引き立っているような気がしました。いちじくのとろとろ、ねっとり感。
高加水生地のパンを扱うお店が増えてきているけれど、やっぱり違う。生地はつなぎではなく、生地も含めた作品。ぶどう果汁のみで練り上げた生地はフィリングの旨みも加わり、風味豊かな熟成(?)されたワインのような雰囲気さえ感じる。

◆今週のアミティエ:
きなこと6種の栗、4種のナッツ、2種のピール入り。
他の生地感と比べると加水率高めなのかな。生地が柔らかめです。ぷにぷに。ピールの柑橘感と栗の甘いホクホク感がたまりません。いっぱい栗やナッツが練りこまれているのに、爽やかさがあります。温めると表面サクッと食感がより加わって映えます。
どことなく和菓子のような雰囲気があります。例えが良いかは不明、外郎のような生地感。ホクホク旨み甘みのある栗ナッツ類がぎっしり。きなこの風味がそれらをまとめている感じがしました。

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店頭では予約が出来ます。ただ超人気店の為、スタッフさんのお手を煩わせない時間帯を選びました。久しぶりすぎて迷いました。店頭の残りがほとんどなく、その日に何がメニューとしてあるのかがわからないというか…。元々シェフのアドリブパンやおススメパンが主でもあり、何があるのだろう?覚えていて、好きだったバゲットも今は作っていない(今週は作らない)のかも?定期的に訪問をしている方だと予約はしやすいと思います。店頭に在庫が多い時間帯ならば予約はしやすいけれど、ご多忙な時間帯でもあります。それでも商品が残り少ない時間帯はスタッフさんとの会話で聞きやすい為、やっぱり夕方に予約をしに行ってよかったかもです。

美味しかったです。ご馳走様でした。

世田谷区砧にある大好きなパン屋さんです。

久しぶりに東京まで遊びに来た理由の1つ、それは L'atelier de Plaisir さんに訪問したかったこともあります。もうかれこれ3年ぶりくらいになります。前回訪問したのはコロナ禍になる直前でした。コロナ禍3年目、秋になると少しだけお楽しみも満喫できる時期でしょうか。本当にちょうど良いタイミングで伺うことができました♪

定休日が月・木・日と日曜日もお休みになったり、店頭予約のみになったこともあり、地方在住の者には少しだけハードルが高くなった感じはあります。それでも大好きなパン屋さんへ向かうのは足取りが軽く、楽しい♪

今回は私1人旅。大好きな、そして美味しいパンをお土産に持ち帰るねと言って家を後にした私です。
いつも夫がいるのでメモ書きもできるのだけれど…。レビュー投稿も9回目なので、投稿もぜずに心に留めておこうとも思っていたけれど、アバウトだけれど投稿しておきます。商品名もわからないものがありますm(_ _)m


購入したもの
■今週のクグロフ(栗スペシャル)②
■今週のアミティエ(栗スペシャル)②
■パンオフリュイルージュ②
■ローズマリー・黒こしょう・2種のチーズ・ピーカンナッツ入りのアドリブパン④
■2種の豆とくるみ、レッドレーズンを入れたオススメパン③
■名前失念(チーズやドライトマトが入ったアドリブパン)①
■名前失念(古代小麦?アドリブパン)①


※今回は近くの郵便局から自宅へ発送しています。
※スライスして冷凍保存をしています。


そういえばパンオフリュイルージュ、2022は初めてです。2018以来です。記憶が曖昧ですが、果実感が強めなのかな〜。水を一切使わずに山葡萄果汁のみを使って練り込んでいます。断面に散りばめられているナッツやドライフルーツがまるで食べる宝石箱のようです。甘い香りが印象的な2022版はほっこり笑顔になってしまう優しさを感じます。前回の2018版はスパイス(黒胡椒)が効いていた記憶です。

まるで栗好きな私のために(そんなことはもちろんありません!)、出会ってしまったら栗メニューは欠かすことが出来ません。くるみが入っていて、ナッティーな風味が楽しめます。メイプルシロップがスポイトに入っていて、染み込ませて食べることも出来ます。そこまでクグロフを食べたことはありません。ただお店によってはブリオッシュみたいな感じというのか。どっしりと重みを感じながら頬張るとしっとり、そして軽い食感なのです。甘みと旨味がじわっと広がり踊り出したくなります笑。均一な食感や味わいではなく、変化する感じがたまりません。クグロフはパンっぽいお店もありますが、こちらではバターケーキのようなクグロフケーキのような感じがあります。

アミティエ(栗スペシャル)は栗がゴロゴロと練り込まれています。果実のピールが入っていることで爽やかさがあります。生地にも栗の甘みや旨味が染み込んでいるので、まるごと「栗」を堪能できるパンです。

2種の豆とくるみレッドレーズンのパン。お豆がホクホクしていて、ほんのり甘酸っぱいレッドレーズンの風味と合わさり、不思議な味わいです。意外な組み合わせなのに、美味しい。

ローズマリー・黒こしょう・2種のチーズ・ピーカンナッツ入りのアドリブパン。小さな平べったい丸いパン。この日は浮かれすぎて昼食を食べるのも忘れて行動し、駅でパクっといただいたのです。チーズの旨味が染み込んでいて、だけれどもピリッと引き締まったオトナ味。お腹がペコペコだったこともあるけれど、元気いっぱいになりました!

名前がわからない(チーズやドライトマトが入った)アドリブパン。複雑なお味で表現が難しいです。旨味成分が染み込み、スパイシーな風味がアクセントになっています。旨味成分の相乗効果がたまりません♪

名前がわからない(古代小麦の)パン。こちらもかなりの高加水のパンです。リベイクしていただいています。クラストが薄く、サクッと感があります。噛みしめるともちもち弾力があります。仄かな粉の苦味、爽やかな酸味、粉の旨味とぎゅっと詰まっていて美味しかったです。


知人にもクグロフとローズマリー入りのチーズのパンをお土産にしました。今回久しぶりだったのでお土産をいろんなところで購入したのですが、クグロフが1番のお気に入りだったようです。


開店前に並んで購入しました。人気で開店時間には行列が凄かったです。たまたま田中シェフがパンを取り分けてくださったのが嬉しかったです。パンのことをお聞きしたい気持ちもあったのですが、並んでいる方も多かったので控えました。商品を購入するためには早めに訪問した方がよいのかも知れません。でもお聞きしたいことがある場合はもう少しゆっくりめの方がよいのかなとも考えます。でも今回はとにかく食べたいパンを購入したい気持ちで訪問したんです。

朝食に食べるのはいつもパンです。だけれども幸せを噛みしめてほっこり笑顔になってしまいます。

マリー・アントワネットの「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」という台詞を思い出します(ケーキはブリオッシュのようです)。私の中で最高に美味しくて、最高なご褒美はL'atelier de Plaisirさんのパンです。
美味しかったです!ご馳走様でした。
2020年1月に伺いました。


L'atelier de Plaisirさんへ。
久しぶりの訪問です。


購入したもの
■フロマージュ・エ・ザルグ
■栗のスペシャルパン
■スペシャルシュトーレン
■季節のおすすめパン
■クール
■トリュフのパン(?)


・・・・・・・・・・
■クール:
オーガニック小麦を使って長時間熟成させたシンプルなパンです。ハート型の形が可愛らしいです。
ただ可愛いだけではなく、形の差があることで食感の差を楽しめます。薄めの表皮ですが、引きがありながら歯切れが良いです。高加水生地ではありますが、噛みごたえがあります。シンプルな小麦の味ですが、噛みしめるごとに奥行きというのかライ麦のような酸味さえも感じられたり、表情が豊かな味わいです。

■季節のおすすめパン:
ペースト状にした紫芋を練り込んだパンです。甘栗やマロングラッセ、黒豆、鳴門金時、レットレーズン、サンマスカットレーズン、黒ごま、くるみ、ピーカンナッツ、柚子ピールが入っています。表面(トップ)に白ごまが飾られています。
結構生地感はしっかりめです。瑞々しいレーズンの甘酸っぱさとごまナッツ類の香ばしさ、そして栗やお芋のほっこりする甘さが重なり合います。

■栗のスペシャルパン:柚子が効いた生地にバニラビーンズ、そして6種類の栗が練り込まれたパンです。
高加水パン、そして表皮はとても薄めです。これでもかというくらいに栗がいっぱいです。いつもよりも生地はしっとりしている感じがします。練り込まれている栗もいっぱいですが、生地に栗の甘みや旨味が染み込み、丸ごと「栗」を堪能できるパンです。まるでモンブランを食べているかのような気分になります。バニラビーンズが甘い香りを加えていますが、ここまで栗がいっぱいなのにも関わらず柚子の爽やかさがあることで上品な仕上がりになっています。栗好きな私たちですが、栗にも色々あって味わいや食感が異なることを知ることになります。栗は甘みばかりに注目しがちだけど、旨味がわかるパンです。

■フロマージュ・エ・ザルグ:
アオサ・昆布・鰹節・鰯節を練り込んだ生地にグリュイエールチーズとレッドチーズが入ったパンです。
こちらも高加水生地に旨味が染み込んでいます。噛みしめるごとに旨味がお口いっぱいに広がります。和の素材の節系、海藻を練り込み、チーズとの相性はどんなものかと思いました。適切な表現ではないと思うのですが、お好み焼きとピザの両方を想像させるパンです。昆布やチーズの旨味成分グルタミン酸に鰹節や鰯節が加わることで旨味成分イノシン酸も加わります。旨味成分の相乗効果を体感します。適切な表現ができないのですが、決して和の素材だけでもないのに…みそ汁を飲んでいるかのようなホッとする感じもあるし、不思議な不思議なパンでした。

■スペシャルシュトーレン:
コーヒーを練り込んだ生地。くるみ、ピーカンナッツ、アーモンド、ピスタチオ、マカダミアンナッツが入っています。イチジクやレーズンも入っています。周りの砂糖のコーティングが控えめで甘さが上品です。このコーティングしている砂糖も黒糖やブラウンシュガーなのかしら。しっとり感があり、甘さが上品です。甘さよりもコーヒー感を楽しめます。

■トリュフのパン(?):
黒トリュフ、ポルチーニ、栗やチーズを練り込んだパンです。大きめの栗やナッツがいっぱい練り込まれていて溢れんばかりの状態です。表面(トップ)にチーズがカリカリに焼かれた状態です。同じように栗を扱った栗のスペシャルパンと見た目は似ているけれど、黒トリュフやポルチーニ茸も加わった旨味が凝縮したおつまみ系のパンに仕上がっています。


・・・・・・・・・・


美味しかったです!ご馳走様でした。
2019年7月訪問


L'atelier de Plaisirさんへ。
遅めの時間帯でしたが、念の為訪問してみました。
種類は少なくなっていたけれど訪問してみてよかったです。


購入したもの
■今週のアミティエ
■スタッフのおすすめパン
■今週のクグロフ
■パンオフリュイルージュ2018
■プレジール2019



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◆今週のアミティエ:きなこ・白桃・黒豆・紅大豆甘納豆・くるみ・ピーカンナッツ・ゆずピール・オレンジピール入りです。
リベイクすると表皮にバリッと感が現れ、香りや風味が増します。甘酸っぱい香りが広がり、甘さが増します。

◆スタッフのおすすめパン:ライ麦を配合した生地にくるみ・ヘーゼルナッツ・カレンツ・サンマスカットレーズン・ヘンプシード・オレンジピール・グリュエドカカオが入っています。
アミティエやパン オ フリュイ ルージュに比べると生地にライ麦を配合しているタイプなので比べるとやや硬め(ハード)な食感です。ライ麦の軽やかな酸味がナッツの風味とレーズンの甘酸っぱさと合わさり、ライ麦自体の風味が楽しめるパンです。

◆今週のクグロフ:マンゴーパウダーを練り込んだ生地に、マンゴー(ラム酒漬け)・クランベリー・サルタナレーズン、カレンツ、オレンジピールが入っています。涙型のスポイトにメープルシロップを入れて添えてあります。


◆プレジール2019:古代小麦(カムット小麦)や石臼小麦等を使ってやさしい味わいに仕上げた店名と同じ名前のパンです。
表皮がかなり薄いです。リベイクしていただくとサクサク感があります。噛みしめると中生地はしっとりもっちり感があり、とても滑らかです。気泡が大きめで多いです。軽やかな酸味と共に旨味や甘味が感じられます。


◆パン オ フリュイ ルージュ2018:水を一切使わず、山葡萄果汁のみを使って練りこまれています。(ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、クルミ、マカダミアナッツ、カシューナッツ、無花果、レッドレーズン、サンマスカットレーズン、サルタナレーズン、カレンズ、クランベリー、オレンジピール、いよかんピール、グリュエドカカオ、黒胡椒入り)

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今回購入したシンプルなタイプのプレジール2019が予想以上に美味しかったです。いつも定番の商品に目を向けてしまいますが、シンプルなタイプのものも気になります。

パン オ フリュイ ルージュは大好きです。この黒胡椒入りのものは濃厚な甘味を引き締めて上品な風味に仕上げていると思います。夫婦揃ってお気に入りです。


美味しかったです!ご馳走様でした♡
2018年12月に伺いました。


購入したもの
■アミティエ(ピスタチオとナッツのパン)
■シェフのアドリブパン(栗のパン)
■パン・オ・フリュイ・ルージュ2018
■季節のおススメパン(紫芋のパン)
■バゲット(甘味を引き出したもの)
■パン・オ・マイス

※持ち帰り、冷凍保存。リベイクしていただきました!


