各種『肉』を美味しく食べられる店

出典:PLEYELさん

各種『肉』を美味しく食べられる店

牛肉なんて、美味しい肉のほんの一つに過ぎないと思っているあなたに、各種ジビエを含め究極の?美味しい『肉』を食べられる店をまとめて紹介します。

更新日:2018/01/29 (2017/09/27作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる4988の口コミを参考にまとめました。

『猪肉』『鹿肉』は瑞浪の柳家で!

柳家 - この背脂(脂肪)の厚みを見て下さい(メス猪、2013年1月)

今や全国的に有名になった、岐阜県瑞浪市陶町の柳家です。

11月中旬から翌年2月中旬の狩猟期間は、最高の猪鹿鳥を囲炉裏の炭焼きで食べられます。

脂肪の分厚い猪ロース肉は、なんといっても塩味の炭焼きが一番!!!でしょう。

またマイナス60℃の冷凍庫のおかげで、年中猪や鹿は美味しく食べられるようになりました。また害獣駆除で春や夏でも美味しい獣肉が入ってきます。

柳家 - 猪のカルビ

こちらは猪のバラ肉です。

ドングリをたっぷり食べた猪の脂肪は、イベリコ豚以上の肉質、脂肪の質を持っています。

柳家 - 蝦夷鹿のロースは柚子胡椒で

脂の乗ったエゾ鹿肉も、炭火焼が一番でしょう。

エゾ鹿の脂の乗ったロース肉は、秘伝の生姜醤油ダレに漬けて焼いた後、柚子胡椒で食べます。

柳家 - 久しぶりの素晴らしいツキノワグマ(2014年1月)

もちろんこんな素晴らしい熊肉も食べられます(^O^)

『熊肉』は飯田の柚木元で!

柚木元 - 今年も美味しい熊肉が手に入りました

長野県飯田市にあるお店です。

食べログでは最初朝採り新鮮マツタケ料理で有名になった柚木元ですが、最近は熊肉料理が最高に美味しいです。

柳家は炭火焼がメインですが、こちら柚木元では鍋などの料理で食べます。

肉と言うより、脂肪が美味しいのですが、熊の脂肪はあっさりとしていてほのかに甘く、一度食べるともうやめられません。

以前は撃ちたてを食べないと、脂肪の甘さが飛んでしまったのですが、マイナス60℃冷凍庫のおかげで、年中保存が可能となりました。

東京の高級日本料理店では熊肉を出す店が増えてきましたが、こればかりは猟師とコネがなければ美味しい肉は手に入りません。

南信州には熊撃ち名人の猟師がいるようで、こちらの店には常に美味しい熊肉が入っているようです。

柚木元 - 熊茸鍋です

また晩秋にはクマ茸鍋の組み合わせがこれまた最高!!!ツキノワグマとヤマドリダケや松茸などの組み合わせは、世界中で日本のみに許された最高の贅沢です。一度はお試し下さい。

『ハクビシン』は、山県のかたつむりで

かたつむり - ハクビシンの後ろ脚

岐阜県山県市にあるお店です。

寒くなると田舎の民家の屋根裏に住み着く、タヌキ、アナグマ、ハクビシンですが、前者二つはやや個性的なにおいがあるのに対し、食べ物が違うのかハクビシンはかなり美味です。

中華料理では、美味しい肉として有名なハクビシンですが、こちらかたつむりでは前足後ろ足をスモークして食べさせてくれます。

もちろんいつでも置いてある訳ではないですが、熊肉、猪肉、禁断の肉等、多種類のジビエ類をいつでも置いてありますし、マムシもペットボトルのなかでうごめいていて準備万端。ジビエ好きにはやめられない素晴らしい店です。

行く前に料理の値段は相談してください。

『黒毛和牛』は青山と恵比寿のよろにくで!

よろにく - 究極のヒレカツサンドになります!!!

神戸の「あら皮」、京都の「三芳」、東京の「かわむら」を、日本の高額和牛レストラン御三家とするなら、こちら「よろにく」は庶民?でも行ける最高の焼肉店とでも言いましょうか?

御三家では、5万円10万円払った、いや俺は白トリュフの季節に100万円払ったなどとの話はいくらでも聞きますが、こちらよろにくでは1-2万円も払えば最高に工夫された食べ方で、黒毛和牛を美味しく食べさせてくれます。

一度は「お任せコース」お試しください。

写真は究極のヒレカツサンド!

よろにく - トリュフすき焼き!

こちらはトリュフすき焼き(^-^)

とにかく肉の質が凄すぎます。口の中で文字通り溶けてしまうのに、くどいことはなくまったくお腹にもたれない牛肉がこの世にあるとは知りませんでした。全国の美味しい牛は大抵食べていますが、こんな肉があるとは・・・絶句です。

黒毛和牛のルーツ『見島牛』と『鼈』は山猫軒で!

