行列のできるさんのマイ★ベストレストラン 2016

きっと明日いいことが。

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行列のできる (70代以上・千葉県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2016年も健康で元気に過ごすことができました。まさに健康に感謝です。

食べる楽しみ、人と出会う楽しみ。この1年も精力的に旅を重ねてきました。元気であるうちは、同じようなペースで各地の料理を食べて、各地の料理人と話がしたいと思ってます。16年度も600軒の店を訪問しました。

毎月の食い倒れ遠征も無事に完結。

2016年

1月 名古屋、岐阜
1月 小倉
2月 香港
3月 唐津
4月 ベトナム・ホーチミン
5月 ソウル
5月 岡山
6月 宮崎
6月 香港
7月 神戸
8月 松山
9月 クロアチア
10月 札幌
11月 香港
11月 神戸

旅行の中ですばらしい料理を楽しみ、結果ベストレストランが選ばれたと言うわけです。

1位から10位まで順番をつけてますが、ワタシにはあまり意味がありません。特段に素晴らしかったレストランを10軒選んだということです。一言ずつ。

鮨あらい 毎月通ったただ1軒の店があらい。理想の寿司です。最後にカウンター席の他のお客さんにつきあって料理もいただきましたが、ジブンにはあらいでは寿司だけがいい。確認できてよかった。

マクラ 肉の旨さを引き出す工夫、努力。合わせてくるワインとのマリアージュ。二人の常連さんと同行したこともプラスに働いたとは思いますが、ここのシェフの性格が好き。

きずな 関西遠征の初日には予約が入れば必ず寄ってます。大将がいい。CPの高さは言うまでもなく、彼の勉強熱心さは将来必ずや大輪の花を咲かせると確信してます。

ラチャウ ずっとおまかせ料理をいただいてますが、引き出しの多さはまだまだ底を見せてませんね。アヤさんが戻ったらまた行きましょう。

利和 札幌で出会った店。辺鄙な住宅街でサービス精神がすばらしい。毎年進化を見るのが楽しみ。

竜介 筋の通った江戸前が魅力。竜介大将を慕って集まるファン多し。

光洋 さ、次の一手は。

柳家 何回でも行きたい店ですが、ジブンでは行けないのが難。

鮨舳 評価が一気に高くなって心配。

マイ★ベストレストラン

1位

鮨 あらい (銀座、新橋、東銀座 / 寿司)

24回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2019/10訪問 2020/07/26

37回目の鮨あらいは、遠方からのマイレビュアーさんと一緒。

いちどあらいのお寿司が食べたいとマイレビュアーさんから言われます。それでは予約を入れますから是非と。

東京で食事をするのが嫌になることがあります。ネックは交通費。頻繁に東京に行っていたころには1か月で3万円を使ったこともあり、まったくあほなことです。

当日無事に会うことが出来て、

『今日はこの後何かご予定があるのですか?』

『いえ、あらいさんだけでそのまま家に戻ります。』

そっかそっか。あらいの支払いよりも高い交通費をかけて食べに行く。
ジブンも原点に戻らなくちゃあなあ、と思いやったのでした。

久しぶりの新井さんとめいちゃんに挨拶してスタートです。

・カンパイ

・佐島産わかめ

*明石産さごち(さわら)

・喜久酔

*鹿児島産しまあじ

*噴火湾産中トロ

*すみいか

*青森産赤身

*大間産大トロ

*青森産中トロ

・こぶし

*青森産大トロ

*こはだ

*赤貝

*かつお

*車海老

*さば

*小柱

*いくら

・お椀

*うに

*穴子

*カステラ

マイレビュアーさんはまぐろのおいしさとシャリに感嘆の声をあげてました。

久しぶりのジブンは言わなくても好みの大きなシャリに握ってくれて、こういうことがうれしいですね。
久しぶりの鮨あらい。

久しぶりのあらいさんとめいちゃん。いつものように親方から中央の席を勧められます。36回目の鮨あらい。

間を置いてあらいの寿司を食べるというのは初めての経験でしたが、より一層おいしく感じられてこういうのもいいかな。レビューを見ると半年ぶりなんですね。いつも食べてるとありがたみがどんどんなくなる、のは、あらいの寿司でも同じでした。

食べ終わって、やっぱりあらいの寿司はどこまで行ってもあらいの寿司なんだなあって。ここまでの寿司は他店に望めないかなって思いつついつもいただいてます。鮪4貫はやはり圧巻ですね。また半年とか1年後に行って食べようかな。

*佐島産新わかめ

①千葉銚子産さわら

②千葉竹岡産ひらめ

③出水産すみいか

④伊豆下田産150kg赤身

⑤舞鶴産中トロ

⑥伊豆下田産中トロ

⑦伊豆下田産しもふり

⑧こはだ

⑨閖上産赤貝 今日一

⑩かんぬき

⑪車海老

⑫春日鯛

⑬小柱

⑭青森産小西商店むらさきうに

⑮あなご

*カステラ

*皮付きべったら

*お椀
鮨あらいに来ています。

今月はあらいで食べてみたいというマイレビュアーさんと二人寿司です。数えてみたら、あらいで食べるのは今回で35回目。

ワタシの好みに合わせていつもよりはやや大き目に握ってくれていたとか。でも、違うんだなあ、ワタシが惚れたあらいの寿司は。開業して1年未満の握りの写真をじっくり見返してみましたが、やっぱり写真でも全然違うことが分かりますね。言っても仕方ないことですし、もう逆戻りはしないでしょうからワタシが第二のあらいを探さない限りこの問題は解決しないと思います。

ただ、寿司としては完成度が他とは比較できないほど断然ダントツで高く、これ以上の寿司を食べたことがありません。残念です。開業して3年。そろそろ動きがあるやもしれず。

*生ビール

①高知県産しまあじ

②すみいか

③三厩産赤身

④三厩産中トロ

⑤三厩産中トロ(背側)

⑥三厩産大トロ

⑦こはだ

⑧車海老

⑨シャコ

⑩いわし

⑪小柱

⑫いくら

*お椀

⑬赤雲丹

⑭穴子

*カステラ



今月のあらいは、以前からおいしい寿司を食べたいとリクエストされていた方とご一緒しました。

一度鮨さかもとでもご一緒しましたので、寿司屋としては2軒目と言うことになります。非ブロガーの方で50歳になったとお聞きしてびっくりでした。相変わらずエネルギッシュに活躍されていて名前を出せば多くの方がご存知の男性です。ワタシ自身リスペクトしている方ですので、この日が楽しみでした。

並んで席に座って、新井さんにご挨拶。最近のことなどをお聞きして新井さんの時間軸を引き寄せてからのスタートです。

*生ビール
お会いするのはほぼ1ヵ月ぶりかな。超多忙、でありながら心配りの素晴らしい方です。

①本アラ
いつものじゃないネタで始まるのはちょっとうれしい。適度な寝かしで味が濃くなってます。

②あおりいか
いかの端境期。

*麦焼酎 中々

③初大間赤身
86kg。初にしてはすごくいい赤身でした。ま、だから新井さんが買って来たのでしょうが。仕入れがいくらか訊くのもおそろしい初大間。

④大間産中トロ
この日もまぐろ4貫。赤身がよかったので他は推して知るべし。

*日高見

⑤大間産霜降り
中トロと大トロの間。

⑥大間産大トロ

⑦こはだ
すがすがしいこはだが、大トロの後っていいですね。ナカズミのやや手前。

⑧きす
こはだ系のすがすがしい白身ですが、ちょっと違う。〆ないし。

*伯楽星

⑨小柱

⑩車海老

*吉田蔵

⑪シャコ2枚付

⑫春日鯛

⑬天草産赤雲丹

*貴

*皮付きべったら

⑭穴子

*お椀

*カステラ

おいしいのはもちろんでしたが、楽しいひと時の方が価値がありました。

6月に紹介した方が、二次会のホルモン屋でがっつり割り勘にさせられたとけんかを売ってくるような書き方をブログにしてました。別の話ですが、富山の鱒寿司を手土産に持たせましたが、そっちはそっちこっちはこっち。そんな風に書かれるなら紹介しなければよかったと。6月の紹介は大失敗でした。

それに比べて8月は最後まで深い話が出来て、ジブンも他人からあれこれ言われるようなことをする人間にはなるまいと改めて思いました。人の振り見て我が振り直せ、と。

楽しい雰囲気のまま次の店に向かいます。
この日は、マイレビュアーさんお二人との3人寿司。

鮨あらいの毎月定例訪問は止めてそろそろ卒業します。と思ってから、あらいに行きたいという初めて訪問の方たち4組を順番にご案内します。6月、7月、8月、9月。この日はその初回。そうすれば、今度はご自身で予約できるようになりますから、ワタシにとっては引き継ぎ寿司。

新井さんにはワタシよりずっと呑む方をお連れしますと言ってます。4組の方たちの後ろには多くの寿司好きのお友達の方がついてますから、このプロジェクトは多くの方に鮨あらいを味わってもらう引継ぎ式のようなものだと。もう一人占めは止めようとも言えます。 鮨あらいの創業のころの握りに惚れてましたが、今やその面影もなく。

お二人にリクエストをいただいて最短は1か月前5月の予約が取れてましたが、少しでも旨いマグロが取れる季節がいいと思って6月まで待ってもらいました。

あらいの開店時間の30分前に有楽町に着きましたので、交通会館の富山館に行って鱒寿司を買います。鱒寿司はたいていどなたに差し上げても喜ばれますのでジブンのも含め3個買いました。

で、33回目のあらいですがそろそろ終わりです。あとわずかですが、今まで十二分に楽しみましたので、もういいでしょ。鱒寿司を渡してから3人で地下に。いつもは7席の真ん中に座りますが、今日は初めて右から2番目。お二人の真ん中に座りましたので。

*生ビールでカンパイ

*いさき
今旬ですね。魚屋に行くとでっぷりと太ったいさきが売られています。

*あおりいか
ここも前の日の新橋鶴八と同じであおりです。すみいかがなければしょうがない。
烏賊の下にはしょうがあり。

*手取川吉田蔵
切子を出してもらいました。

*赤身
今日の4貫は島根の定置網。最近定置がよく入りますね。

『うまいはずですよね、一番高いモノ買って来るんだもん。』

『いえ、一番いいものを買って来るんです。』とミスター新井。

ベストな熟成が毎日氷室に眠っていて。温かい食感のある舎利と赤酢合わせ酢と最上級ワサビ。

で、肝心の握りの技14秒。

主役、脇役全部まとめてパルムドールや。

*中トロ背側

*中トロ腹側

*スナズリ

*雪漫々

*天草産こはだ

*能登七尾産とり貝

*車海老
もちろん養殖です。

*小柱

*春日鯛

*あじ

*キタムラサキ
随分いい色になりました。

*穴子つめ
今だけの羽田産穴子。

*お椀しじみ

*皮付きべったら

*カステラ

お二人が満足されたようで何よりでした。

ではまた7月に。

あらいの寿司が変わってきましたね。

好みの問題ですから、よくなったと感じる人も多いでしょうし、ワタシの好みからはどんどん離れて行ってしまいました。特にこの日の1貫目はちょっとショックでした。仕方がないことですけど。

2015年、2016年前半のようなワクワクする寿司がすっかりと影をひそめてしまいました。いや、それでもジブンの中では寿司屋でナンバーワンであることには変わりませんが、初期のころのあらいの寿司は断然ダントツの1位でしたから。

毎月行ってましたから、あらいの寿司に慣れちゃってありがたみを感じなくなった?と思い、今回は4月分をキャンセルしての2か月ぶり。新鮮な気持ちで感激することを期待してましたが、逆にジブンにとっての初期のあらいらしくない握りを見ることになってしまい。

大人気の店ですから、ワタシはいつまでも予約を続けず、いっぱい待っている人たちに譲って徐々に退くことにします。

じゃあ何が一体どう変わったのか?そのネタバラシは止めておきます。今後もお客さんはどんどん押し掛けるし、その人たちは過去を知らないのであえて言う必要もないでしょう。もうあの時の寿司は今後も絶対復活することはないでしょうから。

この日もすばらしい握りが続きました。通算32回目の鮨あらいです。

①甘鯛

②すみいか

③福井県産赤身

④中トロ

⑤中トロ

⑥大トロ

⑦こはだ

⑧とり貝

⑨あじ

⑩車海老

⑪春日鯛

⑫しゃこ

⑬小柱

⑭キタムラサキ

⑮巻物半本トロ

⑯巻物半本きゅうり

*皮付きべったら

*お椀

珍しくカステラなし。

誤解なきようにいい添えますが、あらいの握りは今でもワタシの中では一番です。

ただ、ジブンがほれ込んで毎月でも通うようになったあの時代の握りではない、ということだけの話です。ワタシがこの変化を残念がっていることは新井さんも分かっていると思いますが、もうあの時代には戻れないこともワタシも知ってます。そういうもんだと理解してます。
あらいの3月分。

お誘いしたマイレビュアーさんは外国から戻って来ての直後。ただでさえ感激の鮨あらいで帰国後すぐというのは、この上ないタイミングですね。この日の新井さんも芸術的な握りを繰り出して来てました。

ただ、もう銀座に店を構えてから2年以上。ワタシは偶然からこの店のことを知り、以降毎月毎月通ってきてすでに通算30回を超えて。ここまでワタシがほれ込んだのは寿司の美しさとがっつりでかい大きな寿司。美しさは全く変わりませんが、握りの方は創業当初の面影もなく普通のサイズになっちゃいました。あの、やや大ぶりな食事寿司の面影は残念ながらもうありません。

そろそろ毎月から少しペースを下げることを考えてます。今年はいろいろあって2月3月4月と3回香港に行くなど、遠征の方にももっと力点を置きたいし。あらいの寿司が元に戻る気配もないので、頻度を下げて遠征に費用を付け替えようと考えてます。年に2,3回の鮨あらい。もっともっとおいしく感じるんじゃないかな、という期待もあるし。

そんな鮨あらいの3月の握り。写真のようにキラキラでしたね。

*わかめ 夏は枝豆、冬はわかめ

①赤甘鯛 

②すみいか

③伊豆下田産 赤身

④中トロ

⑤大トロ

⑥こはだ

⑦春日鯛

⑧車海老

⑨とり貝

⑩さより

⑪小柱

⑫むらさきうに

⑬煮はまぐり

*お椀

*カステラ

*皮付きべったら
銀座に来ています。

鮨あらいの訪問回数も今回でちょうど30回目になりましたね。毎回その旨さにしびれますが、今月もまた凄みさえ感じる握りの旨さ。もうすっかり安定期に入り、カシ(市場)の状況を超越した江戸前寿司がここにあると言っていいと思います。

他店でカシがひどいことになっている不漁のときでも、ここにはちゃんとレベルをキープするネタが揃っている感じ。使っている築地の魚屋さんも他店と共通だったりして情報を得てますが、今回はちょっと苦しんじゃないのって思って行っても、いやあびくともしてませんね。

もっとも最高のものを入れますから市場の高騰は当然食べる者に降りかかってはきますが。

そんな事情を何も知らずに食べても天国行きは間違い店です。2月もすごかった。

*佐島産わかめ

①ひらめ

②すみいか

③長崎産赤身

④中トロ

⑤大トロ

⑥こはだ

⑦赤貝

⑧とり貝

⑨車海老

⑩小柱

⑪かんぬき

⑫鯖

⑬うに

*おわん

⑭たいらぎ

⑮煮はまぐり

*カステラ

*皮付きべったら
2018年からランチの内容を変えますと昨年の11月くらいから言われてました。どのようにするのか楽しみだった1月のラインナップ。

今まで2年間はランチで定額のCP高過ぎのお決まりがありましたが。流石にこのネタの高騰ではネタの種類や品質を下げざるを得ないと思ってました。旨い寿司、自信のある日本一の握りを提供したいという新井さんに気持ちはこの定額が足かせになっていて、フラストレーションもあったと思います。

この日食べたネタは明らかに違いました。ぐんとパワーアップしてますし、一通りの貫数もその日の仕入れで決めるんだと思います。この日は多かった。感じでは、追加で頼もうとするすべてが並んだという感じで、値段ももちろんかなり上がったという印象です。以前でも、この貫数まで追加すれば同じでしょうから値上がりではありません。

このやり方には大賛成です。正しい道だと思います。

ただ庶民のジブンは今まで通り毎月通いたいですが、この値段では他のことを考えるとちょっと難しいかもしれませんね。今年は毎月の旅行の頻度を上げようとしてますので、あらいに来れるのは2か月に1回か3か月に1回か。逆にそうした場合には今以上の感激を得ることが出来ると思いますが。

この日の握り、やはり日本一だと思いましたね。まったくスキがない。

①真鯛昆布締め

②すみいか

③宮津産赤身

④銚子産中トロ

⑤宮津産中トロ

⑥銚子産大トロ

⑦こはだ

⑧赤貝

⑨車海老

⑩赤貝ひも

⑪小柱

⑫鯖

⑬煮はまぐり

⑭青森大千むらさきうに

⑮穴子塩

⑯穴子つめ

*カステラ

*皮付きべったら
2017年も数多くの皆様に助けられてとうとう今年最後のレビューとなりました。

1年間を通じて病気もせず、毎日2件ずつ食べログにUPできた健康に感謝です。

月例の遠征もすべて計画通りに完遂できました。

1月  徳島
2月  香港
2月  長崎
3月  ソウル
4月  神戸
5月  松江
6月  秋田
7月  北九州
7月  香港
8月  大阪
8月  金沢
9月  高松
10月  函館
11月  大阪
12月  金沢

この合間を縫って鮨あらいには毎月通い。
そして、とうとう今年最後の鮨あらいです。
1年のお礼を込めて営業最終日の訪問です。

先頭で入店。いつものように真ん中の席へ座り、新井さんに年間のお礼を言います。
今月まではお決まりのランチ握り14貫。

あらためて握りの芸術にほれぼれでした。

*瓶ビール

①真鯛
魚体の大きさ、熟成度、ネタのカット、シャリ、わさび、握り。
もうこれ以上は考えられないパーフェクト。

②すみいか

③大間産140kg本鮪 中トロ

*生ビール

④大間産赤身

⑤大間産大トロ

⑥こはだ

⑦鰆スモーク

⑧車海老

⑨小柱

⑩青森産鯖

⑪いくら

⑫鹿島産煮はまぐり

⑬青森産むらさきうに
ここのところあらいはむらさきうにを使います。このむらさきうに、見栄えはめちゃめちゃ悪いですが、味はとびっきり旨い。ばふんうによりも値段がはるのが、この青森産むらさきうに。

