レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2014/03訪問 2014/12/18
豚ロース厚焼ステーキ、カキフライ、グリルチキン・・・まだまだ美味しいのありそうです。
釧路には洋食のジャンルで魅力的なお店がいくつかあります。
その中でも一番のお気に入りがこちら『山はた』さん。
店内はL字型カウンター席とオープンキッチン、奥に小上がり席があります。
入口に近い右手カウンター席はマスターの仕込み作業が真ん前で見られます。
マスターのフライパン使いを見たい方はカウンター奥の方へ。
メニューは見開きの定番メニューと壁に貼ってあるおすすめや季節メニューがあり、
いち押しは「豚ロース厚焼ステーキ」です。
250gある厚切り豚ロースをまず鉄板で焼き、最後の仕上げはフライパンで行います。
鉄板皿にのせて供され彩りの野菜が添えられます。またお好みでかけるガーリックソースがつきます。
厚い肉をナイフですっと切り口にほうばると肉の旨みがじわっと広がります。
「カツカレー」はカツは揚げるにしてもカレールーは作ってあるものと思ったら
フライパンで玉ねぎ炒めるところから始めていました。
「グリルチキン&カキフライ」
世の中のカキフライ大好きなみなさま、仙鳳趾(せんぽうし)産のカキを使ったカキフライをぜひ食してみてください。
この超クリーミーさにまず驚きます。わたしのこれまでのカキフライ経験の中では最高です。
こちらのお店、ご夫婦や家族で来られる常連さんが多い印象です。
こんな洋食屋さんがあるだけで釧路はいい街だなと思います。
2位
1回
2014/03訪問 2020/08/26
帯広名物豚丼の店で一番人気がこちら『ぶた丼のとん田』さん。
帯広駅から離れた立地にもかかわらず、すごい行列で観光客のみならず地元の方も並んでいます。
こちらのメニューは肉の部位で3種類あって
ロース・ヒレ・バラのいずれも680円と安いです。しかも味噌汁・漬物つき。
これにライス大盛+100円、肉大盛+150円の構成。
わたしはたいていバラの肉大盛にしますが、ライスも大盛にした方が丼の下から肉を持ち上げて見せてくれるのでビジュアル的にはプラス効果です。
とん田の豚丼はその美しさがピカイチです。まさに花びらのように並べられた豚バラ肉にため息です。
とん田の豚丼は肉の旨さも秀逸。肉と脂の旨さを甘いタレが引き立てます。壺に入った追加タレがあるのでニンマリしながらご飯にかけたりします。
変化をつけたくなったら肉に山椒をかけてみてください。うなぎと同じでばしっと味がしまります。
もうちょっと行列が少なければ行けるのにと思います。
(2012年9月)
(2014年3月)
今月いっぱいで帯広を離れることが決まり、十勝帯広エリアの美味しいものを巡ります。
バラの肉大盛りで注文。
やはり『とん田』のバラ豚丼は脂の甘さが持ち味。そして肉に焦げ目はない。なので炭焼きした豚肉の香ばしさを望む人には好かれない。
でもわたしは帯広No.1豚丼はここで決まりだと思います。
店内禁煙
【てつじの帯広ランチローテーション20店】
3位
1回
2014/03訪問 2014/03/30
帯広で2年間を過ごしいざ離れなければならないと決まったとき、もっと行っておけばよかったと思うのがインデアンカレー。
特別においしいわけではなく、ごく家庭的なふつうのカレーなんですがこれが帯広の人にはソウルフードなんです。
ひと目でインデアンとわかるインド風デザインの店舗外観。(郊外店もこんな感じ)
席につくとすかさず店員さんに「ご注文なにになさいますか?」と聞かれます。これは牛丼屋みたいにいつも決まった注文をする常連さん向けの対応です。
一番安いメニューは「インデアン」399円。
注文が多いのはカツカレーのようです。
わたしはその日の気分でカツカレーだったりエビカレーだったり、トッピング重視のメニュー選びをしていました。
ある日、隣の男性客の注文したことばが「インデアンカツ」と聞こえて“何それ?”と同時に“わたしはなにか重要なことを見落としていたのではないか?”と気づいたのです。
いま一度メニューをよく見るとハンバーグカレーは【インデアンルー】・カツカレーは【ベーシックルー】・野菜カレーは【野菜ルー】となっており、ここには3種類のカレールーがあるのです。
お客がふつうに“カツカレー”といえば【ベーシックルー】のカツカレーとなり、“インデアンカツ”と注文すれば【インデアンルー】のカツカレーになります。
ルーの特徴
【インデアンルー】
柔らかい仔牛肉が入った辛さ控えめビーフカレー
【ベーシックルー】
玉ねぎが加わり甘さが増したことで他の具材を引き立てるルー
【野菜ルー】
ジャガイモ・玉ねぎ・人参など野菜ゴロゴロ
それを知ると単にメニューにのってるだけじゃない自分好みのメニュー選びが出来るようになりました。今月はインデアンカレー訪問数は激増しました。