山猫軒 - 肩ロース断面

名古屋市丸の内にある山猫軒です。

日本の和牛のルーツと言われる山口県萩市見島の「見島牛」は、昭和3年(1928)に国の天然記念物に指定されましたが、一定数のオスや年取ったメスは特別に出荷され、食べることが出来ます。

とんでもない希少牛なので、銀座などではステーキ一枚10万円もすると聞いたことがありますが、こちら山猫軒では年に数回ですが、十分の一近くの値段で食べることが出来ます。

またホルスタインとのF1交配牛は見蘭牛とよばれ、こちらもお値打ちに食べることが出来ます。

山猫軒 - 服部養鼈場の5年物、10年物、養老の天然物の肩肉三種食べ比べ

「肉」と言えばスッポンも肉に入るでしょう。

こちら山猫軒には、スッポンを唐揚げと雑炊だけではなく、各パーツをそれぞれの味付けで食べられる素晴らしいスッポンフルコースもあります。

写真は、服部養鼈場の5年物、10年物と、養老の天然物スッポンの肩肉三種食べ比べです。

山猫軒 - でかっ!!!5Kg超のすっぽんです。まだ冬眠中でうとうとした状態でおとなしく素人の私でも持つことができました。

服部養鼈場の40cm5Kg越えスッポン「大丸」

山猫軒 - レバ焼き(絶品!!!)

こちらは絶品スッポンの肝串焼き

『鴨肉』の三種食べ比べは名古屋の柳家錦へ!

柳家錦 - 高価なワインも仕入れ始めました

年が明けたら美味しいのは鴨の食べ比べ!!!まずは、瑞浪の柳家本店が思い浮かびますが、冬に瑞浪に行くのは大変なので、名古屋中心部にあるこちら柳家錦を上げておきます。

大きなユーロカーブが2台あって美味しいワインもそろっています。

柳家錦

冬の楽しみは鴨の食べ比べ・・・

右から左に青首(マガモのオス)、尾長鴨のつがい、小鴨です。

マガモでは東京の「寿」が有名ですが、とても予約が取れません。こちら名古屋の柳家錦でしたら事前に注文すれば、揃えてもらえます。

柳家錦

天然スッポン料理もあります(^-^)

『北斗ポーク』は北海道津別のつべつ西洋軒で!!!

つべつ西洋軒 - 究極の豚丼です

イベリコ豚は今や日本全国で食べられますし、豚肉に関しては今まで美味しかった3種の豚肉を上げておきます。

北斗ポークは、日本の東の果て?オホーツク管内で飼育されている豚ですが、飼料の違いよりも環境と水が良いのか?こちら「つべつ西洋軒」で食べる北斗ポークの豚丼は本当に美味しいです。

親父さんから息子さんへと店の営業は変わっているかもしれませんが・・・今でも美味しいはず?確かめてください。

『八乙女ポーク』は金沢のマキノで!

マキノ - 味も食感も最高でした

金沢市犀川沿いにある小さなフレンチレストランです。豚肉で紹介されるのは牧野シェフも不本意かもしれませんが、こちらで使用している「富山県の八乙女ポーク」素晴らしいです。おそらく一頭買いしているのか、いろいろな部分が出てきます。

季節とテロワールが表現された、素晴らしい料理を出してくれるフレンチレストランですので、是非一度どうぞ(^^)

『養老山麗豚』は養老SAの竹半で!

養老町 竹半 - とにかくこのバラ肉が美味しいです

こちらは何と岐阜県の名神高速道路下り線の養老サービスエリアにあるお店です。

写真の素晴らしい豚丼以外にも、カツ丼やカツカレーもありますが、とにかく使っている「養老山麗豚」が美味しいです。

養老は日本名水百選にも選ばれていますが、北斗ポーク同様に、水が良いとそこで育った豚の肉が美味しいのでしょうか

是非一度お試しを・・・

おまけで?『狗肉』なら名古屋今池の麒麟楼

麒麟楼 - 狗肉の土鍋煮込み!!!(辞書で調べないで下さい)

名古屋今池にある中華料理店です。

冬になると机の上に普通に狗肉料理のメニューが置いてある店は、今のところこちら以外私は知りません。

ニンニクたっぷりで煮込むのですが、犬の肉はコラーゲンたっぷりで、かつ体がかなり温まるような気がします。

犬を食べると、それ以降犬に嫌われると聞いたこともありますが、何度食べても全くそのようなことはありません。

もう一つおまけに『仔豚の丸焼き』なら菜の花

菜の花  - イベリコ仔豚の丸焼きは過去最高!この太り具合みてください(イベリコ種とデュロック種のF1です)

名古屋市池下にある、小さいですが美味しい中華料理店です。

最初にお断りしておきますが、一時期仔豚の丸焼きに燃えていた店主ですが、パタリと止めてしまい現在は焼いていません。現在はナマコ料理に燃えているようです。

またいつか突然仔豚の丸焼きを復活させることを信じて載せておきます。

中華ではお祝いなどに焼く仔豚の丸焼きですが、写真のイベリコ仔豚の焼き上がりを見ていただければ分かるように、こちらの店主は東京の有名ホテルに請われて、わざわざ仔豚を焼きに行くくらいの名人です。

北京ダックも美味しいですが、子豚の丸焼きの皮のパリパリさは100倍美味しいです。

ああ、復活しないかなぁ・・・

※本記事は、2018/01/29に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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