⑭対馬産穴子

*お椀

*カステラ
2017年の収穫

ここから追加。

『いい赤貝、入ってますか?』

もちろん入ってますよね。

⑮閖上産赤貝

『新井さん、今年最後の1貫。新井さんに決めてもらおうと思って。』

『いやあ、何にしようかなあ。』

考えながら他のお客さんの握りを引き続き握って、それも終わり。

『行列さん、やっぱり最後はまぐろでいきましょう。』

⑯大間産中トロ

つつがなく終了。

本当にこの1年、毎月楽しませていただきました。また来年もよろしくお願いいたします。

・・・・・

本稿で2017年も終わり。

皆さまよいお年をお迎えください。

ありがとうございました。
銀座ではクリスマス商戦が始まってます。

いつもの時間に銀座に到着しましたが、ちょっとGINZA6でプレゼントを物色。

してたら、いつも開店15分前には店の前に居ますが、この日は5分遅刻。

『どうしちゃったのか、みなさん心配してましたよ。』

もう20回以上通っているあらいですが、カウンターに座る最後の客になったのは初めてだった11月分でした。

①真鯛
またこの1年、寿司が上手になったんじゃないかなあ。口に入れてひと噛み目からあらいの握りのもう神がかった旨さが口の中に広がります。そりゃあ他の寿司屋も旨いです。毎月通っている店は特にうまいです。でも、あらいだけは違う。天を抜けている。

②すみいか
新井さん、また顔が真ん丸になってます。

『行列さん、この前岡山のXXX寿司へ行って来ましたよ。いい店ですね。』

『え、え?』

すっかり忘れてました。食べログで検索して、ああああ、あそこかあ。蛸といか。いい店でした。義理堅い新井さんです。

③さわら炙り
『この前UPされている店内の動画を見ましたが。(動画自体ではなく、店内でやっていた)あれだけは、禁止した方がいいですよ。』

夜遅い時間、常連さんのリクエストを流れでやってしまうことがあると思います。こういうのは、禁止事項と決めてしまえば、今度リクエストがあっても、ああ、それは申し訳ありません、一応禁止してますので、と言えますから。

『そうですね。やめましょう。禁止します。』

こういうことを言える老人の常連です、ワタクシ。動画のリクエストも内容も崇高な店を下品にしてしまいます。

④大間産赤身
ぜつのぴん。213.4kg。

⑤大間産中トロ

⑥大間産大トロ
1mmの差で赤身、中トロ、大トロの順番でスキ。

⑦こはだ

⑧車海老

⑨小柱

⑩さば

⑪煮はまぐり

⑫いくら

⑬うに

⑭穴子

*お椀

*カステラ

⑮カツオ

⑯赤貝

次回はオールラスト in 2017。

新井さんにお礼を言って店を飛び出し、気になっているラーメン屋に向かいます。
今年もこの日を含めてあと残り3回になった鮨あらい。来年からはランチのお決まりが変わると言うことで楽しみにしてます。

この日もアートな握りを堪能しました。そして最後に大きな感動が待ってました。

*瓶ビール

①明石産真鯛
最初のこの真鯛からあらいの飛びぬけた旨さにじ~んと来ます。美しさと旨さを兼ね備えたあらいの握り。感動します。

②すみいか

③大間産赤身
144kgという絶妙の大きさ。赤身、中トロ、大トロとも味が濃くてここまで揃った魚体はなかなかぶつかりません。

④大間産中トロ

⑤大間産大トロ

⑥こはだ
大トロのあとのこはだ、の演出がいいですね。

⑦北海道小樽産しゃこ
この週のしゃこはレベルが高かったです。

⑧小柱
今週の小柱、いいですね。

⑨車海老

⑩サワラ炙り

⑪いわし

⑫いくら

⑬うに

⑭穴子

*カステラ

*お椀しじみ汁

ここから追加

⑮小柱2nd
小柱がよかったので追加でもう一貫。

⑯赤貝
最近の赤貝はどうですか?と訊きます。今シーズン、なかなかすっげえという赤貝に当たらなかったので。にこっと笑った新井さん。この日の赤貝はとびきりということですので。新井さんを信じてますから追加で。

おおおお、これはすごい。閖上産でここまで大きいのも久しぶりだし、香りの強さ、味の濃さはまさに感動ものでした。巡り合わせとは言え、通っててよかったという瞬間でした。

今年あと2回。楽しみです。

この月はマイレビュアーさんと二人あらい。楽しい時間を過ごしました。

新井さんの顔もどんどん丸くなって、ま健康と言えば健康の証拠なんですけど(笑)。

今月も泡でのスタートです。

*ひらめ

もう1貫目を口に入れた瞬間から、あらいの寿司だけは異次元のうまさが瞬時に分かります。もう別格の別格の別格。ネタ、握り、シャリ、わさびまで。目隠しして1万個食べても舌で見分けられる自信があります。

この日は新井さんの次の一手をいろいろ聞きましたが、聞いていても納得。更に今の上を行くやり方を考えてます。ただジブンの考えに反するものも潜んでいて、もしそうなったらあらい定例も止めざるを得ない、と思ってます。

来年からランチの構成も変わり値段も変わる、これは大賛成です。値段と個数を固定してスタートしたため、原価の変動にネタの種類で対処するのが本意じゃない感じで。ジブンが出したいネタが今のシステムでは出せないと。

もう開業から2年近く経ち。最初は定休日も定まらずにスタートして、とりあえずランチは14貫10000円でのスタート。現在では築地価格の高騰が続いていて、当然これは現実に沿ったシステムに変えないと。だから、ワタシは価格を変えるのは大賛成。個数を変えたら意味がない。

新井さんがあるべき姿の店にもう一度舵を切ります。席数も変わりまた本来の数へ。来年からまた新しいあらいをエンジョイできそうです。

*すみいか

*大間産赤身

*青森産中トロ

*大トロ

*こはだ

*さば

*さわら炙り

*気仙沼産かつお

*車海老

*小柱

*日本酒 乾坤一

*いくら

*うに

*お椀

*穴子

*カステラ

また10月によろしく。
マイレビュアーさんと3人で楽しいあらいでした。

お二人は初めてと言うことでご案内しましたが、何よりも喜んでもらって楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

最初、3人で泡でカンパイ。寿司の時に泡から始めるってもちろん初体験。おしゃれすぎます(笑)。

この日のネタももう素晴らしいとか言いようがなく。プラチナ14貫でした。

*シャンパン

*枝豆

①ひらめ昆布締め
 厚みがあるひらめ。珍しく昆布締めからのスタートでしたが、コク味たっぷりであらいの世界へ突入。

②しんいか
 大き目のしんいかだったので、ソフトな食感と味わいが両方楽しめるラッキー。

*瓶ビール

③金目鯛
ありがとうございます。今日も千葉産。

④しんいかゲソ
実はこっちの方がうまい。

⑤赤身
まぐろ3種はいつもながら圧巻。

⑥中トロ
甘み、あさってのほうから心地よい酸味。ねっとりとしたコク味とさわやかな脂感。たまりません。

⑦大トロ

⑧こはだ
ベストな大きさで今日も旨さにうっとりします。

⑨車海老
今回も絶品中の絶品。未だこの旨さを超える店は出て来ませんね。

*生ビール

⑩ごまさば

⑪小柱
今日は14の中に入ってました。

⑫いくらご飯
新物が始まりました。前日の鶴八分店に引き続き2日連続のハッピネス。

⑬うに
永いことこれを使ってますね。実に旨い。

⑭穴子
つめを選びました。対馬産の極上。

ああ、旨かった。また来月。
マイレビュアーさんのお誕生会を鮨あらいで。

同じ方、実は去年の誕生会もここでしました。あらいでは、ローソクふ~が出来ませんので昨年は別の日にイタリアンでもお誕生会をしてふ~したもらいました。

今年は、あらいの後、場所を移してのふ~。ロシアンレストランを予約してます、が内緒のサプライズ。

・・・

この日も先頭で入店し、新井さんにご挨拶。今日の主役のマイレビュアーさんから少し遅れるかもしれないとのラインがあったので、それでは申し訳ありませんが練習始めてます。

*瓶ビール

*枝豆

まだ一口目に主役登場(笑)。それでは改めまして、生で、おめでとうございます。

*生ビール

この日も、いつもと同じ握りだけで。

①宮城産まこがれい
目の前に置かれた時の姿がいい。食べないでしばらく目で楽しんでからパクリ。肉厚でほどよい熟成感。旨みたっぷりで、白身とは思えない味の濃さ。

②いさき
おおぶりのイサキはりっぱな寿司ネタになりますね。

③千葉産金目鯛
千葉県産で全国区、地方の寿司屋でもお目にかかるのは、断トツ1位が金目鯛、2位がはまぐり。築地でも地位ある扱い。この日の金目鯛もよく脂がのってました。

④大間産赤身づけ 
130kgという新井さんの好みのサイズ。これ、すごかった。

⑤同上赤身
トロに近い部分で中トロと言ってもいいかな。最近にない極上赤身。

⑥同上中トロ

*日高見
またしても、かんぱ~い。

⑦こはだ
大振りで旨みがある。両端カットの切り口が好き。

⑧福岡産白いか
包丁が仕事していて、ねっとりねっとり。

⑨愛知産たいらぎ
やっぱり塩がいいか。改めて感じました。三河のたいらぎ、王道ですね。

⑩車海老
今日一と言ってもいいほどの出来栄えです。毎回2,3位と思うほど、あらいの車海老好きです。

⑪イワシ
とろんとろんですね。

⑫カツオ

*飛露喜

⑬積丹産うに
房が大きい。たっぷり入れてます。

⑭アナゴ
上物が入るようになりましたね。以前は必ず塩と追加でつめをいただいてましたが、貴重品な今は1貫で我慢。

*お椀

*カステラ
めいちゃんがきっちり寸法通りにカットしてました。カステラのバージョンを変えてから甘くなりましたね。

⑮小柱(追加)
追加できる貝を訊いて、これがあるならこれです。

というお誕生会らしからぬお誕生会でしたが。何よりもマイレビュアーさんが喜んでくれて、まずは大成功。でした。
7月ももう終わると言うのに、まだ6月分の鮨あらいのUPが出来てません。

この日もマイレビュアーさんと一緒。彼女は初あらいでしたので、隣の席でおいしいを連発する姿もういういしくて。なかなかいいものでした。

今日一は、ちょっと難しいですけど、かつおか佐渡産の赤身。甲乙つけがたいですね。その2貫以外も高いレベルで競っている感じで何回来てもあらいはあらいです。

ただ大将の体型がぐんぐん成長していて、呑みすぎ食べすぎ遊びすぎはいいんですが、体調を崩すのだけは勘弁してください。インフルの時も家族が感染してもジブンは感染しなかったという変な自信があって、正直こわいっす。みんなのあらいさんなんで、是非臨時休業なしで向こう10年お願いします。

①真子鰈

②金目鯛

③しろいか

④佐渡産赤身

⑤氷見産中トロ

⑥佐渡産大トロ

⑦こはだ

⑧車海老

⑨出水産あじ

⑩三重産いわし

⑪むらさきうに

⑫煮はまぐり

⑬鰹

⑭穴子

*お椀

*カステラ

*皮つきべったら
あらいさん、絶好調。

今日一はでっかい蒸しあわびかなあ。ただ蒸しただけということでしたが、この深い味わいと素晴らしい食感。はじける弾力。いやあ、すばらしい握りでした。マイレビュアーさんと思わず顔を見合わせるほど。

*生ビール

*お通し

①天然しまあじ

②真子鰈

③金目鯛

④白いか

⑤佐渡産赤身

⑥同上中トロ

⑦同上大トロ

⑧こはだ

*日本酒 日高見夏吟醸

⑨車海老

⑩たいらぎ

⑪かつお

⑫あじ

⑬ばふんうに

⑭穴子

*お椀

*カステラ

*皮付きべったら

⑮小柱

⑯みる貝

⑰蒸しあわび

ご一緒したマイレビュアーさんも大喜びのあらい劇場でした。
もうそろそろあらいでの食事も20回目に近いんでしょうか。

7席ありますが、ジブンはいつも真ん中に案内されます。左から数えて4席目。右からも4席目。

同じ時間に予約して食事をしている寿司好きのマダムさんがいて、たいてい左から2人目。つまり間にひとり入ってますが、マダムさんが一緒だと、あらいさんがワタシとマダムさんとおしゃべりする時間は8割9割。二人で順番に話をしてます。寿司の話、寿司屋の話、ネタの話。

ところが、この日はジブンはいつものように中央でしたが、マダムさんは右隣へ。当然、ずっと話をしてました。

この日は二番手が別の仕事で不在。あらいさん曰く、

『今日はちょっと二番手がいないので握りが遅くなって間が持たないのかなって考え。お二人を隣同士にすれば、きっと話をするから、間が持たないことには絶対にならないって思い・・・。』

むふふ。見事、あらいさんの作戦に乗っちゃいました。

①真鯛

②カレイ昆布締め

③すみいか

④金目鯛

⑤佐渡産赤身づけ

⑥中トロ

⑦大トロ

⑧こはだ

⑨出水産あじ

⑩車海老

⑪ときしらず

⑫煮はまぐり

⑬青森産むらさきうに

⑭巻物 ひもきゅう

*皮付きべったら

追加

⑮たいらぎ

⑯小柱

⑰赤貝

*しじみ椀


各握りの短評はブログの方で。


早くも4月分になりました。

穴子、未だだめですね。あらいさんの眼鏡にかなうものが出て来てませんね。この日のマグロは那智勝浦産。数えるほどしかあがらない今の時期の近海ものですが、しっかりと必要な分はいつでも確保できてますね。

追加で、赤貝、とり貝、たいらぎを握ってもらいましたが、追加に周っているネタこそねらい目だってよく分かります。5月には夏の魚が増えて来るんでしょうね。楽しみです。

①真鯛

②ひらめ

③すみいか

④金目鯛

⑤那智勝浦産赤身

⑥中トロ

⑦大トロ

⑧こはだ

⑨小柱

⑩車海老

⑪すみいか

⑫きす

⑬煮はまぐり

⑭むらさきうに

⑮赤身巻物

⑯とり貝

⑰赤貝

⑱たいらぎ

お椀

べったら

前回は2週間ぶりのあらいでした。そして、今回も2週間ぶり。

当たり前ですよね、月2回行けばそう言うことになるわけです。

あらいの寿司が月に30貫食べれるなんて、この上ないシアワセです。どんな店の握りよりもジブン好み、と写真でしか知らない店の握り写真を見てもそう思います。もうだめですね。恋は盲目(笑)。

『これだけマグロの値段が上がってまだ上がってるでしょ。もうあきらめましたよね?』

『はい、あきらめました。』

マグロに命をかけるあらいさん。値段が倍になろうが3倍になろうがやることはひとつも変えてませんね。男あらい。

評はブログの方で。

*佐島産わかめ

①ひらめ

②真鯛

③金目鯛

④すみいか

⑤赤身づけ

⑥中トロ

⑦大トロ

⑧こはだ

⑨車海老

⑩小柱

⑪あじ

⑫たいらぎ

⑬さば

⑭むらさきうに

*お椀
16日ぶりの鮨あらいです。

毎回新しい発見があるあらい。何回食べても飽きないあらい。

つまみから、が多かったこの日のカウンター席ですが頑なに寿司だけ!を頑固に守るワタクシ。鮨あらいは食事寿司の店と認識しております。つまみがおいしい寿司店は他にもありますが、食事寿司が旨い寿司店はここだけ。

メディカルチェックで禁酒を告げられた翌日です。医師のいいつけを守り、小瓶だけ。守ってないっちゅうに。

不漁不作が続く穴子はなし。代わりにひもきゅう。まぐろも貴重品となってしみじみ3貫のみ。

①ひらめ

②真鯛

③金目鯛

④すみいか

⑤赤身 静岡産

⑥中トロ

⑦大トロ

⑧こはだ

⑨車海老

⑩かんぬき(ジャンボさより) 今日一

⑪出水産鯵

⑫小柱

⑬さば

⑭ひもきゅう

*しじみ椀

*皮付きべったら

⑮みる貝

⑯たいらぎ


今月は下旬にもう一回来ますよ。

めいちゃんのお見送り。

『今週は寿司週間なんでしょ!?』

あらいさんがずっと前に言ったことを覚えてくれてました。遠征から帰ってきた翌週は東京の寿司を食べることにしてます。この週も寿司屋5軒。

2017年の2月分。やっぱりあらいが最強だな。あのまるまっこちい姿の握り、神やね、俗な表現で申し訳ありませんが。

詳細はブログのほうに書きましたので、ここでは食べたものだけ列記します。

①ひらめ

②金目鯛

③すみいか

④那智勝浦産赤身

⑤中トロ 背側

⑥大トロ 腹側

⑦こはだ

⑧車海老

⑨さば

⑩さより

⑪小柱

⑫むらさきうに

⑬穴子塩

⑭穴子つめ

*しじみ椀

以後追加。

⑮赤貝

⑯赤貝ひも

⑰ミル貝

⑱北寄貝


また3月に。3月は確か2回。
2017年1月分です。

今年もよろしくお願いしますで始まったこの日のあらいの寿司。もう最初から最後までしびれっぱなしでした。

『12月分では、カウンターの他のお客さんに合わせてつまみからいただきましたが、やっぱりジブンは酒も吞まないので心からあらいの寿司が好き、ってよく分かりました。もうつまみは頼むコトはないと思います。寿司を楽しむには、つまみはじゃま!』

はっきりとジブンの好みを伝えます。無理してつまみをとって、無理して吞むなんて馬鹿げてますから。

徳島から帰って来てすぐ鮨あらいの予約が入っているシアワセ。この日、すっごい超ど級が続きましたね。脂がさしている赤身、ばふんうに、むらさきうに、閖上の赤貝。原価率も高かったと思います。その分、こちらが楽しませてもらいました。2017年も楽しみは続きます。次は2月分ですね。

①ひらめ

②真鯛

③すみいか
 ずっとアオリイカを食べてましたが、すみいか、別格だなあと。

④赤身  今日一。
 青森三厩産。あらいさんも驚くほど、赤身に脂が入ってる。

⑤中トロ
 勝浦産276kg

⑥大トロ
 同じ魚体。

⑦こはだ

⑧車海老
 味、厚み、最近食べたなかでは出色。

⑨小柱

⑩いくらごはん

⑪さば

⑫ばふんうに
 今の時期、この大きさはないだろ、って言いました。1箱2万円くらい???そんなもんじゃあ買えない?