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■季節のおススメパン(紫芋のパン):
紫芋をペーストにして、生地に練り込んでいます。2種類の栗、鳴門金時、黒豆、レッドレーズン、2種類のナッツ、ゆずピール、黒ごまを生地の中に組み合わせています。また表面には白ごまを飾り、焼き上げたパンです。
リベイクしているとトースターから甘い香りが部屋いっぱいに広がってきます。生地の中には栗や豆類、レーズンや黒ごま、くるみ等は大きなものがほっこり顔を出します。表面(クラスト)は薄めです。表面に飾られている白ごまが香ばしいです。表面(クラスト)はソフトな食感でカリカリビスケット風です。白ごまのプチプチ食感とオイリー感があります。中生地はしっとりしていて、紫芋の優しい甘みで包まれます。この生地感に具材の甘味や酸味、コクが合わさり、噛みしめるごとに表情が変化します。底の部分はクッキーみたいな味わいがあります。生地は紫芋の風味はしますが、パンケーキのようなねっとり感はありません。表面の白ごま、生地に練りこまれている黒ごまが合わさることで、後味が甘くなりすぎないのかなと思いました。
実はさつま芋は好きなのに紫芋が好きではない私です。ねっとり感と甘味が強いところが苦手でした。L'atelier de Plaisirさんの紫芋のパンは紫芋の風味を活かしつつもねっとり感は感じさせず、果実のピールの酸味や苦味が合わさります。甘ったるくなりすぎずに紫芋の風味を優しく感じるパンだと思いました。栗や豆類の甘味や旨味が合わさりながらも紫芋の風味を優しくまとめている感じが不思議です(*´▽`*)


■アミティエ(ピスタチオとナッツのパン):
ピスタチオペースト、アーモンドプードル、バニラビーンズを生地に練りこみ、8種類のナッツ、グリュエ ド カカオを組み合わせています。
訪問する度に今週のアミティエは何かしらと楽しみにしているメニューです。私もそれほど訪問していませんが、お酒のおつまみに良さそうなメニューは初めて目にしました。
こちらもトースターでリベイクしているとナッツの香りが部屋いっぱいに広がってきます。表面(クラスト)もしっとり感があり、ソフトクッキーのような食感です(甘くない感じのもの)。ピスタチオのナッティさとアーモンド等の風味が重なり合い、濃厚な味わいがお口いっぱいに広がります。あまりピスタチオ風味のものを好む方ではありません。ピスタチオ風味の食べ物はケーキだったり、アイスクリーム等が多く、甘い風味のものが多いような気がします。今回の甘くないピスタチオとナッツのパンはストレートにナッツの風味を楽しむことができると思いました。生地自体にもピスタチオのペーストを練りこみ、ピスタチオ自体も組み合わされています。ここまで濃いピスタチオの風味を口にしたのは初めてかもです。この中にナッツも色々組み合わされているので甘味のあるものや苦味のあるものもあり、香ばしさや食感等の変化があります。噛みしめるごとに表情が変化するパンです。


■シェフのアドリブパン(栗のパン):
栗粉を配合した生地に4種類の栗とピーカンナッツ、柚子ピール、オレンジピールを組み合わせています。こちらもリベイクしていただきました。口に含んだ瞬間、栗感が強いです。中心は羊羹みたいな感じもしました。(栗感が強いことと生地がむっちりしているからかも。)柚子ピールやオレンジピールが栗の風味を優しく包み込んでいます。ナッツの食感がよいアクセントになっています。栗好きな私たちにとっては至福なパンでした!


■バゲット(甘味を引き出したもの):バゲットは日替わりで作られています。甘味を引き出したものは水・土・日曜日。酸味を引き出したものは土・日曜日。フリュートは火・金曜日。(HPの記載より抜粋しています。)
細身のバゲットです。こちらもリベイクしていただきました。細身のわりにクラストの厚みがあります。気泡がしっかり入り、断面が美しいです。引きが強いバゲットです。クラムはしっとり感があります。そしてもっちりしています。小麦の香りが豊かです。そして香ばしさがあります。噛みごたえがあります。噛めばかむほど粉の甘味がお口いっぱいに広がります。クープの形や気泡の入り方がとても美しいバゲットです。


■パン・オ・マイス:
コーングリッツ、コーンフラワーを配合した生地に松の実を入れて香ばしく焼いたパンです。リベイクしていただきました。表面(クラスト)が厚めで硬めです。ザクザク食感です。表面の粒粒が香ばしいです。中生地は柔らかく、むっちりしています。とうもろこしの風味が濃いです。しかしコーンフラワーとコーングリッツのコーンの優しい甘味が粉の旨味を引き立てています。松の実が風味を添えていますが、優しい口当たりなので生地との相性が良いです。


■パン・オ・フリュイ・ルージュ2018:
水を一切使わず、山葡萄果汁のみを使って練りこまれています。(ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、クルミ、マカダミアナッツ、カシューナッツ、無花果、レッドレーズン、サンマスカットレーズン、サルタナレーズン、カレンズ、クランベリー、オレンジピール、いよかんピール、グリュエドカカオ、黒胡椒入り)その年によって進化することもあるようです。2019年も引き続き2018のようです。


L'atelier de Plaisirさんのパンは奥深いです。また訪問する時までに食べる側の私たちもいろんなパンを食べてパンの世界を広げておきたいです!


美味しかったです!ご馳走様でした。
2018年8月に伺いました。


自宅用と帰省時のお土産用に購入しました。手土産は通常菓子類になりがちです。甘いものが苦手だったり、ワイン好きな方にはラトリエ ドゥ プレジールさんのパンはとっても喜ばれるものでした。


■アミティエ(桃とフルーツのパン):若桃、白桃、4種類のフルーツ、オレンジピール、日向夏ピールを組み合わせたものです。


■パン オ フリュイ ルージュ2018


■ごまたっぷりのおすすめパン:黒ごまとくるみを練り込み、柚子ピール、紅大豆、甘納豆とホワイトチョコレートを包み込んでいます。(作る度に素材の組み合わせを変えて作られているアドリブパンです。)また表面には白ごまがいっぱいです。
パンはどっしり重量感があります。Wごまの存在感が大きく、香ばしさや苦味が効いています。その反面、黒蜜や甘納豆の甘さも感じ、ほっこりする美味しさがあります。柚子ピールの酸味が遅れて感じます。パン生地はしっかりめで噛みごたえがあります。風味や食感等、五感が研ぎ澄まされるパンです。全体的に風味が豊か大人向けです。


■パン オ レザン エ ロマラン2018:シナモンとローズマリー、黒こしょうを練り込みんだリッチな生地に、サルタナレーズン、レッドレーズン、クランベリー、カレンツを組み合わせたパンです。田中シェフ好みにリニュアルした2018バージョンとなっています。前のバージョンは分かりませんが、食べきりサイズになっています。
ロマランはフランス語でローズマリーのことなんですね。知らないことが多いので勉強になります。
パンは小ぶりながら重量感があります。1口目からスパイシー、シナモンの風味が強めです。そして濃厚であり、ジューシーな果実感に溢れます。黒こしょうはキレがあり、ピリッと引き締めています。ローズマリーが使われているパンは初めての経験でした。通常果実入りのパンだとスパイスが脇役で果実が主役かもですが、多分スパイスが主役で果実感はアクセント的な役割のような気がします。食べ終わるとハッカやミントのようなスッキリした刺激があり、爽快感があります。シナモンと言うと甘い香りを引き出すイメージですが、ローズマリーと黒こしょうの相乗効果なのか面白いと思いました。ワインを飲まれる方に好まれそうな感じがします。またお酒を嗜まない方でも紅茶との相性が良さそうな気がします。


■パン オ ココ:ココナッツフレーク、マンゴー、パイナップル、レッドレーズン、カレンズ、サンマスカットレーズン、オレンジピール、日向夏ピールをたっぶり組み合わせた季節のおすすめパンです。ココナッツミルクタイプとマンゴーパウダータイプを週替わりに作られていて、この週はココナッツミルクタイプのものでした。
マンゴータイプは果実感溢れる感じですが、こちらは果実類を優しく包み込む甘さがプラスされています。より果実感(ジューシー感)を味わいたい方はマンゴーパウダータイプ、優しい甘さ(酸味は控えめ)を堪能したい方はココナッツミルクタイプがよいかも知れません。どちらも違う楽しみがあり、美味しかったです。


美味しかったです!ご馳走様でした。
2018年6月に伺いました。


ちょっとした記念日でもあり、大好きなラトリエドゥプレジールさんのパンが食べたくて訪問をしました。フルーツ好きな私たちにはとっても嬉しい週でした。


購入したもの
■Amitie(アミティエ)
■Pain aux fruits rouge2018(パン オ フリュイ ルージュ2018)
■Pain au coco(パン オ ココ)



本来はその都度購入できればよいのでしょうが、持ち帰って冷凍保存をしました。週末にリベイクしていただきました。美味しさをそしてお楽しみをちょっとずつ味うことができました!


■パン オ ココ:ココナッツフレーク、マンゴー、パイナップル、レッドレーズン、カレンズ、サンマスカットレーズン、オレンジピール、日向夏ピールがたっぶり練りこまれています。ココナッツミルクタイプの生地とマンゴーパウダータイプの生地の2種類を週ごとに作られているそうです。この週はマンゴータイプの生地でした。
オーガニックコーヒーのパンがお気に入りでしたが、少し前に終了してしまいました。でもラトリエ ドゥ プレジールさんの季節のおススメですからこちらはこちらで楽しみでした。持ち帰り、1つはそのままのものをシェアしていただきます。また残りはラップに包んで冷凍保存しました。リベイクしていただきます。
フィリングには夏らしい爽快な果実類がいっぱいです。この週はアミティエもトロピカルフルーツのパンでしたから一見似ています。でも上手く説明はできないのですが、こちらはパンというよりはパウンドケーキに近い印象です。でもパウンドケーキに比べると甘すぎません。しっとりした滑らかな生地です。重くなくて軽く、口溶けも楽しめます。出来立てをその日にいただいた印象もあるのですが、リベイクするとより感激します。甘酸っぱい香りが漂い、食べる前から五感を刺激されるのです。マンゴーパウダータイプのものですが、フィリングの果実類と相まって1口食べると濃厚であり、ジューシーな果実感が広がります。甘酸っぱくて爽快です。暑い夏もいいかも知れないと思えるパンでした。オーガニックコーヒーのパンは寒い季節だからこそ味わえるお楽しみですが、パンオココもお気に入りになりました!機会があればココナッツミルクタイプも食べてみたいです。


■アミティエ:その週ごとに何が登場するのか楽しみがあります。この週はトロピカルフルーツのパンでした。パイナップルを含めた4種類のフルーツ、いよかんピール、グリュエ ド カカオが練りこまれています。パイナップルを含めた果実類のジューシー味わいがあり、生地のしっとりしたよい風味と併せて大変フルーティーです。パイナップルの存在感が極まっています。味覚的にはフィリングがメインですが、生地自体にも風味があり、またフィリングの風味が染み込んでいます。生地とフィリングの併せた一体感があるんです。また生地の食感も好きです。同じように高加水生地でフィリングが多いパンも作られているお店がありますが、生地の食感も考えるとさらに唯一無二な感じがします。リベイクしなくてもそのまま味わってみてもクラストは硬めです。そのままでいただいても美味しいです。冷凍していない新鮮なものでもほんのりトースターで焼くのが好みです。ほんのり焼くとクラストにカリッと感が↑、また濃厚な味わいある生地の風味が広がります。ねっちりむっちりしているクラムに噛みごたえのある表皮、カリッと感。パンの端から端までどこを取っても楽しむことができます。


■パン オ フリュイ ルージュ2018:水を一切使わず、山葡萄果汁のみを使って練りこまれています。(ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、クルミ、マカダミアナッツ、カシューナッツ、無花果、レッドレーズン、サンマスカットレーズン、サルタナレーズン、カレンズ、クランベリー、オレンジピール、いよかんピール、グリュエドカカオ、黒胡椒入り)今年度は黒胡椒は後味を引き締めていて大人向けでもあります。昨年度のものよりも好みです。


ラトリエ ドゥ プレジールさんは商品自体はもちろんですが、この日はサービスも心に残る1日でした。朝から雨が激しく降る日でした。既に小雨になりつつありましたが、雨に濡れないように(そしてパンの重みに耐えられるように)とビニール袋を二重にしてくださいました。美味しい商品を販売されているだけではなく、声掛けや心配り等も隅々まで行き届いていて、心に沁みます。
「L'atelier de Plaisir」さんの「PLAISIR(プレジール)」はフランス語で喜びや楽しみという意味です。パンを通して喜びや楽しみを共有したいという想いが込められています。本当にその意味がそのままパン屋さんになっているような印象を受けました。パンを作られている田中シェフはもちろん、スタッフの皆さんが素敵です。たった1日の記憶(思い出)がパンを通して1か月間楽しめました(*^▽^*)


夫が東京の出張のお土産に買ってきてくれた縁で知りました。ラトリエ ドゥ プレジールさんのパンと出会ってから今までもパンが好きだったけれどもパンって美味しい、いろんなパンを食べてみたいと思うようになりました。


美味しかったです!ご馳走様でした。
パンの枠を超えて、大好きな食べ物です。
2018年3月再訪しました。

※写真追加
■アミティエ(若桃のパン)…緑のキレイな若桃と5種類のフルーツ、オレンジピールを組み合わせ。色鮮やかでフルーティな味わい。
■パン オ フリュイ ルージュ2018
■オーガニックコーヒーのパン…ナッツやドライフルーツを練りこんだコーヒー生地のパン。甘酸っぱいフルーツや香ばしいナッツに加えて香り豊かな苦味も加わり、味わい深いパン。
■パン オ ノワ エ レザン オ フロマージュ…石臼で挽いたライ麦粉を配合した生地に胡桃とレーズンを入れ、その生地でクリームチーズを包み、仕上げに有機黒蜜をかけたパン。
■日替わりバゲット
…………………

2018年2月に伺いました。


私1人で「ラトリエドゥプレジール」さんに訪問するのは初めてです。最初は夫が東京の出張のお土産に買ってきてくれました。そして2人で訪問し、今回が3度目の「ラトリエドゥプレジール」さんになります。普段使いにはできないけれど、特別な日に食べたくなるパン屋さん。食べると幸せな気分になります。バレンタインを口実に一緒に食べようと思って訪れました。


購入したもの
■パン オ ヴァンショー
■アミティエ
■スペシャルROSE
■パン オ フリュイ ルージュ2018
■ココアのクグロフ



■パン オ ヴァン ショー(赤ワインのパン)
お水は一切使用せず、"ヴァンショー(赤ワイン)"のみで生地を捏ね上げ、6種類のナッツ、8種類のドライフルーツ、2種類のピールをたっぷり組み合わせています。ヴァンショーとは砂糖やシナモン、クローブ、レモンなどを入れたホットワインです。


■スペシャルROSE
エディブルローズ(食用バラ)の花びらとその発酵種で作られているパン。
(4種のベリー、ホワイトチョコレート入り)


■アミティエ(いちごとピスタチオのパン)
イチゴとピスタチオのパン。イチゴたっぷり、4種のベリー、2種類のナッツ、グリュエドカカオ、オレンジピール、ホワイトチョコレートが練りこまれています。


■パン オ フリュイ ルージュ2018
水を一切使わず、山葡萄果汁のみを使って練りこまれています。
(ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、クルミ、マカダミアナッツ、カシューナッツ、無花果、レッドレーズン、サンマスカットレーズン、サルタナレーズン、カレンズ、クランベリー、オレンジピール、いよかんピール、グリュエドカカオ、黒胡椒入り)


■ココアのクグロフ
ココアと2種類のチョコレート、ナッツを組み合わせています。涙型のスポイトにメープルシロップを入れて添えてあります。


「ラトリエドゥプレジール」さんのパンは一期一会なパンです。例えば「アミティエ」は田中シェフが季節だったり、素材を考えて作られるそうです。「スペシャルROSE」も食用バラの種類が異なるみたい!?また「パン オ フリュイ ルージュ」も変化があります。
似たような素材だったり、同じように見えても味わいが異なります。