もう食べられないと思うと無性に食べたくなるところがインデアンカレーらしさかな。
(以下、口コミとは無関係)
転勤で帯広に来て2年間、今日帯広を離れます。
2年間で帯広・十勝エリアの口コミ数222(口コミ数ランキング7位)、釧路市の口コミ数47(同14位)、北海道全体では口コミ数293で『てつじの食べログ』帯広編は終了となります。
たくさんのお店で十勝のおいしい食材やお料理と出会い、たくさんの方々と出会ったりつながったりの2年間でした。『てつじの食べログ』帯広編を見ていただきましたみなさまありがとうございました。
4位
1回
2014/03訪問 2014/12/18
北海道の名物料理ジンギスカンの店は帯広市内にもありますが、一番人気はクルマでしか来れない遠く離れた清川村にあるここです。
わたしはこの1年で3度目の来店。ラムジンギスカン2人前とジンギスカン1人前とライスがわたしに丁度いい量です。
ジンギスカン用の鉄鍋がピカピカに磨いてあります。まずはあるだけの玉ねぎを鍋の周囲にばら撒きます。そして鍋のてっぺんで肉を焼き始めます。お店の方が火加減は調整してくださいますが、強すぎると肉が焦げます。
(肉を返しながら思ったのは、ふつう焼肉店で牛肉や豚肉を焼くときは生肉を扱うトングと焼けた肉をとる箸を分けて用いますが、羊肉ではその必要はないみたいです。雑菌がないからかな。)
白樺では肉には下味をつけてあります。1人前150g。ラムジンギスカン530円とジンギスカン480円の違いは、ラムは仔羊なので肉が若干柔らかい。ジンギスカンの方が羊らしさがあるかもしれないけど、ほとんど意識しない程度。ジンギスカンはそれほど好きでないという人がいたらラムの方からすすめてください。
ほどよく焼いた肉をつけダレをちょいとつけて食べると超美味い。ジンギスカンの羊肉をかたいとか臭いとかのイメージを持っていた人ほどビックリします。
タレがリンゴや玉ねぎをすりおろした感じで甘いけどジンギスカンに合っている。ご飯がすすみます。
肉を焼きながら食べてるうちに、肉の脂や旨味の汁が鍋の溝を伝って玉ねぎに降り注いでいます。玉ねぎの方も時々かまってやると後で美味しくなります。
ジンギスカンは脂が少ないのでもっと食べられそうですが、中札内の道の駅でも食べたいものがあるのでここまで。
アイスも販売していますが、これも中札内にある十勝野フロマージュでジェラートがおすすめです。
それにしても、じんぎすかんの白樺のビジネスモデルには感心します。
・こんなところに店を作ってもお客がクルマに乗ってやってくる
・店舗コスト=固定費が低い
・営業時間が短いから人件費も低い
・メニューがシンプルなので材料の在庫ロスが少ない
もちろん、同じ肉を仕入れても肉のカットや筋切りのノウハウや手間、タレの調合にしても他店では真似できないからこそ人気を維持できるのでしょう。
さらに特筆すべきは、店内禁煙であること。
焼肉店はどうせ煙がもくもくするからとタバコOKが多いのですが、こちらは禁煙です。家族連れでも安心して来店できます。
5位
1回
2014/01訪問 2014/12/18
足寄町の『ヒツジ堂』といっても“羊だからジンギスカンの店かいな”と思われがちですが、ここは『石田めん羊牧場』のレストランです。石田めん羊牧場のラム肉の納品先には広尾のイタリアン『ACCA』・有楽町のフレンチ『アピシウス』・目黒区祐天寺の『ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ』など錚々たる顔ぶれ。まさに特選素材を生産者から直接提供するための場所です。
ランチは4つのメニューがあり羊を使わないものもありますが、ぜひともCコース(1,600円)をセレクトしてみてください。
わたし阿寒湖に泊まりの用事があったので行きのランチと翌日帰り道のランチでCコース「羊のハンバーグ」をいただきました。
1日め
前菜は「羊のパテ」
網脂で包んであります。肉の香り、肉々しさがたまりません。前菜ながらもパンチ力あります。
そして「新じゃがの冷製スープ」で興奮を落ち着けてから
メイン料理は「羊のハンバーグ」
キレイな赤のトマトソースの上に丸まるしたハンバーグが鎮座。箸で割ると肉汁がジュワーとしみ出します。牛のハンバーグとは違う美味しいハンバーグ。
デザートは「抹茶ケーキ」でした。
翌日、全く昨日と同じでもいいと思いCコースを注文。
前菜は「羊のテリーヌ」に変わってました。こちらも寄せ集められたいろんな部位の味比べが楽しめます。
スープ、メイン、デザートは若干付け合わせにアレンジを加えてました。
2回Cコースをいただいて思ったのは“これ1,600円じゃ安すぎだろ”です。ランチで羊の美味しさを教えてくれる『ヒツジ堂』ぜひCコースのご注文を!