⑬めじまぐろ

*しじみ椀

⑭穴子塩
⑮穴子つめ

*皮付きべったら

ここから追加で。

⑯かんぬき(特大さより)
 こんなさより、初めて。脂がのってるさより。

⑰みる貝

⑱むらさきうに
 青森産。ばふんに負けない味っぽいむらさき。こんなに味っぽいのも珍しい。

⑲赤貝
 閖上でもこの香りの強さはなかなかない上物。

⑳赤身 もう一度
(2016年12月 再訪)

営業最終日の12月28日に行きました。

2016年、最も数多く通った店、もちろんあらいですね。毎月行きましたので。最後まで楽しませてもらいました。

この日はカウンターの他のお客さん全員がつまみからでしたので、お付き合い。もちろんどれもよかったのですが、ジブンはやっぱりあらいの寿司が好き。次回からあらいではまた寿司だけのコースにします。つまみを食べると気が散るし寿司の味を阻害する酒呑みすぎ。

①ごま豆腐

②三つ葉、京揚げの煮びたし

③めじまぐろ炙り

④牡蠣おろし煮

⑤梅茶碗蒸し

ここからにぎり

①ひらめ

②真鯛

③赤身

④中トロ

⑤大トロ

⑥こはだ

⑦車海老

⑧いくら

*松前漬け

⑨すみいか

⑩小柱

⑪うにダブル

⑫さば

⑫あなご

⑬玉子焼き

まぐろ3種追加

⑭赤身

⑮中トロ

⑯大トロ

*お椀

⑰赤貝ひも


(2016年11月 再訪)

【祝】ミシュラン東京2017年 一つ星 New

あらいさん、本当におめでとうございます。

寿司に対する信念、努力、そして結果の寿司、料理が正当に評価されたものとしてファンとしてもひとしおの喜びです。

まだ我々は知らない公表前に電話したのはこのことでしたが、お互い触れにくい状況で一言も話しませんでした。気持ちが伝わっていたらうれしいです。

過去600軒の寿司屋に行ってますが、毎月毎月通う唯一の寿司店鮨あらい。う~ん、オレの評価、選球眼もすごいな(笑)。ということで、年末よろしくです。

ミシュランに掲載された店の紹介。こんな風に書かれてます。

『主は銀座や四谷の店で腕を磨き、33歳で独立。数種の白酢と赤酢を合わせたシャリは、旨みがありながらすっきりした後味を残す。シャリの味付けは、その時期のマグロに焦点を置いているが、車海老やコハダ、軽く炙った金目鯛など、手を加えたネタにも調和する。つまみも豊富。奈良漬を添えたあん肝、藁で燻香をつけた蛍いか、醤油とオリーブ油で食す白魚、工夫を凝らした品々が味わえる。』

さて、11月分。

11月の22日でした。

この日はいつもよりも多めにいただきました。予約必須のエビマヨまでいただき、大間のマグロはダブルで。もうシアワセで死んでしまいそう(笑)。

写真が200枚を超えてますので、過去のものを消去しています。


*お通し 壬生菜、湯葉、干し貝柱の出汁

①ひらめ むっちりと弾力があり、コク味がにじんでくる感じ。

②天然しまあじ

③こはだ

④小柱 久しぶりです。大粒のだけ軍艦にまわし、小さいのはつまみに・・・・・。おいしいわけです。

⑤すみいか

瓶ビールが終わり、生ビールもなくなったので、辛口の練習をしたいとあらいさんに言って。辛口特別純米乾坤一が出てきました。たしかに大吟醸よりも寿司に合うなあ。

⑥赤貝ひも 毎月来てますが、初ひも。この日の夜は貸し切りの客と言うことで、もしかして身はそっちが独占??バット、ひものほうが好きなワタクシ。これがいい。この方がいい、たまには。

⑦ぶり

⑧車海老 銀座以外ではこんなアツアツのゆでたて車海老を食べたことがありません。熱々が最もおいしい。

⑨赤身  大間産 109kg 極上、死んでもいいなんて叫びたくなるほどのベストなクオリティ。

⑩中トロ

⑪大トロ(じゃばら)

⑫さば

⑬生いくら

⑭うに

⑮穴子塩 塩とツメを1貫ずつ握ってもらうのはワタシだけ。とろんとろん。

⑯穴子ツメ

**お椀

⑰赤身 大間産120kg  今度は、違う魚体のもの。

⑱中トロ

⑲大トロ

⑳エビマヨ 海老を数時間にて作る自家製マヨネーズがわずかしかできないため、予約時に予約する。

さ、次は年末。今年最後のご挨拶に行って、うまいマグロを(笑)。

(2016年10月 再訪)

また10月も楽しませていただきました。札幌遠征から帰ってきた翌週です。

札幌もおいしかったけど、違う。

まぐろ、すごいな。

①ひらめ

②金目鯛

③赤身

④中トロ 大間産177kg

⑤大トロ

⑥金華産さば

⑦車海老

⑧すみいか

⑨きす

⑩かつお

⑪天草産こはだ

⑫いくら

⑬うに

⑭穴子

*お椀

*皮付きべったら

(2016年9月 再訪)

昨日10月22日、大御所のマイレビュアーさんと行ってきました。鮨あらいは、その前日の21日がちょうど1周年に当たったそうでして祝い事をされたようです。大将の性格の良さは先輩たちも可愛がられてそちらのお祝いも続いたとか。遅くなりましたがおめでとうございました。

1周年とは思えぬスピード出世。10年後、20年後にはどう変わっていくのか。見とどけるまで死ねません(笑)。

さて、1か月前ですがこの日のマグロは大間の180.6kg。しびれました、いつものように。クロアチア帰国直後でしたので、大興奮の15貫でした。

①ひらめ

②金目鯛

③赤身

④中トロ

⑤大トロ

⑥ぶり

⑦車海老

⑧かつお

⑨すみいか

⑩いくらごはん

⑪こはだ

⑫白海老

⑬うに

⑭穴子塩

⑮穴子つめ

*お椀

(2016年8月 再訪)

月2回のピッチになりました。UP、追いつきません。今日も行って来ました(汗)。

*枝豆

①ほし鰈

②鯛

③はた

④噴火湾産赤身

⑤大間産大トロ

⑥たいらぎ

⑦うに

⑧車海老

⑨すみいか

⑩白海老

⑪生イクラ

⑫あじ

⑬こはだ

⑭穴子 塩

⑮穴子 つめ

*べったら

⑯きす

⑰みる貝

⑱こはだ(2貫目)

*お椀

⑲むらさきうに(2貫目)

いつものようにどれもすごかったが、むらさきうにがこんなにおいしいなんて。2貫食べずにはいられませんでした。


(2016年8月 再訪)

マイレビュアーさんの誕生会2回目。ラチャウでお祝いしたマイレビュアーさんを寿司でもセレブレート。中1日置いて銀座のあらいで待ち合わせです。寿司も何回かご一緒しましたが、あらいは初めて。楽しみにしてくれてました。

ここなら絶対に外れることはなく、当たりしかありませんので招待したワタクシも安心の店です。終わってみればいつもながらのほぼパーフェクトな全品。マイレビュアーさんもイタリアンにも増して喜んでいただき先ずはよかった。

寿司屋ですので、ましてガチな江戸前ですのでサプライズはなし。この後ライオンビアホールでサプライズする予定です。あらいさんにお礼を申し上げて店をでます。次の予約日はもうすぐそこですから。

*茶豆

①はた
 各所の大将と話をしますが、寿司への信念と感性は知っている限りあらいさんの右に出る人を知りません。若いんですけどねえ、筋が通っています。と思ったのも、この、はた。空前絶後と思われる処理でした。

②ほしがれい

③しまあじ
 ここまで大きな天然のしまあじもなかなか口に入らなくなりました。

④金目鯛

⑤噴火湾産 中トロ

⑥同大トロ

⑦車海老

⑧かつお 藁焼き

⑨白いか

⑩白海老

⑪いわし

⑫むらさきうに

⑬こはだ

⑭穴子塩

⑮穴子つめ

*皮つきべったら

*お椀

⑯きす

⑰みる貝

⑱こはだ(2貫目)

⑲むらさきうに(2貫目)・・・・今日一

すごい!としか言いようがない。

(写真が200枚を超えたため、初期の分は割愛消去してます。)

(2016年7月 再訪)

この日の寿司も神がかってました。一貫ずつ、目の前に置かれた芸術品を鑑賞しながら口に放り込んでいきます。こんな幸せって。

月一回のペースでおじゃましてますが、月二回のペースに引き上げたいくらい。

①まこ鰈
 ビミョウなネタの厚みと大きさが、寿司をぐ~んとおいしくさせます。そして、この1貫の大きさ。写真では分かりませんが、実際目の前にあると何かを『感じます。』

②天然しまあじ

③金目鯛

④噴火湾産赤身
 握りとして、シャリをかぶせる量の微妙さ。ネタの幅の寸法の正確さ。

⑤中トロ

⑥大トロ

⑦車海老

⑧むらさきうに

⑨すみいか

⑩煮ハマグリ

⑪きす

⑫こはだ

⑬しろえび

⑭赤雲丹

⑮たいらぎ

⑯みる貝

**お椀

⑰穴子

(2016年6月 再訪)

本日、7月分の鮨あらい。行くたびにあらいさんの才能にほれ込んで行く。天性の寿司職人。こだわりと頑固さは年齢に関係なくこれ以上の寿司職人を知りません。毎回発見があります。毎回旨さに凄みがかかってきます。

この日は包丁談義となりましたが、包丁についての一家言には深みがあって。もう月一のペースから月二に引き上げようかなって(少し)思ってます。この日は寿司好きな方と一緒に幸せな時間を楽しみました。ちょうど香港に行く直前の日でした。

お客さんあっての商売だとは思いますが、あまり新しいことには挑戦してほしくないですね。あらい、ではなく、古い、でいい。

①ほしがれい

②天然しまあじ

③赤身づけ(境港産)

④中トロ(境港産)

⑤大トロ(塩竃産)

⑥子持ちしゃこ

⑦車海老

⑧たいらぎ

⑨あじ 酢〆

⑩こはだ

⑪煮ハマグリ

⑫うに

⑬穴子

⑭手巻き

*お椀

*べったら

(2016年5月 再訪)

本日6月分、行ってきました。ますます磨きがかかって。そういえば5月分、未UPでした。遅ればせながら本日UPです。

この月は目いっぱいいただきました。もうこれ以上ないってくらいに。今写真を見ても、食べ杉。

①まこがれい

②鯛

③しまあじ

④赤身

⑤中トロ

⑥大トロ

⑦金目鯛

⑧小柱

⑨ばふんうに

⑩白エビ

⑪あおりいか

⑫車海老

⑬こはだ

⑭煮ハマグリ

⑮子持ちシャコ

⑯赤貝

⑰アナゴ

⑱ミル貝

(2016年4月 再訪)

5月にも既に行ってますが、4月分のUPがまだでしたので。

どんどんよくなってます。どんどんおいしくなってます。月一で通ってますから分かります。ネタと値段で、利益出てるの?と思ってしまいます。財務管理、お手伝いいたしましょうか?笑

寿司の写真を見ていただければ、そのおいしさは一目瞭然でしょう。

①ひらめ

②真鯛

③しまあじ

④金目

⑤中トロ

⑥すなずり(大トロ)

⑦車海老

⑧あおりいか

⑨うに

⑩とり貝

⑪赤貝

⑫煮はまぐり

⑬小柱

⑭あじ

*べったら

*お椀


(2016年3月 再訪)

2月に来れませんでしたので1か月の空きがあって2か月ぶりです。ホーチミンに行く前に行きたかったのでよかった。

もちろんお目当てはマグロ。マグロハンターの大将のお目にかかったマグロはどうだ!

いやあ、この時期にこのマグロを持ってきましたか。いろんな事情があって、韓国で水揚げとなったマグロの赤身と中トロ。この赤身が本当にすごかった。すなずりは高知産。これもこの時期ではベストじゃないですか。今回ソムリエさんのおすすめは甲州。いいですね。

いろいろ楽しませてくれる大将。今月また会えますね。

①真鯛

②ひらめ

③金目鯛

④赤身

⑤中トロ

⑥大トロ

⑦車海老

⑧さわら

⑨とり貝

⑩うに

⑪小柱

⑫こはだ

*しじみ汁

⑬穴子つめ・塩

*皮つきべったら

⑭北寄貝

⑮あじ


(2016年1月 再訪)

2回目ですが、握りの旨さはぴか一ですね。テンポよく姿よく握っていく新井大将は、今まで出会ってきた300人以上の寿司屋大将の中では最も生まれながらにして寿司屋が似合う男だと思います。寿司屋の大将になるために生まれて来た、というか。

お客を楽しませ、寛がせることが自然にできちゃうんじゃないかって思わせるくらい、自然体なんですね。だから寿司も旨い。旨い寿司にはいろいろ理屈をつけたくなるものですが、そんなことは愚の骨頂。シャリがどうこう、握りの大きさがどうこう、赤酢はこのネタだけに使いとかどうこう。意味がありません。おいしい寿司を楽しくいただく。そして、最もおいしそうに見えるように記念写真を撮って、見る人にも楽しんでもらう。

この日は大将のマグロにかける情熱をじっくり拝聴いたしました。ううう、すごい。じっくりと3貫を味わいました。猫も杓子も熟成の時代、芯の通った持論には深く共鳴。予約が取れるうちは通い続けたい店です。

みなさん書いてませんが、お茶のおいしさは過去最高ですね。

この日は右腕さんがソムリエバッジをつけてましたので、がんばってくださいの1杯を。お奨めのシャブリ。今まで味わったことがなかった本当に寿司をじゃましないシャブリでした。この日いただいたものは以下の通りです。

2月にまたお伺いいたします。

①真鯛

②すみいか

③金目鯛

④小笠原産赤身

⑤舞鶴産中トロ

⑥舞鶴産大トロ

⑦沖縄産車海老

⑧赤貝

⑨小柱 ◎

⑩たいらぎ

⑪たこ

⑫うに

⑬こはだ

⑭穴子 塩・つめ

(2015年12月 初稿)

昨年中は1年を通じてお付き合いをいただきまして、大変ありがとうございました。

今年はマイおはこであります寿司レビューでスタートさせていただきます。レビューの累計数は4200件を超えてますが、寿司レビューは確かこれが399件目。今年も微力ながら全国の寿司を紹介したいと考えております。引き続きよろしくお願いいたします。さて、

2015年も銀座に多くの寿司店が開業しました。

鮨あらいは、店主の経歴と手ごろな価格が人気を呼んで一気に銀座の人気店に駆け上がりましたね。早々に★4を超えました。今年最後の国内旅行となった高知行きの直前に行って来ました。

寿司も客とのトークも手慣れたもんで、今までのスタイルをそのまま持ち込んでランチなら14貫10000円。寿司好きならかなり安いとさえ思う価格帯にしましたね。食べてみた感想は、思った以上の値ごろ感があります。ネタのクオリティはあくまでその日のベストオブTSUKIJI。14貫が見事にシンクロしてました。何一つ手が抜けてるネタがない。夜まで待たずにこれが昼から食べれる貴重な店です。

氷室なんかもさりげなく、ですね。

2016年には何回行けるでしょうか。ジブンにとって、ランチがある限り通いたい寿司店であると思います。最後にこの日の品を挙げて2016年の初稿とさせていただきます。

①真鯛

②すみいか

③金目鯛

④赤身漬け

⑤中トロ

⑥大トロ

⑦車海老

⑧ぶり

⑨赤貝

⑩小柱

⑪ばふんうに

⑫煮はまぐり

⑬こはだ

⑭穴子 塩・つめ

*お椀

*皮つきべったら

  • (説明なし)
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2位

ニクスペシャリテ・マクラ (神戸三宮(阪急)、三宮(神戸市営)、旧居留地・大丸前 / 肉料理、ステーキ、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2016/11訪問 2016/11/26

5100件目のキリ番レビュー:おいしいワインをマックスおいしくいただける肉にく肉の肉ワインレストラン。

神戸に来ています。

マイレビュアーさんお二人がヘビーローテで通っているこのお店の肉の写真を見て、今回の神戸遠征では絶対に行きたいと思ってました。予約も難しいと聞いてましたので遠征前にマイレビュアーさんたちにお願いし、この日、めでたく3人での食事です。

待ち合わせをして3人で店へイン。ああ、ここでしたか。2年前ルセットでクリスマスディナーを終えて、そうそう、そのあとここへ来たんです。そしたら満席で振られてルミナリエに流れたのでした。当時見た料理の写真とマイレビュアーさんたちがUPしている写真の内容があまりに違っているので同じ店とは気が付きませんでした。

そうなんです。当然のことですが、お店の評価ってそこで何を食べるかで別の店のように変わります。同じ寿司屋で1200円のランチ寿司を食べた評価と料理と寿司のおまかせコース20000円を食べた評価が同じはずはありません。

入口からワインラックの横を通ってカウンター席に案内され。ワタシが真ん中に座ってマイレビュアーさんたちが両隣と言う両手に神戸の名花2輪状態。シアワセです(笑)。

先ずは健康に祝してカンパ~イ。スカッとした白ワインでのスタートです。

料理はお任せで可能な範囲でいろんなものを。お店のコンセプトがいろんな肉をちょっとずつワインとのマリアージュですから、それをリクエストした形でスタート。

まあ、最初から最後まで驚きの連続。肉を部位ごとにもっともおいしく食べられる方法で熟成、調理して提供されます。目の前でイケメンシェフの奮闘ぶりを見ながらベストマッチな酒をいただき。こんな幸せなことってないですね。特に女性客は(笑)。両隣の彼女たち、マイレビュアーさんたちがヘビーローテなの分かりました。

大満足で食べ終えたと思った瞬間サプライズが待っていて。誕生日祝いをしてくれました。このニクイ演出。ローソクふ~、感激です。そこでも2000年のヴィンテージ白ワインが。