4種類のパンは一見似ています。よく見るとパンの上の柄(粉の)も違います。
その中で「アミティエ」は1番細身で比重が大きいのでパン生地の比率が少ないのかも。毎回バージョンが異なってもホワイトチョコレートの存在感が大きくて1番甘さを感じます。またナッツやベリー等の具沢山なので異なる食感、そして異なる味覚が楽しめるのが特徴です。今回は「いちごとピスタチオ」がメインでした。今回はホワイトチョコレートは形には見えません。4種のベリーの甘酸っぱさやピスタチオのナッティさが合わさって、甘さが前面に出すぎる感じではなかったです。今回のアミティエの方が好みです。でも毎回違う出会いがあるので楽しみです。
「スペシャルROSE」は他の3種類に比べると断面が白いのが特徴です。またナッツ類は練りこまれていません。4種類の中で最も柔らかい(優しい)食感(1番高加水なのかな?)。実は初めて食べました。バラの花の香りを凝縮した感じのパン。優雅なバラの香りとベリーの甘みが特徴です。甘さ控えめのバラのジャムを食べているような感じかも。
「パン オ フリュイ ルージュ2018」はこれでもかとばかりにナッツとピールが練り込まれていています。アミティエに比べると甘みは控えめで酸味が効いているパンです。パンの生地(山葡萄の果汁)に加えて練りこまれているドライフルーツの相乗効果でより濃く感じる果実感。前年度と比べると黒胡椒が効いているので味が引き締まります。(前年度のバニラビーンズ→今年度 黒胡椒 ?)今年はちょっと大人向けな雰囲気です。
「パン オ ヴァン ショー」は芳醇な香りに包まれます。1口食べると深い香りが広がります。深い味わいがあってまだ私には上手に説明できません。スパイスが効いたフルーティーな赤ワインの味わい、ナッツの香ばしさ、ドライフルーツの優しい甘さが混ざり合って官能的な味わいです。お酒を嗜む方ならワインとチーズと共にいただきたいパンだと思います。このパンは他の3種類に比べると所々白い生地が残っていた気がします。
4種類どれも見た目はハード系のパン。パンの表皮はカリッと、そしてしっとりしていてむっちりねっちりしているクラム。そして生地に練りこまれた具がどこを切っても綺麗な断面。パンの生地に具材が組み合わさって味や食感の変化が楽しいです。


ココアのクグロフもケーキみたいな軽い食感でありながらしっとり感のあるもの。本当に美味しかったです!また別添えのスポイトにメープルシロップが入っているんです。普通はかけて食べるところをスポイトを差し込んで染み込ませるのです。前者だと食べる時に舌にシロップが触れて味の変化はありません。生地の中心に染み込ませることで口の中で段階的に味の変化が楽しめるんです。パン作りの技術だけではなくて、このような部分も含めて田中シェフのおもてなしの心が素敵だなと思いました。


美味しかったです!ご馳走様でした(*´Д`)
バレンタインデーやクリスマス等の特別な日に、「スイーツ」だけではなく「パン」もいいです♪
食卓が華やかになります(*´▽`*)


せっかくだから食べ比べてみたいと思った私たち。まだ食べて違いを知るなんて出来ません。それでも前よりも1つ1つの味わいがちょっとだけでもわかったような気がします。本当に楽しかったです。ありがとうございました♡


「L'atelier de Plaisir」さん。「PLAISIR(プレジール)」はフランス語で喜びや楽しみという意味です。パンを通して喜びや楽しみを共有したいという想いが込められています。幾つもの自家製培養した酵母を使い、寝食を忘れてしまうほどの想いは商売優先と言うよりは心からパンが好きな職人さんなのだと思います。g売りの商品も気軽に試せるように1.5cmからどうぞとかなり敷居を低くしてくれていて、接客も丁寧で物腰が柔らかい印象を持ちました。また訪れたいお店です!


本当は5.0を付けたいのですが、次回訪問をする時の楽しみを残しておきたいので4.9にしました。

  • パン オ フリュイ ルージュ 2022
  • 今週のアミティエ
  • スタッフのおすすめパン

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2位

キセキ食堂 上尾店 (上尾 / 食堂、豚料理、とんかつ)

3回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2021/06訪問 2021/06/30

肉好き♪カツ好き♬が集うお店『キセキ食堂』

2021年6月に伺いました。


キセキ食堂 上尾店 さんへ。

平日のみの営業になったものの、ホットペッパーで予約ができることを知りました。コロナの状況を静観しつつ、その時を待ちます。2年半ぶりの訪問する機会となりました。予約時間に入店です。増築した店舗の方に案内されます。そこには自動体温測定器まで設置されています。前に来た頃の記憶から一新ですが、お客さんが増えたこととコロナ仕様に変化されているようです。
そして事前に券売機で食券を購入するスタイルになっています。

カウンターは1人1人の間に大きなアクリル板を設置されていますが、お連れの方の場合は2人の間のアクリル板を外してくださいます。


注文したもの
■上キセキカツ定食(300g)
■上キセキさくら盛り定食(肉増し2切れ)



私は上キセキさくら盛り定食、夫は上キセキカツ定食です。
注文しておきながら女性で肉増し2切れを気にしていると、普通に女性客も注文している様子でした。肉好き、カツ好きが集うお店だから心配ご無用です!
ごはんにみそ汁、千切りきゃべつと豚カツ、お漬物のセットです。至ってシンプルな内容ですが、メインである肉厚のカツと薄紅色の肉質は存在感があります。以前の方がもう少し肉厚な印象はあるものの、やはりインパクトはありますね。
孤独のグルメの主人公でもある井之頭五郎さんも「俺の食に密は無い。がんばれ、飲食業界。」と発言されていたように、こちらのお店では比較的「黙食のススメ」が浸透されているご様子です♪

まずは何も添えずにパクッといただきます。さくら盛りのカツと上キセキカツは何やら少し違うようです。上キセキカツはキセキ食堂さんの定番のイメージです。こちらの方は脂身が少なく、赤身肉を熟成させて旨味成分が強いです。一般的な豚カツというよりもふんわりとした食感で良い意味でハムのような味わいなのかな(上手く説明できない…)。こちらはさくら盛りよりもそのものが旨味も強く、塩を添えてもよいけれどそのままでも充分に美味しさを感じられるものです。衣もこちらの方が粗い感じで衣の食感が強めです。
さくら盛りの方の豚カツは上キセキカツに比べると一般的な豚カツに近い気がします。こちらは適度な脂身があり、頬張るとお口の中で脂の甘みが弾けて広がる感覚があります。
好みによって選べる豚かつ屋さんなのですね。キセキ食堂さんならではの味わいのカツ、そしてキセキ食堂さんが作る一般的なスタイルのカツの印象を持ちました。どちらも別腹w(別のものを注文して半分ずつ味わうと楽しめる感じがしました)
私は何も添えずに、塩とレモンの組み合わせでいただきました。夫もいろいろ試したみたけれど、ソースをかけるのが勿体ないよねと話していました。
私たちは利用していませんが、ごはんとみそ汁も1回無料でお代わりができるようです。


以前より値上がりもしていますが、今までが尋常じゃないくらいサービス価格だったと思いますよ。他では味わえない熟成肉の旨味。そして300gでこの価格は他ではありえません。
岩槻店で利用できる無料カレー券も配布されていました。残念ながら私たちは使うことはないけれど、サービス精神豊富です。


増築し、店員さんも増えました。増えたことで感染症対策の声掛けもしっかりされている感じがしました。


はるばる来たぜ〜上尾へ♪いくつもの道を通り越して♪(函館の女のリズムで笑)
コロナ禍になってみると食の価値観がはっきり自覚できるようになりました。静かに食べると邪魔されず気が散らず、食べものと向き合えます。会話を楽しみたい方を否定はしませんが、私は今の食べ方が意外と好きです。これは何だろう?ふむふむ…と楽しみながら食べられるから好きだな。どんな状況でもどんな苦境でも美味しいものを素直に楽しめるお店が好きです。

キセキ食堂さんの定食は見た目は至ってシンプルです。今時のオシャレ系ではありません。しかしそれはメインである主菜(豚カツ)の美味しさを引き立たせる構成です。メリハリがあります。昔ながら豚カツは一汁一菜スタイルなのも理由があるのでしょうね。シンプルにすることで引き立つ感じ、あると思うな。久しぶりに訪問するとそう感じました。そういう感じも好きなポイントです。

なかなか通える距離ではありませんが、またいつか行きたいな♪

美味しかったです!ご馳走様でした♡
2018年12月に再訪しました。


私たちも楽しみにして視聴しているドラマ「孤独のグルメ」。
まさか『キセキ食堂』さんが登場するとは!
初めて訪問したのは登場回の2か月前のことでした。
嬉しいキモチの反面、もう食べられなくなってしまうのかな…(´;ω;`)ウッ…
地理的にも営業日的にも元々のハードルがあるお店でしたが、
そのハードルを越えても食べたいキセキのカツ!
あの感動がいつも頭の片隅に再生されています。

『キセキ食堂』さんに伺ってからとんかつ好きな私たちも
回数より質を求めてしまいます。
食べるならば感動できる「とんかつ」を求めてしまいます。


この日は時間の都合がつきました。
予約をしていません。
予約をしていなくても
13時半から材料がなくなるまで運が良ければ食べられるかも。
一か八かで高速を利用して上尾を目指します。


店頭に到着すると雨が降る中、予約なしの待ち人の行列があります。
私たちもとりあえず並ぶことにします。
店員さんからキセキ定食かヒレカツならば
注文することができることをお聞きします。
もう食べることができるだけでニコニコしてしまいました。


注文したもの
■キセキ定食(ステーキ)
■キセキ定食(カツ)



待ち時間はそれなりにあります。
それでも注文できることが確定されれば大したことがない時間です。
注文はキセキ定食のステーキとカツにしました。


恋焦がれたキセキ定食(*´Д`)
配膳されるとそのビジュアルにノックアウトです。
「あれれ…、こんなに厚みがあったんだっけ?」
二度目の訪問ですが、
肉の大きさ、そして厚みに驚きます。


夫と半分ずつシェアしていただきました。


一般的なとんかつ定食の2倍くらい厚みがあるんです。
薄紅色の肉質が微笑みかけてくれます(´Д`)
瑞々しい千切りきゃべつもたっぷりです。
お口直しのお漬物。
凛とした上品な風味のお味噌汁。
そして艶やかなごはん。


ごはんの量はやっぱり多いのですが、
キセキの豚さんを奏でるためには必要不可欠なベストパートナーです。


はじめはベジタブルファーストです。
ふんわりしていてシャキシャキ食感。


まずはカツにからしを添えます。
(塗りすぎない程度)
そしてお皿に岩塩を。
付けすぎないように添えて頬張ります。
夫はそこにレモンもかけていただきました。
私はカツの衣が湿るのがあまり好みではないのでレモンなしです。


衣はサクッと。
厚みのある肉は噛みちぎりがいがあります。
でも口の中でほろほろと崩れていきます。
しかし柔らかすぎるわけでもなく、
きちんと噛みごたえがあるんです。


ロースカツを食べると一般的には脂の塊がどことなくあるイメージ。
脂の塊はほぼありません。
若干筋っぽいところはありますが、ほぼハムのような口当たり。
しっかり噛みしめると肉汁が広がります。


一般的なとんかつの場合の肉汁は脂身であり、そして甘みが広がります。
『キセキ食堂』さんのものは低温熟成肉由縁の旨味成分が広がります。


ほんのり岩塩をつけるだけで十分なんです。
もしかしたらそのままでもいけるのかもと岩塩なしでもいただきます。
からしのみのとんかつを食べた経験は初めてです。
旨味成分が強いカツはそのままでも美味しいです。


キセキ定食のステーキです。
いわゆる「トンテキ」です。
こちらはブラックペッパーと塩で味付けされています。
私たちはレモン汁をかけていただきました。


同じ熟成肉を使用されていますが、
カツは甘みを感じます。
そしてステーキはさらに旨味が強いです。
どちらにしても一般的なものに比べて
旨味成分が強いです。
お客さんの好みで使い分けできる調味料が常備されていますが、
個人的には極力少量、控えめに。


どっちも美味しい。
とってもボリューミーなお肉です。
脂身が少なく、赤身が多いのは個人的に嬉しいです。
そして肉食な方が求めるしっかり噛みごたえもあるのも◎。


ただ本当にボリューミーです(笑)
店内を見渡すと食べきれなくてお持ち帰りされている女性も多いです。
ボリューミーながら後味はよく、しつこさはありません。
とんかつ好きな私たちもカツとステーキをシェアしてよかったと思いました。


お腹いっぱいでもごはんが進みます。
この日はお腹いっぱいで夜ごはんは食べられませんでしたが、
至福感で満たされていました(*´Д`)


美味しかったです!ご馳走様でした。
年の瀬にキセキ食堂で食事が出来た奇跡に感謝です♫


2018年2月に伺いました。


レビュアーさんのコメントを拝見してから…ずっとBMしていたお店。
距離もですが、平日のみの営業なのでハードルが高かったです。
予約をしてから訪問しました。
注文内容は夫にお任せしました。
コインパーキングはお店の近くには無いようです。
上尾市役所を挟んで駅よりの方角にコインパーキングがありました。
しっかり歩いて「キセキ食堂」さんに挑みます♪
楽しみなことがあると足取りも軽くなります(笑)


お店に着くと、既に入店待ちのお客さんが数名いらっしゃいます。
ちょっと申し訳ない気もしますが、
予約をしてくれた夫に感謝です♪


注文したもの
■キセキ定食230g(カツ)¥1,000‐
■ヒレカツ定食230g    ¥1,200‐



お店自体も小道を挟んだ場所にあります。
また席数も少ないです。
そう考えるとかなりの人気っぷりを食べる前にも実感できます。


「どっち食べる~?」と夫が言うので
やっぱりシェアしていただくことにしました。
私の「ヒレカツ定食」から3切れと
夫の「キセキ定食」の3切れを交換していただきます♫


配膳された定食は
「艶々したごはん」に「香り豊かなしめじのお味噌汁」。
「瑞々しく千切りのきゃべつの横にカツ」と「お漬物」。
極めてシンプルながらシンプルだからこそそそられます(*´Д`)


そう言えばごはん少なめに注文すればよかったかも~。
ちょっと後悔もありつつ…。
ごはんも艶やかで美味しそう。


まずはお味噌汁をお口に含むと(/ω\)
凛としたお味です。
だし汁の優しい味わいがいいですね。
塩加減がちょうどよくて品があります。


カツはまず岩塩をつけていただきます!
私も夫もカツを口に運んだ瞬間、無言になります。
そして眉毛が下がってしまう…。
美味しいものを食べると究極何も語れない。
そして困ったような顔になる。
自分もきっと同じような顔(表情)なのに
そんな顔を眺めると微笑ましいです。


ヒレカツは肉なのにふわふわ食感。
ほんのり甘みが口の中を広がっていく。
そして肉の旨味を堪能。
薄い衣のカツはサクッとしながら
ふんわりとろけるヒレカツ、ごはんが進みますw
柔らかいけど弾力もあり、
肉質をしっかり感じられる不思議な食感。


キセキ定食のロースカツも逸品です。
カツの断面が薄紅色でステーキみたいです。
すっと箸でもちぎれる柔らかさ。
筋っぽいところや脂身(塊)が見当たりません。
ヒレに比べると若干噛みごたえはありますが、
ふわ~っとしている。
ヒレよりも甘みが濃いです。


きゃべつも瑞々しくて。
私たちはべジファーストなので先に食べましたが、
カツを食べている間のお口直しに最適だと思います。


カツは岩塩が1番だと思います。
ただ230gはかなりボリューミーです。
味の変化をつける意味で調味料類も便利です。
最後にとんかつソースをつけていただきました。
でも極力かけすぎずに皿のソースに添えるくらいでちょうどいいです。


ごはんが多いと思いながら
カツが美味し過ぎてごはんがどんどん進んでしまう。
気が付いたら完食です(笑)
「キセキ食堂」さんの定食をいただいてしまうと
いつものごはんの量よりも進んでしまうこと間違いなし。


本当に美味しかった!
低温で熟成させたお肉だからこそのこの旨味と食感。
私たちはドストライクで好みでした。
ただとんかつやお肉に対しての好みの肉質や噛みごたえは
異なる方もいるかも知れません。


2人で訪問したので
「キセキ定食(カツ)」と「ヒレカツ定食」をシェアしました。
良いどころどりでシェアすると楽しい♫
とんかつなのに後味すっきりしています。

美味しかったです!ご馳走様でした。
帰りはもっと足取りが軽くなってしまいました(笑)
またいつか再訪したいです!