石田めん羊牧場のHP→http://www13.ocn.ne.jp/~lamb/
ヒツジ堂のFB→https://m.facebook.com/hitsujidou?__user=100003474930177
再訪あり
6位
1回
2014/03訪問 2014/03/29
明らかにとんかつメインの店なのに、とんかつ以外の料理(例えば豚丼)だけ食して店の評価をするのはどんなもん?という思いがあった時期があり、ずいぶん前に「十勝とんてき」を食べた画像が残ってましたが口コミはしてなかったようです。最近「Wハンバーグ定食」880円を試したものの特に印象には残らずスルーしたままでした。
最後に夜限定メニューの「ポークちゃっぷ定食」1,180円を食べておこうと3度目の訪問。
「ポークちゃっぷ」は見事なビジュアル。
肉厚なリブロースは柔らかジューシー。
脂の甘さとソースも美味くてご飯がすすむ。このソースほんと美味い。
当店は千切りキャベツはいつも大盛り。
(でもお代わりはない。)
キャベツをポークチャップソースにからめても美味い。これでご飯のおかずになる。
キャベツはマヨネーズでもいい。
とんかつソースかけてもいいし、ごまドレッシングもある。いろいろ楽しめます。
十勝帯広の豚料理の中でも記憶に残る料理になろうかと思います。
わたしもとんかつ屋さんでとんかつ以外の料理で口コミ&評価してしまってるので、近いうちに「りぶろーすかつ定食」を求めて再訪したい。
そして再訪問して「りぶろーすかつ定食」1,100円を注文。
なかなかの迫力。そして肉厚なとんかつ。
かつの断面はうっすらピンク。
ごまをスリスリして小皿にとんかつソースを注ぎます。
かつを一切れソースにつけて食べてみるとサクサク衣と肉の旨さと脂がじゅわ〜っととんかつの美味しさが炸裂します。
こんなとんかつを東京でもたべられるのか心配です。
さらに後日再訪問して「網焼ぶた生姜定食」880円を注文。
ほどよく肉厚で柔らかな豚に甘い生姜ソースが絡みます。これも美味いわ。
ご飯にぶた生姜焼きを1枚のせただけで美味しい豚丼ができちゃう。
千切りキャベツを生姜ソースにからめてもいいし。完璧です。また来なきゃ。
さらに再訪問して「大きな豚丼」を注文。
とんかつ屋さんの豚丼はいかに?と期待しましたが、網焼きしたロース肉はおいしいけど感動レベルではないかな。
さらに再訪問して「カツカレー」を注文。
とんかつ屋さんのカツカレー。
カツは小ぶりながら脂身からジュワーっとくるタイプ。カレーそのものもおいしいのでなかなかハイレベルなカツカレー。
さらに再訪問。今月6度め。
「りぶろーすかつ定食」を注文。
やっぱり『ゆうたく』のりぶろーすかつは最高!