次回の神戸遠征でも絶対に行きたいですね。

**三田市日向牧場産モッツアレラチーズ、キャビア、自家製フォアグラのペースト、貴腐ワイン煮詰め

**パルマ産2年熟成ハム、中は、トマト、ラトゥールチーズ

***肉ニク肉7種盛り

・イタリア産チンタネーゼの生ハム ←激貴重品

・兵庫県産丹波猪の燻製ベーコン

・三重県産松坂豚のロースト

・広島県産なかやま牛のロースト

・米国産牛タンのロースト

・青森県産鴨のロースト

・自家製パテドカンパーニュ

**群馬県産馬肉

**徳島県産椎茸、ポルチーニ茸、生クリームチーズ、トリュフオイル

**鹿児島県産野崎牛 くり(腕の部位)握り 黄身醤油、キャビア

**フォアグラのポアレ、いちぢく、金箔乗せ

***淡路産元気鶏もも肉

*北海道産エゾシカもも肉

*広島産なかやま牛のイチボ

*アメリカ産牛タン

**オーストラリア産熟成羊とブルーチーズのリゾット

**バースデーケーキ

  • 広島産なかやま牛のイチボ など肉祭り
  • イタリア産チンタネーゼの生ハム 等7種盛り
  • ハッピーバースデー:ローソクふ~

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3位

鮓 きずな (京橋、JR野江、大阪城北詰 / 寿司)

6回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2018/05訪問 2018/05/20

料理、つまみ、握りの豪華競演。味のワイドバラエティがすばらしい大阪京橋の鮓きずな。

大阪に来ています。

大阪遠征の初日の夜はほぼ毎回鮓きずなと決めてます。予約が取れなければ行く日をずらす。予約が取れてから遠征日を決める。それが数年続いてます。

何故これほどきずなの寿司にこだわっているのか。それは、店主の弛まぬ努力の成果=進歩が毎回見て取れるからです。味わいが変わったり調理が変わったり、細かいことで言えば山葵が変わって寿司が変わったり。そのわずかな、微妙な変化はジブンで感じ取るしかありません。継続的に行っている人だけが分かることですから、単発で言ってその場で微分しても傾向はつかめません。

その裏にある大将の努力。ジブンは親しく口をきかせていただいてますから、実はかなり分かってます。と言うのもありますし、変化を感じたらストレートに訊いちゃいますから。食べ歩きなんかの話を披露すると返歌もありますしね。

大将の人柄から明石、淡路、最近では東北北海道のきずなが繋がって市場を通さないネタも多く、もし関西に住んでいたら毎月行くのは当然で年に20回くらい行きそうです。

と言うことで、今回もいろいろな進歩を見つけました。ここには書かないで、ネタばれをしないでお楽しみを奪わないようにします。毎回あっという間の3時間でした。

①ひらあじ棒寿司 
定番からのスタートですが、この皮きりは理にかなってますね。

②あわび、はまぐり、岩海苔
これも定番ですが毎回ノックアウトされます。

③明石産あいなめ
食べるのがもったいない。

④明石産真鯛
同じ真鯛でも全然違うんだなあ、きずなのは。大将の人柄が集めてくるネタ。

⑤宮城産ほうぼう
ジュレ乗せ。ジュレ以外考えられません。

⑥淡路産さわら漬け 和辛子

⑦明石産はりいか(すみいか)
ここ数年で一番旨かったすみいか。

⑧宮城産にしん
この大きさのにしんは初めて食べます。脂が多すぎずベリー旨い。

⑨明石産蛸
これが楽しみで通ってます。

⑩蛍烏賊酢飯リゾット 静岡産あおのり
これは研究して自作する候補

⑪愛知産生とり貝
このドレッシングも研究して自作候補。

⑫明石産焼き穴子
これが楽しみで通ってます。

⑬同上磯辺焼き
宮城産一番海苔

⑭三重産牡蠣
まだ食べれるシアワセ。このでかさ。

⑮銚子産いわしの自家製オイルサージン

⑯千葉産(ありがとう)カツオ 藁焼き、もろみそ

⑰青森産いともずく

握り

①明石産カワハギ 肝がネタの下に仕込まれてます

②さわら 藁いぶし

③淡路産鯵

⑱岡山産しいたけ茶碗蒸し
味が濃いので使う前に少し乾かしていると思ったしいたけ。生のままですって。驚愕。

④塩竃産本マグロ づけ

⑤天草産こはだ

⑥富山産白海老昆布締め
このわた醤油

⑲愛媛産のれそれ
そうめん仕立て

⑦⑧
青森産キタムラサキ
淡路産クロムラサキ
ムラサキ雲丹食べ比べ。すごかった。

⑳赤だし 三重産あおさ

⑨千葉九十九里産(ありがとうございます)煮はまぐり ゼツのピン

⑩ねぎとろ
小松弥助ばりに最後は悶絶死

*淡路産芝海老カステラ
*皮付きべったら



大阪に来ています。

大阪遠征では必ず行く店が1軒だけあって、それが鮓きずなです。きずなの予約が取れたら大阪に行く準備を始める絶対にはずせない店。大将の気配りがすごいです。毎日2交代制であれだけのサービス精神には頭が下がります。そして大将の人柄のよさにほれ込んだ漁師さん、魚屋さんがダイレクトに上物ネタを提供しますからここに来れば旨いモノが喰える。

今回もまた大満足な時間を過ごしました。今年は何回行けるでしょうか。

*瓶ビール

*銚子産鯖棒寿司
 恒例の棒寿司からのスタート。今回は千葉県産からのスタートで、うれしい初経験。酢飯も抜群にうまいんだなあ。

*宍道湖産しじみ+九十九里産はまぐりのスープ。青森県産岩海苔が味を引き締めます。

*明石産ひらめ 身は塩で、えんがわはポン酢ジュレで。

*宮城産さわら一夜漬け、対馬産太刀魚

*明石産すみいか

*明石産蛸柔らか煮
 これも楽しみのひとつです。

*北海道産鱈白子、静岡産青のり

*明石産穴子、宮城産海苔で穴子磯部巻き

*仙鳳趾産大粒牡蠣

*千葉県産カタクチイワシのオイルサーディン

*富山県産ひっさげ

*三重県産赤ナマコ

*青森県産もずく

これより握り。

①明石産かわはぎ昆布締め、中に肝入り

②千葉産さわら藁スモーク

③佐渡産天然ブリ、辛味大根

*椎茸茶碗蒸し

④壱岐産赤身づけ

⑤大間産大トロ

⑥天草産こはだ

⑦愛媛産シラサエビ昆布締め、頭塩焼き

⑧釧路産塩水雲丹

⑨九十九里産煮はまぐり

⑩煮穴子

⑪トロタク、有明産海苔

*カステラ、べったら

⑫鯖棒寿司追加
もし余裕があるならもう一個食べたいとリクエスト。旨い。そうしたら、他のお客さんもわれもわれも。迷惑かけるなよって。


大阪に来ています。

いつものように、大阪に来たら、いや、関西に来たら最初の夜は鮓きずなと決めています。

言い方を変えれば、鮓きずなの予約がとれたらその週に関西へ行くと。このように決めている寿司屋は2軒だけ。一軒は鮓きずなでもう一軒は小松弥助。弥助の予約が入れば一週間金沢に行きます。

定刻入場。満席で一斉スタート。大将にご挨拶して席に座ります。すばらしい料理が次々と

*瓶ビール(エビス)

①鯖棒寿司
これがまたおいしいんです。昼間京都に出かけようと思ったのは、鯖寿司を食べるのが目的だったのですが、そうだ、夜にはきずなで食べれると思って行くのをやめたくらい。シャリもいいんです。今回の鯖は長崎産。

②宍道湖産しじみ、九十九里産はまぐりの貝汁、青森産岩海苔
贅沢な貝汁。岩海苔が入ったことで味のふくらみが半端ないです。

③明石産鯛お造り
きずなで食べる明石鯛は本当に旨い。身と腹の両方の良さが分かるように工夫されて提供される。塩と醤油で分けて食べることもできる。

④ひらめポン酢ジュレ乗せ
ジュレが口の中で溶けるのが快感。こうするとジュレがきっちりと必要な分量を合わせることが出来る。

⑤サワラづけ、和辛子

⑥対馬産太刀魚、皮目炙り
脂がのって旨い太刀魚。

⑦明石産はりいか
こんな厚みのあるはりいか(スミイカ)を食べたのは初めてです。切身を見てましたが、厚みから見ててっきりあおりいかと思ったくらいです。このくらいの厚みがあるとうま味もすっごいわ。

『大将、今日はつまみの数がいつもよりもずっと多いですねえ(笑)。』

『直前になって、いいものがばたばたと入って来ましたので。楽しんで行ってください。』

⑧明石産蛸
この日の蛸も素晴らしいものでした。明石産真鯛と蛸。旨さに酔います。足と頭。こんな食べ方、ここだけ。

*瓶ビール(ハートランド)

⑨鵡川産本ししゃも
オスです。本物を更に手をかけてから一夜干し。これだけうま味を出してくれたら、ししゃもも本望でしょう。

⑩明石産焼き穴子
明石にもう一つ、旨いモノがありました。厚みのあるいい穴子でした。

⑪明石産焼き穴子磯部巻き
穴子の焼きも素晴らしいですが、磯辺焼きの味変もすばらしい。海苔は宮城産。

⑫仙鳳趾(せんぽうし)産蒸し牡蠣
下にシャリが入ってます。仙鳳趾産の中でも特大で、目いっぱい口を開けないと入りません。大きい分うま味も大きい。牡蠣が食べれない人には申し訳ないです。

⑬銚子産いわしオイルサーディン
まだ続きます。

⑭藁燻製の魚2点、八戸産鯖w和辛子、北海道産さんまw肝醤油
この趣向は面白かった。

⑮青森産糸もずく

ここから握りです。もうおなかいっぱいですが(笑)。

①明石産カワハギ昆布締め、肝合わせ

②淡路産あじ

③佐渡産ぶり

⑯しいたけ茶碗蒸し、太刀魚
名物で毎回頂きますが、毎回山椒粉の迫力に驚きます。

④青森竜飛岬産赤身

⑤青森竜飛岬産中トロ

あともう少し握りが続きますが、事情があって今回はここまで。

ご覧のように今回もまた素晴らしいラインナップでした。そして何よりも大将のサービス精神ですね。サービス精神が原動力になってたゆまない研究熱心と食材、酒、調味料集めの情熱は途切れることがありません。

毎月来ることは出来ませんが、今後もかかわっていきたい店のひとつであることに変わりはありません。ありがとうございました。
大阪遠征、初日の夜は恒例の鮓きずな。

今回も近藤劇場の砂被りでライブ感を楽しみつつマイレビュアーさんとおいしいを連発。ここ数年は年に2回もしくは3回のペースで何とか訪問が継続してますが、関西に移住して毎月来たい。あっ、そうすると鮨あらいに毎月行けなくなるか。そのくらい、鮓きずなに惚れこんでいると言うことですね。

アペタイザーの棒寿司に始まり、エンディングのカステラ、べったらまで息を継がせぬ旨いモノの波状攻撃。大車輪、働き過ぎの近藤大将の世界をまたしても思う存分堪能した夜でした。

*瓶ビール

①愛媛産ひら鯵の押し寿司。

②あわびとはまぐり出汁スープ、青森産青のり。

③お造り
1、明石産真鯛
2、アマテカレイ(まこ鰈)、肝醤油
3、アマテカレイ、ポン酢ジュレ
4、太刀魚
5、さわら
6、鰈

*純米吟醸 磯自慢

④明石産蛸

⑤ごまさば

⑥愛知産鰯自家製オイルサーディン

⑦あわび酢飯リゾット風

⑧明石産焼き穴子

⑨仙鳳趾産蒸し牡蠣w酢飯

⑩長崎産剣先烏賊いかソーメン

⑪千葉県産カツオもろ味噌

⑫青森産いともずく

ここで半分、折り返し。

握りです。

⑴淡路産カワハギ、昆布締め、ネタ下に肝

⑵淡路産小鯵

⑶ゴマサバ


⑬岡山産椎茸茶碗蒸し
 山椒粉のインパクトがすっごい。

⑷赤身づけ

⑸中トロ

⑹天草産新子3枚づけ

⑺熊本産天然車海老

⑭赤だし 白身魚骨出汁、三重産あおさ

⑻由良産赤雲丹、鱒子ご飯

⑼九十九里産煮はまぐり

⑽穴子

⑾手巻きトロタク

*カステラ

*べったら

という今回もてんこもりの2時間半。大将とも情報交換できましたし、大将が躊躇していた寿司店も紹介出来ました。

今年2回目でしたが、年内もう一回来れるかなあ?

お礼を言って退店、おなかぱんぱんでした。どこかでエネルギー消費していこう。
2017年4月。関西遠征。

関西遠征の初日の夜は、鮓きずなの1巡目の予約を必ず入れてます。この数年、同じパターンで関西に来ております。

予約困難店になった今でも、ダイヤルを回し続け、何とか初日=鮓きずな、のルーチンは守り続けています。

今回はマイレビュアーさんお二人と一緒に3人での訪問です。

ホールに入って大将にご挨拶。連日、熱い気持ちで握りに調理にもてなしに。そして、食材や酒の調達や調理方法やと。立ち止まることがない近藤大将。

3人並んでカウンター席に。当然?二人の真ん中のプラチナシートにおさまって。お二人とは昨年11月以来5か月ぶりです。

先ずは、お久の乾杯から。

①鯖棒寿司
きずなのスタートは必ず鯖棒寿司。2回制の1回目の予約で行きますから、大将が押し寿司を作るところを見ることが出来ます。出来立て、作り立て。
『ああ、持ち帰りたい。』 隣の席からつぶやきが聞こえてきます。

こんな棒寿司、他で食べたことがありません。酢の〆方、板昆布の使い方、そしてシャリの混ぜご飯。この棒寿司だけを売る会社に投資して立ち上げたい、とガチ思っているワタクシ。大儲けするために?いいえ、毎日好きなだけ食べるため。

②鳴門産あわび、青森産青のり、はまぐり出汁
あわびがやわらかくてふっくら。あわびのための助っ人、青のり、はまぐり。

③明石産真鯛、明石産はりいか(すみいか)

④銚子産サワラの漬け、五島列島産太刀魚の漬け

*日本酒で、ままままま。

⑤明石産蛸煮

⑥はりいか肝ルイべ
これすごい。濃厚な味わいの肝をルイべにして、口の中で溶けていくのを楽しむ趣向。こんな発想の料理があるんだ。チョー忙しい中で楽しむ食べ歩きから学んだとしか思えない大将のクリーンヒット。

⑦富山産ホタルイカの酢飯リゾット風

*日本酒で、まままままま、アゲイン。

⑧明石産焼き穴子

⑨焼き穴子の磯部巻き
海苔が10倍旨い。穴子も2倍旨くなる。

*ちょっとチェイサー瓶ビール
この日のためにお酒我慢してきましたから。

⑩兵庫県産坂越産蒸し牡蠣
これがすっごい。濃厚な味わいが口に入らないほど大きい。

⑪のれそれの素麺

⑫初ガツオ

⑬いかなご釜揚げ九州産もろみ和え

⑭青森産もずく
ここまでが料理で、この後握りが始まります。

握りが始まりました。日本酒でスタートですが、以後基本のお茶で。

①淡路島産かわはぎ、肝は下乗せ
味も決まってますが、食感がいいですね。

*岡山産椎茸の茶碗蒸し

ここまでで、およそ1時間20分経過してます。食べるこちらはず~っと夢見心地。3人で旨い旨いを連発してます。

大将は料理に握りにずっとずっと動き回り。今でも高下駄。提供するたびにそれぞれ丁寧な説明をしてます。この大将とわれわれを包む空間が素晴らしいとマイレビュアーさんから感想が。

②明石産あぶらめ(あいなめ)
昼の島本でも出てきました。翌日もいただきました。瀬戸内では春から夏にかけて旬だそうです。

③千葉産サワラ、スモーク
藁焼きだと思いますが、味が濃くなって実に旨い。

④ギリシャ産本マグロ赤身
いま近海の本マグロが端境期になっていて、数少ない水揚げはほぼ東京で消費されているような状況。という背景はありますが、空輸の生マグロは実に旨い。獲った後の処理が日本流になってきて、欧州産、米国産の本マグロの品質が格段に良くなってます。そん色ない。

⑤同上中トロ漬け
2日間熟成。

⑥天草産こはだ

⑦富山産白エビ

*お椀 あおさ赤だし

⑧香川観音寺産赤貝ごはん

⑨(左)釧路産塩水ばふんうに
⑩(右)淡路由良産黒うに
今の時期、うには食べれるだけありがたいという気持ちで。

⑪九十九里産煮はまぐり

⑫煮穴子
がつんと山椒を利かすきずな流。

⑬銚子産金目鯛

⑭とろたく手巻き
有明一番海苔が主役と思えるほどうまい。
上から食べていくと下からはみ出ないようにお尻にも海苔、のゼイタク。

*カステラ

*べったら漬け

という鮓きずな、でした。すごい店、すごい大将です。関西訪問時には必ず来る!意味がお分かりだと思います。

毎年2回関西遠征。今、今年は3回にしようかと思案中。
(2016年11月 再訪)

4か月ぶりでマイレビュアーさんと行ってきました。

関西遠征の最初の晩は必ず鮓きずなと決めてます。きずなの予約がとれると、飛行機とホテルの予約を入れて、マイレビュアーさんとのアポを取って。

この日も大感激の料理と寿司でした。

未だに進化を続ける大将。この後、どう進化していくのか楽しみです。ごちそうさまでした。

また次回よろしく。

①青森八戸産鯖棒寿司

②岩手産エゾアワビ、青森産岩海苔

③明石鯛 4日間熟成のもの

④明石蛸煮

⑤岡山産あこう ポン酢ジュレ乗せ、わさび

⑥サワラ、太刀魚

⑦北海道産鱈白子、長野産ひらたけ、山椒、青のり

⑧北海道鵡川産本ししゃも

⑨仙鳳趾産牡蠣

⑩愛知産いわしオイルサーディン

⑪明石産穴子、焼き穴子

⑫明石産穴子、宮城産一番海苔と

⑬秋刀魚肝醤油、千葉産鰹もろみ醤油

⑭富山産ブリ 8日間熟成

⑮青森産いとモズク

⑯岡山産しいたけ茶碗蒸し

握り

①明石産かわはぎ

②富山産ぶり

③淡路島産さわら 藁スモーク

④淡路島由良産小あじ

⑤天草産こはだ

⑥大間産中トロ

⑦大間産大トロ(じゃばら)

⑧熊本産しらさえび昆布締め

⑨せこがにご飯、塩水ばふんうに乗せ、明石産すみいか乗せ

⑩九十九里産煮はまぐり

⑪明石産 穴子

⑫とろたく 有明産海苔

*カステラ 淡路産鯛、芝海老すり身

*べったら漬け

(2016年7月 再訪)