  • 上キセキさくら盛り定食(肉増し2切れ)
  • 上キセキさくら盛り定食(肉増し2切れ)
  • 上キセキカツ定食(300g)

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3位

ピエール・エルメ・パリ 伊勢丹新宿 (新宿三丁目、新宿、新宿西口 / ケーキ、マカロン、洋菓子)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2018/12訪問 2019/02/02

奏でるハーモニーを楽しむスイーツ『Pierre Hermé Paris』

2018年12月に伺いました。


セントルザ・ベーカリー青山店さんの帰りにピエール・エルメ・パリ Aoyama さんの方にも訪れました。保冷剤の持ち時間が心配だった為、改めてピエール・エルメ・パリ 伊勢丹新宿 さんの方に伺いました。


購入したもの
■サティ-ヌ
■キャレマンショコラ
■ミルフィーユフレーズピスターシュ
■イスパハン
■マカロン(アンフィニマンローズ)
■マカロン(シトロン)
■マカロン(フランボワーズピスターシュ)
■マカロン(ショコラアメール)



■サティ-ヌ
サブレ+パッションフルーツ風味のビスキュイ(スポンジ)+ベイクドチーズケーキ+チーズムース+オレンジママレード(皮つき)+ゼリー状のコーティング
ビスキュイも甘めのシロップが染み込んでいて、1層1層は異なる素材でありながら全体として一体感があります。
ゼリー質に煌めくオレンジママレードの層。噛み含むたびに柑橘系の風味がお口の中に広がり、爽快感。チーズムースはしゅわしゅわっと軽い口溶けです。滑らかでもったりしています。ムースというよりはクリームチーズそのもののような感じがします。ベイクドチーズケーキは重厚感のある層です。濃厚でクリーミー。チーズの旨味がありながら円やかな甘み、コクがある層です。濃厚ですがくどくはありません。口溶けが優しく、上品な味わいです。ビスキュイはパッションの風味は控えめです。ほんのり風味が効いていて軽やかです。甘めのシロップが染み込んでいて潤っています。サブレの層は硬めです。口の中でほろほろ崩れるとバターの風味とほんのり塩気が広がり、全体を纏めています。甘くて香ばしい層です。


■キャレマンショコラ
ビスキュイショコラ+クレームオショコラ+ムースショコラ+カカオ片入りプラリネ
チョコの宝石箱のような不思議なケーキです。金粉を張り合わせたチョコも接着面があります。1つ1つが丁寧に作られていて嬉しくなります♫

一見重たそうだったり、甘さが強そうな印象を持ちます。クレームオショコラは甘さは強めですが、それ以外はビターな風味です。クレームオショコラにプラリネとヘーゼルナッツを組み合わせているので絶妙感。濃厚ながら軽さもあって上品なチョコレートケーキに仕上がっています。
ちょっとケンズカフェのガトーショコラっぽい感じもしました。小さめですが、このケーキを食べるとかなり満足感があります。美味しかったぁ~(´Д`)


■ミルフィーユフレーズピスターシュ
キャラメリゼされたパイ、フリーズドライフランボワーズ入りのピスタチオ風味のマスカルポーネクリーム、イチゴのコンポート、ピスタチオ入りビスキュイ(スポンジ)、イチゴ、フランボワーズ

通常ミルフィーユだとパイが3層、その間に何かしらのクリームだと思うのですが、パイは1番下と上の1層のみ。パイ2枚とクリーム2層の間にピスタチオ風味のビスキュイが挟まれています。またこのピスタチオ風味のビスキュイも間にイチゴのコンポートが挟まれています。
マスカルポーネクリームとビスキュイにピスタチオのWですが、ピスタチオの風味は濃すぎません。マスカルポーネと合わさってコクもあるのですが、フランボワーズの量が多いからなのか重たくありません。フランボワーズは食感や香りだけではなく、重たくなりがちなクリームの層を軽やかに仕上げています。イチゴのコンポートはしっとりしているビスキュイの中で舌触りの変化を演出し、甘酸っぱい風味が意外とアクセントになっています。
キャラメリゼされているパイですが、意外と軽いというのかフォークを入れるとパイが1層1層パラパラになってしまって…。キャラメリゼが足りないのかなとも思いました。たまたまだったのかもです。食感だったり、甘くて苦味のある感じが足りない感じもしたのですが、逆にいえば間に挟まれているクリームやビスキュイの風味が引き立っていたと思います。

期間限定のケーキだったと思うのですが、緑×赤のコントラストが季節にあっていて素敵ですよねぇ~。


■マカロン
私はアンフィニマンローズとシトロン。夫はフランボワーズピスターシュとショコラアメールをいただきました。
ぷっくり肉厚のふっくらとしたマカロン生地。表面はサクッとホロホロ食感。中はしっとりしていて、濃くてジューシーです。クリームも厚みがあります。
アンフィニマンローズはイスパハンと同様にバラの香りがふんわりと広がります。バラの風味は上品で優しさがあります。シトロンはレモンの酸味が効いていてマカロンの甘さと合わさり効果的です。マカロンは甘くて苦手と思う方でも食べやすいと思います。ショコラアメールはビター感もあるけれど甘さがはっきりしていて重厚感があるようでした。フランボワーズピスターシュは不思議な味だと言っていましたよ。ミルフィーユのクリームよりもピスタチオの風味がはっきりしていたのかな?ピスタチオベースの味にフランボワーズの香りがしているみたいです。1つのマカロンなのに2つの味わいがあるのは面白いですね。
あまりマカロンの経験値はありませんが、ピエール・エルメさんのマカロンは甘さが強めに感じます。だからかふんわり香るものとの相性がよいのかも知れません。抽象的で拙い文章ですみませんm(__)m


美味しかったです!ご馳走様でした。
2018年12月に伺いました。


Xmasには少し早いのですが、今年のケーキは『ピエール・エルメ・パリ』さんのフランス菓子にしました。


購入したもの
■イスパハン
■モンブラン ア マファッソン



■モンブラン ア マファッソン:土台はタルト+クレームダマンド、その上には球体のメレンゲ、そのメレンゲを包み込むようにクレームシャンティ、そして表面はマロンピューレが渦巻状に飾られて、トップにはクリームシャンティとなっています。土台の上には野ばらの実のコンポートが挟まれています。
マロンピューレは栗感が強く、濃厚です。クレームシャンティは甘さは強めです。思っているよりも軽さがあり、ふんわりした食感のクレームシャンティは素朴な栗の風味のマロンペーストとの相性が◎。食べすすめると球体のメレンゲがひょっこり出現し、微笑ましくなります。サクサク食感のメレンゲは口溶けが優しいです。そしてメレンゲを割ってみると黒い粒粒状であり、バニラビーンズ。メレンゲの中心部はねっとり液状の甘みのあるものが見えます。メレンゲはサクッと軽やかでありながら全体の風味を引き立たせる役割も兼ね合わせています。
野ばらの実のコンポートの酸味が合わさると全体的な甘さを軽やかに、マロンピューレの栗の風味を円やかに包み込む感じがします。土台のタルト部分の食感は重厚感があります。

■イスパハン:全体が「ピンク」で統一されたマカロン型のケーキです。マカロンの間にはバラの香りがするクリーム、周囲にはフランボワーズがたっぷりと、中心部にはライチの果肉が入っています。トップにはフランボワーズの粒とバラの花びらが飾られています。マカロンはローズ味です。
上部のマカロンは外側はカリカリ、中はしっとり。マカロンの断面は色濃く、とってもジューシーです。1口目から爽快感が高まります。バラの香りがお口の中から全身に吹き渡る感じがします。フランボワーズは甘さは控えめ、ほんのり酸味と爽やかなフレッシュ感が合わさります。そして粒粒食感がアクセントとなります。プリプリ食感と華やかな風味のライチ。そしてバラの香りがするクリーム。マカロン単体で食べてみたりするとしっかりとした甘さの主張のある重さのあるパートがあるのですが、爽快なフランボワーズとライチの華やいだ風味が抑揚感のあるスイーツにまとめている感じがしました。逆に言えばマカロンやクリームのしっかりとした甘さがフランボワーズやライチ、そしてローズの風味を引き立たせているようにも思います。見た目の艶やかな色彩と繊細な優美な甘さのギャップも面白いです。食べ終わった後の満足感が高く、優雅な香りをしばらく楽しめます。


『ピエール・エルメ・パリ』さんのスイーツは1つ1つの満足感が高いです。見た目も麗しいのですが、どのケーキも無駄な構成がありません。まるでオーケストラのように重なり合い、奏でるハーモニーを楽しむスイーツです。今までのスイーツでは味わったことのない味覚の喜びがここにあります。


美味しかったです!ご馳走様でした。

  • イスパハン
  • モンブラン ア マ ファッソン
  • (説明なし)

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4位

翠玉堂 (行田市、東行田 / パン、ベーグル、かき氷)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2019/01訪問 2021/03/31

お惣菜パンが楽しみです『翠玉堂』

2018年12月に伺いました。

※写真追加しています。

■お惣菜パン(ナポリタン)
■フランスチョコ
■フランスあんパン


この日はウォーキング後に訪問。持ち帰って昼食です。念願のお惣菜パン(ナポリタン)です。たっぷりナポリタンを挟んだお惣菜パン。半分にカットしてからアルミホイルに包んでトースターへ。中心部まで温まってからアルミホイルを外して再度トースターへ。私たちはそれほどコッペパンを食べることはありませんが、巷では流行っていますよね。比較はできませんが、こんなにいっぱい具を挟んでもしっかりしている生地感。2度目にリベイクするとカリッとしていて、『翠玉堂』さんのパンの中ではソフト食感ですが、しっかりしています。またフィリングもやっぱり計算されている感じもします。一般的なスパゲッティサンドだともっとパスタがしっとりしている感じです。パンがべっちゃりしてしまうこともあるかもですが。『翠玉堂』さんのものはフィリングのみでいただくと物足りなさも感じるかも知れません。しかしべっちゃりすることもなく、パンと一緒に食べるとパンの味わい(塩気等)が合わさり、完成されます。麺の茹で加減も柔らかすぎずに食感よいです。

フランス(あん・チョコ)も初めて購入してみました。パンの硬さに合わせて餡もチョコも硬めです。生地があっさりしている分、ほんのり餡子やチョコの存在感が大きく、しっかり甘みや豆の風味、ビターなチョコ感があります。多分ちょうどよい量だと思います。これも美味しかったです。


美味しかったです!ご馳走様でした。

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2018年12月に伺いました。

※写真追加しています。

購入したもの
■お惣菜パン(今週はポトフ)
■照焼チキン
■チーズパン
■いちくる(いちじくとくるみのパン)
■食パン

翠玉堂さんでお昼のパンを購入し、熊谷スポーツ文化公園でウォーキング。
そして自宅に持ち帰り、昼食にいただきました(食パン以外)。


今週のお惣菜パンはポトフをゼラチンで固めたものをスライスしてサンドしたものです。セロリや人参、玉葱、豚肉等が具材として中に入っています。温めると溶けてしまうので注意が必要です。
冷やして固められているので多分通常よりも塩気を強めにしているのかも。しっかり旨味を感じます。口の中でとろける感覚が新鮮です。

照焼チキンは硬めのフランスパンにレタス、厚みのある鶏肉、炒めたスライス玉葱が挟まっています。照焼チキンのタレもゼリー状にトッピング。硬めのパン生地をひきちぎると具がこぼれちゃいそうなので気を付けながら。あまりしつこくなく、食べやすいです。

いちくるはリベイクしていただいてみました。すると歯切れがよくなり、クラムはもっちり感。クラストがカリカリしていて硬めのクッキー生地(甘くない)の食感で美味しかったです。個人的にはひきちぎって食べる方が好みかもですが、リベイクするとイメージが変わって面白いです。

チーズパンもリベイクしていただきました。いちくると同様、表面のカリカリ感がたまりません。硬めの甘さ控えめのクッキーみたいです。もっちりクラムにチーズがとろけだします。チーズが主張しすぎません。

食パン:スライスする時に上の部分はパリパリしていて、下側は柔らかい感じでした。スライスしてトーストにしてみました。クラムの厚みがあり、カリカリ感がたまりません。歯切れがよいです。クラムはほんのり塩気を感じ、噛み続けるとじんわり甘さが広がります。バターの風味や甘さを求める方には物足りなく感じるかも知れません。あっさりしているように思われるかも知れませんが、じんわり味わいが広がる感じが日常の食卓に合わせやすいパンだと思います。
冷凍保存をしたものをリベイクしていただいてみると改めて実感します。厚みのある耳が歯切れよく、カリカリ美味しい。食パン好きな私にとって耳が美味しいことはポイントとして抑えたい1つです。そして歯切れがよい耳(クラスト)に対して中生地は引きがあります。リベイクしても引きを感じるところが面白いと思います。


お惣菜パンが楽しみです!
焼きそばパンやスパゲッティパンの時に伺ってみたいと思いながらいつか食べてみたいです。お目当てのお惣菜パンでなくても食べてみると普通に美味しいパンなのが安心感としてあります。

翠玉堂さんのパンはリベイクすると食感が変わります。食べる人の好みで食べ方を選べるのかなとも思いました。あまり硬いものが得意でない方はリベイクすると食べやすくなりますね。私はいちくるに関してはそのまま食べる方が好みのような気がしました。


目についたシュトーレンもお持ち帰りしました。
もう少し寝かせて食べるのが楽しみです(*´▽`*)


美味しかったです!ご馳走様でした。

(前回4.1→今回4.2)