7位
1回
2014/03訪問 2014/12/18
(2012年11月)
わたしが帯広のラーメンを食べたなかでベストな一杯がこちら『らぁめん とん平』さん。
塩ラーメン好きなわたしは当店の「塩らあめん」の中細縮れ麺の食感が好きで、麺を啜ったときのスープとの相性がばっちりで、魚介だしが深いスープはレンゲで完飲してしまいます。
「塩らあめん」と同列で「醤油らあめん」があり、それとは別に1日30食限定で「特中華そば」もあるのですが、やっぱり塩らあめんなんだな。
1回だけ、4周年記念で期間限定の「肉そば」というでっかいチャーシューがのったのに浮気したことあります。あれはすごかった。
今日も塩らあめんをいただいたのですが、ご主人がラーメンの仕上げに数秒ずつガスバーナーでラーメンを炙ってるんですね。なにかと思えば、チャーシューのバラ肉のとこだけに少しだけ焼き目をつけてました。ほんと気づくか気づかないかという程度に。でもそこにこだわるところが“勝負中”の気合なのでしょう。
(2013年8月)
8月限定・数量限定の肉そば
今年は正油味に加えて味噌味もある。
肉そば 正油 大盛で注文。
丼を見た瞬間クレイジーという言葉が浮かびました。
豚の三枚肉ブロックが丸々2本ラーメンの上に横たわっています。ガスバーナーで炙られた肉塊はドス黒い色。
麺を食べようとするも上にある肉が重たくて麺をひっぱり出すのにひと苦労。
スープは味が濃い。正油とかダシの素材が主張しすぎて舌がおかしくなる。
肉の1本めを食べたころには豚の脂でウッときそうで、でもラーメンに負けたくないから2本めの肉も辛うじて完食。スープは
ほぼ全部残し。
もう二度ととん平の肉そばには手を出さないと誓います。
【てつじの帯広ランチローテーション20店】
再訪あり
8位
1回
2014/03訪問 2014/03/14
(2013年6月 初訪問)
帯広の西のはずれ、帯広の森のそばです。
めたぼさんの口コミを見て帯広の素敵な店をまたひとつ知ることが出来ました。
「野菜のプレート」「お魚のプレート」「お肉のプレート」の他にもランチコースやパスタがありますが、初訪問の今日は「お魚のプレート」1,000円にしました。
「お魚のプレート」は、大きなプレートの上に魚や野菜料理の小鉢がおしくらまんじゅう状態。本日の魚は真鯛とえびとムール貝と聞きましたが、野菜たちの品目数たるやもう数えられません。しかも自家製ハーブが摘み草のようにふわっとのってます。
単身赴任の夫がこんなランチを食べていれば妻は安心の代表格でしょう。
他の口コミに(おそらくマダムの)接客に関することがいくつか見受けられます。
わたしが今日わずかな時間で受けた印象では“少ない人数でお店を回していくには店サイドのペースを乱して欲しくない”ように感じました。例えば、ある女性客がメニュー選びにあれこれ悩んでいる一方で、後から入ったお客さんが早々とメニューを決めたからといって「すいませーん(注文したいんですが)」と声をあげても内心“もう少しお待ちください”という感じかな。
そんな気持ちのゆとりがあればとても心地よい店かと思います。
(2013年10月 再訪問)
「お肉のプレート」を注文。
プレートの周りを野菜たちの小鉢が取り囲み、それぞれの小鉢の野菜の上にはなにかしらハーブが添えられます。
真ん中の生野菜にはバルサミコ酢。
このプレートのお値段900円だなんて信じられないでしょう。
(2014年3月 再訪問)
雪がハーブガーデンに積もっています。
この時期はお野菜のプレートやお魚のプレートがお休みになってました。
「ワンプレート」ランチにしました。
メインは柔らかく煮込んだチキンにマッシュポテトが添えられミートソースがけされます。
ミネストローネスープやかぼちゃのニョッキ、キクラゲも面白い食感でした。
ただいつものプレートランチほどふんだんにはハーブが使われてなく、若干のパワーダウン感はありました。
再訪あり
9位
1回
2014/03訪問 2020/08/26
釧路で仕事があるときは1時間早く出発してここに朝食をとりに立ち寄ります。
クルマを停めたら右手の入口から入り、まずはなにを食べたいのか選びます。
水槽にはホタテやカキなど貝類。ショーケースには魚の干物系。
わたしの場合、ひとり飯なのでホタテ1個に小さめの魚2つが目安です。
建物内を移動すると肉系の串もありますがそこは無視して
お会計の場所でご飯ものを頼みます。
魚を美味しく食べるには白ご飯がベターですが、
イクラ丼も捨てがたいです。
お会計が済んだらトレイを持って隣りの焼き場に移動。
テントの中に炭火焼の焼き場がセットされています。
焼く作業はお店の方がやってくれます。焼き場代やサービス料なし。
店内に貼ってあるポスターのイラストそのまんまのおじさんだったり
おばちゃんだったりです。
ホタテは醤油で味付けしてハサミでカットしてくれます。
魚は背骨を外して後で骨せんべいにします。
港町釧路で魚介を炭火焼なので初めての方は感激します。
でも半年通ってみてわかったのは
季節による魚種の変化があんましないんですね。
そこは釧路和商市場の勝手丼に負けるところです。
後は海が近いのに海が見えないところかな。
2014年は1~3月までの3か月しか北海道にはいなかったのですが、その3か月こそが今年のハイライトだと思えますので、あえて北海道のお店でマイ★ベストレストラン2014をセレクトしました。(2013年に投稿しそこなったのが後悔)