しばらくぶり。マイレビュアーさんときずなのエンターテイメントを堪能しました。

ことの発端は今年の5月。岡山遠征中に訪れた鮨 縁でのこと。

『大将、このお店の名前って縁じゃないですか。おなじような店名の店が大阪にあって、きずなって言うんですよ。ワタシが大阪で最も好きで、最も回数の行っている寿司屋さんなんですよ。』

と話を切り出します。そういう名前のお店があるんですねえ、という反応を期待してましたが、何と何と

『先日、きずなの大将がここに来たんですよ。親しくお付き合いさせてもらってます。』

え~、まじですか。宿泊したホテルもそのとき使っていた同じホテル。それじゃあ大阪に飛ばないといけないよ、と言うことで何とか予約がとれて。

久しぶりでしたが、相変わらず大将のパワーはすごいですね。フルスロットル、でも、気配りのすごさは人気の秘密でしょう。そして、次々繰り広げられる酒肴と寿司。感動しましたよ。誘ったマイレビュアーさんが大喜びだったのが一番よかったかな。次回行くのがまた楽しみ。

岡山、大阪、岡山、大阪って毎年の行事にしたいです。

**押し寿司、愛媛産ひらあじ


**剣先いかのイカ素麺、浜名湖産青のり

**お造り。明石産鯛、あこう、あこう芽ネギ巻き、サワラ漬け。

**徳島産太刀魚炙り

**明石産茹で蛸

**梅肉乗せ伝助穴子、ヒラタケ


**仙鳳趾産蒸し牡蠣

**鳴門産とこぶしスモーク

**明石産焼き穴子

**焼き穴子いそべ巻き

**ゴマサバ漬け

**あわび、じゅんさい

**青森県産もずく

①金目鯛 毎度ありがとうございます、千葉県産。

**茶碗蒸し 鮨縁のご当地岡山県産しいたけがたっぷり

②淡路島沼島産小あじ

③塩釜産赤身づけ

④同中トロ

⑤天草産こはだ

⑥淡路産まながつお

**愛知県産とり貝炙り

⑦大分産車海老、芝海老おぼろはさみ

**お椀

⑧うにご飯
 北海道の塩水ばふんうにをその場にいたお客さん人数分のシャリに豪快に混ぜ込んでいきます。
 仕上げに壱岐産赤雲丹を乗せて。

⑨煮ハマグリ 毎度ありがとうございます、九十九里産。

⑩蒸し穴子

⑪トロたく手巻き

**カステラ  鯛、芝海老

**べったら


(2014年12月 再訪)

ダイスキな店です。楽しみにやって来ました。大阪滞在四日目の夜。

元気な大将から元気がもらえます。つまみと握りの質と量。大満足です。大阪に来たら、もう絶対に寄らないとおさまりません。先ずは鮓きずなの予約を入れてから旅行計画の始まり、と行った方がより正確です。

食べたものを書いているだけでもシアワセを感じる店ってそうはありません。毎日でも通いたくて大阪にロングステイしたい。

①しめ鯖押し寿司
お約束の押し寿司でのスタート。最近千葉産鯖を多用しているとのことで、うれしい限りです。

で、つまみが続々登場。天ずしの天野さんがファンなのも頷けるキップの良さ。寿司屋の大将はこうでありたい、のお一人だと思っています。

②蒸しアワビ、芽ねぎ、うに
小松弥助に並ぶ蒸しアワビの旨さ。

③明石産ひらめのエンガワ
④明石産鯛  熟成感がすばらしい。
⑤天然かわはぎ、肝乗せ
⑥太刀魚 ハラミでトロケタ。
⑦明石産蛸 茹であがってもうもうと蛸が湯気を出しているサマ、すごい。
⑧三重産赤ナマコ 処理の方法を教えてもろた。やってみよう。
⑨鱈白子
⑩太刀魚
⑪仙鳳趾(せんぽうし)産蒸し牡蠣 このラインナップはどこの寿司屋にもないでしょう感。
⑫明石産焼き穴子
⑬アワビ肝  ②の肝
⑭香箱蟹寿司 ここでこれが来るかあ。悶絶寸前。
⑮淡路産さわら 自家製醤油?? スモーク感がしびれる
⑯佐渡島天然ぶり
⑰青森産もずく

いやあ、これだけのつまみが出てくる寿司屋って。昼のイタリアンでかなりお腹のスペースが無くなってましたが、こんなに旨いものはどんどん入ってしまいます。寿司も、お酒も。お酒は十四代。

握りが始まります。

①桜鯛(かすこ)
②かわはぎ、肝
③淡路産鯵
④ブリトロ この熟成感もすごい。何日熟成したかは、ここには書きませんが。
―茶碗蒸し たちうお、岡山産しいたけ
⑤中トロ とろける、から、トロ
⑥ぶりトロ
⑦天草産こはだ
⑧しらさ海老 本当にうまい海老です。関東にはほとんど来てませんね。関西ならでは。
⑨しらさ海老頭 焼いて。こっちも絶品。
⑩明石産甲烏賊
―お椀 あおさ
⑪ばふんうに
⑫閖上産赤貝 この大きさの閖上産は久しぶり。海は戻ってるんですね。
⑬金目鯛
⑭煮はまぐり ここで2番目の千葉産
⑮長崎産煮穴子

ネタ箱に有次の銘を発見。ジブン、魚の包丁は有次なんです。三枚もまともにはおろせませんが。そして、山葵のおろし金を置台までも有次の特製だということで、先輩ってありがたいですね。

とか、いろいろ話ながら握ってもらいます。最高の癒されタイム、リアルおもてなし。

⑯トロタク 手巻き
―カステラ

トロタク、うま~でしたが、朝、遊香さんがこはだ巻きもええよと教えてくれたんで、早速のこはだ巻き。

⑰こはだ巻き
さっぱりと旨い。海苔が利いていてこれはやみつきの序章か。

―べったら

海苔うまいですね、と言ったら、海苔の食べ比べ。最近替えたそうですが、やっぱり新しい方が断然旨い。佐賀産ですか?と訊いたら違いますって。お店に行って訊いてみてください。

で、つまみ17皿にぎり17貫。ず~~~~っとシアワセ時間でした。

(2014年6月 初稿)

大阪に来ています。

初日の夕食は京橋の鮓きずなで。日曜日の夜に営業している貴重な寿司店です。寿司や料理の写真が際立っておいしそうでしたので、最初の夜はここって決めて予約してました。

店は京橋の賑やかな商店街の一番奥の方の路地にありました。目立たない店ですので、ナビなしでは通り過ぎていたかもしれません。店に入ってアプローチを進むとL字カウンターが眩しい店内へ入ってきます。どうぞこちらへ、という店主の導きで席に座ります。

おつまみも食べたいおまかせで、と声を掛けて着席。お店のことをいろいろお訊きします。冒頭から驚きました。小倉の天ずし、店主の天野さんと親交があるそうです。へええ。そして金沢の小松弥助さんとも。

何も知らないで予約をしましたが、全国のトップレベルのお店ってなんだかの繋がりがあるんですね。すべては天野さんの面倒見の良さが発端だとはおもいますが。たのしみです。

最初は、次々に瀬戸内、九州の肴が出されます。特に、明石産の蛸、鯛は群を抜いておいしいです。

『気のせいか、東京で食べる明石蛸や明石鯛よりもずっとおいしいんですが。気のせいですよね。』と店主にフリマス。

笑いながら、それは気のせいですと。しかし、食べながら話を進めていくと、東京に売られていったものとは全く違うことが分かってきました。お店で食べた明石産の魚介って市場を経由して来たものではないんですね。地元の漁師さんから直接仕入れる。独自のルートで最高の仕入れをする。

そういうことを知らずに来てますが、食べると一発で分かります。兎に角、味が濃厚。最後に食事の値段を聞いてびっくりしました。天野さんがこの店に来る理由が分かりますよ。一発目にいきなり金脈を掘り当てました。

料理、アテ。
①鳴門産とこぶし&海老
②淡路島産真鯵押し寿司
③明石産鯛
④明石産あいなめ
⑤まこがれい
⑥長崎産たちうお
⑦長崎産たちうお、腹部
⑧明石産蛸
⑨明石産伝助穴子
⑩明石産焼き穴子
⑪徳島産あわび肝西京漬け
⑫徳島産蒸しあわび
⑬淡路島産さわら、中トロ
⑭青森県産もずく

握り
①淡路島産きす昆布締め
②かすご鯛白板昆布
*原木椎茸茶碗蒸し
③淡路島産鯵
④淡路島産まぐろヅケ
⑤淡路島産トロ
⑥こはだ
⑦牡蠣
⑧富山産白海老
⑨大分産天然車海老
⑩とり貝
⑪しまあじ
⑫金目鯛昆布締め
*お椀
⑬九十九里産煮はまぐり
⑭羅臼産ばふんうに
⑮むらさきうに
*穴子
⑯玉子焼き
*べったら

写真でお分かりかと思いますが、このクオリティとこのボリュームはすごいと思います。★5にしなかった理由は何にもないんですけどね。まあ、素晴らしい店です。

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4位

リストランテ ラ チャウ (田町、三田、芝浦ふ頭 / イタリアン、フレンチ、ワインバー)

2回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2017/07訪問 2017/09/05

ピエモンテの風は吹いていたかって?もちろん、吹いていましたぜ、ラ・チャウ。

マイレビュアーさんのお誕生会をラチャウで行いました。

料理、接客、雰囲気と三拍子そろった店ですので、ここなら絶対に安心です。絶対にゲストが喜んでくれます。自信があります。今回も料理はおまかせで、ワインは料理に合わせたペアリングでお願いしました。

終わってみれば何と3時間半のお誕生会。よく食べてよく呑んでよく笑って。お疲れさまでした。

そして、この後、馬渡さんが修業したピエモンテ州のラ・チャウ・デル・トルナヴェントへワタクシはるばる日本から食べにいたときに、偶然ラチャウから派遣されていたアヤさんと現地でお会いして。彼女が数年ぶり?に帰国してラチャウの第二ブランド店のマネージャーをしていると聞いて、会いに行きました。

という二部制のお誕生会でありました。

*泡でカンパイ

*チーズ、生ハムの前菜
ブラータチーズと熟成14か月のサンダニエーレプロシュートの組み合わせ。黄金率です。
一気に心はピエモンテへぶっ飛んで。

*自家製パン

*白ワイン ランゲ ピエモンテのDOCG

*仔牛のもも肉 鶏レバー アンチョビソース、玉子ソース
ちゃんと合う白ワインがサーブされていて、さすがです。

*白ワイン ランゲ ラルトロ2015

*チッポラ リピエーナ ピエモンテ郷土料理でラチャウのスペシャルテ
玉ねぎの中にサルシッチャが入っている料理。馬渡さんがお出まししてポルチーニをぶっかけます。
数年前は通いすぎてすっかり味に飽きてしまい、しばらくはパスさせてもらってました。
久しぶりでいただいたら、うまい(笑)。

チーズはウォッシュのタレッジョとゴルゴンゾーラ。聞いただけでもその濃厚な味わいが。
トップにはヘーゼルなどのナッツ類。

*パスタ サルシッチャ、茄子
ラチャウのスパゲッティ、最高!って吠えたくなります。
これが食べたくてラチャウに通っているようなもの。

*赤ワイン ドルチェット・ダルバ2013

*リゾット ポルチーニ
ラチャウのリゾット、最高!って吠えたくなります。
これが食べたくてラチャウに通っているようなもの。

*赤ワイン バルバレスコ サント・ステファノ2012

*アニョロッティ デル プリン
鳥の巣に模した藁の器の上に肉詰めのラビオリが乗ってます。馬渡さんの修業先であるピエモンテ州にある本家ラチャウのスペシャルティで、現地では藁ではなく、ヘイ(干し草)を使って、その香りが強烈でした。
肉ラビオリ、うまし。

*メイン 霧島牛のロースト 岩手めんこい黒毛牛いちぼ ナッツ 
アートな一皿。うまさに思わず顔を見合わせる瞬間。

*デザートワイン

*お誕生プレート
おめでとうございます。
しゅわしゅわでカンパイ

*ドルチェ盛り合わせ

っつう誕生会でした。



(2016年8月 再訪)

マイレビュアーさんのハッピーバースデー。ピエモンテ料理と江戸前寿司のどちらがいいですかと訊いたところ、おまかせしますとの答え。それでは、両方しましょうと言うことで予約の関係から

最初に ラチャウで 1日空けて
2回目は 鮨あらい

と言うことになりました。

ラチャウは前回もマイレビュアーさんの誕生会でそれからまだ日数もそれほど経ってなく、ほぼ同じ内容でした。が、マイレビュアーさんは大満足でしたのでやはりラチャウにしてよかったなと。この日いただいたものを記します。

*アミューズ ホワイトレディ―種とうもろこしのパンナコッタ

*パプリカのローストのポテサラ包み アンチョビ&ケッパー、仔牛のもも肉のツナソース包み、タラとジャガイモのサラダ

*キジ肉のアンチョビソース&卵ソース

*第一のパスタ 桃とマリネ野菜のカッペリーニ

*第二のパスタ フレッシュポルチーニのタリオリーニ

*第三のパスタ ヤリイカ、枝豆、からすみのリゾット

*メイン 蝦夷鹿のサマートリュフ ジャガイモのピューレ添え

店内の照明が少し暗くなって ハッピーバースデーツーユー♪

*バースデープレート

*デザート オールスター 内容は、マンゴーアイス、レモンソルベ、パンナコッタ、エスプレッソプリン、ガトーショコラ。

と、今回の方がメニューの内容が詳細なのは、一部マイレビュアーさんのをコピペしてるので。さすが、ちゃんとメモしてますね。

と言うことで、またまたラチャウでワタシもハッピーな時間でした。


(2016年7月 再訪)

マイレビュアーさんのハッピーバースデーをラチャウで行いました。

おいしい料理とおいしいワイン。何よりもマイレビュアーさんが超弩気に入ってくれてよかったです。

馬渡シェフの料理、久しぶりになってしまいましたが、どれも本当においしい。クセになります。後をひきます。ということで、マイレビュアーさんの中で誕生月の人がいなかったか懸命に思い出して。あっ、いた~。早速誕生祝に予約をいれました(笑)。この日いただいたものを列記します。ワインはペアリングでお願いしました。

*アミューズ ホワイトレディ―種とうもろこしのパンナコッタ

*前菜 牛肉のパテの上に玉ねぎ乗せ、仔牛肉サラダ、イタリアンポテサラ

*きじ肉トリュフ乗せ

*第一のパスタ するめ味の冷製魚介カッペリーニ

*第二のパスタ サルシッチャラグーソースの温製パスタ

*第三のパスタ  枝豆のリゾット

*メイン サマーエゾジカ

店内の照明が少し暗くなって ハッピーバースデーツーユー♪

*バースデープレート

*デザート オールスター

馬渡シェフ、スタッフの皆さま、ありがとうございました。

あやさんが帰国すると聞いて、また楽しみがひとつ増えます。

(2015年9月 再訪)

マイレビュアーさんのハッピーバースデイにラチャウにお呼びしました。

この日のランチの予約が満席だったために、馬渡さんに相談して、13時に店に入ってカウンター席に空きができるまで呑む計画でしたが到着した時には既にテーブル席を空けて待っていてくれました。

料理はお任せで、ワインは料理とのペアリングといつもと同様です。泡をのんでいるとソムリエさんが来て、この日の料理の内容を最初から最後までメモを見ながらスラスラと説明してくれます。

『ブログに載せないから、そのメモ見せてくださいよ。』

もう顔なじみのソムリエさんにおねだり。そのメモの秘密分かりました(笑)。シェフがイタリア語で書いてあるんですね。

突き出しは、ジャガイモスープと夏トリュフ。こういうものも得意な馬渡シェフ。久しぶりにイタリアに行って帰って来たばかりです。修業時代の常連さんやら村の歓迎やらで、ピエモンテ ラチャウで4日間食事したそうですが。

『他の店にも行きたかったあ(笑)。』

もうあちらでは、モテモテなんで仕方ないですね。

*アミューズ トリュフ、ジャガイモ

*前菜 生ハム、パテ、コンフィ、リエットなど競演

*フォアグラ、リンゴ、ルッコラ

*旬の野菜のバーニャカウダ

*最初のパスタ、ラムのラグーのタリオリーニ。完璧。

*2番目のパスタ。数種類のチーズのニョッキ。今まで経験したことがない味と食感。ヘーゼルナッツもいいね。お代わりしたかった。

*魚のメインは、真鯛。アメリケーヌソースをじゃぶじゃぶつけて。いつものようにシェフ登場でトリュフかけ。いいんですかって思うほどすってすってすって。いつもありがとうございます。

*肉のメインは、霧島豚トリュフ乗せと牛のほほ肉パイ包み。

*そして、突然ホールの照明が落とされてハッピーバースデーツーユー。

マイレビュアーさんの誕生日祝い。ワイン呑みが止まらないので時間がかかり、飴細工が湿気を吸ってダウン(笑)。

*最後のデザートはこの日のオールスター、ちょっとずつ。

*カプチーノもちゃんとハッピーバースデイ。

長時間にわたり、おいしい料理とワイン。お店のホスピタルティとシェフの心遣いに感謝の言葉しかありませんでした。


(2014年11月 再訪)

マイレビュアーさんにハッピーバースデーをしていただきました。

何歳になってもうれしいものです。

この日のお料理もすばらしいものの連続で、楽しい、おいしい時間は3時間半も続きました。マイレビュアーさん、馬渡シェフ、ソムリエさん、そして同じ時間に居合わせたお客様、たいへんありがとうございました。

マイレビュアーさんお二人の内、一人は呑める女性の典型酒豪、もうひとかたは呑めない女性の典型下戸。申し訳ありませんでしたが、ノンアルを呑んでいる彼女を横目に二人で料理に合わせてもらったワインを最初から最後まで楽しんで。

最初の皿は、生ハム、サラミ、コッパ盛り合わせ。毎回、どんどんおいしくなるような感じです。

前菜のあでやかさは毎回感心します。へしこいわしのマリネ、仔牛モモ肉ツナソース、鱈のミルク煮、鶏レバー・フォアグラテリーヌ、トマトのマリネなど。トリュフがけのチポラリピーナをいただいたあとは、パスタ2種とリゾットで。シアワセ時間がずっと続きます。