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2018年2月に伺いました。

※写真追加しています。

今週のお惣菜パンは「人参とハムのテリーヌ」。
また数点購入しています。
■いちくる(いちじくとくるみのパン)
■ふつうのあんパン
■クランベリーくるみ食パン


翠玉堂さんのハード系のパンは唯一無二の味。
独特の味わいはなかなか他では見られません。
前に食べた「くるみ」のいちじくが入ったバージョンの「いちくる」。
いちじくのプチプチとくるみの香ばしさは絶妙。

ふつうのあんパンは普通のお店よりは
噛みごたえがある生地(でも翠玉堂さん比では柔らかい)。
粒感が残っている甘さ控えめの餡子。
噛めば噛むほど味わい深くて美味しい(*´Д`)

クランベリーくるみ食パンは不思議なパンです。
クランベリーの実が丸ごと入っていて甘酸っぱさと
くるみの香ばしさ、苦味が詰まっている。
食パンと言っても普通の食パンとは別物です。
噛みごたえがあって小麦の味わいが詰まった素朴なハード系のパン生地。
さらにクランベリーとくるみが加わり噛むのが楽しくなります♪

今週のお惣菜パン(人参とハムのテリーヌ)。
ハムが下に、そして人参がいっぱいです。
温め厳禁のパンです。
人参が甘くて美味しい。
人参のえぐみや臭みが取り除かれているので食べやすいです。


美味しかったです!ご馳走様でした。


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2018年1月に伺いました。


※写真追加しています。


おせちパン2018と数点購入。
■ベーコンエピ
■棒(あんこ)


おせちパンは見た目も麗しく、想像以上に美味しかったです。
1口1口が味も食感も異なって新鮮でした。


「おせちパン」は1人暮らしや単身世帯の方に重宝されるかも。


お惣菜パンとしての単価はお高い(時価ですので)けれど
おせち料理を気軽に味わえるパンと考えるとお安いと思います
結構ボリュームがあるので半分で丁度よい感じでした。


翠玉堂さんのお惣菜パン楽しみにしています(*´▽`*)


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2017年12月に伺いました。


大晦日の帰り道、お腹が空いてしまいました。
なかなか大晦日に営業しているお店も少なく、
コンビニも通りにない状況です。
食べログにBMしていた翠玉堂さんのツイッターを
チェックします!
「メガ年越しそばパン」のツイートがありました(*^^*)
お腹ペコペコにして翠玉堂さんまで目指しました!

ずっと伺ってみたいと思っていた翠玉堂さん。
駐車場の場所がわからなそうなので行けませんでしたが、
夫もいれば心強いです。
お店の隣りの駐車場の1角に
翠玉堂さんのスペースがありました。
場所がわかったので安心です(^^♪

骨董品屋さんのような雰囲気のお店。
でもこの行田の街並みに溶け込んでいます。
お店の前から店内を覗いてみます。
大晦日だけど、本当に営業しているのだろうか…。
扉は開いていたので店内に入ると
ご主人が奥から出てきてくれました。
パンを入れるカゴとトングを渡してくれます。
またパンの名前と場所が書いてある説明図も渡されます。
分からなかったら聞いてくださいね~とご主人。
店内のアンティークな雰囲気、
そしてかごに好きなものを入れる作業。
〇〇年前に経験した駄菓子屋さんを思い出します。
何だか面白い。

購入したもの
■くるみパン         220円(税込)
■オレンジピールのパン    200円(税込)
■フォカッチャ(トマト入り) 190円(税込)
■ハムチーズサンド      400円(税込)


この時は特に知ることもありませんでした。
こちらのお店はお惣菜パンで有名なんですね。
ツイッターにも「メガ年越しそばパン」って
ツイートを見たのに。
夫もメガは無理だけど
お惣菜パン食べてみたかったみたいです。


駐車場に戻ってパンを撮影して早く食べたい!
イートインも出来たことを知るのは家に戻って
食べログのレビューをしっかり拝見してからのことでした。

購入した4つのパン達。
武骨そうな佇まいで可愛さは感じられません。
でもどこか愛嬌があって、憎めない雰囲気。
くるみパンとオレンジピールのパン。
こんがりキツネ色してゴツゴツしています。
2人で食べるので半分にちぎるのですが、かなり苦戦しました。
1口かじると皮がかなり硬い。
ザクッとした食感、
そして噛みごたえがあるものの弾力があります。
くるみもオレンジピールも惜しげもなく入っています。
ここまでくるみが入っているくるみパンに
出会ったことがないような気がします。
噛めば噛むほど小麦粉の甘さが広がります。
くるみパンはそんな甘さに
くるみの香ばしさと苦みが合わさり、
オレンジピールは甘酸っぱさが加わっています。
そしてくるみパンはパンを噛むのが
楽しくなっちゃうんです。
くるみがゴロゴロ入っているので食感も楽しめます。
フォカッチャ(トマト)はミニトマトが挟まれていて、
トマトの酸味とオリーブオイルの風味、
そして塩気のあるパン生地。
これらの味は全体ではなく、ちらばっている印象。
味の強弱があって上手く説明が出来ないのですが、
面白いと思いました。
ハムチーズサンドはラップに包まれていますが、
食べやすいように半分にカットしてあります。
ご主人の優しさが窺がえます。
とってもシンプル。
こちらも噛みごたえ抜群です。
バターとかマヨネーズとか余計なものは塗らずに
ハムとチーズをイン。
そのおかげでパンの甘みがダイレクトに届きます。
挟まれているスモーキーなハムと 
旨味が凝縮されたチーズの存在感があり、
とっても美味しかったです。

大晦日に伺った翠玉堂さんのパンは食べれば食べるほど
味わい深くて好みでした。
全体的に噛みごたえがあるハード系な印象。
ハード系が苦手な夫も気に入った様子です。
夫は唾液の分泌が弱いみたいなので
基本的にはハード系が苦手。
でもここのパンは口の中の水分を奪われないんです。
ハード系だけどもっちり。
食べ終わってすぐにまた食べてみたいと
思ってしまいました。

美味しかったです。ご馳走様でした。
お惣菜パン楽しみにしています(*^^)v

  • おせちパン2019
  • ベーグル(あんこクリームチーズ)
  • ひまわり

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5位

ノラジジ (新屋、国定 / パン、カフェ)

2回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/11訪問 2021/03/31

豊かな風味や食感を活かすランチ『norajiji』

2018年11月に伺いました。


『norajiji』さんでランチをいただきたいと思って夫を誘って伺いました。

大好きなパンを食べ歩き、ちょっとずつ特徴があって、このパンはここが好みだとか、こういう気分の時にはここのパンが食べたいだとか、自分達の好みのパンを見つけるのが楽しみです。
そんな中でどのパンも好みだと思えるパン屋さんが『norajiji』さんです。生地自体が美味しい。そして何かフィリングが入っているものも主張しすぎず、物足りなさも感じない、匙加減が好みです。

そんなパン屋さんに夫も行ってみたかったみたいでした。


norajijiサンド +Aセット
(里芋のポタージュ・サラダ・ドリンク・ミニフレンチトースト)
ベジバーグサンド +Aセット
(生姜のスープ・サラダ・ドリンク・ミルクプリン)



はじめに「サラダ+スープ」が運ばれます。
普段はあまりドレッシングを使いません。お店で野菜をいただくとドレッシングの味が濃すぎて残念なことが多いです。すりおろしの人参の粒感と甘み、オイリー過ぎないドレッシングが野菜の味わいを活かしています。レタス、きゃべつ、きゅうり、トマト、さやいんげん。たっぷり野菜を食べることができるのも嬉しいです。私は生姜のスープをいただきました。夫は里芋のポタージュです。けんちん汁の具材がキモチ小さめにカットされているようなスープです。スプーンで食べやすいです。生姜の風味が加わると味が引き締まるんですね。身体も温まるし、これからの季節に食べたいスープです。自宅でも真似させていただいています♫
夫の里芋のポタージュも優しい甘みが美味しかったようです。


次にサンドウィッチのプレートが運ばれます。サンドウィッチとパプリカのマリネ、カナッペ②(南瓜・ヨーグルトとリンゴジャム)のセットです。私はベジバーグサンド、夫はnorajijiサンドです。
norajijiサンドは自家製さくらのチップとスモークチキンをたっぷりの野菜と挟んだサンドウイッチです。ベジバーグサンドは大豆ハンバーグとチェダーチーズ、たっぷりの野菜をサンドしています。norajijiさんの食パンの味わいを損なわない、だけどしっかりボリュームもあり、パン以外の旨味も加わって満足感が重なり合います。
大豆のハンバーグサンドは大豆の粒粒感があり、とろみもあって初めて経験する味わいでした。

カナッペのヨーグルトはクリームチーズのようでもあり、ほんのりリンゴの甘みが加わります。南瓜は加糖の意味では甘さは控えめです。でも南瓜の甘みが濃いです。ココナッツの風味が加わり、黒豆がトッピングされています。甘すぎず、だけど物足りなくもなくちょうど良いです。

最後にデザートとドリンクです。
夫はミニフレンチトースト、私はミルクプリンです。シェアしていただきました。どちらのデザートにも柿が添えられていました。何となく柿を添えるイメージはありませんが、季節感が増していいなと思いました。食べてみるとスイーツに柿は合うんです。噛みごたえのあるフルーツが添えられると食感の意味でもよい気がします。ほんのり甘みのあるミルクプリンに粒感のある餡子。そしてミニフレンチトーストにはアイスも添えられています。カンパーニュを使われているのですが、表面はカリカリ、芯はふんわり。粉糖をかけられてほどよい甘さ。デザートを食べる時点で既にお腹いっぱいでしたが、美味しすぎて完食してしまったくらいです。


男性でもある夫を連れてカフェに伺いました。だいたいカフェは女性向きな感じもあります。だけど男性でも楽しめる内容だと思いました。
ベジタブルファーストで配膳される点や段階を踏んで運ばれるところがワンクッションにもなってよいと思います。
自家製酵母を使用して時間をかけて手作りをされているお店です。素材等もこだわりを持たれている中で健康志向になりすぎず、しっかり満足感も得られる内容になっています。豊かな風味や食感を活かすランチになっています。
私も夫もお腹いっぱいで夜はキモチ控えたくらいです。


帰りにシュトーレンをお持ち帰りしました。
優しさにほっこりするシュトーレンでした(*´▽`*)


美味しかったです!ご馳走様でした。
サンドも美味しかったのですが、フレンチトーストがお気に入りです!

※ちなみにカフェの営業日は金曜日と第2土曜日のようです。

2018年11月に伺いました。


※過去の訪問を纏めての記録です。


購入したもの
■シナモンパン
■メロンパン
■食パン
■食パン(全粒粉)
■ベリークリームチーズ
■オレンジチョコカカオ
■クルミとリンゴ
■いちじくとチョコ
■花豆
■無添加プルーン


※メロンパン以外はリベイクしていただきました。


■メロンパン:お店の方が試食として味見させていただきました。クッキー生地とパン生地の境目を感じさず、一体感があります。穏やかな甘さ。

■シナモンパン:トースターでリベイクするとシナモンの香りが広がります。サクッとしていてほんのり甘みがあります。多分ミルク食パンと同じ生地なのかな?シナモンの風味が強めです。あまりシナモンロールを好まない夫が美味しいと言っていました。

■ベリークリームチーズ:細長い硬めのパンです。中心部にクリームチーズ。そして生地にクランベリー、レーズン、ブルーベリー(かな?)と3種類くらい果実が混ぜ込まれています。リベイクすると表面はサクッとクラムはもっちり弾力があります。ハード系というよりも噛みごたえがありながら硬すぎる感じはありません。生地自体が美味しい。クリームチーズはさっぱりしていて、果実類がほんのり甘さや酸味をプラスし、生地の美味しさに華を添えています。

■リンゴとくるみ:細長い硬めのパンです。中心部に煮りんご(焼りんご?)、生地にくるみが混ぜ込まれています。リベイクすると表面はサクッとクラムはもっちり弾力があります。ハード系というよりも噛みごたえがありながら硬すぎる感じはありません。生地自体が美味しい。中心部のりんごもほどよい甘さであり、くるみの香ばしさと合わさり、生地の美味しさに華を添えています。
バリークリームチーズとも共通するのですが、甘さ控えめのクッキーを食べているような生地感。美味しい。

■食パン:耳は薄いです。トーストすると表面はサクッともっちり、弾力があります。頬張った後に断面は網目構造が目で見てわかります。ハード食パンっぽい感じがあります。こちらの食パンは全粒粉に比べるとハードさは控えめ、香ばしさよりも粉の甘みが広がります。私たちはそのままいただくのが好みです。

■食パン(全粒粉):耳は薄いです。トーストするとカリッとそしてもっちり弾力があります。こちらの方がよりハード食パンっぽさがあります。カリッとサクサク、そして香ばしさが楽しめる食パンです。どちらの食パンもハード食パンっぽい感じもありつつ、しっとり感も感じるのが魅力です。

■オレンジチョコカカオ:ベリークリームチーズやリンゴとくるみと同じような生地です。
リベイクすると表面はサクッとクラムはもっちり弾力があります。ハード系というよりも噛みごたえがありながら硬すぎる感じはありません。生地自体が美味しい。ビターチョコとオレンジピールの果実感。ほんのり甘いチョコに酸味や苦味が合わさります。

■無添加プルーン:ベリークリームチーズやリンゴとくるみと同じような生地です。
リベイクすると表面はサクッとクラムはもっちり弾力があります。ハード系というよりも噛みごたえがありながら硬すぎる感じはありません。生地自体が美味しい。生地の中にプルーンがいっぱいです。リベイクしているのでねっちょり感があるプルーン、無添加なのでプルーンの自然な甘さが味わえます。生地自体がお餅のような甘みを感じるものなのでフィリングが素朴なものだと相性がよい気がします。

■花豆:ベリークリームチーズやリンゴとくるみと同じような生地です。
リベイクすると表面はサクッとクラムはもっちり弾力があります。ハード系というよりも噛みごたえがありながら硬すぎる感じはありません。生地自体が美味しい。無添加プルーンと同じく、素朴なフィリングでも相性良いです。豆の食感や味わいがパン生地と合わさります。

■いちじくチョコ:ベリークリームチーズやリンゴとくるみと同じような生地です。
リベイクすると表面はサクッとクラムはもっちり弾力があります。ハード系というよりも噛みごたえがありながら硬すぎる感じはありません。生地自体が美味しい。ビターなチョコが加わることでいちじくの素材の甘味が引きたっています。

■クロワッサンとチョコクロワッサン
バター感はほどよく、塩気は控えめ。きび糖の甘さが心地よいクロワッサンです。チョコクロワッサンは夫のお気に入り。


美味しかったです!ご馳走様でした。
ノラジジさんのパンはほっこりする優しい風味があります。さらにランチで伺うとより美味しさを堪能できるお店だと思います。

  • ベジバーグプレート
  • サラダ+生姜のスープ
  • ミルクプリン+コーヒー

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6位

らーめん専門 うしおととり (太田 / ラーメン、つけ麺)

6回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2018/11訪問 2018/12/06

「貝出汁」+「魚介出汁」+「鶏清湯」トリプルスープ仕立ての”塩そば”

再訪回数も多くなってきたので簡単に写真のみ追加しています。


2018年11月再訪

■塩そば(食数限定)+味玉
■焼豚あさりと蛤の貝そば


久しぶりの『うしおととりさん』。せっかくなので2人とも中盛にしちゃいました(*^^*)

夫は焼豚あさりと蛤の貝そば、私は塩そばです。
塩そばは「貝出汁」+「魚介出汁」+「鶏清湯」のトリプルスープ仕立てです。
凛とした中に甘みを感じるスープ。
上品な風味が食欲をそそります(*´Д`)

今回感じたこと。
夫の注文した焼豚あさりと蛤の貝そばにも添えられている「焼豚」です。
改めていただいてみると完成度が素晴らしいです。
肉の旨味を感じるレア感を感じるものであり、厚みがほどよいんです。
柔らかいんだけど、脂身は控えめ。
ちゃんと肉の噛みごたえがあるのも◎。
そして塩分自体はそれほど強くありません。


日々進化をしている『うしおととり』さん。
それほどラーメンを好まない私も再訪する楽しみがあるラーメン屋さんです。
夫も『うしおととり』さんに訪問するようになってから
夫婦揃ってお気に入りのラーメン屋さんになりました(*´Д`)

・・・・・・・・・・・・・・・・

2018年9月再訪

久しぶりに訪問すると販売機が導入されていました。

■味玉鶏清湯つけ麺(並盛)
■味玉鶏清湯つけ麺(中盛)

つけ汁にワンタンが入っていました。
ワンタンは最後のお楽しみとしていただきます。
小ぶりながら肉の旨味が広がります。
『うしおととり』さんのワンタンもっと食べてみたいです!

