柏原 光太郎さんのプロフィール詳細

最近は地方の食の豊かさに感銘を受け、今後はデスティネーションレストランの発掘をしたいと思っています。
2011年の震災の時、外食産業は自粛の声に押され、キャンセルの嵐で大変な打撃を受けました。その時「幸いにも被災しなかった人間は自粛などせずに外に出て、飲食をして経済を活性化させて東北を支援しよう」と呼びかけ、facebookページ「外食産業を勝手に救済しよう」を始めました。それをきっかけにフェイスブックを中心に食を楽しむ仲間の大きな輪が出来、さまざまなグループとの交流が始まりました。
そこに起きたのが熊本地震です。熊本地震は東北ほど広範囲ではありませんが、被害は甚大です。この熊本地震でも自粛の声は出ていますし、九州全体の流通網が分断されています。
そんな中、外食産業を使って応援しようという動きも出てきています。そこで今度は、公開グループ「平成28年熊本地震で外食産業が出来ることを勝手に応援しよう！」を立ち上げました。普通に毎日を過ごし、もちろん寄付や救援活動もしながら、毎日の生活をもっと楽しみ、そして熊本の助けになる活動をここでシェアしていきたいと思っています。
そうしたなか、「食べログまとめ」を公開したところ、さまざまな反響をいただきました。
もともと、料理は作ることも食べることも大好きで、毎朝娘の弁当と朝ごはん、週末の家ごはんを作っていて、Facebookページ「台所男子の会」も主宰しています。食べ歩きの本も編集しました。
そういう動きが現在の私の活動「日本ガストロノミー協会」に繋がっています。食の楽しさは食べ歩きだけじゃないと思っているので、表参道と軽井沢にキッチンをつくり、料理をつくり、プロにならい、プロやセイサンシャト交流し、若手を応援する組織を立ち上げました。
ただ、食べ歩きをやめたわけではありません。食べ歩きは食の楽しみの重要な部分です。なので、食べログのなかでも、自分の美味しいと思ったレストランについて書いていきたいと思います。