ポルチーニ茸とうさぎのラグーのタリオニーニ。スルメイカ、いいだこ、海老のタリアテッレ。グラナパダーノ、タレッジョ、ゴルゴンゾーラのリゾット。いつもながら、ラチャウのパスタ、リゾットはめちゃうまですね。そしてメインは鹿肉でした。それから、バースデーの式典が始まります(笑)。

飴を糸状に伸ばして作ったタワー。グラスの中にはベリーのソルベが入っていて、シャンパンをつぎます。きれいな色に変わったところでかんぱ~い、おめでとう。そして、デザート盛り合わせにローソクを立ててふ~。ぱちぱちぱち。お客さんからも温かい声をかけていただきました。

(2014年7月 再訪)

この日はマイレビュアーさんお二人にピエモンテ料理を楽しんでいただこうと。

三人で食事するのは、浅草のオマージュ、本郷の蕎麦切森のに続いて3回目です。ワタクシにとってフレンチのオマージュとイタリアンのラ・チャウは絶対に喜んでいただける鉄板ですので。

田町駅で落ち合ってぶらぶら歩き。情報交換をしながら店へ向かいます。この日も暑かったですね。二人の女性同様ワタクシまでが傘をさしてましたから。

お店に入って。今日はグループ客が二組入るセッティングになってました。メニューは、絶対におすすめのシェフのおまかせ(3980円)。

この日のコースは、今までいただいてきたコースでは質量ともに最高でしたね。あくまでおまかせですから、その日によっていろいろありますが、とにかくすごいと思いました。お二人も十分満足されたようで何よりよかった。

ソムリエ君から好き嫌いやリクエストを訊かれますが、ここで一言言ったためにシェフの闘争心に火をつけたかな(笑)。前回いただいた中で、ちょっとこれはと言うのがありました、って正直に伝えました。もちろんお店のためにですが。

そしてこの日は食事の前にシェフがテーブルまで来てくださいました。ソムリエ君から話を聞いたかもしれませんね。

コースには一杯つきますので、泡、泡、ブラッドオレンジジュースでかんぱ~い。OJが入ると画がきれいです。今写真を見ると、まさに両手に花の座るポジションだったんですね。

二人のうちのひとりはお酒を召し上がらず、もうひとかたはめっぽうお酒好き(笑)です。白のボトルを選んでもらいました。

話をしているとソムリエ君がキッチンから食材を持ってきました。

『生のポルチーニです。』

うああ、でっかい。前回来たときにマイレビュアーさんと生ポルチーニのサラダが食べたいね、って話をしてました。彼女がいたら、サラダにしてくださいって絶対に言ってたでしょう。

さて、最初の前菜。うあ~、すっげえ。華やかなデザインと選りすぐりの食材。サラミ、プロシュート、天使の海老、真鯛、蛸、帆立。これだけでもう大満足です。まあ3万円のコース相当ですね。お二人にはいい日に来てもらいました。

そして、ジャージー牛のカルパッチョ。あれれ、また馬渡シェフがキッチンから出てきましたと。ああ、手にはトリュフ。カルパッチョのサマートリュフ掛けですね。いっぱいかけてもらいました。この肉の旨さは破格ですね。

そして、最初のパスタです。桃の冷製カッペリーニ。ジブン、冷製パスタっておいしいと思ったことがなかったのですが、初めて旨い!と思ったのがラ・チャウでした。まだ移転する前のことですね。その時、馬渡シェフの感性に惚れて、2013年には馬渡さんの修業先であるピエモンテのラ・チャウまで行ったくらいです。

この桃のカッペリーニも最高でした。桃がおいしいのは当然ですが、フレッシュトマトと完璧に融合してますね。この組み合わせでこんな味が創出できるなんて。ジブンにはとうてい不可能な味の創出と思いました。

まだ続きます。

ボトルが空いたのでソムリエ君おすすめの赤をいただきます。これもおいしかった。

2番目のパスタは、アニョロッティ・デル・プリン。これも、今までで一番旨かったと思いました。藁を使いながらピエモンテのヘイ(干し草)の香しさを彷彿させると言うアイデア。風味にパンチがあってアニョロッティ自体もうまかったです。

そろそろメインかなと思っていると、またまたソムリエ君がキッチンから何か持って来ました。おおお。

オーブン焼きにした羊肉ですね。まあ見事です。ああ、ポルチーニもここで使うんですね。すごいことになってきました。これをもう一度キッチンにもどして切り分け、ウツクシイお姿で登場です。もう見ただけでテンション上がりますね。肉は大きい塊を焼くと本当にうまい。ポルチーニ、ごっつあんです。シェブールまで添えてあります。この皿の満足度も極限近く。

おなかいっぱいになりました。ベツバラデザートへ突入。デザートもオールスターラインナップ。至れり尽くせりでした。また誰か誘って来よう、とすぐに思いました。しあわせ~なひととき。楽しい会話がはずみ、至福の時間。シェフ、いつもありがとうございます。

そしてオナカイッパイになったワタシタチ。次の店へレッツGO。

後日談。

ご一緒したマイレビュアーさんから連絡が入り、

ありがとうございました。
ラグーサマーポルチーニのタリオリーニが抜けてます。

って。ジブンも食べたのかなあ(笑)。写真がありません。
彼女がUPしたら写真を拝借して追加します。


(2014年6月 再訪)

ラチャウも久しぶりになっちゃいました。

そう言えば、ピエモンテ州で会ったAyaさんはそろそろ帰国してるんじゃないかな。店の予約を入れてからAyaさんにメール。返信が来て、まだイタリアで頑張っていることが分かりました。ピエモンテでお待ちしてます、なんて言われると本気にしますよ。

馬渡さんに会うのが1年ぶりになっちゃったとは。マイレビュアーさんを誘っていそいそと出かけます。ピエモンテで撮った写真も焼き増しをして携行することに。話が早いですからね。

実に気分のいいシェフ、馬渡さんは何も変わってなく歓迎されます。食事の前にいろいろ話をしました。Ayaさんが一時帰国したときの彼女のイタリア語の上達にはびっくりしたそうです。そして、彼女の将来のこともきっちりと考えていることを話していただきました。そういう信頼関係でおいしい時間をお客さんに提供し続けていくんですね。

馬渡さんの指導を受けたシェフが会津若松でお店をやっていることを教えていただき、機会があれば是非ご挨拶に伺いたいと思ってます。

さて、料理はシェフおまかせコース(3980円)。ワンドリンク付きですが、二人ともスプマンテで。他にリクエストがありますかと訊かれ、

チーズを詰めたアニョロッティデルプリン 藁の香りと共に

を入れてください、と。最後のラテアートは、彼女にはハートを、ジブンには馬渡シェフのイラストをお願いしました。

カンパイの後、前菜1はハム、ソーセージの盛り合わせ。いつ来てもビューティフルな前菜仕立てで。続いて前菜2。更に華やかさを増して。少しずつですが、めっちゃ楽しめます。岩手産の帆立が一番かな。

3番目の皿が、ピエモンテの郷土料理チポラリピーナ。この中に入っている玉葱とパンチェッタの組合せがばつぐんですね。

次の皿は、岩手産ジャージー牛の炙り。これがメインでもおかしくないな、なんて言いながら。どうしてこんなおいしい楽しい料理が4000円で食べられるのに、足が遠ざかっていたのか。とても悔やまれます。

1番目のパスタ。蛸とオクラのペペロンチーニ。蛸からこんなコクのあるスープがとれるんですか?ラチャウのパスタはどれもおいしい。パスタランチ1300円。こいつでパスタをごっつりと食べる手はありますね。頻繁に来て。

そして2番目のパスタが、アニョロッティデルプリン。ピエモンテの郷土料理で、やはり現地仕様のヘイの巣の匂いが強烈なやつをもう一度食べたい。パスタは繊細でこっちのほうが好きかな。

リゾットは、うああ、ピエモンテ産生ポルチーニ入り。香りが強烈で、ピエモンテで食べたポルチーニ茸のサラダを思い出します。前回食べたチーズリゾットもおいしいですが、これも最高です。

メインは豚肉。脂身がおいしいいい肉です。味付けにヴィネガーが使われていて、こういう味は初めてでした。

最後のデザートもがっつり。

このクオリティと値段。また会いに行かなくっちゃ。


(2013年6月 再訪)

イタリア・ピエモンテ州にあるラチャウ・トルナヴェント。ミラノ旅行の最大の楽しみだったトルナヴェントでのディナー。実際行ってみると、それは想像以上にすばらしいものでした。ミラノに出発する前にラチャウで食事をして馬渡シェフに今度行きます、と告げていました。

この日は、行ってきたことの報告の日。実際同行した方と一緒に予約をしての訪問です。席に着いて、すぐに馬渡さんがテーブルに来てくださいました。スタッフが言ってくれたのでしょう。

じゃ~ん。トルナヴェントで馬渡さんが修業といいますか、一緒にお店を立ち上げた盟友、今でも一線で頑張っているオーナーシェフのマウリさん(Maurilio Garolaさん)。マウリさんとスタッフ全員で厨房での記念撮影が、翌朝のハプニングでした。ラチャウ田町からトルナヴェントで現在修業しているアヤさんからのサプライズプレゼントです。その写真を馬渡さんに渡しました。アヤさんの気持ちも入っている全員での記念写真。

受け取った馬渡さん、一瞬沈黙があってしばし写真に見入ってました。

『いやあ、懐かしいです。なんだか、うるうるしちゃいます。』

当時、マウリさんと苦労しながら店を立ち上げていったのでしょう。その時の苦労を思い出したのか。誰も分からないご本人の苦労。マウリさんも、何かとZIOCHI、ZIOCHIとワタシタチに話しかけてきたのです。思いは繋がっています。馬渡さんの本名は、TSUYOSHIです。しばし、馬渡さんを囲んで話をしました。その訪問時のことを記した食べログの日記をコピーして持参しようと思いながら、前の日のオフ会で飲みすぎ、忘れました。次回、お渡しします。

さて、この日のお料理。いつものCコースですが、スタッフから何か注文はありますか、と訊かれ、そりゃあもう食べたいのは、

チーズを詰めたアニョロッティデルプリン 藁の香りと共に

この料理のオリジンをトルナヴェントで食べて来ましたから、比べて食べたくなるのは人情でしょう。ランチですから、出来るかどうかはシェフに訊いてくださいと言います。前段のシェフとの話の中で、トルナヴェントで食べた

Plin di Seirass raviori stuffed with ricotta cheese surrounded by a nest of hay of May
5月の干し草の巣で囲まれたリコッタチーズ入りのラヴィオリ

このお料理の素晴らしさ、感激したことは伝えてあります。

さて、スプマンテで食事のスタートです。

先ずは、前菜。いつもながらきれいですね。生ハム、ジェリー寄せがおいしいです。そして、この日は短角牛のモモ肉でした。添えてあるチーズは、グラナ・パダーノという名前だそうでピエモンテ産。塩気が効果的でした。

続いては前回もいただいてとってもおいしかったロースト玉ねぎの詰め物チーズ掛けです。チポラリピーナと言うんだそうです。

次に出てきたのが最初のパスタ。

ピエモンテ州クーネオ産ポルチーニ茸とウサギのタリオリーニ 

このタリオリーニがめちゃめちゃ旨いです。パスタの旨さは随一ですね。大好きです。ポルチーニも生きてましたし、これウサギなんですね。居ながらにしてピエモンテの風が味わえる。

そして、じゃ~ん、藁に囲まれたアニョロッティデルプリンです。

藁と干し草。これはもう干し草の勝ちです。しょうがありません。あっちは正真正銘の田舎ですから。ラヴィオリはラチャウ田町の勝ちです。断然うまいです。風味、柔らかさ、食感、味とどれをとっても田町馬渡シェフの勝ち。よかったです、食べることが出来て。

そして、メインはキジの肉でした。これまた絶品です。フォアグラと一緒に食べると天国に行けます。量がいですねえ。ピエモンテだったらこの3倍でてくるでしょう。そして、デザートのダブルヘッダー。何もかも大満足なランチでありました。

馬渡シェフを描いたラテアート。同行者はさすがに飲めませんでしたね。サンキュウでした。

ピエモンテ日記をコピーして、また訪問しましょ。


(2013年4月 再訪)

ラチャウが移転して初めての訪問。同じ田町駅からすぐの場所に移転したんですね。以前は駅前からちょっと歩いて右に行ったのが今度は左に。東京で何軒かイタリアンの人気店に行きましたが、もっとも好きな味のラチャウ。予約した時から楽しみでした。

田町駅で首尾よく落ち合ってお店に向かいます。川を越えて左折、また川を越えて右折。すぐに見つけました、ブルーのシェードにラチャウの文字も鮮やかなお店の入口。ここから地下に降りて行き重厚な扉を開けると天国が待ってます。

今までのお店と雰囲気がガラリ変わりましたね。そっか、グループ客が一緒でなくなり、大勢様は別室になったのですね。マダムさんのはしゃいだ笑い声が聞けなくなり、カップルには朗報でしょう。さて、今日のお料理はどんなのが用意されているでしょう。

前回めちゃめちゃおいしかったランチのおまかせコース。でもオナカイッパイだったので、軽いパスタコースというのもあります。しかし、あの盛り沢山なCコースが4000円しませんから。食べられるかなあという同行の方の心配はご無用。絶対にここではCコースでシェフの料理を堪能しましょうよ。食べられない分は助けますから、と後押しして馬渡ワールドに突入します。絶対に後悔させませんから。

元気のいいスタッフ。元気はいいのですが、お料理の説明になると途端にトーンを落として秘密めいた話し方をします。ので、だめだめ。今日は全部聞こえるまで何回でも質問します。さいわいマダムさんの嬌声も聞こえませんので。前回はすごかったねえ。

Cコースは飲み物付き。ソフトドリンクとジブンはスパークリングで乾杯です。楽しみだなあ。

前菜。ここからが素晴らしいコースの全開ですね。同じような価格設定のお店に行っても、ここまでのクオリティとクウォンティティの前菜ってそうはないですよ。一番目立つ大判のソーセージがラチャウでは一番好きなモルタデッラ。これピスタチオが入っているソーセージでめちゃめちゃ旨いっす。ね、ちゃんと説明聞いているでしょ。他省略ですが、パテも気合入ってますね。バルサミコで味付けした玉ねぎが乗ってました。

いやあ、今日は馬渡シェフの登場が早いです。どうもどうも。今日もおいしくいただいてます。スマイルがステキなこの方がめっちゃおいしい料理を作るんです。

『馬渡さん。へへ。今度、ラチャウTornaventoに行くんですよ。予約が取れたんです。』

La Ciau Tornaventoはピエモンテ州にある一つ星レストランで馬渡さんの修業先。La Ciauのレストラン名もここから来ています。多分、4冬か5冬過ごした想い出の土地。絶対にうらやましがると思って、へへ、言ってしまいました。少しその話をして。今度帰って来たらまた報告にきますよ。

次のお料理がまた訊かないと分からない一品です。なんですか、これ?これ、中にローストした玉ねぎとかサルシッチャとかが入っていて、グラナ・バターノチーズとかゴルゴンゾーラとかかけられているんだそうです。まあこれがうまいのなんの。この位の量ならいいのですが、本家ではどうなんでしょう。心配がよぎります。

パスタはタリオリーニ。駿河湾の桜海老とドライトマトが入ってます。またこれも旨さにしびれてしまいます。パスタランチのメニューを見てもこれは入っておりませんので、やっぱりここではCコースだね、と顔を見合わせほくそ笑んでいました。

そして、リゾット。赤ワインで煮たリゾットで牛肉のラグーソースがかけられてます。スタッフはこのへんから分量を聞いてくれますので、食べたいだけの量をリクエスト。ジブンはノーマルに、同行の方は少な目で。まだメインを食べていないのに、めっちゃおなか一杯ですが、ノーマルにしてよかった。パスタもおいしいですが、リゾットも最高やね。

そして、メイン。量のリクエストは二人とも、リゾットと同じで。鹿肉肩ロースの赤ワインマスタード粒ソース、バルサミコソース。イタリア直輸入ホワイトアスパラ。同行の方が半分にした量がそのままこっちに来たようで。肉は当然として、アスパラがめっちゃうまいね。東京の有名スーパーならイタリア産売っているんかな。フランスに行ったときアスパラが出始めだったので、季節が巡って来たことを実感します。

デザートは完璧ですね。もう食べられない、とおっしゃっていた目の前に座っている方はぺろりと完食。デザートの量を訊かれたときにノーマルにして正解でしたね。カプチーノはラテアートのハート。このハート、ピエモンテで再会できるでしょうか。いやあ旨かった。La Ciau Tornaventoでのディナー楽しみです。


(2012年8月 初稿)

東京田町に来ています。

キリ番レビューにリキムほど力を入れているワタクシ。100軒ごと、と言いますとだいたい2ヶ月ピッチになりますので、もっとお楽しみを増やそうぜ、って毎月イベントをしたいと。なら、50件区切りでやればいいじゃん、ということで、本稿が1950件目。

前から襲撃したかったこのイタリアン。引き金は、東京でイタリアン、フレンチをはじめ旨いところばっか行っている仲良し6人がこのお店をターゲットにしたことです。行って食べておいいしい、という事実よりももっと注目したのは、このお店に行こう、と決めたこと。

イナカから東京の動向を見ていると、レビュー数がめっちゃ多い店がたくさんあって、どうして多いのかがいつも気になります。たいていは、(当然ですが)行き易い!このお店も200件以上のレビューがありますが、斜めヨミで50件くらいスキャンすると、お店の魅力は、

①うまい
②CPのよさ、接客のよさ
③シェフひむせるふ

そうなんだ。まあ、そのうちに、と思っていたら、あららら、有名なレビュアーさんが6人で仲良く行っているじゃあありませんか。その方たちが行くお店、必ずしもワタクシ、全部が全部行きたいと思いませんが。むしろ値段や場所を考えると興味のないお店のほうが多いです。このお店に集合とは、ナニカアル。ニオッテ来ました。じゃあおいらにも行かせろ、って予約の電話を入れて、その日まで待っておりました。はい、特別レビューと銘打っておりますので、食べるまでが長いイントロです。まだまだ、食べさせませんよ。

で、やっぱり予約の時には、人数は2人で、と言いますな。そんで、今回もMさんにお相手をしていただきました。ありがとうございました。

ちょっと雨交じりのこの日。何とか首尾よく二人でお店にやって来ました。お店は準備中ですね。テラス席のシェードの下であまやどり、兼開店待ちをしております。するとですなあ、マダム6人がぺちゃくちゃやりながらお店のほうにやってきて、ドアの前に来ましたよ。