美味しかったです!ご馳走様でした。
2018年7月に伺いました。


久しぶりのうしおととりさんです。メニューを見ると限定メニューがありました!


注文したもの
■味玉 浅利と蛤の貝だし醤油らーめん ①
■味玉 浅利と蛤の貝だし醤油らーめん(中盛) ①


夫も私も限定メニューを注文しました。


久しぶりだからか微妙に変化した感じがありました。
・チャーシューが変化している
・スープが少なめ、でも温度が熱くなっている
・卵が丸ごとになっている
・麺のコシがより強めになっている気がする
・うしおととりさんのワンタン初めて食べました!


ラーメンが好きじゃない私にラーメンの美味しさを教えてくれたのは「うしおととり」さんです。あれから少しずつ他のお店でもラーメンを食べるようになりましたが、「うしおととり」さんのラーメンが大好きです(夫も私も)。


浅利と蛤の貝だしスープはとっても贅沢です。スープの量は人によっては物足りない方もいるかも知れません。調味料に頼りすぎない風味を素材を活かした貝だしスープは滋味深いんです。ラーメンの種類にもよりますが、一杯のラーメンを食べると10g前後の塩分を摂取することになります。1日あたりの塩分摂取目標量は7~8gとされているので、それだけで塩分を摂りすぎてしまいます。


この点は個人の考え1つです。ただ私は塩分を摂りすぎると必ず翌日に浮腫むのでラーメンを食べる時は気になる点なんです。美味しいスープも飲みたい、でも塩分は気になる…。うしおととりさんのスープは安心していただくことができます。今回も少し残してしまいましたが、ほぼ飲んでしまいました。スープの総量が増えれば当然塩分量も増えます。この点は店主さんのお考えでなされているのかはわかりませんが、もちろん美味しさがあることを前提としています。魅力に感じます。


前にいただいたラーメンよりもスープの温度が熱めに感じられたり、麺のコシをより強めに感じられるところ。今あるものを研究されて開発されている姿が素敵だと思います。


ラーメンが好きなこともありますが、店主様と奥様が一生懸命なところもファンです。夫も私も美味しいラーメンを気持ちよくいただくことができる。その点が気に入っているんです。


美味しかったです!ご馳走様でした。



2017年12月に伺いました。


珍しく平日の訪問です。毎日の寒さが堪える季節になるとラーメンが恋しくなります。夫も私もつけ麺を食べようと決めていたのですが、目に飛び込んできたのは柚子塩らーめんという限定メニューの文字でした。

注文したのは
・味玉柚子塩らーめん :並盛(850円税込)
・味玉鶏清湯つけ麺:中盛(820円+50円税込)


流麗な美しさの鶏清鶏スープに乾物魚介のだし汁を合わせたダブルスープです。昆布のグルタミン酸、節類や煮干のイノシン酸、貝類のコハク酸を合わせた塩ダレは旨味が凝縮されています。繊細ながら絶妙な塩加減のスープは濃いめのスープのラーメン屋さんが多い中で私たちのお気に入りです★そんな塩らーめんに高知産の柚子が加わっています。柚子の芳醇な香りが漂います。まずはスープを1口飲んでみると柚子風味ではないことがわかります。柚子の爽やかな酸味が加わることで奥行きが広がり、旨味が濃厚になっている気がしました。酸っぱいイメージの柚子の果汁も塩らーめんに加わることで酸味ではなくまろやかな味に変化しています。塩らーめんがお気に入りだった私は柚子塩らーめんもファンになりました。夫も柚子塩らーめんのスープを飲むと「旨い♪」とニコリ。夫はお気に入りのつけ麺を食べて大満足だったようです。「やっぱりつけ麺も食べなきゃね」って呟いていました。

今年の冬至は明日(2017年12月22日)です。冬至にゆず湯に入る由来は、「ゆず湯に入ると風邪を引かない」とか「運を呼び込む前に体を清める」とか諸説あります。1日早いけれど大好きなうしおととりさんで柚子塩らーめんを食べることが出来て嬉しかったです。この時期にゆずも食べたら元気に冬を乗り切れそうな気がします(*^-^*)


美味しかったです!ご馳走様でした。

【追加】
夫が帰り際にお聞きすると柚子塩らーめんが限定メニューで提供されることは珍しいみたいです。ただこの冬の季節は限定メニューになることもあるらしいです。いつも通常メニューしか見ていなかった私たち。これからは限定メニューもしっかりチェックしようと思います!
2017年11月に伺いました。

私はラーメンが好きではありません(笑) そんな私とラーメン好きな夫が共通してお気に入りなのがうしおととりさんです。食べログを使いはじめてからなかなか足を運びにくくなってしまいましたが、ご無沙汰すると無性に行きたくなるお店です。

この日は11時半過ぎにお店に到着しました。いつもお店の前を通り、近くのコインパーキングに駐車しています。お店の前の2台の駐車場が空いている場合はそのまま止めています。駐車場もそうですが、珍しく並ばずに入店することが出来ました。

注文したのは
・味玉醤油らーめん 中盛(820円+50円)
・味玉塩らーめん 並盛(820円)

夫が味玉醤油らーめん、私は味玉塩ラーメンを食べました。細麺です。夫が言うのは細麺が好きではないけど、ここのは好きらしい♪細麺だけど噛みごたえがあります。何よりも優しく澄み渡ったスープが身体に沁み渡ります。一般的なラーメン屋さんと比較してインパクトは少ないかも知れません。しかしながら1つ1つの素材の旨味を大切に調理されていて、ラーメンのお椀というキャンバスに奏でる芸術品のように思います。そう言えばチャーシューがリニュアルされたのかも?

身体にも優しいラーメンだからなのかこちらは小さなお子様連れのご家族だったり、若い女性や高校生グループ。年配のご夫婦だったり幅広く慕われている印象があります。常連さんが車の誘導をしてくださったり、こちらのお店のお客さんも温かいのかもって思いましたよ。

ご馳走様でした!美味しかったです(*^-^*)
次はつけ麺を食べに行きます☆

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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7位

チクテベーカリー (南大沢 / パン、カフェ)

2回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2020/11訪問 2020/12/27

パン生地が主役、どれも美味しい②『CICOUTĒ BAKERY』

2020年11月に伺いました。

CICOUTE BAKERY さんへ。

購入したもの
■食パン ②
■リュスティック(マロングラッセ) ④
■リュスティック(ブルーベリー) ②
■Cバゲット(黒糖ナッツ) ②
■ジンジャー ②
■バゲット
■トマトとコンテチーズ ②
■南仏バゲットサンド ②
■あんバター ②



◆食パン:
前回購入しているので細かいことは省略しますが…、やっぱり美味しい。
甘さのある優しいふんわり感のある食パンが主流になっている中、力強さのあるチクテさんの食パンはホッとします。
こんがり焼き色がある耳は引きが強いです。酵母の酸味を感じつつ、焼き色の香ばしさが加わり、噛みしめるごとに小麦の美味しさを実感できる食パンです。
持ち帰る際に紙袋を購入して入れていただきました。縦に食パンが入っていても潰れずにそのままの形を保っているという点でも硬派です。どっしり重みがあり、力強さが好きです。

◆リュスティック(マロングラッセ、ブルーベリー)
前回めちゃ美味しかったのでこちらも欠かせません。マロングラッセは4つも買ってしまいました(笑)
こちらも前回購入しているので、細かいことは省略します。
高加水生地だけど、ハード系を得意とするチクテさんのリュスティックは不思議な食感です。柔らかいのに、しっかり噛みごたえがあり…。矛盾するような、でも心地よいんです。
焼き立てを購入したならばそのままいただきますが、こちらはリベイクすることをおススメします。フィリングの香りや甘み等の再現率が半端ないです。結構入っている栗は優しい甘さ、香りが強くなります。おやつとしても食べられるけれど、食事パンとしても甘さが邪魔をしない程よい加減です。
ブルーベリーは瑞々しいです。甘さはそれほど強くありませんが、酵母の酸味と小麦の美味しさと合わさるとフレッシュなブルーベリーの存在感を発揮します。

◆Cバゲット(黒糖ナッツ)
CICOUTE BAKERYさんの「C」を形にしたもの。黒糖ナッツを選んだのは適当です(笑) 迷って思い付きで選んでしまいました。
くるくる捻った「C」バゲットです。リベイクしていただきました。これ凄いですね。
バゲット生地でくるりんとフィリングを包んでいます。ベーグルのバゲット版のような感覚です。包む生地が非常に薄いんです。生地の表面に黒糖ペーストが塗ってあり、そこにマカダミアナッツ(黒糖ペースト絡めた)をくるりんと包み、ひねりながら形を「C」にしてあります。
かなりハードな噛みごたえではあるものの、薄めの生地は歯切れがよいです。マカダミアナッツはほぼ丸ごとの大きさで端から端までぎっしり包まれています。生地の食感からナッツの食感にうつる感じが面白いです。黒糖も優しい甘さ。だから酵母の酸味と焼き色の香ばしさが加わり、小麦の美味しさも感じられる具合があります。

◆ジンジャー:
焼き目がしっかりとした表皮ですが、生地感はまたちょっと違うのかな?
何となく表面がしっかり揚げてあるドーナッツっぽい生地感(クラム)というのかな。表皮はガリガリしているけれど、そんな雰囲気です。
ライムジュースに漬けたジンジャーと柚子ピール、くるみ入りのパンです。ピリッとした生姜の辛さを感じるものの爽やかな柑橘(柚子ピールやライムジュース)の風味がそれを軽やかにしています。くるみが結構入っています。くるみの香ばしさがあることで生姜の辛さは後を引きません。食べ終わるとくるみの余韻が残ります。
あまり期待をせずに購入したパンです。和の素材を上手く取り入れていて不思議なパンです。
これから冬の季節には喉に良さそうな感じがしておススメしたいパンです。風邪引きたくないですw
弱気にならず、もっと購入しておきたかったです(笑)


◆バゲット:
こちらも焼き色がしっかりめの表皮です。リベイクするとこの部分が醤油煎餅のようで個人的に好き。表面のハードさに比べて、中生地は柔らかさがあります。そして大きめの気泡の入っているので、中生地の部分が弾力があって小気味よい噛みごたえとなります。
こちらも酵母の酸味と焼き色の香ばしさがある中、噛みしめるごとに小麦の美味しさが伝わるバゲットです。そのままで美味しい。


◆トマトとコンテチーズ、南仏バゲット、あんバター
この日は昼食はチクテさんのサンドイッチを食べようと決めていました。でも何故か3種類です(笑) 帰り際のおやつもあり、楽しく帰宅することができました。
車中でいただいたので大雑把な記録ですm(__)m

トマトとコンテチーズはどっしりとしています。とっさに選んだサンドイッチ2種類、パンの種類が違うのも面白いです。こちらはリュスティック生地なんですね。水分の多い具材でも湿気りにくい感じがしました。トマトとコンテチーズのみ、シンプルな具材です。他のお店だと生ハムとか入っていそうな組み合わせです。コンテチーズの旨味と小麦の美味しさが合わさり、笑顔になるサンドイッチです。

南仏バゲットは生ハムとクリームチーズ入りのものです。オリーブが生地に練り込まれています。
そしてオリーブオイルがフィリングの中に使用されていると思う。食感は上記のバゲットと同じですが、お口の中にオリーブ(オイル)の香りが広がっていきます。そういえばオリーブ自体あまり得意ではなかった…けれど、むしろ美味しく感じたのは何でだろう。生ハムとクリームチーズのフィリングが合わさっても生地の美味しさも感じられる加減がよかったです。

あんバターも購入してしまいました(笑)
もっちりとしたまるパンの中に粒あんがぎっしり詰まっています。こちらは他のパンに比べると甘さはあるものの、程よい甘さです。粒感がきちんと感じられる餡子なのも嬉しい。
バターも入っているものの、餡子とバターの加減がいい感じです。最近あんバターは選択しないことにしています。何故かバターの分量というのか力加減が強いものが多く感じます。
チクテさんのあんバターもバターが少ないわけではないものの小豆の存在感がしっかり強めである為なのか、好きです。


・・・・・・・・・・

もう少し冷凍庫に
チクテさんのパンがあります♡

誕生日プレゼントの
バルミューダのトースターを使って、
朝食が幸せなひとときです。

チクテさんのパンはどれも美味しいです。
2年ぶりに訪問してみると
美味しさも別格ではあるものの
お値段もリーズナブルだと感じました。

地元にも素材にこだわったパン屋さんが
あります。
チクテさんの方がお安いです。


コロナ禍の中、
対策を徹底されている印象を持ちました。
現金支払いをする以外
接触することはありません。

7月にレジ袋の有料化となったものの、
場合によっては有料でも
袋も購入した方が
コロナ対策としてよいように感じます。
大量に購入したので
もちろん紙袋を購入しています。
記念に袋は保存しておこうと思います♪

CICOUTE BAKERYさんの対策は
地方のお店でも
参考になる部分が多いと思います。
東京都の方が状況が状況ではあるものの、
お客さんもお店の人も
安心できるパン屋さんであってほしいです。


2020年ラストのレビューは
大好きなパンのレビューで締めます。
(余裕があればお蕎麦もあるかもですが…w)
最近は自分でもパン作りをしているので
パンレビューは少なくなっています。