まだ開店時間前だべ。おいらのほうが先に来ちょるけい、割り込みはいかんよ、と熱波光線を送っていたところ、あれま、ドアを開けて入っていっちゃいました。まあ、さすがマダムパワーですね。まだ時間前でしたが、じゃあこっちも入ろうか、ってゆっくりとライスシャワーなしのリーディングロードを進みます。

いい感じの店内です。そうですね、イタリアやフランスの田舎にあるレストランのような居心地のいい空気感があります。イタリアの田舎ってシエナやピサくらいしか行ったことありませんが、プロバンスではこのお店と良く似た食堂は何軒か行ったことがあります。お店の魅力④には、“雰囲気”をアッドしたい。

接客の男子もイケメンを揃えておりますので、マダムがはしゃいでいる気持ちが分かります。奥の方の二人用のテーブルに案内されます。壁側の席にMさんに座ってもらいましたが、ジブンが座ったほうからはジブンが影になって写真がNGになってしまいます。で、場所交換。写真が一番大事な食べログレビューであります。

メニューはもう頭に入ってます。パスタランチのほか、A,B,Cコースがあって狙いはやっぱり馬渡シェフおまかせコースのCでしょう。3780円ですが、みなさんが口を揃えてCPバツグンなんて言っているコースです。このCコースだけは、ワンドリンクがサービスとなりますので、ラ・チャウでの記念すべき一口目はただドリンクになるわけですね。二人ともCコースでお願いしました。さっそく、ビール、いただきました。

うっめ~し、ってギンヒエのグラスビール。店内を見渡すと9分の入り。先ほどのマダム連合はテンション高くいいですねえ。

料理の前にビールがなくなりました。ちゃんと訊きに来てくれます。泡のあとですが、泡が飲みたい、と申し上げて、泡の種類は問わず。セレクションの中から選んでいただいたものでスタートです。

1皿目から大好きなものが出て来ましたよ。サンダニエーレ・プロシュートと真鯛のカルパッチョ。トマトとチーズが添えられていて、濃厚プロシュートを引き立たせています。泡に手を伸ばしながらいただくサンダニエーレ。いつの日か、この生ハムを10枚くらいいちどきにがっついてみたい。少ないからおいしいのではなく、おいしからおいしい、の証明がしたい。

自家製のパンもきっちりうまい。さて、次に登場は豚ヒレ肉のコンフィのサマートリュフ添えと高松から参戦のヒシコイワシ。ちょっと前にラーメンを食べたときにコンフィのチャーシューを食べてことがありますが、低温調理って味が新鮮ですね。噛み応えとじゅわ~っと出てくる旨みジュースがとっても新鮮。こんな簡単な調理法が普及しないのが不思議ちゃんです。

白ワインのチョー詳しい説明をしてくれます。へ~え、と思いながらもお店から出るとすべて記憶喪失するという特技を持ち合わせていて、ここで披露できないのが残念であります。このお店の唯一の短所は料理間のインターバル時間が永い、とここは評判がいまいちでしたが、ここまではそんなことは全く感じませんでした。お店から出るまで、ストレスフリーでしたよ。

次の皿がまたまた楽しませてくれましたよ。コーンスープのサマートリュフ添え。コーンだけの甘味がすばらしいスープなんですが、これなんかは絶対に自作したいですね。トリュフも大活躍。コーンスープの中にいろいろな分析不能なものが入っていてこれが味を引き締めているんです。うまいなあ。あと3倍くらいほしいよ。

お次は、Mさんがいつも一番大好きだと言っている冷製カッペリーニでした。これ、二人で顔を見合わせたくらい、まじ旨なカッペリーニで、ワタクシも過去こんなに旨いものを食べたことはありません。ワレワレが来ると知っていて出してきたような。食べるのがもったいないほど旨い。オクラやトマトも丁度良い味、丁度良い量で参戦してますよ。この辺が調理する人の感性なんでしょう。まあこの細さでこの食感は感動ものでした。

なんて噂をしていたら、なんてこったい。馬渡シェフがご挨拶に来るではありませんか。へ~え、こんな方だったんですか。親しみ易くとても腰の低い方です。街ですれ違っても絶対に分からないでしょうね。人のよさそ~な笑顔でお客さんに挨拶されてますが、厨房ではさぞかし厳しいシェフなんでしょうね。今日のお料理は、ピエモンテの風がびゅんびゅん吹いてますよ、って感想を述べました。これから、ですって、もっとすごくなるのは。

それじゃあ、赤ワインもお願いして。このワインも数奇な運命を背負って生まれたワインですが、それがナンなのか、訊かないでください。忘れてます。

お料理の方は続きまして、タリオリーニです。ピエモンテで人気のパスタだそうですよ。手打平打ち麺です。ソースがうさぎ肉のラグーソース。薄めの味付けで、パスタの小麦の風味を楽しめるように設計されているかのよう。こういう料理なんですね、ピエモンテ。絶対に行きたくなっちゃいました。豊かな食材でシンプルな料理、という印象を受けました。プロバンスの12ヶ月というピーター・メイルのイタリア版で、ピエモンテの12ヶ月 by 行列、 というのはどうなんだろう。各出版社からのお申し出を受付中です。ここまででは、二人ともカッペリーニが今日一です。

お次は、リゾットです。これもピエモンテで典型的な、と言われるリゾットだそうですが、使われているチーズがゴルゴンゾーラとピエモンテのチーズ。このリゾット、初めて食べる濃厚な味のリゾットにまたまた二人で顔を見合わせちゃいます。旨すぎる。お米が微妙に食感が残っていて、米とチーズがこれほど合うとは初めての実感です。このリゾットで、ジブンの今日一はリゾットに栄誉が。Mさんは、依然カッペリーニのままです。

まあ、なんというお店でしょう。ここまでで、まだメイン料理が出ていないんですよ。スタッフの接客のよさやシェフがやりくりをして2度目のご挨拶にいらしたり。なんて気持ちよく食事が出来るお店なんでしょうね。スタッフから次の料理がアナウンスされました。

シャラン鴨とフォアグラのフィナンツアーラソース

なんですか、それって。内臓を煮込んだソースで、とさか、が入ってましたよ。こんなに柔らかくてゼラチン質なんですね。見た目は、まんまの鶏のとさか。どうする?食べたらうめ~よ。内臓やソースもおいしゅうございましたが、鴨やフォアグラがやっぱり主役の味してますね。最後までテンションを下げない料理の連続でございました。料理にうるさい食いしん坊ばんざいさんたちをストーカーして、ずばりいかったです。思惑通りと申しますか。

しめの5点盛りデザート。飲物。

これがラ・チャウでいただいたすべてです。3780円です。とうてい信じられません。感謝の気持ちをこめて精算しておりましたら、馬渡シェフと本日2度目のご対面。どう見ても隣に住んでいるおっちゃんにしか見えない馬渡シェフが繰り出すイタリアンマジック。

ピエモンテの風、びゅんびゅん吹いてました。


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5位

おいしい寿し 札幌 利和 (西線6条、西18丁目、西15丁目 / 寿司、海鮮、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2016/10訪問 2020/07/25

札幌に利和あり、と言われる日は近い。

札幌に来ています。

今回の札幌行きでもっとも楽しみだった利和。予約の関係で遅い日程になりました。4日目の夜でした。

きっかけはマイレビュアーさんがUPしたブログの写真です。別のレビュアーさんがそのマイレビュアーさんを札幌でおもてなしをするのに利和を選んだきっかけブログと、実際におもてなしが行われた日のお二人のブログの両方を拝見し、この店はすごい!と直感しました。

店は住宅街にあって最寄駅からてくてくと暗い道を歩きます。7,8分だったかな。どうせ歩くならと、帰りはすすきのにある宿泊ホテルまで歩きましたが20分ほどでした。

利和の看板を見つけて中に入ります。L字カウンターがいい感じで、大将と女将さんに迎えられます。ご挨拶と一緒に、この店を知ったいきさつ等も話しました。こういう雰囲気が大切なんですよね。カタイ空気で始まる店とは違います。

料理と寿司のおまかせセットを予約してました。目の前に次々と現れる北海道の珍味、食材。食べさせ方、見せ方にも工夫を感じる皿の数々。すっかり堪能させていただきました。また店は若く、しかも全く商店街もない場所で営業してますから知名度はこれから。

ワタクシのように感銘を受けたレビュアーがどんどん紹介していけば、やがて札幌に利和ありと言われるようになると思います。その資格、実力は十分。この日いただいたものを記します。気持ち的にはあと35日後の5100件目のキリ番レビューにしたかったのですが、早く皆さんに紹介したい気持ちの方が上回りましたので。キリ番の店と同格です。

料理
 
①もずく
 やまかけと山わさびがぐんと味わい深いものにしてます。ん?と思うような静かなスタートでしたが、この後がすごかった。

②毛蟹
 やだもう、おいしすぎます。甘くてコク味がほとばし出る毛蟹に味噌がたっぷり。これが食べたかったのです。

③お造り盛り合わせ
 何という豪華版。中トロ、トロケマス。ぼたん海老は頭もちゅうちゅう吸って。北寄貝、ひらめ、えんがわ。そして、数の子もいつも食べるものとは全然違います。色も鮮やかでこの味、この色の秘密を尋ねながらいただきます。これ、全部一人で食べていいんですか?って。やだもう、幸せすぎます。

ただ、写真だけは実物のおいしさが損なわれないように慎重に撮りました。ご主人が見ても、これならダイジョウブと言ってもらえるように。

④白子
 冬のものだと思ってましたが、すごくおいしい。臭み、全くありません。

⑤土瓶蒸し
 マツタケがたっぷりで、いいお出汁が出てます。

⑥まぐろ串焼き
 山わざびが実にいいです。あるとなしでは大違いだと思います。

どれもこれも興奮の中でいただいてます。メモをとるのも忘れてました(笑)。

⑦煮あわび
 旨味、コク味がじゅわ~っと出てきます。

ここから握りが始まります。

①生ししゃも酢〆
 生ししゃも、初めていただきました。さわやかさの上にコクがあって珍品ですね。こういうのは、おまかせにしないと食べられません。あることも知りませんので。

②中トロ
 さすがに寿司のキングです。

③ほたて
 見た目でなんだか分かりませんでしたが、紛れもなくホタテ。身が厚くて旨い。北海道にいる幸せを感じます。

④たらこ山わさび漬け
 これがめちゃめちゃ旨かった。絶対に買おうと思って、中央市場の佐藤と空港の各ショップで探しましたが見つからず。明太子よりも山わさびのほうがずっと好きです。

*お椀
 大きなしじみ。

⑤穴子
 北海道産の穴子を使って。香ばしくて旨かった。

⑥さんま炙り
 言葉がでない、ほどおいしくてトロケマス。

⑦いくら
 季節も終わり近くでラッキーでした。今回は各所でおいしい生イクラをいただきました。

⑧ばふんうに
 今日一。量もたっぷり。

⑨こはだ
 最後に青魚からこはだをいただきました。

まだまだ食べれますが、また来るという意味で、あともうちょっとほしい感があるときにストップしました。ここはまた戻って来たい。しかも、早いうちに。ああ、冬が始まるんですね。寒いの、大嫌い(笑)。

*デザート
 ガトーショコラ、とうふアイス

ごちそうさまでした。予約困難店になっても、ワタクシ行列をお忘れなく!(笑)

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6位

鮨 竜介 (銀座、内幸町、日比谷 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2016/09訪問 2016/10/23

竜介アニキの寿司がすごいぞ。

(2016年9月 再訪)

クロアチアから帰国して翌週はマイ寿司ウィークに設定してました。

そうです。鮨あらいと同じ週に竜介さんの顔を見に行ってきました。

この日の今日一は、雲丹。特級品でした。

*焼き野菜 

①真鯛

②ひらめ

③のどぐろ

④すみいか

⑤赤身 大間118kg

⑥茶碗蒸し フォアグラ、トリュフ

⑦中トロ

⑧大トロ

⑨こはだ

⑩うに

⑪あじ

⑫たいらぎ

⑬白海老

⑭かつお藁焼き

⑮生いくら

⑯穴子 しお、つめ

*お椀

*カステラ

*デザート

(2016年8月 再訪)

同じ8月に2回目の訪問です。と言いますのも、この日はマイレビュアーさんの誕生祝をここでやろうとやって来ました。いろいろありまして、これが3回目のハッピーバースデー。鮨あらい、ラ・チャウ、鮨竜介とワタシが今一番気に入っているお店を全部紹介したことになります。あらいとはまた違ったところで喜んでもらったのが何より。

どの寿司もレベルが高いのはいつも通りですが、特に雲丹好きの彼女にはたまらないゴージャスな雲丹でした。

この寿司の後、彼女はアメリカへ、ワタシはクロアチアに行くことになり、日本での本格江戸前寿司で景気づけ?現在、二人とも目的を果たして無事に帰国してます。

*枝豆

①ひらめ

②かます昆布締め

③天然しまあじ

④のどぐろ

⑤あおりいか

⑥大間産中トロ

*鱧と梅肉の茶碗蒸し

⑦赤身

⑧大トロ

⑨こはだ

⑩雲丹

⑪たいらぎ

⑫根室産さんま

⑬いくらご飯

*ピュアホワイト コロッケ

⑭かつお

*お椀

⑮穴子 塩、つめ

*カステラ


(2016年8月 再訪)

愛媛松山寿司遠征が終わった次の週に予約を入れてました。

絶対に予約をして定期的に行く店の予約を、今まではばらばらに取ってましたがこうすると遠征に行きたくても予約で行けなくなると言う不具合が発生し。したがって、予約はなるべく同じ週に固めるようにしました。松山帰りのこの週は、鮨竜介、鮨あらい、波やしの豪華3本勝負。

竜介あにきにご挨拶して握ってもらいました。愛媛の新鮮ネタの寿司に感動して帰って来ましたが、寿司のレベルで言ったらもう世界が全然違いますね。これは思っていた以上でした。この日の竜介も気合いが入ったネタで楽しませてくれました。ただ、

コロッケはどうも、ねえ(笑)。

*枝豆

①星鰈

②しまあじ

③のどぐろ炙り

④あおりいか

⑤赤身(噴火湾産)

⑥中トロ

**茶碗蒸し はも、梅肉

⑦大トロ

⑧こはだ

⑨うに

⑩ほたて

⑪あじ

⑫かつお スモーク

**コロッケ ピュアホワイト、未来

⑬白海老

**お椀


⑭車海老

⑮穴子

**玉子焼き

(2016年6月 再訪)

前回とあまり時間を置かずにやって来ました。

前回気がつかなかったことがいろいろ分かって。やっぱり竜介アニキ、すごいぜ。

理由はよく分かりませんが、前回よりもずっとおいしく感じました。握りもきれいですね。鮨あらい同様、しばらくは毎月通ってみたい店です。新子も旨かった。

*生じゅんさい

①まごち

②かます昆布締め

③天然しまあじ

④のどぐろ炙り

⑤あおりいか すだち

⑥赤身 噴火湾 づけをせず

⑦中トロ 佐渡

⑧大トロ 佐渡

*うに茶碗蒸し

⑨新子 4枚付け このくらいが一番旨い

⑩こはだ

⑪たいらぎ

⑫むらさきうに

⑬いわし

⑭かつお藁焼き

*コーンクリームコロッケ

⑮車海老

⑯穴子

*お椀


*カステラ

*デザート

1か月後、またお会いしましょう。


(2016年5月 初稿)

銀座に来ています。

やっと鮨竜介に来れました。

いろいろ悪いタイミングが重なっておりましたが、晴れて初竜介。

銀座にはいつものように早く着いてぶらぶら歩き。店の前に行ったときは、それでもなお開店時間まで時間がありましたがとりあえず地下に降りて。

店の前に来ると、中で大将が開店前の仕事をしてます。いいですか?って声をかけてずうずうしく店内へ。準備ができるまでもうちょっと待ってください、って言われますけど、当然です。

と言いながら、作業中の竜介さんにいろいろ話しかけて食べ始めるときには良好な空気になってます。さすが銀座に出店するやあっという間にスターダムに上り詰めた男です。寿司は人柄。まだまだ上に行く器でしょうね。食事の前に大将との距離を縮めるといういつもと同じルーチンではありますが、こういう店では特に重要だと思います。

さ、竜介さんの握りって、寿司ってどういうものなんでしょうか。

*じゅんさい
軽くな前菜的突き出し。センスが出ますね、何をだすかで。この店はダイジョウブだって最初の皿で分かっちゃいます。

①まこ鰈
 好みの寿司でよかったあ。硬めの味っぽいシャリを小さくしっかり目に握り。あとで分かりますが、ネタに合わせたシャリの使い分けとかネタの下ごしらえとか、相当来てます。

②きす昆布締め
 寿司がきれいですね。ひょいとつまんでじっくりと見て、一口でパクリ。たまんねええ。

③しまあじ

④のどぐろ

⑤茶碗蒸し 毛ガニ、うに
 この日はランチで寿司コース。料理は遊びでいいと思ってます、という竜介さんの料理食べてみたいなあ。

⑥あおりいか

⑦赤身づけ

⑧中トロ

⑨大トロ

⑩こはだ えびおぼろ
 握りをずっと見て楽しんでます。何をどうしたのかもちゃんと目撃してます(笑)。

⑪かつお

⑫たいらぎ

⑬むらさきうに

*ホタテクリームコロッケ

⑭かつお燻し

⑮すずき

⑯春日鯛

⑰さくらえび

⑱穴子 つめ、塩

⑲あじ

*カステラ

⑳とり貝

*デザート

いやあ、すごかった。さっそく次回の予約を入れて。大将にお礼を申し述べて、下界に上っていきました。

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7位

一心鮨 光洋 (宮崎 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2016/06訪問 2016/07/15

江戸前寿司を進化させ、創意工夫努力で一心前の新境地を拓く。旨さの凄みに加え、やさしく包まれるおいしさは是非食べていただきたい宮崎の至宝。

(2016年6月 再訪)

6泊7日の宮崎遠征ですが、初日と最終日には必ず一心に行くことにしてます。これが目的なんで。

初日には不在だった大将もこの日は所用が終わって東京から戻ってました。大将の前の席に座って一挙手一投足を見てます。握りの姿がきれいです。全身の力が寿司に向かい無駄なことは一切ない感じ。これで最高の寿司がいただけるのですね。最初から最後まで、ため息の出るようなおいしい寿司をいただきました。

今年年末か来年、また戻ってきます。

①いさき

②あおりいか

③あら

④金目鯛

⑤赤身

⑥中トロ

⑦大トロ

⑧こはだ

⑨黒あわび

⑩車海老

⑪うに

⑫穴子

⑬赤身手巻き

**カステラ

**お椀

**特製プリン

(2016年6月 再訪)

7か月ぶり、2016年では初めての宮崎。やっと宮崎に戻ってきました。もうふるさとみたいなものです。一度来てからすっかり気に入ってしまい、1年に2回ずつ通ってます。1年に2回行くのは、宮崎と香港だけ。

そして、一心鮨光洋は、宮崎滞在の初日と最終日にお伺いします。究極を言えばここの寿司が食べたくて宮崎参りを繰り返していると。

この日の寿司も大興奮でいただきました。1貫1貫、じっくりと味わいながらいただきました。ネタとシャリと握り、そのシンプルな3要素でここまで他の寿司とは全く違う世界を創出してきた一心鮨の大将。一度銀座で日本の寿司通を相手に勝負してほしいですね。今、店長以下最高のスタッフが揃っていますから、実現するには今しかないかもしれません。

この日はマネージャーのソムリエバッジがまぶしかったので、ペアリングワインで楽しみました。この至福の時が、滞在最終日にももう一回味わえるのですよ。

*紫カリフラワーのムース、うに、アスパラ添え

①すずき

②あおりいか

③赤身

④大トロ かま下 5枚づけ

⑤中トロ

⑥こはだ

⑦たいらぎ

⑧きす

⑨金目鯛

⑩すま鰹(やいと鰹)

⑪あじ

⑫毛蟹 あんかけを乗せて。リゾット風。

⑬車海老づけ

⑭黒アワビ

⑮唐津産赤雲丹

⑯岩手産むらさきうに 巻物

⑰穴子

*お椀

*カステラ

*デザート① スイカシャーベット

*デザート② 宮崎産マンゴー


(2015年11月2回目 再訪)

今回の宮崎滞在も6泊7日。そして、一心には絶対に2回行きたいので初日と6日目に行きます。このレビューは6日目の内容ですが、UPするときに写真をみながらまた感動を思い出しますので初日のUPからは日数をあけてUPしてます。

楽しかった宮崎遠征の締めくくりです。大将とマネージャーにご挨拶してからカウンター席に着席。赤星をお願いしていつものように寿司だけのおまかせをお願いします。前回が5日前ですからネタの種類としてはほぼ同じですが、前回とほぼ同じの感動もいただきました。次に来るのがこう楽しみです。

そして最後に、大将とマネージャーから誕生日祝いをしていただきました。またしても感激感激。最高の寿司、最高の雰囲気、そして最高のサービス。ありがとうございました。

①真かれい

②あおりいか

③天然かんぱち

④あかすえび

⑤松葉蟹

⑥金目鯛

⑦赤身

⑧しめさば

⑨中トロ

⑩さより

⑪赤貝

⑫さわら松前漬け

⑬車海老づけ

⑭たちうお

⑮のどぐろ蒸し

⑯やいとかつお(すま)

⑰北寄貝

⑱むらさきうに

⑲穴子

⑳カステラ

㉑バースデーデザート


(2015年11月1回目 再訪)

楽しみにして来た宮崎。その中でもトッププライオリティの一心鮨です。

宮崎駅に到着後に荷物をホテルに預けるとそのままお店に直行します。このルーチンもステキ。

入口でマネージャーにご挨拶し、カウンターでは大将にご挨拶。お二人ともばりばりやってました。大将から、

『行列さん、あれから全部みなおして変えたんです。是非味わってみてください。』という話が合ってますます期待が膨らみ。

この日は、握りだけのおまかせで、あるもの全部(笑)。

①くえ
 う~~。唸るほど際立って旨い。ネタのクエの旨みたっぷりもさることながら、シャリのおいしさが口の中で膨らみます。大将が言う変えた、というのはここですね。何をどうしたということはこっそり教えていただきましたが、なるほど、この研究熱心さがこういう寿司を生むのだと納得です。すごい。寿司好きな人には絶対おすすめの寿司屋ですね。

②あおりいか
 いかの旨みを最大限にするのは、いかに包丁を多く入れるかですが。そのお手本ですね。ねっとりとうまい。

③金目鯛 皮目だけの炙り。

④赤身
⑤中トロ
⑥すなずり お訊きしたら、おいしい疑問が氷解しました。築地の名門マグロ問屋から入れていたんだ。

⑦こはだ

⑧れんこ鯛 上品な味わいが身上ですね。

⑨あかすえび 海老で一番好き。

⑩赤貝

⑪ほし鰹 これ絶品です。

⑫さわら

⑬しめ鯖

⑭のど黒蒸し  これが今日一。

⑮北寄貝

⑯くえ

⑰生いくら

⑱あら

⑳穴子

*カステラ、玉子焼き

*お椀

*巣蜜もなか  これだけを食べに行く価値がある絶品もなか

おなかいっぱい。ごちそうさまでした。滞在中、もう一度おじゃまします(笑)。


(2015年4月2回目 再訪)

宮崎滞在6日目の昼。

宮崎に来た初日に訪問した一心鮨。明日はもう千葉に帰る日です。最後に、どうしてももう一回一心鮨で食べたい。大将の木宮さんの顔を見て帰りたい。この前来たのと同じ週ですから、おそらくネタはあまり変わっていないと思いますが、それでももう一度心いくまで食べてみたい。

予約して訪問しました。やはり、来てよかった。素晴らしさを再認識しました。すごいです。宮崎にまた戻ってきますが、またここには2度来たいですね。その時を楽しみにして。大将、マネージャー、ありがとうございました。

*わらび白あえ
*竹の子天ぷら

①いさき
②甲いか
③あかすえび
④赤身づけ
⑤トロ
⑥いわし
⑦こはだ
⑧さより
⑨赤貝
⑩あじ
⑪金目鯛
*あわびへそ

⑫あわび
⑬車海老づけ
⑭かつお
⑮毛蟹
⑯うに巻
⑰穴子
*おわん
*カステラ
*味噌キャラメルアイス

やっぱりすごい。★5しかない。

(2015年4月 初訪)

宮崎に着いてすぐランチタイム。

スケジュール的にはこの日の夜もヘビー級のディナーを控えていて、本来なら明日明後日に伺いたかった一心鮨光洋。しかし、それらが貸切と定休でこの日のランチを逃すと4日目まで待たねばならないと言う状況でした。なら、絶対に初日に行くしかない。このために宮崎に来たのだから。

駅前から店に向かって歩きます。途中に大きな公園があって、桜がほぼ散った下では花見のバーベキューが。気温26度のアウトサイドでビールもはかいったでしょう。店に到着。りっぱな料亭のような作りです。入口から見ると、ホールはテーブル席と長いカウンター席がゆったりと配置され、すでにお客さんは食事の真っ最中。個室も数があって、さすがに宮崎を代表する寿司店です。

マイレビュアーさんと合流の予定でしたが別件があるというので、話を通してもらっていました。大将とマネージャーにご挨拶して、大将の正面の席に案内されます。

『暑いですねえ。』と言いたくもなるんです。今朝、千葉の拙宅を出発した午前5時の気温は7度でした。およそ20度の気温差って、香港やマニラに着いたような感じ。瓶ビールをお願いします。おお、サッポロの赤星。一気に大将との距離感が縮まり、つまみからお願いしました。

*炊き合わせ
 春らしい香りと出汁の旨さで楽しめるアミューズ。山葵菜、たけのこ、うど、わらび、タラノ芽、鯛の真子。目の前に置かれている寿司皿や遠目で見えているワイングラスなど、五感で楽しめるようにきっちりと策が講じられている印象。

*新生姜のがり
 塩漬けにして辛み補正された新生姜を酢漬けにしたもの。あまり出くわさない味ですが、こういうガリもアリだと思います。お代わりしました。

①金目鯛
 金目が甘味を持ち、旨さがガツンときた最初の握り。熟成ばやりの昨今ですが、大将はブーム以前から熟成はじめネタの旨みを引き出す手法を取り入れて今更にもう一段先に行こうとしてます。鮮やかな味の広がりに思わず唸りました。

*シャリ食べ比べ
 今までも何回か寿司屋さんで経験させてもらっているシャリ食べ比べ。過去のものがすべて赤酢と白酢の差を味わう趣旨でしたが、この日は驚きでした。握りの差だけで味わいと変える。硬く握る、柔らかに握る、じゃないんです。握り方の工夫で寿司酢がかくも変わるものなのか。簡単に言えば手の中でアルファ化させる。

*生とり貝お造り 塩もよし。
*鰹お造り
ここでの大将のマジックは自家製の醤油とかなり多めのワサビを豪快に混ぜてそれを食するというもの。鰹の味が鰹ではない新しい味に激変してます。鰹も塩を使った下ごしらえで旨みが引き出されていて。

②いさき
③あおりいか 包丁の入れ方で旨みがはんぱない。
④アカス海老
こんな海老を食べたことがありません。味が濃くてコク味が深い。これも単にイキがよくて新鮮なアカス海老をのせているのではなく、塩水で下ごしらえの処理を施した後昆布締めにして旨みをマックスに。味への探求心と努力には頭が下がります。大きな料亭のようなお店をお客さんで埋めるという難題をこの宮崎で実現していく。並大抵の努力ではないとは思いますが、経験と創意と情熱なんだなと思います。

⑤あおやぎ 写真を見るだけでもう一度食べたい極上ネタであることが分かります。
⑥赤身づけ 中トロとあわせて、那智勝浦産。
⑦中トロ 熟、包丁ともに完璧。

⑧しめ鯖 薄く切った3枚付。 酢と煮切りを目的に応じて何種類か使い分けるやり方はまさに大将の真骨頂。江戸前から学んだものをそのエッセンスだけを残して独自の寿司道を切り拓いていく迫力を感じます。
⑨こはだ
⑩あわび これは、もしあれば絶対に食べてもらいたい逸品。あわびの概念が変わります。
⑪車海老づけ 一番独自性を感じたのがこの一貫。銀座のほとんどの店が茹でたての車海老で旨さをアピールしますが、まったく別の手法で茹でたてよりも更に旨みを引き出してます。⑩同様、あれば是非。

まだまだ食べたかったのですが、夜も控えておりますからここで止めていただきました。滞在中時間を作って再訪したいと思ってます。

*お椀 30種以上の魚から出汁をとった濃厚なお椀。
*味噌キャラメルアイス 地元の希少味噌を工夫してのデザート
*カステラ

大将、マネージャー、再会たのしみです。


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8位

柳家 (瑞浪市その他 / 郷土料理、日本料理、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2016/01訪問 2016/01/27

4300件目のキリ番特別レビュー。ここに天空の涅槃境があった、岐阜瑞浪の柳家。

夢見心地だった柳家で過ごした時間。

またキリ番レビューを書く時がやってきました。が、この店のレビューではいったい何を語ればいいのか迷います。料理の存在感が大きすぎて何を書いても言葉のほうが負けてしまいます。語れば語るほど陳腐な言葉が洪水のごとく溢れるだけで、実は真実を少しも伝えられない。

自然の豊かさ、最高の食材を最良の処置で、伝統の炙り技、客人をもてなす大和こころ。唯一無二の店、感動、感謝、といくら言葉を重ねても実態には遠く及ばずの感です。それらの言葉は決して間違ってはいませんがいかにも言葉が陳腐。究極選択で、何も語らず満点を提示するだけでいいのかもしれません。今思い出しても、喜びがじ~んと沁みだしてきます。

柳家。ジブンには一生縁がない店だと思っておりましたが、図らずも常連である天ちゃん(尊敬を込めて敬称を略します)から声をかけていただきました。宮崎のらんぷ亭で偶然お会いした時に、天ちゃんが提供したジビエのおすそ分けを目をぎらぎらさせながら食べていたワタクシを目撃されたことが遠因になったのかなあ。何はさておき名古屋行きの計画を立ててその日を待ちました。

名古屋駅からはるばると柳家へ。常連の入場ですから店の責任者が待っていてくれます。焼きもずっと火を離れず、これ以上のおもてなしはないでしょう。そして、天ちゃんですからお酒についても無知なワタシからのリクエスト不要で、最高のモノが出てきます。泡、赤ワイン、日本酒、ビール。この日は呑みました。この料理で呑まなければいつ呑むんだって。しかし、翌朝はあれほど呑んだのに全く予想外に残っておらず、いい酒、いい料理、いい仲間だったんですね。

火を見ながら、獣や鳥の命をもらって、脂のしたたりに感謝する。なかなか経験できない最高のゼイタク。かつて星新一がショートショートで宇宙旅行で食べる最も贅沢な料理は何か、という話がありました。何だと思いますか?ぶっぶ~。正解は、さんまの塩焼き。贅沢な酸素の大量消費を伴う、というのがオチでした。

愉しみました。おそらく最初で最後の柳家です。もちろんリピートしたいに決まっているし、一見はクリアしましたが、周りから既定の3人を集めることは絶対的不可能です。と言うことで、最後までハイテンションをプラトー状態において楽しみを吟味してました。

この日いただいたものを列挙します。冒頭に申し上げましたように個々の料理に対する詳細な味の分析は実態との乖離が残るだけで。あまり意味がありませんので、ここでは食材のみを記すことにします。今までの人生66年。最高の食事時間でした。

*新竹の子

*蜂の子の佃煮

*尾長鴨 レバー、ハツ、砂肝、皮、胸肉、ささみ

*熊 ロース

*イノシシ ロース

*鹿 ロース

*小鴨 

*鴨鍋

*自然薯

4300件も無事に通過しました。

いつもながらの応援誠にありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。

Special thanks to Dr. Ten chan.

  • この日のabatsの一部
  • 猪ロース
  • 来た~

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9位

鮨舳 (瓦町、片原町(高松)、今橋 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2016/05訪問 2016/05/31

4700件目のキリ番レビュー:高松市で新たな寿司道を努力と工夫で模索する若き寿司職人の鮨舳。

香川県高松に来ています。

岡山遠征中に教えてもらった鮨舳。昨年の高知遠征の時にも香川まで出てきましたが、寿司は全くノーマークでした。岡山在住の寿司好きの方に教えてもらったとき、すかさず寿司の写真を拝見。寿司の写真自体はあまり上手に写っているものはありませんでしたが、しかし片鱗は見てとれます。もしランチに予約が取れるなら今回訪問し、だめなら次回高松遠征を計画しようと思って店に電話します。

電話口で丁寧な対応をしたのは大将。昼は2名以上予約の時にのみ営業と知らされます。行ける可能性のある日は、既に予約している日をキャンセルしたとしても2日間のみ。偶然にもそのうちの一日に予約があると言うことで、岡山からの高松寿司遠征が実現します。

瀬戸内の優美な景色を見ながら高松に到着。連絡船うどんの行列を尻目に店まで歩きます。歩くこと約20分。

いい感じのこじんまりとした店内。写真撮影の許可を求めると

・店内撮影禁止 ただし、料理だけならOK

とのことでした。この日予約されていた謂わば救いの神であるお客さんご夫妻も到着し、この日は3人での食事となりました。予約時に料理+寿司のおまかせでお願いしてあります。

*生ビール

*まこがれい
 朱の盆にわさびと塩と共に供されました最初のつまみ。食感と旨味、コク味が混然一体となりもうこの時点で高松まで足を伸ばしてきてよかったと実感。結局魚の扱いがどうかで、寿司も造りも決まってしまいますから先ずは基本的なことが出来ていることが分かります。正確には、基本的なことが出来ていないことはない、と。

*しゃこ
 大ぶりのシャコのうまさ、筆舌に尽くしがたし。当然北海道産ですが、特に大きなものを仕入れて来たとか。絶対に大きい方が旨い。瀬戸内産が食べたいのはやまやまですが、この4,5年、大きなものは全く水揚げがないとか。瀬戸内の寿司屋だけに大ぶりなシャコの旨さを知っている故の有り難きアテです。

*蒸し黒あわび
 金沢小松弥助作の蒸し黒あわびを彷彿させる凝縮されたあわびの旨さ。どこで修行されたか訊き洩らしましたが確かな技術を持ってますね。徐々に分かって来ますが、勉強熱心です。岡山の鮨縁の大将とも親交があるそうですが、ともに切磋琢磨する姿は将来が大変楽しみです。

*日本酒 美潮 みしお 純米吟醸吟の夢2015(高知)

ここから握りが始まって。

①あおりいか
②剣先いか
 何と最初からいかの味比べ。もちろん初めての経験でした。今までその違いが分かっているつもりになっていましたが、ここまで違うとは思いもよらず。

*かつお
 この時期、こんなにおいしいかつおって獲れましたっけ。少しづけにしているようで、薬味の工夫もあってテンションマックス。

③ちゃりこ(真鯛幼魚)

④あいなめ昆布締め

⑤さつきます
 こういう変化球がうれしい。寿司に変化が出て、全体の味わいの領域が広がって行く感じが好きです。

⑥煮はまぐり
 あまりに大きく、あまりに旨いので産地を訊くと、桑名産。そういう店でありそういう大将です。

⑦とり貝
 とり貝だけでも旨味充分だと思っていましたら、中にえびおぼろを仕込んでました。

*太刀魚
 愛媛八幡浜。調理法はここでは記せず。

料理と寿司が交互に出て来て、わくわくします。

⑧おこぜ

⑨赤身づけ
⑩背トロづけ
 この時期いいマグロがあがらない季節ですが、中ではベストなマグロが揚がる新潟産。北上途中ですね。かなり上質なマグロでした。

⑪こはだ

⑫本ミル貝

⑬あじ

⑭うにご飯

⑮穴子塩
⑯穴子つめ
 この穴子もうまかった。塩とつめ、焼きと煮という具合に違う料理仕立て。

⑰巻物マグロすき身
 中落ちと違ってすき身は完全にトロですから、そのうまさは全く違います。当然とれる量が少ないので幸運とか言いようがありません。

*カステラ

⑱シャコ
 今日一でした。茹でシャコとはまたうま味の違う上物のシャコ。子持ちで10倍美味しい。

⑲太刀魚

⑳かんぴょう巻き

このお店、この大将を知ったことは今回遠征の大きな収穫でした。まだまだ伸びしろがあります。次回お会いできることを楽しみにしてます。

と言うことで、無事4700件目を通過します。 

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