好きだからパン屋さん巡りをしつつも
レビューを投稿する目的ではありませんから
趣旨を考えます。

皆さん、よいお年をお迎えくださいね。
来年こそは今よりもよくなりますように☆彡


美味しかったです!ご馳走様でした。
2018年6月に伺いました。


パン屋さんの中でもずっと気になっていたお店です。ただ地理的にハードルが高くて訪問することができませんでした。Facebookを拝見すると7月中頃(?)から夏季休暇に入ること。そしてお店の従業員さんの入れ替わりもあって現在のメニューも見直しされるようなこと。夫が車で行けば意外と近いよーと今回の立川・八王子遠征を提案してくれました。


並ぶのを覚悟で伺いましたが、店内からはみ出る程の列にはなっていませんでした。暑さのためか、運がよかったのかも知れません。1度購入し、車の中で買ったばかりのパンを食べてみます。店内でランチもしてみたかったのですが、パンも生きています。保冷剤も種類によっては必要だと思い、準備してきましたが、エンジンを切った車の中にパンを置きっぱなしには出来ません(; ・`д・´)
焼いてあるパンも高温の室内に置きっぱなしだと汗ばんで劣化すると思うので今回の遠征ではパンを第一に行動をしました。食べてみるとあまりに美味しくって、再び購入しに行きました。

購入したもの
■リュスティック(ブルーベリー)
■リュスティック(アーモンド+チーズ)
■リュスティック(マロングラッセ)
■マフィン
■食パン(ハーフ)
■パンドミ(レーズン)
■パウンドケーキ(シトロン)



■マフィン:今までイメージしていたマフィンとは別物だと思えるくらい。とっても美味しい。厚みが半端なくあり、具を挟むと口に入らないくらいです。サクッともっちり感があり、お餅のような甘みを感じました。米粉が入っているのかなと思うくらいです(無知ですみません)。断面にバターを塗ってハムとチーズを挟んでいただきました。お好みによって挟むものは何でも良さそうですが、生地の風味や甘みを邪魔しないように甘い素材よりはこの程度の塩気があるものが相性良さそうです。


■パウンドケーキ(シトロン):パウンドケーキはしっとり感は控えめですが、ホロッとしていてポピーシードやふすまも加えられていることにより食感が面白いです。発酵バターはあくまでも風味的であり、さっぱりした生地感です。
上部のレモンの糖衣が新鮮でした。甘さが優しく、ジャリジャリ等の食感もありません。レモン感はしっかりあります。
帰り際に冷蔵庫にもカップ型のシトロンを見かけました。Facebookのコメントを見るとしっかりアイシングを食べたい方にはカップ型でアイシング多め(?)だったりと用途別に準備なさっている感じです。私たちはアイシングはほどほどで十分でしたからこちらが好みでした。最近レモンケーキにはまって食べ歩いていました。いわゆる一般的なレモンケーキとは異なるかもですが、チクテベーカリーさんのシトロン(フランス生まれのレモンケーキ)はかなり好みでした。


■食パン
一般的な白いものとは異なり、クラムにほんのり色がついています。また重量感があり、ぎゅっと詰まった感じもあり、断面はキメが細かいです。ほんのり酸味があり、噛めば噛むほど粉の甘みがじんわりお口の中に現れる、ちょっと不思議な感覚。滋味深い食パンです。トーストしたものをそのまま食べてもよいし、バターを塗るとより甘みが増します。酸味がちょっと苦手な方はバターをうっすら塗ると良いかもです。


■パンドミ(レーズン)
耳は薄めながら存在感があります。ぎゅっと詰まった感じがあり、むっちりしたクラム。生地自体に心地よい酸味があります。レーズンがとってもジューシーです。グリーンレーズンは過度な甘さがなく、ほどよい甘さに爽やかな酸味です。レーズンと粉の風味がどちらも楽しめるところが好きです。


■リュスティック(ブルーベリー)
買ったばかりのものを車の中でいただきました。手でちぎろうとしても硬くてちぎれません。夫と半分ずついただきます。あんなに硬かったのにクラムはむっちり。噛みちぎれば柔らかく優しい食感です。ブルーベリーの果実感が広がります。それでもフィリングは生地の風味に華を添えるものであり、生地の風味がメインです。ほんのり酸味、そしてほどよい甘さが心地よいです。


■リュスティック(マロングラッセ)
2つ購入しました。1つは夜に、1つは冷凍保存をしてリベイクしていただきました。ブルーベリーとはまた違った味わいがあります。マロングラッセの量はそれほど多くはありませんが、大きめのものが数か所入っているので、栗の風味が生地に華を添えています。


■リュスティック(アーモンド+チーズ)
皮つきアーモンドとゴーダチーズ、エダムチーズが入ったリュスティックです。こちらも冷凍保存をしてリベイクしていただきました。他のリュスティックとはまた違った味わいがあります。濃厚なチーズとアーモンドの香ばしさが広がります。他のものに比べると生地の酸味はあまり感じませんでした。酸味が苦手な方も食べやすいかもです。


チクテベーカリーさんの夏季休暇前に伺うことができてよかったです!いろんな種類のパンがある中で一部のものしか食せていません。全体的にフィリングよりもパン生地が主役です。ほんのり酸味と生地の甘さがストレートに伝わってきます。おやつパン的なものはいただいていないので何とも言えませんが、食事に合わせていただくにはかなり好みのものばかりでした。


どれも美味しい。でも買ったばかりのリュスティック(ブルーベリー)は特に美味しく感じました。リュスティックが美味しくていろんな種類をいただきましたが、フィリングによって表情が異なり、面白いですね。
美味しかったです!ご馳走様でした。

  • 食パン
  • トマトとコンテチーズ
  • 南仏バゲットサンド

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8位

とら食堂 (久田野 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/05訪問 2018/05/21

『白河ラーメン』遠方から食べに行く価値アリ『とら食堂』

2018年5月に伺いました。


混雑を覚悟で白河を目指します。到着したのは9時半前です。お店の前には予約者記入表があり、何やら12時~12時半の間くらいに名前を記入します。
喉かな田園の中に他府県のナンバーの車、そして色とりどりの車が集うラーメン屋さん。それはワクワクしてしまいますね。待ち時間をお店の周りで過ごされている方も多いのですが、私たちはせっかくなので白河の街へ向かうのでした。とら食堂さん以外にも白河は魅力のある街です。


12時前にとら食堂さんに戻ります。店内に入ることができたのは12時半を過ぎていました。


注文したもの
■チャーシューワンタン麺
■ワンタン麺 



オーダーしてから着丼するまではそれなりに時間がかかります。あまり気にせずお店の中を見渡したり、メニュー表を見たりしていたら着丼となりました。お腹は空いていますが、美味しいモノは時間がかかりますからゆっくり待ちましょう。

ラーメンが運ばれると器が大きいことにびっくりしますΣ(・ω・ノ)ノ!
でもよく見ると平たい器なので底は浅いです。大盛りとかにしていないので安心しました。それと運ばれるとどっちがどっちなのだかわかりませんでした。とら食堂さん初心者です。見た目似ているのですが、チャーシューワンタン麺は目に見えるチャーシューは共通するもの。下にはさらにチャーシューが隠れています。


ワンタンはたっぷり5つ。チャーシューが3枚。なるとにほうれん草の彩りも美しい。ほうれん草があるのが個人的には嬉しい。メンマと焼き海苔も健在です。そして葱が味を引き締めます。


琥珀色のスープを1口飲むと優しさに驚き、綺麗なコクを感じます。あっさりしていながら滋味深い味わいがあります。塩味はきつくなくて、私たちにはちょうどよい感じでした。そんな優しい味わいのスープをまとったワンタン。舌の上でちゅるりととろける羽衣。その後からしっかり入った具の美味しさが広がります。炙った焼豚は縁がほんのり赤く、肉の旨味が凝縮されています。柔らかすぎず、硬すぎず、肉を噛みしめる味わいがあります。夫の注文したチャーシューワンタン麺は下に隠れているバラ肉のチャーシューは柔らかくほどよい脂身があったそうです。手打ち麺は舌ざわりつるつる、食感はもちもち。中太の縮れのある不揃いの麺はスープがよく絡み、相性が◎。


決して派手さや洗練さはありません。器の中のバランスがとてもよく、年月を経てもあきない味がここにあります。無化調で味付けも控えめですが、コクがしっかり味わい深いです。雑味がないところが好きです。遠方から食べに来ても1杯のラーメンをいただいた後にホッと笑顔が生まれる、不思議なラーメン屋さんです。


美味しかったです!ご馳走様でした。ついつい美味しかったからお土産のラーメンも買ってしまいました。賞味期限がまだなので食べていませんが、ちゃんと具も揃えて食べたいと思っています。
どちらかと言えば塩系が好みでしたが、白河ラーメン美味しかったです。
ラーメンって美味しい♫

  • ワンタン麺
  • チャーシューワンタン麺
  • 麺リフト

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9位

ハッピーベリー (矢吹 / ケーキ)

3回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2022/03訪問 2022/04/02

笑みがこぼれるロールケーキ♡『HappyBerry』③


西白河郡矢吹町弥栄にあるスイーツ屋さんです。ホワイトデーに夫がお取り寄せしてくれました。


購入したもの
■シンデレラロール
■ハッピーロール
■ショコラベリー②
■ショコラテリーヌ


・・・・・・・・・・・・・・・
◆シンデレラロール:
ホワイトデー限定の「シンデレラロール」です。~たべればだれでもシンデレラ~そんな想いを込めた、華やかでとびきり贅沢なロールケーキです。※HPより抜粋※
カットをすると溢れ出る果肉感たっぷりのベリーソース。それを優しく包み込むのはミルキーな純生クリームとバニラ香る特製ホワイトチョコキャラメル。確かカスタードクリームも部分的にあったような気がします。ふわふわしっとりしたスポンジはまるで飲み物のようです。フルーツの量が多く、ソースとの組み合わせにより味わいに奥行きがあります。生クリームやホワイトチョコを使用していても重たくありません。ほどよい甘さと爽やかな酸味を基調に、優雅な香りや様々な食感が味わうことができます。いちご、チェリー、ブルーベリー、カシス、レモンジュース等の瑞々しい果実感がお口いっぱいに広がる瞬間は誰でもシンデレラ気分です♡

◆ハッピーロール:
HappyBerryさんのベーシックなロールケーキです。こちらは前に投稿をしていますのでそちらを参照してください。

◆ショコラベリー:
こちらもホワイトデー限定のマフィンです。ダブルチョコレートにラズベリーとチェリー、クリームチーズが入っています。チョコのコーティングの上にイチゴのアイシングがかかっていて可愛らしいです。
マフィンを食べるのは4年ぶりです笑。今回は少し常温に戻した状態でいただきました。前回はリベイクすると甘さが強く感じた記憶があります。またチョココーティングが溶けだすこともあります。それが正解みたいです。HappyBerryさんのブログでもお店の方が好きな食べ方として紹介されています。頬張るとほろッと崩れる生地感が好き。ぎゅっと凝縮した酸味を感じると共に果実の華美な香りがお口いっぱいに広がります。チョコのビター感やクリームチーズのコクが合わさり、贅沢なスイーツマフィンです。マフィンはあまり良いイメージがない私…、偏見なのかも。べたつくというか、歯だったり歯茎にべたつくイメージが何となくあるんだよねm(__)m。フィーリングの合わせ方ももちろんのこと、生地が美味しいのだとしみじみ思ってしまいました。
1つのマフィンで甘・酸・苦を合わせもつ感じが好きです。

◆ショコラテリーヌ:
フランス・オペラ社のクーベルチュールチョコレートでつくるなめらかで濃厚な味わいです。はじめはねっとり、そして口溶けがよいです。甘さは優しく程よいビター感もあり、そしてフルーティな爽やかな酸味も感じます。ラ・カーサ・ディ・テツオオオタで購入したフォンダンカカオで感じたカカオのフルーティさに似ている感じ。
ショコラテリーヌHappyBerryさんのもの好きだな。

・・・・・・・・・・・・・・・

夫からの贈り物は、はじめてのHappyBerryさんからのお取り寄せです。店頭で購入するのと同じように新鮮な状態で届けていただきました。笑みがこぼれるスイーツばかりです。せっかくだからといっぱいお取り寄せしてしまいましたが、美味しいから食べられちゃいますの…おほほ笑。

極太のロールケーキ、でも半分は余裕で食べてしまいます笑。見た目に反して重たくなくて優しさがあります。まるで飲み物のようです。たっぷりなのに味わいに奥行きがあり、飽きることがありません。

ケーキ屋さんに伺うと「ロールケーキ」だったり、「マフィン」は主役のスイーツを支える名脇役なイメージがありませんか?HappyBerryさんでは日常では名脇役のスイーツがキラキラ輝き主役になっています。ご近所さんならば誕生日でもクリスマスでも季節の変わり目にはロールケーキを食べたくなりますね。パティスリーのケーキにも引けを取らない美味しさがここにはあります!

コロナ禍だったり、引っ越しをして遠くなってもお取り寄せができる幸せ。ありがとうございます♪ロールケーキのお店だけれど、私たちにとっては1番好きなケーキ屋さんです(人*´∀`)。*゚+

気がつけばもう第7波w(°o°)w 
いやはや、でも食べログの投稿を陰ながらしているおかげでお取り寄せがあることを知ることが出来たり、有り難いことです。

美味しかったです!ご馳走様でした。
2019年2月に伺いました。


たまたまハッピーベリーさんの
恵方巻の写真を見てしまいました(*^^*)
前回はラーメン目的の遠征でしたが、
ハッピーベリーさんのロールケーキ目的で出発です♫


到着したのは10時過ぎくらいです。
タイミングがよく、ほぼ待ち時間ありませんでした。


購入したもの
■いちごとベリーのミルキーロール(フル)
■贅沢モンブランロール(フル)
■はっぴぃべりぃ~の恵方巻①



■はっぴぃべりぃ~の恵方巻:海苔巻きのようなリアリティのある可愛さ。3本(4本)セットの場合は寿司桶入りとなっているようです。ちなみにワサビ(餡子)、醤油(キャラメル)、ガリ(林檎)となってセットになっています。海苔巻きは海苔(クレープ)、酢飯(スポンジ)、具(生クリーム・カスタード+いちご・バナナ)となっています。私たちは他のロールケーキも購入したので1本のみを購入しました。寿司桶で購入すれば小さなお子さまもお寿司屋さんごっことしても楽しめそうですね。
スポンジを巻いている海苔色のクレープ。とても薄めですが、しっかりしています。通常のクレープよりも破けにくそうな感じのものです。食べた感じは特に味はしませんでしたが、この色は竹炭なのかしら?スポンジは巻いてあるのではありません。全ての面にはなく、切り取られて、所々にあります。多分スポンジで巻いてしまうと太くなりすぎてしまうのかも知れません。主体は生クリームですが、カスタードがほんのり入っています。小さめの苺がいっぱい入っています(大きい苺だと太くなりすぎてしまう)。スポンジと生クリームに関しては前回も共通しているので省略します。
ふんわり優しいロールケーキはハッピーベリーさんらしい商品です。再現率がかなり高い恵方クレープだと思いました。節分の日にロールケーキを謳っているお店は少なくありません。見た目の再現率に加えて、食べた感じにもかなり近いものになっていると思います。薄くてしっかり感のある海苔クレープは噛み切る感じが近いものがあります。スポンジも全ての面にない切り取っている感じは太さを出さないようにもあるかも知れませんが、通常の海苔巻きも酢飯は海苔に全体にはのせません(太巻きは例外)。


■いちごとベリーのミルキーロール(フル):こちらのロールケーキには練乳が付属しています。ふわふわのロールケーキと軽い口溶けのミルキーな生クリーム。そして生クリームで包まれているのは大粒の苺。甘くてジューシーないちごは多分1本に10粒以上入っていたように思います。はじめはカウントしていましたが、美味しすぎて途中で数えるのを忘れてしまいました。そして酸味の効いたラズベリーが半固形状のコンフィチュールのような状態で加えられています。こちらは甘みよりも酸味が効いています。ベリーのソース状の部分があります。練乳はさらっとしていて甘すぎるものではありません。ふわふわのスポンジにこの練乳をかけていただきます。練乳だけ舐めた時はさらりとしていてそれほど甘みを感じなかったのですが、これをかけるとよりミルキーさが増します。しかしブルーベリーの酸味がアクセントになっているので私たちは結構好みでした。


■贅沢モンブランロール(フル):濃厚マロンクリームにマロンバターとマロングラッセ、ラムレーズンと無糖の生クリームをコーヒースポンジで巻いています。秋~冬の時期に食べたい深みのあるロールケーキです。見た目的には今までいただいたことがあるハッピーベリーさんのロールケーキと特に違いはわかりません。口にしてみると違いを感じます。
お口の中で生地はとろけるようなふんわり食感。しかしこのコーヒースポンジ(生地)はビターで香り豊かです。じっくり見てみるとこの生地にはコーヒー豆を砕いたもののような粒粒が混ぜ込まれています。甘さはかなり控えめの生地感です。ラムレーズンはラム酒強めで芳醇です。甘さは控えめです。ラム酒は風味付け程度というよりも効いています。無糖クリームはコクがあり、とてもクリーミー。そして軽やかです。マロンバターは微かに甘みがあり、ほんのり栗の香りがします。マロングラッセは砕いてロールの下側の方にあります。ロールの中心部分には濃厚なマロンペースト。甘さもしっかりあります。栗の味がとっても濃いです。
モンブランという形をロールケーキにしたらこうなるのではという形にされている感じがします。中心部のマロンペーストまで辿り着かないと苦味だけを感じてしまったりするかも知れませんが、部分的なマロンペーストのみの味でモンブランを表現するのではなく、ロールケーキの全体を使ってモンブランを楽しめる形にしていると思います。甘さは中心部のマロンペースト、マロングラッセやマロンバターを合わせながら栗の風味を増しています。またコーヒーやラムレーズンを使ってビター感やより深い香りを組み合わせています。
ハッピーベリーさんの商品は小さなお子さんから大人まで楽しめる優しい風味が特徴であると思っていました。このように大人向けの商品があるのは新鮮でした。
ハッピーベリーさんの他のロールケーキに比べると風味以外にも特徴があるような気がします。スポンジと生クリームの比率、生クリームが多めだったり。スポンジと生クリームの間にマロンバターがあったりします。いつものロールケーキと同じ量を食べると重たさを感じるかもです。ハッピーベリーさんのロールケーキは軽くて食後でなければ半分でも食べられてしまいそうな魅力もあります。こちらはモンブランとして食べても満足感が高く、負けていません。その為にロールケーキ的な軽さよりもモンブラン的な重たさがあります。いつもよりも少なめのカットでも満足感が高く、ちょっとずつ食べる方がオススメです!


同じ日に贅沢モンブランロールとはっぴぃべりぃ~の恵方巻を購入してみると、かなりギャップを楽しめました。小さなお子さまから楽しめる商品であり、昔からの伝統的な行事の中でも食べることができるスイーツがあるのも面白いですね。ロールケーキを節分に販売されている洋菓子店は多いです。恵方巻をロールケーキとしての再現率や仕上がり具合いが極めて高いのはハッピーベリーさんならではなのかも知れません。またモンブランをロールケーキにしたら(みたいな…勝手な推測です)というような贅沢モンブランロールも栗好きな私たちには至福なロールケーキでした。洋酒が効いているので運転をされる方もいるかもですから夜にいただくと良さそうな感じがします。


美味しかったです!ご馳走様でした(*´▽`*)♫
2018年5月に伺いました。


今回の白河遠征の目的は「とら食堂」さんですが、裏の目的は「ハッピーベリー」さんです。食べログ上で福島県×スイーツで検索すると2位ですが、今年は『スイーツ百名店EAST」に選出されています。夫が下調べをして是非行こうと誘ってきました。保冷バックと多めの保冷剤を持参してから伺いました。


とら食堂さんの待ち時間を利用して訪問したのは10時過ぎです。一見さんではわかりにくい場所ですが、到着するとお店の外まで人が並んでいます。そして私たちも並ぶのですが、その後ろにも次々と列が伸びていきます。GW中という条件もあるのでしょうが、かなり人気店であることを肌で感じます。じっと店内を見つめていると皆さん大量に買われている印象です。待っている間に売り切れてしまうのではないかと若干心配にもなりました。


購入したもの
■フルーツロールケーキ(ハーフ)
■抹茶と大納言のロールケーキ(ハーフ)
■ハッピーロールケーキ(ハーフ)
■キャラメルチョコマフィン②



■キャラメルチョコマフィン:帰り道に1個を半分ずついただきました。そして1個は持ち帰り、半分に切ったものを冷凍保存。食べる際にリベイクしました。
表面はサクッとそしてふんわり感のあるマフィンです。そしてガツンと甘さの主張のあるマフィンです。でも後味よいです。私たちが選んだマフィンは果実系ではありませんから甘さをストレートに感じるタイプなのかも。ス〇バのキャラメルマキアートみたいなマフィンでした。キャラメルは甘さの後にほんのり苦味もあります。冷凍したものをリベイクしていただきましたが、個人的には温めない方が好みだと思いました。リベイクするとチョコがとろけて、甘い香りも加わります。また甘さが↑するように思われます。保冷バックに入れておいたマフィンは若干冷たくはなっていましたが、冷たいままでも美味しかったです。チョコは固形のままの方が個人的には好き。


■フルーツロールケーキ:購入したロールケーキの中でこの商品のみ当日消費期限でした(他は3日)。スポンジケーキの中に生クリーム、そしてフルーツがいっぱいです。いちご、キウイ、バナナ、オレンジ、ラズベリー等が入っていたような気がします(ついつい美味しすぎてメモせず食べてしまいました)。そして中心にカスタードクリーム。ハッピーベリーさんのスポンジはとても軽くてシフォンケーキに似た感じがしました。生クリームは甘さ控えめで水分が多いタイプ。でもコクがある。カスタードクリームもなめらかでしっとり、甘さは優しめですが、全体に甘さの華を添えています。フルーツがフレッシュで酸味のあるモノが存在感があります。全体的に優しい味わいのあるロールケーキです。


■抹茶と大納言のロールケーキ:抹茶のスポンジ、生クリーム、大納言、抹茶クリーム。こちらのロールケーキもふんわりしっとり軽いです。抹茶のスポンジ自体はそれほど抹茶感というかクセがありません。大納言の甘みと抹茶クリームの抹茶感がアクセントになっています。フルーツロールケーキとも共通するのは甘さ以外にプラスされた酸味や苦味がバランスを保っているように思います。抹茶のクリームは濃いけれど苦味は控えめです。


■ハッピーロール:せっかくなのでベーシックのロールケーキも購入しました。スポンジ+生クリーム。キメの細かいスポンジはふんわりしっとり。優しい甘さの生クリームはミルキーです。甘さは控えめですが、ピュアな甘さが引きたっています。


3種類のロールケーキをいただきました。ハッピーベリーさんのロールケーキは今までにない新鮮さを覚えました。ふんわり軽い食感で後味もよく、さっぱり優しい味わいです。小さなお子さんから年配の方まで幅広い層に好まれる気がします。夜でも食べられそうな軽さがあります。また食後でなければハーフでも食べられそうな気もする。
強めの主張を好まれる方には若干物足りなさを感じる方もいるかも知れない。そのような方には甘さに+酸味や苦味が加わってそうなロールケーキを選択することをおススメします。そういえば購入しませんでしたが、酸っぱそうなロールケーキもショーケースにあったような気がします。あれも美味しかったんだろうなと想像しちゃいます(*´Д`)


今まで食べたロールケーキの中で1番好きです。マフィンもロールケーキに負けない存在感があります!


美味しかったです!ご馳走様でした。
再訪はしにくい場所ですが、とっても美味しいのでいつか食べてみたいです。白河に訪問することがあればハッピーベリーさんは欠かせません(*´▽`*)

  • シンデレラロール
  • シンデレラロール
  • ハッピーロール

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10位

ベッケライ テューリンガー ヴァルト (末広町、湯島、御茶ノ水 / パン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2018/10訪問 2018/11/06

本物のドイツパンやドイツ焼菓子が味わえる『Bäckerei Thüringer Wald』

2018年10月に伺いました。


この日は浅草・末広町方面へ。散策をするとその街ならではのパン屋さん巡りが楽しみです。「有吉くんの正直さんぽ」を見て気になっていたお店です。食べログのレビューを投稿するようになってから夫婦揃ってパン屋さん巡りも楽しみの1つになったのですが、食べログのレビューを投稿するようになってからただ食べるだけではなく、勉強になることも楽しみの1つとなりました。

日本のパン屋さんでもドイツパンを購入できたり、ドイツパン専門店があります。しかし本場のドイツにはパン職人の国家資格制度があります。国立の製パン学校もあるみたいです。「職人」に当たる資格が「ゲセレ」、そして「親方」に当たる資格が「マイスター」です。「ゲセレ」を取得してから「マイスター」試験に合格しないとパン屋さんを開業することは難しいと言われているようです。

本場のドイツで「マイスター」の国家資格をお持ちのフランクさんのお店が『Bckerei Thringer Wald』なのです。本格的なドイツパンではなく、本物のドイツパンやドイツ焼菓子が味わえるお店なのです。

訪問したのは13時半頃でした。セルフ方式ではなく、対面販売方式です。パンの種類も知らないものが多く、パンの名前もドイツ名で記載されています(カタカナでも表記されています)。

本場のロッゲンミッシュブロートを食べてみたいと思っていたのでお伝えします。店主さんがパンの説明をしてくださいます。

前方に並んでいるものはドイツ焼菓子が多く、2列目に並んでいるものは小さめのドイツパン。奥に並んでいるものは大きめの食事パン(ドイツパン)のようです。

1つはzwiebelkuchen、季節限定でもあり、販売はこの日までだったものです。有吉くんが食べていた印象があります。そしてもう1つはフランクさんのおばあさまのレシピとお聴きしたzupfkuchenにしました。

全て手作りされている中でジャムももちろん手作りです。どれもオリジナルレシピのものだと教えてくださいました。お話の途中で「日本のジャムは甘い、甘いでしょう」と話されていたことが印象深いです。地元のパン屋のフランス人の職人さんからもお聞きしたことを思い出します。前方に並んでいた焼菓子は甘さが強そうなイメージを持ちましたが、フランクさんのこの一言で食べてみたくなりました。


購入したもの
■roggenmischbrot
■zupfkuchen
■zwiebelkuchen



■zwiebelkuchen:フランクさんの出身地テューリンガーでは9月に大きな玉葱祭が開催されているようです。玉葱の旬である時期になると、この「zwiebelkuchen」が全てのパン屋さんに並ぶほど伝統的なものらしいです。
帰り道、この玉葱の香りが漂っていました。持ち帰り、夜にいただきました。
玉葱が主役のパンって珍しいような気がします。ハートの形をしていています。パン生地はしっかりめです。上部はキッシュのように卵の膜になっています。ふわふわしています。中身は千切り玉葱とベーコン、そして炒り卵みたいなものが入っています。玉葱が甘みとベーコンの旨味、ブラックペッパーが重なり合います。バターや油等のオイリー感はあるものですが、意外と塩気はほどよくて美味しい。

■zupfkuchen:フランクさんのおばあさまのレシピを少しずつ改良されているらしいです。
持ち帰り、夜にいただきました。
ココアチーズケーキっぽいです。上部のクランブルのほろほろ食感が単調になりがちなチーズケーキの中でアクセントになって楽しいです。バター感等のオイリーさはあっても思っていた以上に甘さは控えめ、優しい味わいです。

■roggenmischbrot:持ち帰り、スライスして冷凍保存をしました。そしてリベイクしていただいています。
本物のドイツパンのお店の中で数少ない知っているパンです。「ミッシュ」とは混ぜるという意味のパン、ロッゲンミッシュブロートとはライ麦粉の割合が50%超~90%未満。どれくらいの割合かはわかりません。
パンはスライスしている間にもライ麦の香りが漂ってくるものでした。スライスすると断面はキメが細かく、しっとりしています。きれいです。香りは豊かにも関わらず、食べてみるとライ麦やサワー種の酸味は強すぎません(でも弱すぎるわけでもありません)。酸味が苦手な方でも食べやすいような感じがします。冷凍する前にそのままいただいたものは表面は硬すぎません。リベイクするとクラストはクッキーみたいなサクサク食感であり、歯触りが小気味良いです。クラムはむっちりしていて詰まっているのですが、ほどよいしっとり感もあり、弾力もあります。私たち自身がそれほどドイツパンを食した経験が多くはありません。何となくライ麦パンはねっちょりしていたり、ボソボソしているイメージがあります。どちらでもなく、小麦粉主体のパンと比べても美味しい食感です。そして噛めば噛むほど甘さが広がります。
このロッゲンミッシュブロートを食べた日は腹持ちがよいです。いつもお昼を食べる時間になってもお腹が空きません。米や小麦粉に比べるとビタミンB1や食物繊維も豊富ですが、栄養面だけではなく、フランクさんの作られているロッゲンミッシュブロートは美味しさ等も魅力があります。
どちらかと言えば酸味に弱い夫も美味しいと言っていました。


また訪問してみたいパン屋さんです。
食べログのレビューを投稿する際に点数はいつも迷います。数多くあるメニューの中でほんの一部しかいただいていません。馴染み深い日本のパン屋さんでもそう思うのですから。ただもっと食べてみたいとより思うパン屋さんです。


言葉の壁はあるのですが、ただパンを購入するだけではないコミュニケーションも楽しいです。
パン屋さんを通して1つでもドイツ語だったり、文化を知ることもできるお店なのかも知れません。


美味しかったです!ご馳走様でした。

  • roggenmischbrot
  • zwiebelkuchen
  • zupfkuchen

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